2 / 73
第二話 昼食と冒険者
しおりを挟む
ここはオルベリア王国東部の町、ユトス。
町そのものにこれといった特色はないが、小規模ながらも、三大ギルドの一つである冒険者ギルドがあり、冒険者や行商人が頻繁に出入りする町だ。
僕が日頃拠点としているのは、この町から馬車で丸一日かかる場所にある、メルビアという街。ここユトスへは[真なる栄光]が受諾した依頼のために、五日前から滞在していた。ちなみにその依頼はまだ未達成だが、それも僕にはもう関係のない話だ。この五日間、何度促しても彼らは動かなかったのだから、どうしようもない。
滞在していた宿屋のある通りから人通りの多い方へ向かうと、露店や食事処、雑貨屋などが並ぶ通りへ出る。
僕は真っ直ぐ、食事処の[草原のはちみつ亭]へと入った。
「いらっしゃいませー!…あら!」
扉を開けると聞こえてきた元気な声に会釈をし、空いている席へ座る。声の主である給仕の女性は、カウンターからメニュー表を取ると足早にこちらへ来た。
「今日も来てくれて嬉しいわ。気に入ってもらえたのかしら?」
この町へ来てから一日に一度はここで食事をしているからか、僕の顔を覚えていたらしい。
「はい。とても」
社交辞令ではない。ここが拠点じゃないのが残念なくらいだ。
微笑んでお礼を言う給仕の女性からメニュー表を受け取って、一番目立つ文字で書かれたメニューを迷わず指差した。
「グランドベアのステーキセットをください。一番大きいやつで」
それを聞いて給仕の女性は目を丸くする。
「えっ、キングサイズ?…それ五人前よ?一人前でもかなり大きいのよ?」
「大丈夫です。お祝いなので」
給仕の女性は「お祝い?」と首を傾げながらも、僕の意思が揺るがないことを悟ると、「かしこまりました」と言って厨房へと向かった。
僕は他人よりもよく食べる。でも普通の量でも問題はなく、気が向いた時に大量に食べるという感じだ。好き嫌いは特に無いが、お肉は特に好んで食べる。
さて、この後はどうするか。
メルビア行きの乗合馬車はあるが、一番早くて五日後の出立だ。ちなみに今日の明け方に出た便がある。解雇されたのが昨日だったら乗れたのだが。
……ティモン、わざとか?
いや、彼は乗合馬車の運行予定など把握していない。賭けてもいい。
今日は泊まって、明日の明け方に徒歩で出よう。この五日間で携行品の補充などは済んでいるし、町の中も充分見て回った。乗合馬車に乗るためだけに、さらに五日も滞在する気はない。
町を散策した際に見つけた宿屋の場所を思い出しながら料理を待っていると、食欲をそそる良い匂いが近づいてきた。
「お待たせしました。グランドベアのステーキセット、キングサイズです!」
給仕の女性がそう言って料理をテーブルに置くと、周囲が少しザワついた。…ちょっと量が多いだけなので気にしないでほしい。
こんがりと焼かれた分厚く大きな肉が、熱された鉄板皿の上に五枚重ねられている。セットなので、大盛りのライスとサラダ、スープもついている。
「いただきます」
お肉を一口大に切り分けて頬張る。
肉汁がじゅわりと染み出し、スパイスの効いたソースと絡んで口いっぱいに広がった。
おいしい。
まだ食べ始めたばかりだが、同じものをもう二、三皿追加注文したい。……いや、さすがに目立つから止めておこう。
「ねえ、あなた。あれってやっぱり、アイアンラビットだったんじゃない…?」
黙々とお肉を口に運んでいると、ふいに隣の席の会話が聞こえてきた。
「まさか。普通のホーンラビットだろ」
心配そうな女性と、それを一蹴する男性。足元にある大きなリュックなどの荷物や身なりなどから見て、おそらく夫婦で旅か行商をしているのだろう。
「アイアンラビットが平原にいるはずねぇよ」
「でも……」
夫は意に介していないが、妻は不安が拭えない様子。
ホーンラビットは平原に生息するポピュラーな魔物だ。一方でアイアンラビットは、魔素の濃い場所にしか生息しない。
魔素とは空気中や水中、地中にも含まれるエネルギー粒子で、魔力の素のようなものだ。どこにでもあるものだが、場所によって濃度は異なり、それが桁違いに濃い場所がある。
その代表格が[魔窟]。
魔窟は人々の記憶にも、そして記録にもないほど昔から存在するとされている。
悪魔の住処、闇の迷宮、魔王の遺産。
さまざまな呼び名で恐れられたそれは、この時代では解き明かすべき謎として人々を惹きつける冒険の舞台であり、畏怖の対象。
平原、森、山。谷や海、果てには空。
さまざまな場所に存在し、同じものは一つとして存在しない魔物の巣窟。人の道理も常識も通用しないその場所には、この世の至宝が眠っているとも囁かれている。
危険が待ち受けるその場所に、今なお多くの冒険者たちが挑み続けている。
魔窟は魔素の濃度が非常に高く、そこでは活動できない生物もいる反面、魔素の濃い魔窟にのみ生息する魔物も存在する。アイアンラビットもその一種だ。
ユトス南部の平原は魔素が薄い。そんな場所でアイアンラビットを目撃したのが事実なら、異常事態が発生している可能性が高い。
「その話、詳しく聞かせてもらえますか?」
唐突に、誰かが会話に入ってきた。
明るい薄茶色の髪と深みのある緑色の目。革鎧の軽装で腰に長剣を差した、二十代半ばくらいの男性。
「ん?なんだ、あんた」
怪訝そうな夫に、長剣を差した男性は紐のついた小さな銀色のプレートを、懐から取り出して見せた。冒険者タグだ。
「この町を拠点に冒険者をしている、ベルハイトといいます。平原にアイアンラビットがいたと聞こえましたが……」
ベルハイトが問うと妻は小さく頷き、
「ええ、たぶん…。遠目だったから、はっきり見たわけじゃないのだけど。ホーンラビットにしては大きかった気がするし、毛の色も…」
歯切れは悪いが、はっきりと答えた。
ベルハイトは何か考えるように二人から視線をずらし、
「!」
お肉を頬張る僕と目が合い、
「っ!」
僕の前に置かれたステーキの山に気づいて、ほんの少し目を見開いたあと、視線をスッと行商人夫婦に戻した。
「……分かりました。俺が様子を見に行きます」
ベルハイトは何事も無かったかのように夫妻に告げた。
「だが、見間違いかもしれねぇぞ?」
「何もなければそれで構いません。危険を事前に防ぐための備えですから」
ベルハイトは詳しい目撃地点を訊くと丁寧に礼を言い、夫妻のテーブルを離れた。
なんとも冒険者の鑑のような人だ。
不確かな情報にも備える柔軟さや判断の早さはもちろん、立ち振る舞いも丁寧で、力ある者の奢りがない。誰かさん達に見習ってもらいたい。
ベルハイトが食堂を出るのを視界の端で見送りながら、僕はステーキを大きめに切って口に運んだ。
町そのものにこれといった特色はないが、小規模ながらも、三大ギルドの一つである冒険者ギルドがあり、冒険者や行商人が頻繁に出入りする町だ。
僕が日頃拠点としているのは、この町から馬車で丸一日かかる場所にある、メルビアという街。ここユトスへは[真なる栄光]が受諾した依頼のために、五日前から滞在していた。ちなみにその依頼はまだ未達成だが、それも僕にはもう関係のない話だ。この五日間、何度促しても彼らは動かなかったのだから、どうしようもない。
滞在していた宿屋のある通りから人通りの多い方へ向かうと、露店や食事処、雑貨屋などが並ぶ通りへ出る。
僕は真っ直ぐ、食事処の[草原のはちみつ亭]へと入った。
「いらっしゃいませー!…あら!」
扉を開けると聞こえてきた元気な声に会釈をし、空いている席へ座る。声の主である給仕の女性は、カウンターからメニュー表を取ると足早にこちらへ来た。
「今日も来てくれて嬉しいわ。気に入ってもらえたのかしら?」
この町へ来てから一日に一度はここで食事をしているからか、僕の顔を覚えていたらしい。
「はい。とても」
社交辞令ではない。ここが拠点じゃないのが残念なくらいだ。
微笑んでお礼を言う給仕の女性からメニュー表を受け取って、一番目立つ文字で書かれたメニューを迷わず指差した。
「グランドベアのステーキセットをください。一番大きいやつで」
それを聞いて給仕の女性は目を丸くする。
「えっ、キングサイズ?…それ五人前よ?一人前でもかなり大きいのよ?」
「大丈夫です。お祝いなので」
給仕の女性は「お祝い?」と首を傾げながらも、僕の意思が揺るがないことを悟ると、「かしこまりました」と言って厨房へと向かった。
僕は他人よりもよく食べる。でも普通の量でも問題はなく、気が向いた時に大量に食べるという感じだ。好き嫌いは特に無いが、お肉は特に好んで食べる。
さて、この後はどうするか。
メルビア行きの乗合馬車はあるが、一番早くて五日後の出立だ。ちなみに今日の明け方に出た便がある。解雇されたのが昨日だったら乗れたのだが。
……ティモン、わざとか?
いや、彼は乗合馬車の運行予定など把握していない。賭けてもいい。
今日は泊まって、明日の明け方に徒歩で出よう。この五日間で携行品の補充などは済んでいるし、町の中も充分見て回った。乗合馬車に乗るためだけに、さらに五日も滞在する気はない。
町を散策した際に見つけた宿屋の場所を思い出しながら料理を待っていると、食欲をそそる良い匂いが近づいてきた。
「お待たせしました。グランドベアのステーキセット、キングサイズです!」
給仕の女性がそう言って料理をテーブルに置くと、周囲が少しザワついた。…ちょっと量が多いだけなので気にしないでほしい。
こんがりと焼かれた分厚く大きな肉が、熱された鉄板皿の上に五枚重ねられている。セットなので、大盛りのライスとサラダ、スープもついている。
「いただきます」
お肉を一口大に切り分けて頬張る。
肉汁がじゅわりと染み出し、スパイスの効いたソースと絡んで口いっぱいに広がった。
おいしい。
まだ食べ始めたばかりだが、同じものをもう二、三皿追加注文したい。……いや、さすがに目立つから止めておこう。
「ねえ、あなた。あれってやっぱり、アイアンラビットだったんじゃない…?」
黙々とお肉を口に運んでいると、ふいに隣の席の会話が聞こえてきた。
「まさか。普通のホーンラビットだろ」
心配そうな女性と、それを一蹴する男性。足元にある大きなリュックなどの荷物や身なりなどから見て、おそらく夫婦で旅か行商をしているのだろう。
「アイアンラビットが平原にいるはずねぇよ」
「でも……」
夫は意に介していないが、妻は不安が拭えない様子。
ホーンラビットは平原に生息するポピュラーな魔物だ。一方でアイアンラビットは、魔素の濃い場所にしか生息しない。
魔素とは空気中や水中、地中にも含まれるエネルギー粒子で、魔力の素のようなものだ。どこにでもあるものだが、場所によって濃度は異なり、それが桁違いに濃い場所がある。
その代表格が[魔窟]。
魔窟は人々の記憶にも、そして記録にもないほど昔から存在するとされている。
悪魔の住処、闇の迷宮、魔王の遺産。
さまざまな呼び名で恐れられたそれは、この時代では解き明かすべき謎として人々を惹きつける冒険の舞台であり、畏怖の対象。
平原、森、山。谷や海、果てには空。
さまざまな場所に存在し、同じものは一つとして存在しない魔物の巣窟。人の道理も常識も通用しないその場所には、この世の至宝が眠っているとも囁かれている。
危険が待ち受けるその場所に、今なお多くの冒険者たちが挑み続けている。
魔窟は魔素の濃度が非常に高く、そこでは活動できない生物もいる反面、魔素の濃い魔窟にのみ生息する魔物も存在する。アイアンラビットもその一種だ。
ユトス南部の平原は魔素が薄い。そんな場所でアイアンラビットを目撃したのが事実なら、異常事態が発生している可能性が高い。
「その話、詳しく聞かせてもらえますか?」
唐突に、誰かが会話に入ってきた。
明るい薄茶色の髪と深みのある緑色の目。革鎧の軽装で腰に長剣を差した、二十代半ばくらいの男性。
「ん?なんだ、あんた」
怪訝そうな夫に、長剣を差した男性は紐のついた小さな銀色のプレートを、懐から取り出して見せた。冒険者タグだ。
「この町を拠点に冒険者をしている、ベルハイトといいます。平原にアイアンラビットがいたと聞こえましたが……」
ベルハイトが問うと妻は小さく頷き、
「ええ、たぶん…。遠目だったから、はっきり見たわけじゃないのだけど。ホーンラビットにしては大きかった気がするし、毛の色も…」
歯切れは悪いが、はっきりと答えた。
ベルハイトは何か考えるように二人から視線をずらし、
「!」
お肉を頬張る僕と目が合い、
「っ!」
僕の前に置かれたステーキの山に気づいて、ほんの少し目を見開いたあと、視線をスッと行商人夫婦に戻した。
「……分かりました。俺が様子を見に行きます」
ベルハイトは何事も無かったかのように夫妻に告げた。
「だが、見間違いかもしれねぇぞ?」
「何もなければそれで構いません。危険を事前に防ぐための備えですから」
ベルハイトは詳しい目撃地点を訊くと丁寧に礼を言い、夫妻のテーブルを離れた。
なんとも冒険者の鑑のような人だ。
不確かな情報にも備える柔軟さや判断の早さはもちろん、立ち振る舞いも丁寧で、力ある者の奢りがない。誰かさん達に見習ってもらいたい。
ベルハイトが食堂を出るのを視界の端で見送りながら、僕はステーキを大きめに切って口に運んだ。
95
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
World of Fantasia(ワールド・オブ・ファンタジア)
緋色牡丹
ファンタジー
生きる意味を見出せない三十二歳の男・山田緋色。
夏の夜、光の渦に呑まれ、彼が目を覚ましたのは――幻想の森だった。
壊れた愛車、知らない空、そして湖に浮かぶ青髪の少女。
異世界での出会いが、“止まった人生”を再び動かしていく。
異世界叙情ファンタジー、開幕──
※この小説は、小説家になろう、カクヨムにも同時掲載しています。
挿絵はAIイラストを使ったイメージ画像です。
【完結】辺境の魔法使い この世界に翻弄される
秋.水
ファンタジー
記憶を無くした主人公は魔法使い。しかし目立つ事や面倒な事が嫌い。それでも次々増える家族を守るため、必死にトラブルを回避して、目立たないようにあの手この手を使っているうちに、自分がかなりヤバい立場に立たされている事を知ってしまう。しかも異種族ハーレムの主人公なのにDTでEDだったりして大変な生活が続いていく。最後には世界が・・・・。まったり系異種族ハーレムもの?です。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
事故に遭いました~俺って全身不随?でも異世界では元気ハツラツ?
サクラ近衛将監
ファンタジー
会社員の俺が交通事故に遭いました。二か月後、病院で目覚めた時、ほぼ全身不随。瞼と瞳が動かせるものの、手足も首も動かない。でも、病院で寝ると異世界の別人の身体で憑依し、五体満足で生活している。また、異世界で寝ると現代世界に目が覚めるが体の自由は利かない。
睡眠の度に異世界と現代世界を行ったり来たり、果たして、現代社会の俺は、元の身体に戻れる方法があるのだろうか?
そんな男の二重生活の冒険譚です。
毎週水曜日午後8時に投稿予定です。
小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!
ひより のどか
ファンタジー
ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。
一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて?
主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍?
「ねぇたまたちは、ぼくがまもりゅのら!」
『わふっ』
もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!
王女の夢見た世界への旅路
ライ
ファンタジー
侍女を助けるために幼い王女は、己が全てをかけて回復魔術を使用した。
無茶な魔術の使用による代償で魔力の成長が阻害されるが、代わりに前世の記憶を思い出す。
王族でありながら貴族の中でも少ない魔力しか持てず、王族の中で孤立した王女は、理想と夢をかなえるために行動を起こしていく。
これは、彼女が夢と理想を求めて自由に生きる旅路の物語。
※小説家になろう様にも投稿しています。
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる