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第一章 中盤
第67話:わがまま
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ギルドマスターから呼び出された理由をようやく教えて貰ったのだが、その内容にどうしたものかと頭を悩ませていた。
「指定された依頼をソロで受けるのがS級昇格には必要なのですね?」
リルラがもう一度確認してみるが、やはり返ってくる答えは変わらなかった。
「そうじゃ。S級冒険者というのはな。ただ一人そこにおるだけで騎士団相当の働きができる強さを持つ者に与えられるランクなんじゃ」
今は冒険者を辞めているので元S級冒険者だが、リルラのお婆ちゃんであるウィンドアさんにしても、ドアラの冒険者ギルドのギルドマスター、メリーさんにしても、オレたちが今まで会ったこのS級冒険者の二人ならば、たしかに王国第一騎士団『銀の矛』相手だって互角に戦えるかもしれない。
もちろん二人とも後衛だから状況次第ではあっさり負けを喫することもあるだろうが、逆に言えば状況次第ではたった一人で騎士団に完封勝利出来るほどの実力を持っているのも確かだ。
ウィンドアさんには強力な結界があるし、メリーさんにいたっては昔実際に騎士団を壊滅させたことがあると聞いている。
なんでも帝国で謀反を起こして失敗した騎士団が、国を追われて越境してきて村々を襲ったそうで、それをほぼ一人で殲滅したらしい。
「そうなんですね~。では私は挑戦させて頂きます」
「ほっほっほ。嬢ちゃんは即答なのじゃな」
リルラはやはり即答だった。
見た目は一〇歳の美少女だが、実力はそこらのS級冒険者を凌駕するだろうからな。
まぁ、そこらにS級冒険者はいないんだが。
それに対して、リリーとルルーは悩んでいるようだった。
「リリー、どうする? ……にゃ」
「うん……悔しいけど、私たちは今回は辞退した方がいいと思う……にゃ」
しばらく悩んでいた二人だが、今回は辞退することにしたようだ。
リリーとルルーはA級としてなら申し分ない実力を持っていると思うが、S級の実力があるかと言われればかなり厳しいだろう。
二人揃えば騎士団相手にもいい勝負ができるかもしれないが、一人ではまず無理だ。
それは単純な強さではなく、ギフトや戦闘スタイルの問題でもある。
このS級冒険者の昇格試験の内容は、二人一組で真の力を発揮する二人には相性が悪すぎた。
リリーとルルーには、あとで焦る必要はないとフォローをしておこう。
実際、今のこのランクアップのスピードは異常な早さなのだから。
「そうか。かなりの危険を伴う依頼になるからのぅ。賢明な判断じゃろう」
ギルドマスターはそう言って、今度はオレに視線を向ける。
残るはオレだけだ。
「返事をする前に一つ聞いてもいいですか?」
「なんじゃ? 聞くのはただじゃ。何でも聞いてみよ」
「オレはドラゴンテイマーですが、同時に槍使いでもあります。今回のこの依頼、槍使いとして受けてもいいですか?」
おそらくルール的にはジルを連れていくこと自体は問題ないだろう。
従魔のすべての功績は、その主人に帰属するとされているからだ。
だが……それでは嫌なんだ。
それでは『ドラゴンテイマーの冒険者』としてしか見て貰えない。
つまりは、あいつはドラゴンを連れているから強いのだという評価になる。
オレはこれがちょっと気にくわない。
わかっている。こんなのオレの我儘であり、エゴだ。
しかしオレは、あの地獄のような特訓を耐え抜いて槍術を極めたのだ。
どうせS級冒険者になるのなら、母さんに鍛えて貰ったこの槍術で『槍使いの冒険者』として名を馳せたい。認められたい!
「面白いことを言うのぅ。せっかくドラゴンという強力な従魔がいるのに、それ抜きで挑戦したいと言うのじゃな?」
「はい。リリーとルルーには、留守中ジルを頼みたい」
しかし、リリーはこれが納得できないようだった。
「コウガ……ダメです。せめて連れていくだけでもいいので、ジルさんを連れて行ってください! ……にゃ」
「リリー。それじゃぁいざという時にジルが助けてくれてしまう。頼ってしまう。それじゃダメなんだ」
わがまま言っているのはわかっているが、あらためてオレの想いを伝え、二人は何とか承諾してくれた。
ちなみにリルラは揺るがないオレへの信頼で一切心配していなかった。それはそれでちょっとぐらい心配して欲しい思う自分に気付いて苦笑する。
「自分の力を示したいとは若いのぅ。ほんと眩しいわい。それではコウガ、リルラ。両名にはS級冒険者への試験を兼ねた依頼を用意しておくので、式典の二日後にまたここに来るように」
「「はい!」」
ちょっと我儘を通してしまったけど、普通の冒険者みたいに一歩ずつ歩むことが出来なかったのだ。せめてS級への挑戦ぐらいは自分ひとりで挑みたかったんだ。
「しかし、せっかく噂のフェアリードラゴンを見れると思ったのに残念じゃのぅ」
ギルドマスターが湯呑みのお茶を口にしながら呟いた時……。
≪我ならずっとここにおるぞ?≫
今まで黙っていたジルの魔法音声が部屋に響いた。
と同時に、盛大にお茶を吹き出したギルドマスター。
「ぶほぉぁ!? わ、儂の結界を掻い潜ってきたのか!? しかも今まで隠蔽しておったじゃと!?」
正面に座っていたオレがお茶をもろに浴びたのは、もうこの際仕方ないと諦めよう。ジルのせいだし? でも、リルラさん? 咄嗟に結界張って防ぐんだったら、できればオレもカバーして欲しかったな。
まぁその後、慌てで懐から布を出して拭いてくれたからいいけどさ……。
「リルラありがと。大丈夫だ。気にするな……」
≪うむ。我も隠蔽は解けてしまうかと思ったのだが、案外まったく問題なかったのでな。そのまま身を潜めておったのだ≫
と言って、魔法音声で器用に笑うジル。
隠蔽が解除されるって言ってたのに何とかなったのか。ジルだもんな……。
でも隠蔽維持できたのなら、そのまま最後まで隠れていろよ。
ギルドマスターが会ってみたいと言ったからだろうけど……。
「これは驚いたわい。フェアリードラゴンというだけでも珍しいのに、その古代竜というのも本当のようじゃな……。これはさらにパーティー評価を見直さなければいけぬかもしれんのぅ」
≪それで、我はその試験とかいうものは受けなくても良いのか?≫
「ジルさんは絶対ダメです! ……にゃ」
「例えギルドマスターが許しても私が絶対に阻止してみせる! ……にゃ」
≪そ、そうか……。それでは大人しく二人と待つとしよう≫
こうしてリリーとルルーによって、世界の危機が回避されたのは、オレたちだけの秘密だ。
「指定された依頼をソロで受けるのがS級昇格には必要なのですね?」
リルラがもう一度確認してみるが、やはり返ってくる答えは変わらなかった。
「そうじゃ。S級冒険者というのはな。ただ一人そこにおるだけで騎士団相当の働きができる強さを持つ者に与えられるランクなんじゃ」
今は冒険者を辞めているので元S級冒険者だが、リルラのお婆ちゃんであるウィンドアさんにしても、ドアラの冒険者ギルドのギルドマスター、メリーさんにしても、オレたちが今まで会ったこのS級冒険者の二人ならば、たしかに王国第一騎士団『銀の矛』相手だって互角に戦えるかもしれない。
もちろん二人とも後衛だから状況次第ではあっさり負けを喫することもあるだろうが、逆に言えば状況次第ではたった一人で騎士団に完封勝利出来るほどの実力を持っているのも確かだ。
ウィンドアさんには強力な結界があるし、メリーさんにいたっては昔実際に騎士団を壊滅させたことがあると聞いている。
なんでも帝国で謀反を起こして失敗した騎士団が、国を追われて越境してきて村々を襲ったそうで、それをほぼ一人で殲滅したらしい。
「そうなんですね~。では私は挑戦させて頂きます」
「ほっほっほ。嬢ちゃんは即答なのじゃな」
リルラはやはり即答だった。
見た目は一〇歳の美少女だが、実力はそこらのS級冒険者を凌駕するだろうからな。
まぁ、そこらにS級冒険者はいないんだが。
それに対して、リリーとルルーは悩んでいるようだった。
「リリー、どうする? ……にゃ」
「うん……悔しいけど、私たちは今回は辞退した方がいいと思う……にゃ」
しばらく悩んでいた二人だが、今回は辞退することにしたようだ。
リリーとルルーはA級としてなら申し分ない実力を持っていると思うが、S級の実力があるかと言われればかなり厳しいだろう。
二人揃えば騎士団相手にもいい勝負ができるかもしれないが、一人ではまず無理だ。
それは単純な強さではなく、ギフトや戦闘スタイルの問題でもある。
このS級冒険者の昇格試験の内容は、二人一組で真の力を発揮する二人には相性が悪すぎた。
リリーとルルーには、あとで焦る必要はないとフォローをしておこう。
実際、今のこのランクアップのスピードは異常な早さなのだから。
「そうか。かなりの危険を伴う依頼になるからのぅ。賢明な判断じゃろう」
ギルドマスターはそう言って、今度はオレに視線を向ける。
残るはオレだけだ。
「返事をする前に一つ聞いてもいいですか?」
「なんじゃ? 聞くのはただじゃ。何でも聞いてみよ」
「オレはドラゴンテイマーですが、同時に槍使いでもあります。今回のこの依頼、槍使いとして受けてもいいですか?」
おそらくルール的にはジルを連れていくこと自体は問題ないだろう。
従魔のすべての功績は、その主人に帰属するとされているからだ。
だが……それでは嫌なんだ。
それでは『ドラゴンテイマーの冒険者』としてしか見て貰えない。
つまりは、あいつはドラゴンを連れているから強いのだという評価になる。
オレはこれがちょっと気にくわない。
わかっている。こんなのオレの我儘であり、エゴだ。
しかしオレは、あの地獄のような特訓を耐え抜いて槍術を極めたのだ。
どうせS級冒険者になるのなら、母さんに鍛えて貰ったこの槍術で『槍使いの冒険者』として名を馳せたい。認められたい!
「面白いことを言うのぅ。せっかくドラゴンという強力な従魔がいるのに、それ抜きで挑戦したいと言うのじゃな?」
「はい。リリーとルルーには、留守中ジルを頼みたい」
しかし、リリーはこれが納得できないようだった。
「コウガ……ダメです。せめて連れていくだけでもいいので、ジルさんを連れて行ってください! ……にゃ」
「リリー。それじゃぁいざという時にジルが助けてくれてしまう。頼ってしまう。それじゃダメなんだ」
わがまま言っているのはわかっているが、あらためてオレの想いを伝え、二人は何とか承諾してくれた。
ちなみにリルラは揺るがないオレへの信頼で一切心配していなかった。それはそれでちょっとぐらい心配して欲しい思う自分に気付いて苦笑する。
「自分の力を示したいとは若いのぅ。ほんと眩しいわい。それではコウガ、リルラ。両名にはS級冒険者への試験を兼ねた依頼を用意しておくので、式典の二日後にまたここに来るように」
「「はい!」」
ちょっと我儘を通してしまったけど、普通の冒険者みたいに一歩ずつ歩むことが出来なかったのだ。せめてS級への挑戦ぐらいは自分ひとりで挑みたかったんだ。
「しかし、せっかく噂のフェアリードラゴンを見れると思ったのに残念じゃのぅ」
ギルドマスターが湯呑みのお茶を口にしながら呟いた時……。
≪我ならずっとここにおるぞ?≫
今まで黙っていたジルの魔法音声が部屋に響いた。
と同時に、盛大にお茶を吹き出したギルドマスター。
「ぶほぉぁ!? わ、儂の結界を掻い潜ってきたのか!? しかも今まで隠蔽しておったじゃと!?」
正面に座っていたオレがお茶をもろに浴びたのは、もうこの際仕方ないと諦めよう。ジルのせいだし? でも、リルラさん? 咄嗟に結界張って防ぐんだったら、できればオレもカバーして欲しかったな。
まぁその後、慌てで懐から布を出して拭いてくれたからいいけどさ……。
「リルラありがと。大丈夫だ。気にするな……」
≪うむ。我も隠蔽は解けてしまうかと思ったのだが、案外まったく問題なかったのでな。そのまま身を潜めておったのだ≫
と言って、魔法音声で器用に笑うジル。
隠蔽が解除されるって言ってたのに何とかなったのか。ジルだもんな……。
でも隠蔽維持できたのなら、そのまま最後まで隠れていろよ。
ギルドマスターが会ってみたいと言ったからだろうけど……。
「これは驚いたわい。フェアリードラゴンというだけでも珍しいのに、その古代竜というのも本当のようじゃな……。これはさらにパーティー評価を見直さなければいけぬかもしれんのぅ」
≪それで、我はその試験とかいうものは受けなくても良いのか?≫
「ジルさんは絶対ダメです! ……にゃ」
「例えギルドマスターが許しても私が絶対に阻止してみせる! ……にゃ」
≪そ、そうか……。それでは大人しく二人と待つとしよう≫
こうしてリリーとルルーによって、世界の危機が回避されたのは、オレたちだけの秘密だ。
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