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03-07 雪うさぎふたたび
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ユリアは忘れていた。
ホワイトキャップの頂上では魔導通信装置が生きていて、頂上で発した声や音はすべて麓に筒抜けであるということを。
彼女にとっては独り言のつもりだったのだが、何千人という人たちに聞かれていることを知らない。
というかこの様子は世界中に配信されているので、10億人以上の人に見られていることもすっかり忘れている。
ユリアのアドバイスに従いさらなる売上を目論んでいたジオンは、麓の山小屋の近くに屋台を移動させており、観光客といっしょにユリアの声に耳を傾けていた。
「そうだったんだ……。ボルケインを倒せるほどのお嬢さんでも、まだ妥協しなきゃいけないことがあるのか……。そっか、あのお嬢さんもひいじいちゃんと同じで、小さなことからコツコツやってきたってことか……。なら、俺もがんばらないと!」
袖捲りをするジオン。その真上にあった魔導拡声器から、歌声が流れだす。
それは異国の童謡で、友達を100人つくっていろんなことがしたいという歌詞だった。
その歌詞の内容と歌声があまりにも可愛らしく、しかも歌い手のユリアは歌いながら頭を左右に揺らし、足をぱたぱたさせている。
彼女のような世紀の美女が無邪気に歌う姿は破壊力抜群で、麓の老若男女はこぞって悶絶した。
「な、なんだよあれ、反則だよ! ああっ、かわいいかわいい、かわいいーっ!」
「あぁん、もうガマンできない! かわいい! かわいいーーーーんっ!」
「くそっ、かわいすぎるだろ! あんな美人なのに、小さな子供みたいな顔して!」
「わたし女だけど、あの人のファンになっちゃった! だってかわいすぎるもん!」
ユリアは知らない。
例えるなら風呂に入っていて、気持ち良さについ口ずさんだ歌が、ふたつの世界の人々の心をわし掴みにしていることを。
ユリアは三番まできっちり歌いあげると、いよいよツナサンドに手を伸ばす。
「さて、いよいよメインディッシュだ」
いつにない緊張した面持ちで、輝くクリームイエローの具と、オフホワイトのパンのコントラストを見つめたあと、おもむろにひと口。
パンの気持ちのよい噛み応えのあと、ツナのキュッとした歯ごたえがあり、ほろりと口のなかでほどける。
染み出したオリーブオイルと魚の旨味、そしてマヨネーズの酸味が口の中を駆け巡っていた。
同時に、ユリアのなかには万感の思いがあふれだす。
「こ……この味だ……」
ユリアは、いや百合はツナが好きだった。
コンビニで昼食を買うときは、おにぎりでもサンドイッチでも、必ずツナを混ぜることにしている。
しかしどれも、子供の頃に食べていたツナの味とは程遠かった。
どうしてもその味が忘れられず、いろんなツナ缶を使ってサンドイッチを自作したりもした。
でも……やはりどこか違っていた。
幼い記憶があやふやになって、ノスタルジーになっているだけかもと思った。
大人になって食べているツナのほうが、子供の頃に食べていたツナよりずっと美味しいはずだと自分を言い聞かせたこともある。
でも……どうしても忘れられなかった。
頭の片隅に、燃えカスのようにチリチリとした思いの残滓だけがいつまでも残っていたのだ。
『したいしたいノート』を買ったときに、何がしたいかをユリアは考えた。
そして思いだす。もしかしたらこの特区になら、思い出のツナがあるのではないかと。
彼女は迷うことなく、ノートの『食事』の章のトップにこうしたためた。
『ママのツナサンドを再現する』
『ママのツナおにぎりを再現する』
ツナサンドをごくりと飲み下すと、マスタードが入っているわけでもないのに鼻がツンとした。
思わず目を閉じて天を仰ぐと、瞼の裏にまぶしい笑顔が浮かび上がる。
それは4歳の頃、母親に連れられて向かった丘の上で見た笑顔。
彼女は右手で大きくなりつつあるお腹をさすり、左手で百合の頭を撫でながら微笑んでいた。
『百合は本当にツナが好きね。明日からはしばらくママのおにぎりもサンドイッチも食べられなくなるけど、お姉ちゃんならガマンできるよね? そうだ、淋しくないようにお歌を教えてあげる。このお歌を歌うと、友達が100人できるんだよ』
歌を教わった百合は、右手に食べかけのおにぎり、左手に食べかけのサンドイッチ持ったまま目を輝かせていた。
『ママ! わたし富士山の上で、ママのツナおにぎりとツナサンドを食べる!』
『友達100人といっしょにね。それならママがいなくても平気でしょ?』
――それからママは、弟を産んですぐに亡くなった。
ユリアはそれまで楽しさでいっぱいだったのだが、急にずーんと落ち込んで肩を落としてしまう。
母を失った悲しみが蘇ってきたからではない。
――ママはお友達を作れるようにって、あの歌を教えてくれてたのに……。
わたしってばずっと、ツナサンドとツナおにぎりのことしか考えてなかった……!
ユリアは顔をあげ、太陽に向かって誓う。
――お友達を作ろう……まずは、ひとりでも……。
リアルのお友達はちょっとハードルが高いから、まずはトックチューブのお友達とか……。
彼女は知らない。フォロアーは世界じゅうにいることを。
ユリアは新たな目標を胸にサンドイッチを食べ進めていたが、ふと、バスケットの中にちいさな旗が一本まぎれているのを見つける。
お子様ランチに付いてくるような、手作り感満載のその旗には、『雪うさぎのねぐら亭』のロゴが入っていた。
どうやらジオンがサービスとしてサンドイッチに立ててくれていたようだが、運んでいる途中で倒れてしまったようだ。
ユリアはなんの気なしにその旗をつまむと、登頂記念とばかりに傍らの地面に突き刺した。
彼女は知らない。その瞬間、麓は大絶叫に包まれたことを。
「は……旗が、旗が立ったぞぉーーーーーっ!?!?」
「ついに、4つの領地を統べる者が決まった!」
「でもよく見ろよ! あの旗は4つの領地のどれでもない! 白くて、ウサギのマークが入ってるぞ!?」
「あんな旗、あったか……?」
観光客はあたりを見回していたが、目の前にある屋台に目が止まる。
その看板には、ユリアが立てた旗とそっくりのウサギのマークが……!
「えっ……えぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!?!?」
ジオンはびっくり仰天。
しかし、各領地の山小屋のデッキにいた領主たちはこぞって反対した。
「あ……あんな旗は無効だっ! 領地の旗ではなくて、チンケな屋台の旗ではないか!」
「そうだそうだ! しかも、刺したのはよそものだ!」
「頂上にいる娘も、あの屋台にいる男も、きっとホワイトキャップのことなどなにも知らんヤツに決まってる!」
「そんなヤツらにこの山を渡してなるものか! 重要な収入源が……いや、山の神の災いが降りかかるぞ!」
領主たちの怒声を鼻であしらうかのように、村のスピーカーから涼やかな声が響いた。
『そうだ、せっかく来たのだから、昔のホワイトキャップの姿も見てみるとしよう』
頂上にふたたび視線が集中する。
ユリアは舞い踊っていた。
彼女が空に向かって手をかざすたび、空には白い軌跡が羽ばたいていく。
青空に浮かんだそれは巨大な雪の結晶となり、打ち上げ花火のような大輪の花を咲かせる。
「き……きれい……!」誰かが言った。
雪の花は砕け、小さな結晶となってダイヤモンドのようにキラキラと村に降り注ぐ。
「ゆ……雪!? 雪だっ、雪が降ってきたぞ!」
「うわぁ……! ホワイトキャップに雪が降るなんて、何十年ぶりかしら……!?」
「み……見て、あれ!」
そして人々は、本当の奇跡と出会う。
四つの領地の人々にとって、遠い記憶だったはずの光景が、そこにはあった。
白い帽子を被ったような、まさしくホワイトキャップと呼ぶにふさわしい、純白に染まる山が。
ホワイトキャップの頂上では魔導通信装置が生きていて、頂上で発した声や音はすべて麓に筒抜けであるということを。
彼女にとっては独り言のつもりだったのだが、何千人という人たちに聞かれていることを知らない。
というかこの様子は世界中に配信されているので、10億人以上の人に見られていることもすっかり忘れている。
ユリアのアドバイスに従いさらなる売上を目論んでいたジオンは、麓の山小屋の近くに屋台を移動させており、観光客といっしょにユリアの声に耳を傾けていた。
「そうだったんだ……。ボルケインを倒せるほどのお嬢さんでも、まだ妥協しなきゃいけないことがあるのか……。そっか、あのお嬢さんもひいじいちゃんと同じで、小さなことからコツコツやってきたってことか……。なら、俺もがんばらないと!」
袖捲りをするジオン。その真上にあった魔導拡声器から、歌声が流れだす。
それは異国の童謡で、友達を100人つくっていろんなことがしたいという歌詞だった。
その歌詞の内容と歌声があまりにも可愛らしく、しかも歌い手のユリアは歌いながら頭を左右に揺らし、足をぱたぱたさせている。
彼女のような世紀の美女が無邪気に歌う姿は破壊力抜群で、麓の老若男女はこぞって悶絶した。
「な、なんだよあれ、反則だよ! ああっ、かわいいかわいい、かわいいーっ!」
「あぁん、もうガマンできない! かわいい! かわいいーーーーんっ!」
「くそっ、かわいすぎるだろ! あんな美人なのに、小さな子供みたいな顔して!」
「わたし女だけど、あの人のファンになっちゃった! だってかわいすぎるもん!」
ユリアは知らない。
例えるなら風呂に入っていて、気持ち良さについ口ずさんだ歌が、ふたつの世界の人々の心をわし掴みにしていることを。
ユリアは三番まできっちり歌いあげると、いよいよツナサンドに手を伸ばす。
「さて、いよいよメインディッシュだ」
いつにない緊張した面持ちで、輝くクリームイエローの具と、オフホワイトのパンのコントラストを見つめたあと、おもむろにひと口。
パンの気持ちのよい噛み応えのあと、ツナのキュッとした歯ごたえがあり、ほろりと口のなかでほどける。
染み出したオリーブオイルと魚の旨味、そしてマヨネーズの酸味が口の中を駆け巡っていた。
同時に、ユリアのなかには万感の思いがあふれだす。
「こ……この味だ……」
ユリアは、いや百合はツナが好きだった。
コンビニで昼食を買うときは、おにぎりでもサンドイッチでも、必ずツナを混ぜることにしている。
しかしどれも、子供の頃に食べていたツナの味とは程遠かった。
どうしてもその味が忘れられず、いろんなツナ缶を使ってサンドイッチを自作したりもした。
でも……やはりどこか違っていた。
幼い記憶があやふやになって、ノスタルジーになっているだけかもと思った。
大人になって食べているツナのほうが、子供の頃に食べていたツナよりずっと美味しいはずだと自分を言い聞かせたこともある。
でも……どうしても忘れられなかった。
頭の片隅に、燃えカスのようにチリチリとした思いの残滓だけがいつまでも残っていたのだ。
『したいしたいノート』を買ったときに、何がしたいかをユリアは考えた。
そして思いだす。もしかしたらこの特区になら、思い出のツナがあるのではないかと。
彼女は迷うことなく、ノートの『食事』の章のトップにこうしたためた。
『ママのツナサンドを再現する』
『ママのツナおにぎりを再現する』
ツナサンドをごくりと飲み下すと、マスタードが入っているわけでもないのに鼻がツンとした。
思わず目を閉じて天を仰ぐと、瞼の裏にまぶしい笑顔が浮かび上がる。
それは4歳の頃、母親に連れられて向かった丘の上で見た笑顔。
彼女は右手で大きくなりつつあるお腹をさすり、左手で百合の頭を撫でながら微笑んでいた。
『百合は本当にツナが好きね。明日からはしばらくママのおにぎりもサンドイッチも食べられなくなるけど、お姉ちゃんならガマンできるよね? そうだ、淋しくないようにお歌を教えてあげる。このお歌を歌うと、友達が100人できるんだよ』
歌を教わった百合は、右手に食べかけのおにぎり、左手に食べかけのサンドイッチ持ったまま目を輝かせていた。
『ママ! わたし富士山の上で、ママのツナおにぎりとツナサンドを食べる!』
『友達100人といっしょにね。それならママがいなくても平気でしょ?』
――それからママは、弟を産んですぐに亡くなった。
ユリアはそれまで楽しさでいっぱいだったのだが、急にずーんと落ち込んで肩を落としてしまう。
母を失った悲しみが蘇ってきたからではない。
――ママはお友達を作れるようにって、あの歌を教えてくれてたのに……。
わたしってばずっと、ツナサンドとツナおにぎりのことしか考えてなかった……!
ユリアは顔をあげ、太陽に向かって誓う。
――お友達を作ろう……まずは、ひとりでも……。
リアルのお友達はちょっとハードルが高いから、まずはトックチューブのお友達とか……。
彼女は知らない。フォロアーは世界じゅうにいることを。
ユリアは新たな目標を胸にサンドイッチを食べ進めていたが、ふと、バスケットの中にちいさな旗が一本まぎれているのを見つける。
お子様ランチに付いてくるような、手作り感満載のその旗には、『雪うさぎのねぐら亭』のロゴが入っていた。
どうやらジオンがサービスとしてサンドイッチに立ててくれていたようだが、運んでいる途中で倒れてしまったようだ。
ユリアはなんの気なしにその旗をつまむと、登頂記念とばかりに傍らの地面に突き刺した。
彼女は知らない。その瞬間、麓は大絶叫に包まれたことを。
「は……旗が、旗が立ったぞぉーーーーーっ!?!?」
「ついに、4つの領地を統べる者が決まった!」
「でもよく見ろよ! あの旗は4つの領地のどれでもない! 白くて、ウサギのマークが入ってるぞ!?」
「あんな旗、あったか……?」
観光客はあたりを見回していたが、目の前にある屋台に目が止まる。
その看板には、ユリアが立てた旗とそっくりのウサギのマークが……!
「えっ……えぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!?!?」
ジオンはびっくり仰天。
しかし、各領地の山小屋のデッキにいた領主たちはこぞって反対した。
「あ……あんな旗は無効だっ! 領地の旗ではなくて、チンケな屋台の旗ではないか!」
「そうだそうだ! しかも、刺したのはよそものだ!」
「頂上にいる娘も、あの屋台にいる男も、きっとホワイトキャップのことなどなにも知らんヤツに決まってる!」
「そんなヤツらにこの山を渡してなるものか! 重要な収入源が……いや、山の神の災いが降りかかるぞ!」
領主たちの怒声を鼻であしらうかのように、村のスピーカーから涼やかな声が響いた。
『そうだ、せっかく来たのだから、昔のホワイトキャップの姿も見てみるとしよう』
頂上にふたたび視線が集中する。
ユリアは舞い踊っていた。
彼女が空に向かって手をかざすたび、空には白い軌跡が羽ばたいていく。
青空に浮かんだそれは巨大な雪の結晶となり、打ち上げ花火のような大輪の花を咲かせる。
「き……きれい……!」誰かが言った。
雪の花は砕け、小さな結晶となってダイヤモンドのようにキラキラと村に降り注ぐ。
「ゆ……雪!? 雪だっ、雪が降ってきたぞ!」
「うわぁ……! ホワイトキャップに雪が降るなんて、何十年ぶりかしら……!?」
「み……見て、あれ!」
そして人々は、本当の奇跡と出会う。
四つの領地の人々にとって、遠い記憶だったはずの光景が、そこにはあった。
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