63 / 107
第一章 中盤
第63話:商会
しおりを挟む
みんな思い思いの店で買い物をし、屋台で色々なものを買い食いして市を楽しんでいた。
まずルルーは、宣言通りにチーズをホールで大量に購入していた。このパーティーだけで食べるなら毎日食べても数年かかるほどの量を……。
ただ、これはルルーの暴走だけが理由ではなく、チーズがあまり得意でないリリーまでもが美味しいと言うぐらい美味しかったからだ。なので、大量購入自体はパーティーメンバーの総意だったりする。
次にリリーは、聖エリス神国で流行っているという少し袖の部分などが透けているちょっとセクシーな服を何着か買っていた。それを眺めていたら顔を真っ赤にして照れていたのが可愛かったのも付け足しておこう。
そして一番楽しみにしていたリルラは魔道具に興味があるようで、オレが村を出る時にもらったのと同じ水の出る水筒や調理に使える高熱を発するプレート、それに魔力で虫よけの光を発するランタンなどを買っていた。
リルラは最近は料理にも興味を持ち始めていたので、そのうち何かご馳走してくれるのではないかとちょっと楽しみだ。
ちなみに虫よけランタンだが、森育ちの普通のエルフと違ってハイエルフは精霊界で過ごすことが多いらしく、虫が苦手な者が結構いるという話だった。精霊界には虫いないのね。
最後にオレは……みんなに感謝の気持ちということで、アクセサリーをいくつか内緒で購入した。これはそのまま渡すのではなく、後でジルに頼んである魔道具にしてもらうつもりだ。
「それなりの時間を一緒に過ごしていたのに、みんなの好きなものとか知らなかったな~」
「そうですね。コウガ様が意外と甘いもの好きだというのを初めて知りました!」
なんのことだと思ったら、そう言えば綿菓子のようなものを屋台で買い食いしたな。美味しかったので思わずもう一つ買ったのだけど、それのことを言っているようだ。
「そうだな。そこまで甘党ってわけではないんだけど、甘いお菓子とか村ではあまり食べれなかったから、その反動かな? たまにだけど無性に甘いものが食べたくなる」
この世界は前世と比べて食べ物の質は数段落ちる。素材自体は豊富で美味しいのだが、主に流通面の弱さと調味料や料理の種類が少ないためだ。そして砂糖も高級品とまではいかないが、毎日の調理に気軽に使えるほどは安くない。
「夢中で食べるコウガはちょっと可愛かった……にゃ」
「うん。食べ方が小動物みたいだった……にゃ」
「な!? そ、そんなことないだろ……」
うわぁ……そんな見られているとは思わなかった。ちょっと恥ずかしい。
「でも、それならオレよりもジルの方がずっと甘党じゃないか?」
「そうですね! ジル様四つも食べてました!」
ジルはその綿菓子みたいなお菓子がずいぶんと気に入ったようで、結局三回もおかわりしていた。
≪うむ……あのような甘いお菓子は初めて食したのでな。神代は甘いものと言えば果物ぐらいしかなかったのだ……≫
ジルも隠蔽魔法のお陰で一緒に買い物を楽しめたのだが、最近は食事を娯楽として楽しむようになっており、今日一番いろいろと食べていたのはジルだったりする。
もともと何も食べなくても生きていける超常の存在なのだが、オレたちと一緒に過ごすようになって二週間ほど経った頃だろうか。みんなでの食事中に、一人なにも食べないジルが気になり「ジルも試しにちょっと食べてみないか?」と串焼きを食べさせたのをきっかけに、それ以来すっかり食べることにはまっているのだ。
「昔っていつの話だ……。いや、やっぱり聞くの怖いから言わなくていい。まぁ何にせよ、今日は楽しかったな」
話をそう締めくくって宿に戻ろうとした時だった。
「コウガ君!」
遠くからオレの名を呼ぶ声が聞こえてきた。
「ん? だれだ?」
振り返ると、そこにはすこし懐かしい人の姿が見えた。
「コウガ君! 久しぶりだね! 元気そうで何よりだ!」
息を切らして駆け寄ってきたのは、ドアラの街に向かう時に出会った商人のテリオスさんだった。
「テリオスさん! お久しぶりです!」
「いやぁ、まさか王都でコウガ君と会えるとは思わなかったよ! お? もしかして市で買い物してくれたのかい?」
まだチーズ以外は次元収納に入れていなかったので、みんな荷物を抱えている。
ここで買い物をしていたのはすぐにわかるだろう。
「はい。品揃えが豊富だったので、いろいろと買ってしまいました」
「お? そうなんだね。そうなるとお客様として扱わなければいけなくなるかな?」
と言って、ガハハと笑うテリオスさん。
「え!? もしかしてこの市って?」
そう言えばテリオスさんは聖王国の方で商売を成功させたとか言ってた気がする!
「そうさ! 私の『テリオス商会』が主催している市だよ! なかなかの規模だろ?」
後ろを振り返り、大きな身振りで自慢げに紹介する。
商会の話は馬車での移動中にすこし話は聞かせてもらっていたが、ここまでの規模だとは……。
「すごいですね! この市を開いているのが、まさかテリオスさんの商会だなんて思いもしませんでした!」
偶然再会できたことが嬉しくて、それからつい話し込んでしまっていると、リルラに袖を引っぱられた。
「コウガ様。私たちにはそちらの方を紹介してくれないのですか?」
ぷくっと頬を膨らませている姿は可愛いらしいが怒っているようだ。ちゃんと謝っておこう。
「あぁ~ごめん! つい懐かしくてね」
オレは振り返ってみんなに頭を下げると、あらためてテリオスさんにみんなを紹介していく。
そしてリルラから順にリリー、ルルーと進んでいき、最後にジルを紹介した。
「へ……? ど、どらごん!? もも、もしかして、ど、ドラゴンを従えた冒険者がいるって噂はコウガ君! 君だったのかい!?」
急にジルを認識したことで、テリオスさんは素っ頓狂な声をあげて尻餅をつきそうになるほど驚いていた。
ジルが自分の番になったのでテリオスさんにだけ隠蔽の効果を解いたのだが、急に現れたような感じなのだろう。
「驚かせてすみません。ちょっとジルには騒ぎにならないように隠蔽魔法を使ってもらっているんですよ。噂というのがどんな内容か気になる所ですが、冒険者でドラゴンを従えているのはオレだけだと思うんで、それはオレたち『恒久の転生竜』で間違いないと思います」
さっき自慢げに教えてもらったので、お返しにすこしだけ自慢げに教えてあげた。
「いや~まいった! これは私の完敗ですね! でも、これで噂の冒険者は私の同郷の知り合いだと自慢ができますよ!」
でも結局最後は、テリオスさんは嬉しそうに笑い飛ばしていた。
まずルルーは、宣言通りにチーズをホールで大量に購入していた。このパーティーだけで食べるなら毎日食べても数年かかるほどの量を……。
ただ、これはルルーの暴走だけが理由ではなく、チーズがあまり得意でないリリーまでもが美味しいと言うぐらい美味しかったからだ。なので、大量購入自体はパーティーメンバーの総意だったりする。
次にリリーは、聖エリス神国で流行っているという少し袖の部分などが透けているちょっとセクシーな服を何着か買っていた。それを眺めていたら顔を真っ赤にして照れていたのが可愛かったのも付け足しておこう。
そして一番楽しみにしていたリルラは魔道具に興味があるようで、オレが村を出る時にもらったのと同じ水の出る水筒や調理に使える高熱を発するプレート、それに魔力で虫よけの光を発するランタンなどを買っていた。
リルラは最近は料理にも興味を持ち始めていたので、そのうち何かご馳走してくれるのではないかとちょっと楽しみだ。
ちなみに虫よけランタンだが、森育ちの普通のエルフと違ってハイエルフは精霊界で過ごすことが多いらしく、虫が苦手な者が結構いるという話だった。精霊界には虫いないのね。
最後にオレは……みんなに感謝の気持ちということで、アクセサリーをいくつか内緒で購入した。これはそのまま渡すのではなく、後でジルに頼んである魔道具にしてもらうつもりだ。
「それなりの時間を一緒に過ごしていたのに、みんなの好きなものとか知らなかったな~」
「そうですね。コウガ様が意外と甘いもの好きだというのを初めて知りました!」
なんのことだと思ったら、そう言えば綿菓子のようなものを屋台で買い食いしたな。美味しかったので思わずもう一つ買ったのだけど、それのことを言っているようだ。
「そうだな。そこまで甘党ってわけではないんだけど、甘いお菓子とか村ではあまり食べれなかったから、その反動かな? たまにだけど無性に甘いものが食べたくなる」
この世界は前世と比べて食べ物の質は数段落ちる。素材自体は豊富で美味しいのだが、主に流通面の弱さと調味料や料理の種類が少ないためだ。そして砂糖も高級品とまではいかないが、毎日の調理に気軽に使えるほどは安くない。
「夢中で食べるコウガはちょっと可愛かった……にゃ」
「うん。食べ方が小動物みたいだった……にゃ」
「な!? そ、そんなことないだろ……」
うわぁ……そんな見られているとは思わなかった。ちょっと恥ずかしい。
「でも、それならオレよりもジルの方がずっと甘党じゃないか?」
「そうですね! ジル様四つも食べてました!」
ジルはその綿菓子みたいなお菓子がずいぶんと気に入ったようで、結局三回もおかわりしていた。
≪うむ……あのような甘いお菓子は初めて食したのでな。神代は甘いものと言えば果物ぐらいしかなかったのだ……≫
ジルも隠蔽魔法のお陰で一緒に買い物を楽しめたのだが、最近は食事を娯楽として楽しむようになっており、今日一番いろいろと食べていたのはジルだったりする。
もともと何も食べなくても生きていける超常の存在なのだが、オレたちと一緒に過ごすようになって二週間ほど経った頃だろうか。みんなでの食事中に、一人なにも食べないジルが気になり「ジルも試しにちょっと食べてみないか?」と串焼きを食べさせたのをきっかけに、それ以来すっかり食べることにはまっているのだ。
「昔っていつの話だ……。いや、やっぱり聞くの怖いから言わなくていい。まぁ何にせよ、今日は楽しかったな」
話をそう締めくくって宿に戻ろうとした時だった。
「コウガ君!」
遠くからオレの名を呼ぶ声が聞こえてきた。
「ん? だれだ?」
振り返ると、そこにはすこし懐かしい人の姿が見えた。
「コウガ君! 久しぶりだね! 元気そうで何よりだ!」
息を切らして駆け寄ってきたのは、ドアラの街に向かう時に出会った商人のテリオスさんだった。
「テリオスさん! お久しぶりです!」
「いやぁ、まさか王都でコウガ君と会えるとは思わなかったよ! お? もしかして市で買い物してくれたのかい?」
まだチーズ以外は次元収納に入れていなかったので、みんな荷物を抱えている。
ここで買い物をしていたのはすぐにわかるだろう。
「はい。品揃えが豊富だったので、いろいろと買ってしまいました」
「お? そうなんだね。そうなるとお客様として扱わなければいけなくなるかな?」
と言って、ガハハと笑うテリオスさん。
「え!? もしかしてこの市って?」
そう言えばテリオスさんは聖王国の方で商売を成功させたとか言ってた気がする!
「そうさ! 私の『テリオス商会』が主催している市だよ! なかなかの規模だろ?」
後ろを振り返り、大きな身振りで自慢げに紹介する。
商会の話は馬車での移動中にすこし話は聞かせてもらっていたが、ここまでの規模だとは……。
「すごいですね! この市を開いているのが、まさかテリオスさんの商会だなんて思いもしませんでした!」
偶然再会できたことが嬉しくて、それからつい話し込んでしまっていると、リルラに袖を引っぱられた。
「コウガ様。私たちにはそちらの方を紹介してくれないのですか?」
ぷくっと頬を膨らませている姿は可愛いらしいが怒っているようだ。ちゃんと謝っておこう。
「あぁ~ごめん! つい懐かしくてね」
オレは振り返ってみんなに頭を下げると、あらためてテリオスさんにみんなを紹介していく。
そしてリルラから順にリリー、ルルーと進んでいき、最後にジルを紹介した。
「へ……? ど、どらごん!? もも、もしかして、ど、ドラゴンを従えた冒険者がいるって噂はコウガ君! 君だったのかい!?」
急にジルを認識したことで、テリオスさんは素っ頓狂な声をあげて尻餅をつきそうになるほど驚いていた。
ジルが自分の番になったのでテリオスさんにだけ隠蔽の効果を解いたのだが、急に現れたような感じなのだろう。
「驚かせてすみません。ちょっとジルには騒ぎにならないように隠蔽魔法を使ってもらっているんですよ。噂というのがどんな内容か気になる所ですが、冒険者でドラゴンを従えているのはオレだけだと思うんで、それはオレたち『恒久の転生竜』で間違いないと思います」
さっき自慢げに教えてもらったので、お返しにすこしだけ自慢げに教えてあげた。
「いや~まいった! これは私の完敗ですね! でも、これで噂の冒険者は私の同郷の知り合いだと自慢ができますよ!」
でも結局最後は、テリオスさんは嬉しそうに笑い飛ばしていた。
68
あなたにおすすめの小説
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる