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03-06 これでいいんだ
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ユリアはついに頂上目前まで迫る。
9合目の果ては別名『地獄』とも呼ばれている、高さが100メートルほどもある垂直の絶壁であった。
高さだけでいえば、もっと難易度の高い絶壁は他にもある。
このホワイトキャップの絶壁が地獄とまで呼ばれていたのは、岩肌が焼けた鉄板のように高熱なうえに、そこかしこにある穿孔から炎が噴き出していたからだ。
近づくだけでも肌が焼かれ、登ろうとする者にはさらなる灼熱を与える。
噴出する炎に飲まれようものなら、命綱に吊り下げられたまま黒コゲになるだろう。
やがては命綱も焼き切られて転落。崖下に叩きつけられ、燃え尽きた炭のように粉々になって散り去るという悲惨な最期が待っている。
ここまでの難所をくぐり抜けた猛者たちでも、死にに行くようなもの。
誰もが陽炎の壁を前に立ち往生していた。
そこに、バカンスの最中にふらりと立ち寄ったような風情のユリアが現われる。
「この上が頂上なのだな」
ユリアは汗こそかいているものの、純白のドレスにはススひとつついていない。
その姿はまるで、季節を間違えて現われた雪の精のよう。
壁に向かって歩いていく後ろ姿は、熱にゆらぐ世界が見せた蜃気楼のようであった。
冒険者たちは困惑しきりだったが、それでも叫んで止めようとする。
「ま……待て、姉ちゃん! なにをするつもりだ!?」
「まさか地獄にアタックするつもりか!? ピッケルやハーケン、命綱もなしに!?」
「それどころか耐火装備も着けてねぇじゃねぇか! 消し炭になっちまうぞ!」
呼び止めていた足がピタリと止まる「耐火装備ならある」と。
振り向いた彼女は白い指先で、よりいっそう白い額を指差していた。
「この『ひやピタシート』だ」
「ひっ……ひやピタシートぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーっ!?!?」
それは耐火装備というよりも、微熱が出た時にくらいしか役に立たなそうなシロモノであった。
そんなもので地獄に挑む彼女は、豆鉄砲ひとつで太陽に挑むハトのように無謀で愚かに見えた。
しかしその予想は一瞬にして打ち砕かれる。
ユリアはまるでヒマラヤのヤギのように、絶壁を八艘飛びしながら軽々と登っていったのだ。
クライミングギアもなしに、己が身ひとつで。
それはまるで大仕掛けの手品のような光景であったが、タネはすぐに明らかになった。
ユリアはなんと、先人が残していったハーケンの突起を足掛かりにしていたのだ。
最後は天高く飛翔。頂上で燃えさかるボルケインを背にムーンサルトを披露するその姿は、さながら不死鳥のよう。
ユリアはお手本のようなフィニッシュポーズとともに頂上に着地する。
誰かが言った。
「か……彼女はまさか、『ノーマンズ・ウーマン』……!? 男が束になっても到達できない地に、たったひとりで降り立つという、不屈の美女……!」
生ける伝説はついに、地獄の王と対峙する。
いや、天を覆い尽くし、天界をも焦がすほどの業火は、もはや地獄の神といってもよかった。
まるで太陽が降ってくるようなまばゆさと豪熱がユリアを襲う。
ホワイトキャップにいたすべての登山者たちが、麓の観光客たちが、世界中の人々が、すべてがひとつになって彼女を見守っていた。
天蓋の炎はプロミネンスのごとき灼熱の龍と化し、紅蓮のとぐろとなってユリアを包囲する。
「ふはははははは! ここまで来たのは貴様が初めてだ! どうだ、熱いか、苦しいか!? 我が炎で、骨どころか灰ひとつ残さず消し去ってくれよう!」
終焉の炎のようなボルケインを前にしても、ユリアは動じない。
「言葉が通じるとは、相当に高位な精霊のようだな」
腰に提げた日本刀の柄に手を当て、静かに目を閉じる。
「ならば言おう。あなたが散らした多くの無念を背負い、わたしはここまで来た。その想いは疾風となり、あなたを灯とするだろう。……サウンザンド・マウンテニア・ブリーズっ!!」
居合い一閃。
かつて火だるまの冒険者を助けた突風、その数倍の圧力がボルケインに押し寄せる。
ドーナツ雲のような衝撃波が放射状に広がり、炎は一瞬にして吹き飛んだ。
ユリアが瞼を開くと、ボルケインの心臓ともいえる炎の水晶が浮かんでいる。
水晶からは小さな炎が噴き上げており、炎は悪魔のような形相で笑っていた。
「ふ……ふはははははは! な、なかなかやるようだな! だが、無駄だ無駄だ無駄だぁ!」
高笑いしているが、声は引きつっていた。
「この水晶からは可燃性の高い油がつねに滲み出しているんだ! だから小さくすることはできても、消すことはかなわん! すぐにまた元の火力に戻るだけ! どうだ絶望したか! ふははははははっ!」
「やはり食べものに対する思いでないと、威力は弱くなるのだな……。仕方がない、この手だけは使いたくなかったのだが……」
ユリアは腰のポーチから革水筒を取り出す。
「ふはははははは! 水をかけるつもりか、やってみるがいい! さらに燃え広がるぞ!」
「誰が水だと言った」
「えっ」
ユリアはボルケインの水晶めがけて水筒の中身をぶちまける。
それは、黄ばみがかったクリーム状の粘塊だった。
じゅうっとボルケインの身体から白煙があがる。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!? な、なんだこれは、なんだこれはぁ!?」
「マヨネーズだ。マヨネーズの油膜は酸素を断つ効果がある。天ぷら火災などには有効なのだ」
なんとユリア、地獄の化身のような炎の精霊を、天ぷら扱い……!?
しかし効果はバツグン。ボルケインの水晶は油膜に包まれて鎮火、力の源である炎を失った水晶はボロボロに崩れ去ってしまった。
観光客や冒険者、画面の向こうの人々は大歓声をあげる。
しかしユリアだけは、悔しそうに奥歯を噛みしめていた。
「せっかく『追いマヨネーズ』をしようと思って、ジオンさんに余分に作ってもらったのに……できなくなってしまった……」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
ユリアは焦土となった頂上を練り歩く。
黒い残骸だけの山小屋。打ち捨てられた金属製の魔導装置は変形しているが、まだ動いているようだった。
やがて、かつての展望台らしきところを見つける。
そこは、周囲の景色が一望できる最高のスポットだった。
本来は転落防止用の柵があるはずなのだが、燃え尽きた炭が転がっているだけ。
おかげで崖っぷちギリギリまで近づくことができた。
遮るものなく吹き渡る風はスッキリと冷たく、視界は晴れ渡っている。
眼下に広がる鮮やかな緑の海原、空と雲がくっつきそうなパノラマ。
ユリアはプラチナの髪とドレスをなびかせながら背伸びをし、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
「うぅん、実に爽快だ。日差しも気持ちいいし、眺めは最高。絶好のお弁当日和だな」
ユリアはその場に座り込む。断崖を椅子がわりにして、腰のポーチからバスケットを取りだした。
ワクワクしながらバスケットのふたを開けてみると、そこには……。
陽光を受けてキラキラと光る、サンドイッチが……!
輝くツナのサンドイッチと、黄金の卵サンドの2種類。
屋台で売られていたサンドイッチのほうが肉も野菜もたっぷりだったのだが、ユリアにとってはこれこそがサンドイッチであった。
颯風に髪を膨らませ、期待に胸を膨らませながら両手を広げる。
「いただきます……!」
両手を打ち合わせる音が、こだまのように山々に響き渡った。
まずは卵サンドから。
真っ白なパンを手に取ると、指がめり込むくらいに柔らかい。
三角のサンドイッチを両手で持ち、頂点をはむっとひと口。
パンのふっくらとした食感のあとに、卵のやさしい甘さが広がる。
登山の後の軽い疲労感に、心地良く染み渡っていった。
しみじみ漏らす。「おいしい」と。
「……子供の頃からの夢だったのだ。富士山の上で、お友達100人と、おにぎりとサンドイッチを食べるのが」
そして笑う。
「ふふっ。ここは富士山ではないし、食べているのもサンドイッチだけ。お友達にいたってはゼロときている」
食べかけのサンドイッチを青空に向かってかざす。
「だが、いまはこれでいいんだ。わたしはサンドイッチが大好きだから。それに、富士山へはいつかたどり着ければそれでいい」
『志は高く、目標は低く』。
そんな声が、麓の村じゅうに響き渡っていた。
9合目の果ては別名『地獄』とも呼ばれている、高さが100メートルほどもある垂直の絶壁であった。
高さだけでいえば、もっと難易度の高い絶壁は他にもある。
このホワイトキャップの絶壁が地獄とまで呼ばれていたのは、岩肌が焼けた鉄板のように高熱なうえに、そこかしこにある穿孔から炎が噴き出していたからだ。
近づくだけでも肌が焼かれ、登ろうとする者にはさらなる灼熱を与える。
噴出する炎に飲まれようものなら、命綱に吊り下げられたまま黒コゲになるだろう。
やがては命綱も焼き切られて転落。崖下に叩きつけられ、燃え尽きた炭のように粉々になって散り去るという悲惨な最期が待っている。
ここまでの難所をくぐり抜けた猛者たちでも、死にに行くようなもの。
誰もが陽炎の壁を前に立ち往生していた。
そこに、バカンスの最中にふらりと立ち寄ったような風情のユリアが現われる。
「この上が頂上なのだな」
ユリアは汗こそかいているものの、純白のドレスにはススひとつついていない。
その姿はまるで、季節を間違えて現われた雪の精のよう。
壁に向かって歩いていく後ろ姿は、熱にゆらぐ世界が見せた蜃気楼のようであった。
冒険者たちは困惑しきりだったが、それでも叫んで止めようとする。
「ま……待て、姉ちゃん! なにをするつもりだ!?」
「まさか地獄にアタックするつもりか!? ピッケルやハーケン、命綱もなしに!?」
「それどころか耐火装備も着けてねぇじゃねぇか! 消し炭になっちまうぞ!」
呼び止めていた足がピタリと止まる「耐火装備ならある」と。
振り向いた彼女は白い指先で、よりいっそう白い額を指差していた。
「この『ひやピタシート』だ」
「ひっ……ひやピタシートぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーっ!?!?」
それは耐火装備というよりも、微熱が出た時にくらいしか役に立たなそうなシロモノであった。
そんなもので地獄に挑む彼女は、豆鉄砲ひとつで太陽に挑むハトのように無謀で愚かに見えた。
しかしその予想は一瞬にして打ち砕かれる。
ユリアはまるでヒマラヤのヤギのように、絶壁を八艘飛びしながら軽々と登っていったのだ。
クライミングギアもなしに、己が身ひとつで。
それはまるで大仕掛けの手品のような光景であったが、タネはすぐに明らかになった。
ユリアはなんと、先人が残していったハーケンの突起を足掛かりにしていたのだ。
最後は天高く飛翔。頂上で燃えさかるボルケインを背にムーンサルトを披露するその姿は、さながら不死鳥のよう。
ユリアはお手本のようなフィニッシュポーズとともに頂上に着地する。
誰かが言った。
「か……彼女はまさか、『ノーマンズ・ウーマン』……!? 男が束になっても到達できない地に、たったひとりで降り立つという、不屈の美女……!」
生ける伝説はついに、地獄の王と対峙する。
いや、天を覆い尽くし、天界をも焦がすほどの業火は、もはや地獄の神といってもよかった。
まるで太陽が降ってくるようなまばゆさと豪熱がユリアを襲う。
ホワイトキャップにいたすべての登山者たちが、麓の観光客たちが、世界中の人々が、すべてがひとつになって彼女を見守っていた。
天蓋の炎はプロミネンスのごとき灼熱の龍と化し、紅蓮のとぐろとなってユリアを包囲する。
「ふはははははは! ここまで来たのは貴様が初めてだ! どうだ、熱いか、苦しいか!? 我が炎で、骨どころか灰ひとつ残さず消し去ってくれよう!」
終焉の炎のようなボルケインを前にしても、ユリアは動じない。
「言葉が通じるとは、相当に高位な精霊のようだな」
腰に提げた日本刀の柄に手を当て、静かに目を閉じる。
「ならば言おう。あなたが散らした多くの無念を背負い、わたしはここまで来た。その想いは疾風となり、あなたを灯とするだろう。……サウンザンド・マウンテニア・ブリーズっ!!」
居合い一閃。
かつて火だるまの冒険者を助けた突風、その数倍の圧力がボルケインに押し寄せる。
ドーナツ雲のような衝撃波が放射状に広がり、炎は一瞬にして吹き飛んだ。
ユリアが瞼を開くと、ボルケインの心臓ともいえる炎の水晶が浮かんでいる。
水晶からは小さな炎が噴き上げており、炎は悪魔のような形相で笑っていた。
「ふ……ふはははははは! な、なかなかやるようだな! だが、無駄だ無駄だ無駄だぁ!」
高笑いしているが、声は引きつっていた。
「この水晶からは可燃性の高い油がつねに滲み出しているんだ! だから小さくすることはできても、消すことはかなわん! すぐにまた元の火力に戻るだけ! どうだ絶望したか! ふははははははっ!」
「やはり食べものに対する思いでないと、威力は弱くなるのだな……。仕方がない、この手だけは使いたくなかったのだが……」
ユリアは腰のポーチから革水筒を取り出す。
「ふはははははは! 水をかけるつもりか、やってみるがいい! さらに燃え広がるぞ!」
「誰が水だと言った」
「えっ」
ユリアはボルケインの水晶めがけて水筒の中身をぶちまける。
それは、黄ばみがかったクリーム状の粘塊だった。
じゅうっとボルケインの身体から白煙があがる。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!? な、なんだこれは、なんだこれはぁ!?」
「マヨネーズだ。マヨネーズの油膜は酸素を断つ効果がある。天ぷら火災などには有効なのだ」
なんとユリア、地獄の化身のような炎の精霊を、天ぷら扱い……!?
しかし効果はバツグン。ボルケインの水晶は油膜に包まれて鎮火、力の源である炎を失った水晶はボロボロに崩れ去ってしまった。
観光客や冒険者、画面の向こうの人々は大歓声をあげる。
しかしユリアだけは、悔しそうに奥歯を噛みしめていた。
「せっかく『追いマヨネーズ』をしようと思って、ジオンさんに余分に作ってもらったのに……できなくなってしまった……」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
ユリアは焦土となった頂上を練り歩く。
黒い残骸だけの山小屋。打ち捨てられた金属製の魔導装置は変形しているが、まだ動いているようだった。
やがて、かつての展望台らしきところを見つける。
そこは、周囲の景色が一望できる最高のスポットだった。
本来は転落防止用の柵があるはずなのだが、燃え尽きた炭が転がっているだけ。
おかげで崖っぷちギリギリまで近づくことができた。
遮るものなく吹き渡る風はスッキリと冷たく、視界は晴れ渡っている。
眼下に広がる鮮やかな緑の海原、空と雲がくっつきそうなパノラマ。
ユリアはプラチナの髪とドレスをなびかせながら背伸びをし、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
「うぅん、実に爽快だ。日差しも気持ちいいし、眺めは最高。絶好のお弁当日和だな」
ユリアはその場に座り込む。断崖を椅子がわりにして、腰のポーチからバスケットを取りだした。
ワクワクしながらバスケットのふたを開けてみると、そこには……。
陽光を受けてキラキラと光る、サンドイッチが……!
輝くツナのサンドイッチと、黄金の卵サンドの2種類。
屋台で売られていたサンドイッチのほうが肉も野菜もたっぷりだったのだが、ユリアにとってはこれこそがサンドイッチであった。
颯風に髪を膨らませ、期待に胸を膨らませながら両手を広げる。
「いただきます……!」
両手を打ち合わせる音が、こだまのように山々に響き渡った。
まずは卵サンドから。
真っ白なパンを手に取ると、指がめり込むくらいに柔らかい。
三角のサンドイッチを両手で持ち、頂点をはむっとひと口。
パンのふっくらとした食感のあとに、卵のやさしい甘さが広がる。
登山の後の軽い疲労感に、心地良く染み渡っていった。
しみじみ漏らす。「おいしい」と。
「……子供の頃からの夢だったのだ。富士山の上で、お友達100人と、おにぎりとサンドイッチを食べるのが」
そして笑う。
「ふふっ。ここは富士山ではないし、食べているのもサンドイッチだけ。お友達にいたってはゼロときている」
食べかけのサンドイッチを青空に向かってかざす。
「だが、いまはこれでいいんだ。わたしはサンドイッチが大好きだから。それに、富士山へはいつかたどり着ければそれでいい」
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そんな声が、麓の村じゅうに響き渡っていた。
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