93 / 107
第一章 後半
第93話:最強の竜牙兵
しおりを挟む
杏と柚は強い。
それはもう本当に強い。
オレは杏と柚と共闘して雑魚を蹴散らしながら、二人と出会った時のことを思い出していた。
◆◇◆◇◆◇◆◇
まず、彼女らは普通の『竜牙兵』ではない。
その触媒となっている竜の牙が古代竜の貴重なものだというのもあるが、それだけではなかったりする。
後で知ったことなのだが、その牙はジルの錬金魔法によって強化され、膨大な魔力を封じ込められていたのだ。
どうりで他の貰った竜の牙より、気配が禍々しかったわけだ……。
その、それだけでも普通じゃない竜の牙を使って、そんなことを知らない当時のオレは竜言語魔法の特訓をしていた。
その特訓を始めてまだ二日目だっただろうか?
指導してくれていたジルが早くも暇を持て余し、知的好奇心で竜牙兵に邪竜の加護を与えてしまったのだ。
するとどうだろう。その場にたまたま漂っていたとある魂が、ジルの加護の影響で古代竜の牙と同化して定着してしまう。
すぐにジルのやらかしに気づけばよかったのだが、すでに竜言語魔法の発動途中だったオレはそのまま竜牙兵を呼び出してしまい……その結果、ジルが支配下においた魂はオレとも絆が間接的に繋がり、特別な竜牙兵が誕生したのだった。
辺り一面にジルとの契約時にも負けない光が溢れ、その光が収束すると、そこには先ほどまで練習で呼び出していた通常の竜牙兵とは一線を画す二体の竜牙兵の姿があった。
「「カタカタカタ……」」
≪主よ。どうやら契約完了のため、名を授けて欲しいそうだぞ?≫
シレっと事情を説明もせずに話すジルの言葉に、しばし放心したオレはきっと悪くない。
なに今の光? 契約完了? 名を授ける? 何言ってんの? って感じである。
そしてたっぷり放心して現実逃避したオレは、契約の完了のために名を授けたのだった……で、終わらない。
「急に名を授けてと言われてもなぁ……じゃぁ、クローとファングでどうだ?」
「「………………………………」」
色々な名前を言ってみるのだが、どれも気に入らないらしく、すべて拒否されてしまう。
≪主よ。二人は女の子だ。なにか可愛らしい名前を所望しているようだぞ≫
「え? 女の子? それ、早く教えてくれない!?」
ぜんぶ拒否されるのも当然だ。
だって、見た目ちょっと不気味な骸骨兵士だよ? そりゃぁ、男の名前をつけるでしょ?
ただ、だからといってオレのネーミングセンスがすぐに良くなるわけでもなく、マリンやローラなど女の子らしい名前を考えて提案してみるのだが、どれも気に入って貰えない。
「ん~、いったいどんな感じの名前なら気に入るんだ? そもそも何が気に入らないんだ?」
≪主よ。語呂がもっと可愛いのが良いらしい≫
「ご、語呂って……そ、そんなこと?」
まさかの語呂。思った以上に女の子だった……。
しかし、なにか窪みの奥にある眼光から期待に満ちた視線を感じる……。
目がキラキラと輝いて見える気がするのだが、目の錯覚だろうか。
「じゃ、じゃぁ……杏と柚ってのはどうかな?」
なんとなく思い付きで和風っぽいものを言ってみると、その反応は劇的だった。
「「カタカタカタ!!!!」」
オレが名を告げた瞬間、喜ぶようなカタカタという大きな音と共に、契約の光が二人に吸い込まれていく。
どうやら納得してくれたようだ。
「気に入ってもらえたようで良かったよ」
いや、ほんと何が良くて何が悪いかわからん……。
「ところでジル……どうしてこの子らはオレと腕を組んでいるんだ?」
気が付けば両手に花……じゃなくて、両手に骨の状態だった。
≪良い名を授けてくれて嬉しいようだ。「不束者ですがよろしくお願いします」と言っておる≫
喜んでくれているのはオレも嬉しいんだけど、台詞やらなんやらがすごくひっかかるのは気のせいか?
え? 転生者の魂とかじゃないよね? 違うよね?
気のせいだよな? あと、一向に腕を離してくれる様子がないんだが?
オレが一歩進むと杏と柚も一緒に一歩進む。
オレが思いっきり駆け出すと杏と柚も一緒に駆け出す……。
なんだこれ?
「………………。黒闇穿天流槍術、【月歩】!」
それからいつの間にか竜言語魔法の特訓ではなく、杏と柚との戦闘訓練になってしまったのは仕方ないだろう。
だって、奥義に追従するすごい速さで追いかけてくる二体の骸骨姿の兵士を想像してみてくれ。怖いって……。
◆◇◆◇◆◇◆◇
こうして戦闘を繰り返して仲良くなったオレたちの息はピッタリだ。異論は認める。
「黒闇穿天流槍術裏! 【漆桶】」
とうとう雑魚の殲滅に成功してビフロンスに詰め寄ったオレたちは、杏と柚の魔剣の効果と合わすように次々と剣と槍の攻撃を叩き込んでいく。
「不死の体のようだが、もう限界じゃないのか? 死ななくても壊れはするんだろ?」
オレの挑発にビフロンスは激昂して得意でないであろう杖術で応戦してくれる。
なんとも沸点の低いやつだ。
「若造が舐めるな! 壊せるものなら壊してみよ!!」
叫んで繰り出された杖術の技はなかなかなものだが、ほかの魔将たちと比べれば数段劣る。
魔枝が空を切った瞬間にヴァジュランダの薙ぎ払いを叩き込むと、とうとう体が半壊した。
不死だが不壊ではない。
ジルが念話で教えてくれたことだが、物理的に耐えきれなくなったのだろう。
「終わった……のか? いや、まだ倒し切れていないな……」
オレたちの攻撃で体が崩れて動けない状態にはなっているが、意識というか存在がそこにまだあるように感じる。
「これ……どうすればいいんだ?」
とりあえず頭を突いてみたが、あまり効果はないようだ。
砕けた身体がすぐさま再生を始める。
ビフロンスとの戦いに勝ったのは勝ったが、とどめの刺し方がわからない。
こちらの状況を理解したのか、ビフロンスが崩れた顔で不気味な笑みを浮かべていた。
「どうした? 儂はバラバラになっても焼かれても復活できるぞ? さぁどうするつもりだ?」
最悪バラバラにして袋にでも詰めて持ち帰ってやろうかと考え始めたその時、不意に近くから声をかけられた。
≪ねねね~。セイルのこと忘れちゃってな~い~? 絶対忘れてたよね~? ひどいなぁ~。ちょっと魔王が出てきて危なそうだから隠れちゃってた私も悪いけどさぁ~≫
現れたのは高位妖精のセイル。
姿が見えなくなったと思ったら隠れていたのか……。
しかしセイルがなんらかの魔法を発動した瞬間、ビフロンスの体は生命の光に包まれ、声をあげる間もなく一瞬で崩れ去っていった。
魔王軍六魔将の一人『不死王ビフロンス』の最期は、ひどくあっけないものだった。
それはもう本当に強い。
オレは杏と柚と共闘して雑魚を蹴散らしながら、二人と出会った時のことを思い出していた。
◆◇◆◇◆◇◆◇
まず、彼女らは普通の『竜牙兵』ではない。
その触媒となっている竜の牙が古代竜の貴重なものだというのもあるが、それだけではなかったりする。
後で知ったことなのだが、その牙はジルの錬金魔法によって強化され、膨大な魔力を封じ込められていたのだ。
どうりで他の貰った竜の牙より、気配が禍々しかったわけだ……。
その、それだけでも普通じゃない竜の牙を使って、そんなことを知らない当時のオレは竜言語魔法の特訓をしていた。
その特訓を始めてまだ二日目だっただろうか?
指導してくれていたジルが早くも暇を持て余し、知的好奇心で竜牙兵に邪竜の加護を与えてしまったのだ。
するとどうだろう。その場にたまたま漂っていたとある魂が、ジルの加護の影響で古代竜の牙と同化して定着してしまう。
すぐにジルのやらかしに気づけばよかったのだが、すでに竜言語魔法の発動途中だったオレはそのまま竜牙兵を呼び出してしまい……その結果、ジルが支配下においた魂はオレとも絆が間接的に繋がり、特別な竜牙兵が誕生したのだった。
辺り一面にジルとの契約時にも負けない光が溢れ、その光が収束すると、そこには先ほどまで練習で呼び出していた通常の竜牙兵とは一線を画す二体の竜牙兵の姿があった。
「「カタカタカタ……」」
≪主よ。どうやら契約完了のため、名を授けて欲しいそうだぞ?≫
シレっと事情を説明もせずに話すジルの言葉に、しばし放心したオレはきっと悪くない。
なに今の光? 契約完了? 名を授ける? 何言ってんの? って感じである。
そしてたっぷり放心して現実逃避したオレは、契約の完了のために名を授けたのだった……で、終わらない。
「急に名を授けてと言われてもなぁ……じゃぁ、クローとファングでどうだ?」
「「………………………………」」
色々な名前を言ってみるのだが、どれも気に入らないらしく、すべて拒否されてしまう。
≪主よ。二人は女の子だ。なにか可愛らしい名前を所望しているようだぞ≫
「え? 女の子? それ、早く教えてくれない!?」
ぜんぶ拒否されるのも当然だ。
だって、見た目ちょっと不気味な骸骨兵士だよ? そりゃぁ、男の名前をつけるでしょ?
ただ、だからといってオレのネーミングセンスがすぐに良くなるわけでもなく、マリンやローラなど女の子らしい名前を考えて提案してみるのだが、どれも気に入って貰えない。
「ん~、いったいどんな感じの名前なら気に入るんだ? そもそも何が気に入らないんだ?」
≪主よ。語呂がもっと可愛いのが良いらしい≫
「ご、語呂って……そ、そんなこと?」
まさかの語呂。思った以上に女の子だった……。
しかし、なにか窪みの奥にある眼光から期待に満ちた視線を感じる……。
目がキラキラと輝いて見える気がするのだが、目の錯覚だろうか。
「じゃ、じゃぁ……杏と柚ってのはどうかな?」
なんとなく思い付きで和風っぽいものを言ってみると、その反応は劇的だった。
「「カタカタカタ!!!!」」
オレが名を告げた瞬間、喜ぶようなカタカタという大きな音と共に、契約の光が二人に吸い込まれていく。
どうやら納得してくれたようだ。
「気に入ってもらえたようで良かったよ」
いや、ほんと何が良くて何が悪いかわからん……。
「ところでジル……どうしてこの子らはオレと腕を組んでいるんだ?」
気が付けば両手に花……じゃなくて、両手に骨の状態だった。
≪良い名を授けてくれて嬉しいようだ。「不束者ですがよろしくお願いします」と言っておる≫
喜んでくれているのはオレも嬉しいんだけど、台詞やらなんやらがすごくひっかかるのは気のせいか?
え? 転生者の魂とかじゃないよね? 違うよね?
気のせいだよな? あと、一向に腕を離してくれる様子がないんだが?
オレが一歩進むと杏と柚も一緒に一歩進む。
オレが思いっきり駆け出すと杏と柚も一緒に駆け出す……。
なんだこれ?
「………………。黒闇穿天流槍術、【月歩】!」
それからいつの間にか竜言語魔法の特訓ではなく、杏と柚との戦闘訓練になってしまったのは仕方ないだろう。
だって、奥義に追従するすごい速さで追いかけてくる二体の骸骨姿の兵士を想像してみてくれ。怖いって……。
◆◇◆◇◆◇◆◇
こうして戦闘を繰り返して仲良くなったオレたちの息はピッタリだ。異論は認める。
「黒闇穿天流槍術裏! 【漆桶】」
とうとう雑魚の殲滅に成功してビフロンスに詰め寄ったオレたちは、杏と柚の魔剣の効果と合わすように次々と剣と槍の攻撃を叩き込んでいく。
「不死の体のようだが、もう限界じゃないのか? 死ななくても壊れはするんだろ?」
オレの挑発にビフロンスは激昂して得意でないであろう杖術で応戦してくれる。
なんとも沸点の低いやつだ。
「若造が舐めるな! 壊せるものなら壊してみよ!!」
叫んで繰り出された杖術の技はなかなかなものだが、ほかの魔将たちと比べれば数段劣る。
魔枝が空を切った瞬間にヴァジュランダの薙ぎ払いを叩き込むと、とうとう体が半壊した。
不死だが不壊ではない。
ジルが念話で教えてくれたことだが、物理的に耐えきれなくなったのだろう。
「終わった……のか? いや、まだ倒し切れていないな……」
オレたちの攻撃で体が崩れて動けない状態にはなっているが、意識というか存在がそこにまだあるように感じる。
「これ……どうすればいいんだ?」
とりあえず頭を突いてみたが、あまり効果はないようだ。
砕けた身体がすぐさま再生を始める。
ビフロンスとの戦いに勝ったのは勝ったが、とどめの刺し方がわからない。
こちらの状況を理解したのか、ビフロンスが崩れた顔で不気味な笑みを浮かべていた。
「どうした? 儂はバラバラになっても焼かれても復活できるぞ? さぁどうするつもりだ?」
最悪バラバラにして袋にでも詰めて持ち帰ってやろうかと考え始めたその時、不意に近くから声をかけられた。
≪ねねね~。セイルのこと忘れちゃってな~い~? 絶対忘れてたよね~? ひどいなぁ~。ちょっと魔王が出てきて危なそうだから隠れちゃってた私も悪いけどさぁ~≫
現れたのは高位妖精のセイル。
姿が見えなくなったと思ったら隠れていたのか……。
しかしセイルがなんらかの魔法を発動した瞬間、ビフロンスの体は生命の光に包まれ、声をあげる間もなく一瞬で崩れ去っていった。
魔王軍六魔将の一人『不死王ビフロンス』の最期は、ひどくあっけないものだった。
50
あなたにおすすめの小説
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる