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03-05 死んでる場合じゃねぇ
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五合目から先の登山道は人が一気に少なくなったので、ユリアは自撮りレイピアを抜く。
凹凸の道に身体を揺らしながら、スマホに向かって語らいはじめた。
「人がすいてきたので配信を再開した。いま高い山の頂上を目指しているところだ」
画面の端には大盾を構え、ナメクジのような速さでじりじりと進む冒険者たちが映っている。
火の玉を防ぎながら進む彼らをユリアはどんどん追い抜いていく。
場違いなのに堂々としているその姿は、パリコレから戦場にタイムスリップしたのにまだ気づいていないトップモデルさながら。
無防備にもほどがある女性がいきなり現われたうえに、しかも命知らずのゴボウ抜きしてきたので、後続となった冒険者たちは肝を潰していた。
「ぎょっ!? ね……姉ちゃん、死ぬ気か!? 盾もなしで登るなんて……!」
言っているそばからユリアめがけて火球が降ってくる。
しかし彼女は指揮棒でも振るかのように、掲げた自撮りレイピアを軽くひと降り。
それだけで火球は砕け散る。降りかかる火の粉も彼女にかかれば花びらのように美しい。
ユリアは流れのままに、指揮者のような動きで溶岩の雨をいなしていく。
スマホのインカメラが写すその姿はオーケストラの演奏が聞こえてきそうなほどに、勇壮かつ優雅であった。
彼女のスマホは、前後ふたつのカメラで同時配信が可能。アウトカメラからの視点は、迫り来る火球がどアップになって迫力満点であった。
轟音と爆音がサラウンドで押し寄せ、まるでグレネードランチャーが飛び交う戦場のただ中にいるような臨場感がある。
ユリアチャンネルの配信が再開されるなり、世界じゅうの人たちはテレビや他のチャンネルなどそっちのけ。
愛を語らっていた若い恋人たちも、喧嘩の真っ最中だった中年夫婦も、臨終の床につきかけていた老人すらもユリアにまっしぐら。
「愛し合ってる場合じゃねぇ!」「争ってる場合じゃねぇ!」「死んでる場合じゃねぇ!」
かたや、ユリアに追い抜かれた冒険者たちは呆然自失。画面の片隅で見切れていたのだが、誰もが魂を抜かれたように立ち尽くしていた。
「す……すげ……」
「火の玉をぜんぶ叩き落としてるぞ……」
「な……なんだ、あの女……」
途中、ユリアがガタイのいい青い装備の冒険者を追い抜こうとしたところ、「邪魔だ!」と体当たりされた。
しかしユリアは軽やかに身をかわす。冒険者はバランスを崩してたたらを踏み、そのまま仰向けに転んでしまう。
無防備になったその身体めがけて容赦なく降り注ぐ火球。
青き冒険者は「ひいっ!?」と縮こまったが、火の玉は目前で弾けた。
そこには、華麗なる突きのポーズをキメるユリアの姿が。
「大丈夫か? ほら、手を貸そう」
「す……すまねぇ……。でも、なんで助けてくれたんだ……? 俺はあんたを突き飛ばそうとしたのに……」
「登山家同士は助け合うものだろう」
ふたりの間に爆発音と悲鳴が割り込んでくる。
見ると、身体に火のついた男が道端でのたうち回っていた。
どうやら火球を受けてしまったらしい。
火は一瞬にして燃え広がり男を火だるまにし、まわりの仲間たちを慌てさせていた。
「消せっ! 消せっ! くそっ、ぜんぜん消えねぇ! こうなったら水を……!」
「やめろ! ボルケインの火の玉には油が含まれてるんだ! 水なんて掛けたらもっと燃えちまうぞ!」
「じゃあどうしろってんだよ!? こいつを見捨てろって……」
不意に、耳鳴りのような甲高い音とともに突風が吹き抜けていく。
それは、大の男たちをよろめかせるほどの強風であった。
気づくと仲間の火は消え去っていて、プスプスと白煙を噴いている。
「や……やった! 神風が吹いたぞ! 山の神様が助けてくださったんだ!」
抱きあって喜びあう男たち。
その一部始終を見ていた青い装備の冒険者は、たまげた様子でユリアに問う。
「な……なにをやったんだ、あんた……」
「剣圧の応用だ。慣れれば斬らずに風だけを起こすことができる」
「あ、あんたまさか、ラース王国の大火をひとりで鎮めたっていう、伝説の火消し……『ラースの旋風』……!?」
「そう呼ぶ者もいるようだな」
ユリアは何事もなかったように山道を登りはじめる。
その背中を、なにも知らない男たちの声がはやしたてた。
「なんだあの姉ちゃん!? なんで女がこんな所にいるんだよ!?」
「ここは女が来ていい場所じゃねぇ! 女が山に登ると山の神様が怒るぞ!」
「そうだそうだ! たとえ火だるまになったところで、お前には神風は吹かねぇ! 命が惜しけりゃさっさと下山しな!」
ユリアの登山には数倍の困難が付きまとう。
男たちの好奇の視線、ヤジ、嫌がらせ……。
しかしユリアは輩に絡まれるのは慣れていて、特区においてはノラネコと同じくらいの遭遇率だったので、あしらいはもはや芸術の域に達していた。
その足取りは衰えるどころか、羽根が生えたかのよう。
ユリアは誰よりもハイペースで、昼前にはホワイトキャップの第2の中継地点ともいえる7合目にたどり着く。
ナイトを気取っていた白の騎士団を、遥か下方に置き去りにしての到達であった。
7合目は戦火にさらされる野戦病棟のような有様で、四色に分かれた救護テントの中は死屍累累。
包帯まみれの男たちが暑さと火傷に苦しみ、飢えと乾きにあえいでいた。
「いでぇ……いでぇよぉ……」「暑い……もう、ダメだぁ……」「腹へったぁ……」「水……水をくれ……」
普段は大立ち回りを繰り広げても汗ひとつかかないユリアだが、さすがに額には玉の汗が浮かんでいた。
ハンカチで汗を拭いながら、男たちの様子を見て回る。
ユリアのような美女がこんな所にいるわけがないので、男たちはみなとうとうお迎えがきたのだと覚悟した。
「あ……ああ……女神さま……。腹が減りすぎて、幻が見えるようになっちまった……。でもこれでやっと、楽になれる……」
「死んでも楽にはなれないぞ」
女神の一言は冷たかった。
そしてその手には、なぜかサンドイッチと革水筒があった。
「これを食べるといい」
「い……いいのかい……? ここじゃ食料と水は、なによりも貴重なのに……」
「登山家同士は助け合うものだろう。これを食べて生き延びろ」
「で……でも、この暑さじゃ、またすぐに……」
「心配するな、もうすぐここは涼しくなる」
「えっ、なんでそんなことがわかるんだ?」
「わたしがそうするからだ」
ユリアは食料不足に悩む男たちに、配給のごとくサンドイッチと革水筒を配ってまわる。
それまで死地のようだったテントの中は一変、息を吹き返すような声があちこちで起こった。
「うっ……うめぇーーーーっ!?」
「なんだこの水!? こんなうまい水があったなんて!?」
「このサンドイッチもうめぇ! うますぎるっ!」
「こ……これで、助けがくるまで生きられるぞっ!」
テントは喜びに満ちあふれていたが、その旋風を巻き起こしたユリアはもうそこにはいない。
これまでの彼女の行動は、遠眼鏡を通して麓から見られていたのだが、見ていた観光客たちは騒然となっていた。
「な……なに……なんなの……あの人……」
「あれだけ妨害されてるのに、どうして言い返したり、やり返したりしないの……」
「それに軽くいなすどころか、助けてやるなんて……」
「見たか!? 救護テントで食料を配ってたぞ!? あの7合目じゃ、食料は黄金よりも貴重なのに!」
「しかも、どの領地の人も分け隔てしなかったわ!」
「見た目だけじゃなくて、心まで美しいなんて……!」
「め……女神様だ……! あの方は、女神様に違いないっ……!
その時、誰もが意識を改めていた。
女神というのは空から舞い降りてくるのもではなく、歩いて登ってくるものなのだと。
凹凸の道に身体を揺らしながら、スマホに向かって語らいはじめた。
「人がすいてきたので配信を再開した。いま高い山の頂上を目指しているところだ」
画面の端には大盾を構え、ナメクジのような速さでじりじりと進む冒険者たちが映っている。
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しかし彼女は指揮棒でも振るかのように、掲げた自撮りレイピアを軽くひと降り。
それだけで火球は砕け散る。降りかかる火の粉も彼女にかかれば花びらのように美しい。
ユリアは流れのままに、指揮者のような動きで溶岩の雨をいなしていく。
スマホのインカメラが写すその姿はオーケストラの演奏が聞こえてきそうなほどに、勇壮かつ優雅であった。
彼女のスマホは、前後ふたつのカメラで同時配信が可能。アウトカメラからの視点は、迫り来る火球がどアップになって迫力満点であった。
轟音と爆音がサラウンドで押し寄せ、まるでグレネードランチャーが飛び交う戦場のただ中にいるような臨場感がある。
ユリアチャンネルの配信が再開されるなり、世界じゅうの人たちはテレビや他のチャンネルなどそっちのけ。
愛を語らっていた若い恋人たちも、喧嘩の真っ最中だった中年夫婦も、臨終の床につきかけていた老人すらもユリアにまっしぐら。
「愛し合ってる場合じゃねぇ!」「争ってる場合じゃねぇ!」「死んでる場合じゃねぇ!」
かたや、ユリアに追い抜かれた冒険者たちは呆然自失。画面の片隅で見切れていたのだが、誰もが魂を抜かれたように立ち尽くしていた。
「す……すげ……」
「火の玉をぜんぶ叩き落としてるぞ……」
「な……なんだ、あの女……」
途中、ユリアがガタイのいい青い装備の冒険者を追い抜こうとしたところ、「邪魔だ!」と体当たりされた。
しかしユリアは軽やかに身をかわす。冒険者はバランスを崩してたたらを踏み、そのまま仰向けに転んでしまう。
無防備になったその身体めがけて容赦なく降り注ぐ火球。
青き冒険者は「ひいっ!?」と縮こまったが、火の玉は目前で弾けた。
そこには、華麗なる突きのポーズをキメるユリアの姿が。
「大丈夫か? ほら、手を貸そう」
「す……すまねぇ……。でも、なんで助けてくれたんだ……? 俺はあんたを突き飛ばそうとしたのに……」
「登山家同士は助け合うものだろう」
ふたりの間に爆発音と悲鳴が割り込んでくる。
見ると、身体に火のついた男が道端でのたうち回っていた。
どうやら火球を受けてしまったらしい。
火は一瞬にして燃え広がり男を火だるまにし、まわりの仲間たちを慌てさせていた。
「消せっ! 消せっ! くそっ、ぜんぜん消えねぇ! こうなったら水を……!」
「やめろ! ボルケインの火の玉には油が含まれてるんだ! 水なんて掛けたらもっと燃えちまうぞ!」
「じゃあどうしろってんだよ!? こいつを見捨てろって……」
不意に、耳鳴りのような甲高い音とともに突風が吹き抜けていく。
それは、大の男たちをよろめかせるほどの強風であった。
気づくと仲間の火は消え去っていて、プスプスと白煙を噴いている。
「や……やった! 神風が吹いたぞ! 山の神様が助けてくださったんだ!」
抱きあって喜びあう男たち。
その一部始終を見ていた青い装備の冒険者は、たまげた様子でユリアに問う。
「な……なにをやったんだ、あんた……」
「剣圧の応用だ。慣れれば斬らずに風だけを起こすことができる」
「あ、あんたまさか、ラース王国の大火をひとりで鎮めたっていう、伝説の火消し……『ラースの旋風』……!?」
「そう呼ぶ者もいるようだな」
ユリアは何事もなかったように山道を登りはじめる。
その背中を、なにも知らない男たちの声がはやしたてた。
「なんだあの姉ちゃん!? なんで女がこんな所にいるんだよ!?」
「ここは女が来ていい場所じゃねぇ! 女が山に登ると山の神様が怒るぞ!」
「そうだそうだ! たとえ火だるまになったところで、お前には神風は吹かねぇ! 命が惜しけりゃさっさと下山しな!」
ユリアの登山には数倍の困難が付きまとう。
男たちの好奇の視線、ヤジ、嫌がらせ……。
しかしユリアは輩に絡まれるのは慣れていて、特区においてはノラネコと同じくらいの遭遇率だったので、あしらいはもはや芸術の域に達していた。
その足取りは衰えるどころか、羽根が生えたかのよう。
ユリアは誰よりもハイペースで、昼前にはホワイトキャップの第2の中継地点ともいえる7合目にたどり着く。
ナイトを気取っていた白の騎士団を、遥か下方に置き去りにしての到達であった。
7合目は戦火にさらされる野戦病棟のような有様で、四色に分かれた救護テントの中は死屍累累。
包帯まみれの男たちが暑さと火傷に苦しみ、飢えと乾きにあえいでいた。
「いでぇ……いでぇよぉ……」「暑い……もう、ダメだぁ……」「腹へったぁ……」「水……水をくれ……」
普段は大立ち回りを繰り広げても汗ひとつかかないユリアだが、さすがに額には玉の汗が浮かんでいた。
ハンカチで汗を拭いながら、男たちの様子を見て回る。
ユリアのような美女がこんな所にいるわけがないので、男たちはみなとうとうお迎えがきたのだと覚悟した。
「あ……ああ……女神さま……。腹が減りすぎて、幻が見えるようになっちまった……。でもこれでやっと、楽になれる……」
「死んでも楽にはなれないぞ」
女神の一言は冷たかった。
そしてその手には、なぜかサンドイッチと革水筒があった。
「これを食べるといい」
「い……いいのかい……? ここじゃ食料と水は、なによりも貴重なのに……」
「登山家同士は助け合うものだろう。これを食べて生き延びろ」
「で……でも、この暑さじゃ、またすぐに……」
「心配するな、もうすぐここは涼しくなる」
「えっ、なんでそんなことがわかるんだ?」
「わたしがそうするからだ」
ユリアは食料不足に悩む男たちに、配給のごとくサンドイッチと革水筒を配ってまわる。
それまで死地のようだったテントの中は一変、息を吹き返すような声があちこちで起こった。
「うっ……うめぇーーーーっ!?」
「なんだこの水!? こんなうまい水があったなんて!?」
「このサンドイッチもうめぇ! うますぎるっ!」
「こ……これで、助けがくるまで生きられるぞっ!」
テントは喜びに満ちあふれていたが、その旋風を巻き起こしたユリアはもうそこにはいない。
これまでの彼女の行動は、遠眼鏡を通して麓から見られていたのだが、見ていた観光客たちは騒然となっていた。
「な……なに……なんなの……あの人……」
「あれだけ妨害されてるのに、どうして言い返したり、やり返したりしないの……」
「それに軽くいなすどころか、助けてやるなんて……」
「見たか!? 救護テントで食料を配ってたぞ!? あの7合目じゃ、食料は黄金よりも貴重なのに!」
「しかも、どの領地の人も分け隔てしなかったわ!」
「見た目だけじゃなくて、心まで美しいなんて……!」
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