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第三話 異常事態
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昼食のグランドベアを完食した後。
今日の宿を確保した僕は露店を見て時間を潰していたが、あの話が気になって冒険者ギルドに足を延ばしていた。
[草原のはちみつ亭]でアイアンラビットの話を聞いてから、三時間以上経っている。異常があったにしろ無かったにしろ、様子を見に行った冒険者――ベルハイトは、もう戻っている頃だろう。
魔物関連の問題は運び屋である自分の領分ではないし、件の平原へ行く予定があるわけではないが、妙な胸騒ぎを感じていた。
冒険者ギルドの扉を開けると、人気は少ないが重い空気が漂っていた。そこにいたのは冒険者が四人とギルド長の男性。ギルド長にはユトスに着いた日に挨拶をしたので、一応面識がある。ちなみにその時ティモン達は、「挨拶?なんで俺達が出向かなきゃならないんだ」と言って、顔すら出していない。
ここにいる冒険者は四人とも十代後半くらいの者達で、ベルハイトの姿はなかった。
ややあって、ギルド長が難しい顔で口を開く。
「では、ベルハイト君は魔窟に?」
「その可能性があります。アイアンラビットが目撃されたという場所から少し離れた所に、争った形跡がありました。そこから何かを引きずったような跡が魔窟の前まで続いていて、そこにこれが……」
冒険者が青い顔で答え、ポケットから何かを取り出した。
それは、紐が切れた冒険者タグだった。
誰の物かなど、刻まれた名を見なくとも察しがつく。
ここにいる冒険者たちは、後からベルハイトの支援に行ったのだろう。しかしそこにベルハイトの姿は無く、見つけたのは彼が何かに襲撃された形跡と魔窟へ続く痕跡、そして冒険者タグ。
「オレ達が魔窟の捜索に…!」
「それは駄目です。今回は捜索場所が魔窟で、場合によっては深層まで行くことになります。Dランクの君達には荷が重い」
冒険者の言葉をギルド長はピシャリと遮った。
「じゃあ、町にいる他の冒険者に…」
言い募る冒険者に、ギルド長はゆるく首を振る。
「現在ユトスに滞在が確認できている冒険者は、皆Bランク以下です。ギルド長として、この捜索はSランクでなければ許可できません」
「でも…っ!」
ギルド長の判断は正しい。
ユトスに限らず魔窟での捜索および救助依頼は、Sランクパーティー、もしくは複数のAランクパーティーが担うことを絶対としている。これは救助を確実に遂行するためでもあるが、救助に向かう側の二次被害を防ぐためでもある。
「明日の朝、Sランクパーティー[蒼天の鐘]が帰還予定です。ベルハイト君の捜索は彼らに依頼します」
ギルド長としても苦渋の決断だろう。ここにいる冒険者達も、頭では理解しているのだろう。悔しそうな表情だが、それ以上何か言おうとはしなかった。
「君達にはこれから、魔窟の周辺…タストラの森の捜索を依頼します。そこにいる可能性もありますから」
「!はい!」
「もうじき日が落ちます。くれぐれも気をつけて」
力強く頷いた冒険者たちは、そのままギルドを出た。
僕は壁に貼ってあるユトス周辺の地図を見る。
件の場所は、この町の南方にあるタストラの森。その中央部に魔窟の入り口があるようだ。
冒険者ギルドの判断は、Sランクパーティーの帰還を待つ。重ねて言うが、現段階では正しい判断だ。でも僕は。
待つ義務も、必要もない。
僕は静かに冒険者ギルドを出た。
ユトス南方タストラの森中心部、タストラ魔窟の入り口。
僕はひとりでその場所に来た。先程冒険者ギルドにいたDランクパーティーは、森の浅い所から捜索を始めているだろう。
予想異常に濃いな……。
鬱蒼と立ち並ぶ木々の切れ目、大きく盛り上がった地面に開いた、暗く先の見えない巨大な穴。
ここへ来る道中も魔素が濃いように感じたが、地下へと続く魔窟の入り口からは、それとは比較にならない濃い魔素が漏れ出ていた。やはり魔窟内で何か起こっているのかもしれない。
魔窟内に足を踏み入れると、一気に空気が変わる。寒いわけでもないのに冷たく、暑いわけでもないのにジリジリと刺激される感覚。
この魔窟は広い洞窟のようになっていた。どこを見ても土や岩で、風はなく湿った空気が漂っている。
洞窟内にも限らずある程度明るいのは、岩に含まれた魔石が発光しているからだ。明かり要らずで有り難い。
「――行くか」
僕は奥に向かって駆け出した。ここに来た目的は救助だ。急げる時は急ぐにこしたことはない。
どこに魔物などの脅威が潜んでいるか分からない場所で初っ端からダッシュしてるなんて、他人に知れたら確実に正気を疑われるだろう。実際、以前知人に話したらドン引きされた。
大小の岩や砂利が転がる不安定な地面を、時折跳躍で飛び越えながら進み続けていると、ふいに前方に複数の気配を感じた。おそらく小型の魔物。数は三。こちらには気づいていない。
十数秒後見えてきたのは、三体のアイアンラビット。ぱっと見は体長一メートル弱のウサギたが、額には鋼鉄の角が生えており、気性は荒い。
僕はベルトに提げている短剣の柄に手をかけたまま、速度を緩めず一気に距離を詰める。
「――ギュッ?!」
先頭のアイアンラビットが気づき、警戒の声を上げるが、もう遅い。
短剣を鞘から抜いた勢いのまま、一匹目の喉を裂き、すぐ横の二匹目の顔面に膝を叩き込んでから、返す踵で地面に叩きつけ、飛びかかってきた三匹目は、その胸部に短剣を突き刺した。三匹とも数秒藻掻いていたが、すぐに動かなくなった。
[真なるの栄光]は、僕が戦えないと思っていたようだが、戦えないなんて言ったことは一度もない。運び屋の雇用に来た彼らの態度がじつに横柄だったため、トラブル防止のために運送ギルド長の判断で、『業務に戦闘行為は含まない』と契約内容に含めていたからだ。と言っても、彼らだけで対処できない場合に見殺しにする気はさらさら無かったし、実際介入したこともあった。気づいていなかったけれど。
アイアンラビットを倒した後も、何度か魔物に遭遇しながらベルハイトの姿を探すが、上層では発見できなかった。中層以下にいるか、魔窟にはいないか。後者ならばまだいいが、前者ならば、魔窟の奥であればあるほど生存率は下がる。
中層をくまなく捜索するが、ここにもいない。さらに下層に入ると、小型の魔物はほとんどいなくなった。小型はどの魔物も中型より劣るということはないが、やはり種として強力なものが多い中型以上が割合を占めてくる。
下層を進むとすぐに、中型二体と小型三体に出くわした。
中型はグランドベア。熊のような外見で、体長は約三メートル。その体躯に似合わず俊敏で、数メートルの距離も一気に詰める脚力がある。数時間前に食べたやつだ。
小型はゴニアスネーク。二メートル弱のヘビ型の魔物で、その牙には毒を持っている。
どちらもこの国では生息域が広く、ここにいるのも不思議ではない。しかし。
グランドベアとゴニアスネークが一緒に行動してる……?
常であれば、この二種は互いを餌にするもの同士だ。それが今、何故か徒党を組んだような動きで、こちらの様子を睨み見ている。
なんにせよ、黙って通してくれそうにない。
僕はベルトに提げていたもう一本の短剣を左手で抜き、二刀を構える。
「人を探してるんだ。――通してもらうよ」
それを皮切りに、僕と魔物が地を蹴る音が岩壁に響いた。
グランドベアとゴニアスネークを倒し、襲ってくる他の魔物も蹴散らしながら下層を捜索すること一時間。ついに深層まで来てしまった。
魔窟に入ってから二時間くらいか…。
深層に降りて数メートルも歩かないうちに開けた空間に出た。どこを見ても土や岩だけなのは変わらないが、魔素は更に濃くなっている。
用心しながら歩を進めた、その時。
肌を刺すような気配がして、じっと辺りを窺う。ここは魔石を含む岩が少なく薄暗いが、遠くに何かが見えた。
倒れた人影。その腰の長剣に見覚えがあり、駆け寄ろうとして――足を止めた。
「グルルルル……」
人影のさらに奥。暗がりから這う唸り声。
気配の正体はゆっくりと、こちらへにじり寄ってくる。
見た目はグランドベアに近い。だが、大きさが全く違う。通常三メートル前後のはずのそれは、おそらく五メートルを超えている。爪が異常に発達していて、まるで何本もの鎌を仕込んでいるかのようだ。
それなりに魔物に関する知識を持っているつもりだったが、見たことも聞いたこともない個体だった。
亜種……?だとしたら、予想以上の異常事態だ。
グランドベアの亜種らしき魔物の脇には、四体のグランドベア。足下には十体程のゴニアスネーク。やはり結託しているように見える。
これを短剣だけで相手にするのは難しい。
出し惜しみは無し、だな。
僕は短剣を二本とも鞘に仕舞い、
「――無限保存庫・開放」
両掌に展開した淡く光る魔法陣から、魔法を取り出した。
今日の宿を確保した僕は露店を見て時間を潰していたが、あの話が気になって冒険者ギルドに足を延ばしていた。
[草原のはちみつ亭]でアイアンラビットの話を聞いてから、三時間以上経っている。異常があったにしろ無かったにしろ、様子を見に行った冒険者――ベルハイトは、もう戻っている頃だろう。
魔物関連の問題は運び屋である自分の領分ではないし、件の平原へ行く予定があるわけではないが、妙な胸騒ぎを感じていた。
冒険者ギルドの扉を開けると、人気は少ないが重い空気が漂っていた。そこにいたのは冒険者が四人とギルド長の男性。ギルド長にはユトスに着いた日に挨拶をしたので、一応面識がある。ちなみにその時ティモン達は、「挨拶?なんで俺達が出向かなきゃならないんだ」と言って、顔すら出していない。
ここにいる冒険者は四人とも十代後半くらいの者達で、ベルハイトの姿はなかった。
ややあって、ギルド長が難しい顔で口を開く。
「では、ベルハイト君は魔窟に?」
「その可能性があります。アイアンラビットが目撃されたという場所から少し離れた所に、争った形跡がありました。そこから何かを引きずったような跡が魔窟の前まで続いていて、そこにこれが……」
冒険者が青い顔で答え、ポケットから何かを取り出した。
それは、紐が切れた冒険者タグだった。
誰の物かなど、刻まれた名を見なくとも察しがつく。
ここにいる冒険者たちは、後からベルハイトの支援に行ったのだろう。しかしそこにベルハイトの姿は無く、見つけたのは彼が何かに襲撃された形跡と魔窟へ続く痕跡、そして冒険者タグ。
「オレ達が魔窟の捜索に…!」
「それは駄目です。今回は捜索場所が魔窟で、場合によっては深層まで行くことになります。Dランクの君達には荷が重い」
冒険者の言葉をギルド長はピシャリと遮った。
「じゃあ、町にいる他の冒険者に…」
言い募る冒険者に、ギルド長はゆるく首を振る。
「現在ユトスに滞在が確認できている冒険者は、皆Bランク以下です。ギルド長として、この捜索はSランクでなければ許可できません」
「でも…っ!」
ギルド長の判断は正しい。
ユトスに限らず魔窟での捜索および救助依頼は、Sランクパーティー、もしくは複数のAランクパーティーが担うことを絶対としている。これは救助を確実に遂行するためでもあるが、救助に向かう側の二次被害を防ぐためでもある。
「明日の朝、Sランクパーティー[蒼天の鐘]が帰還予定です。ベルハイト君の捜索は彼らに依頼します」
ギルド長としても苦渋の決断だろう。ここにいる冒険者達も、頭では理解しているのだろう。悔しそうな表情だが、それ以上何か言おうとはしなかった。
「君達にはこれから、魔窟の周辺…タストラの森の捜索を依頼します。そこにいる可能性もありますから」
「!はい!」
「もうじき日が落ちます。くれぐれも気をつけて」
力強く頷いた冒険者たちは、そのままギルドを出た。
僕は壁に貼ってあるユトス周辺の地図を見る。
件の場所は、この町の南方にあるタストラの森。その中央部に魔窟の入り口があるようだ。
冒険者ギルドの判断は、Sランクパーティーの帰還を待つ。重ねて言うが、現段階では正しい判断だ。でも僕は。
待つ義務も、必要もない。
僕は静かに冒険者ギルドを出た。
ユトス南方タストラの森中心部、タストラ魔窟の入り口。
僕はひとりでその場所に来た。先程冒険者ギルドにいたDランクパーティーは、森の浅い所から捜索を始めているだろう。
予想異常に濃いな……。
鬱蒼と立ち並ぶ木々の切れ目、大きく盛り上がった地面に開いた、暗く先の見えない巨大な穴。
ここへ来る道中も魔素が濃いように感じたが、地下へと続く魔窟の入り口からは、それとは比較にならない濃い魔素が漏れ出ていた。やはり魔窟内で何か起こっているのかもしれない。
魔窟内に足を踏み入れると、一気に空気が変わる。寒いわけでもないのに冷たく、暑いわけでもないのにジリジリと刺激される感覚。
この魔窟は広い洞窟のようになっていた。どこを見ても土や岩で、風はなく湿った空気が漂っている。
洞窟内にも限らずある程度明るいのは、岩に含まれた魔石が発光しているからだ。明かり要らずで有り難い。
「――行くか」
僕は奥に向かって駆け出した。ここに来た目的は救助だ。急げる時は急ぐにこしたことはない。
どこに魔物などの脅威が潜んでいるか分からない場所で初っ端からダッシュしてるなんて、他人に知れたら確実に正気を疑われるだろう。実際、以前知人に話したらドン引きされた。
大小の岩や砂利が転がる不安定な地面を、時折跳躍で飛び越えながら進み続けていると、ふいに前方に複数の気配を感じた。おそらく小型の魔物。数は三。こちらには気づいていない。
十数秒後見えてきたのは、三体のアイアンラビット。ぱっと見は体長一メートル弱のウサギたが、額には鋼鉄の角が生えており、気性は荒い。
僕はベルトに提げている短剣の柄に手をかけたまま、速度を緩めず一気に距離を詰める。
「――ギュッ?!」
先頭のアイアンラビットが気づき、警戒の声を上げるが、もう遅い。
短剣を鞘から抜いた勢いのまま、一匹目の喉を裂き、すぐ横の二匹目の顔面に膝を叩き込んでから、返す踵で地面に叩きつけ、飛びかかってきた三匹目は、その胸部に短剣を突き刺した。三匹とも数秒藻掻いていたが、すぐに動かなくなった。
[真なるの栄光]は、僕が戦えないと思っていたようだが、戦えないなんて言ったことは一度もない。運び屋の雇用に来た彼らの態度がじつに横柄だったため、トラブル防止のために運送ギルド長の判断で、『業務に戦闘行為は含まない』と契約内容に含めていたからだ。と言っても、彼らだけで対処できない場合に見殺しにする気はさらさら無かったし、実際介入したこともあった。気づいていなかったけれど。
アイアンラビットを倒した後も、何度か魔物に遭遇しながらベルハイトの姿を探すが、上層では発見できなかった。中層以下にいるか、魔窟にはいないか。後者ならばまだいいが、前者ならば、魔窟の奥であればあるほど生存率は下がる。
中層をくまなく捜索するが、ここにもいない。さらに下層に入ると、小型の魔物はほとんどいなくなった。小型はどの魔物も中型より劣るということはないが、やはり種として強力なものが多い中型以上が割合を占めてくる。
下層を進むとすぐに、中型二体と小型三体に出くわした。
中型はグランドベア。熊のような外見で、体長は約三メートル。その体躯に似合わず俊敏で、数メートルの距離も一気に詰める脚力がある。数時間前に食べたやつだ。
小型はゴニアスネーク。二メートル弱のヘビ型の魔物で、その牙には毒を持っている。
どちらもこの国では生息域が広く、ここにいるのも不思議ではない。しかし。
グランドベアとゴニアスネークが一緒に行動してる……?
常であれば、この二種は互いを餌にするもの同士だ。それが今、何故か徒党を組んだような動きで、こちらの様子を睨み見ている。
なんにせよ、黙って通してくれそうにない。
僕はベルトに提げていたもう一本の短剣を左手で抜き、二刀を構える。
「人を探してるんだ。――通してもらうよ」
それを皮切りに、僕と魔物が地を蹴る音が岩壁に響いた。
グランドベアとゴニアスネークを倒し、襲ってくる他の魔物も蹴散らしながら下層を捜索すること一時間。ついに深層まで来てしまった。
魔窟に入ってから二時間くらいか…。
深層に降りて数メートルも歩かないうちに開けた空間に出た。どこを見ても土や岩だけなのは変わらないが、魔素は更に濃くなっている。
用心しながら歩を進めた、その時。
肌を刺すような気配がして、じっと辺りを窺う。ここは魔石を含む岩が少なく薄暗いが、遠くに何かが見えた。
倒れた人影。その腰の長剣に見覚えがあり、駆け寄ろうとして――足を止めた。
「グルルルル……」
人影のさらに奥。暗がりから這う唸り声。
気配の正体はゆっくりと、こちらへにじり寄ってくる。
見た目はグランドベアに近い。だが、大きさが全く違う。通常三メートル前後のはずのそれは、おそらく五メートルを超えている。爪が異常に発達していて、まるで何本もの鎌を仕込んでいるかのようだ。
それなりに魔物に関する知識を持っているつもりだったが、見たことも聞いたこともない個体だった。
亜種……?だとしたら、予想以上の異常事態だ。
グランドベアの亜種らしき魔物の脇には、四体のグランドベア。足下には十体程のゴニアスネーク。やはり結託しているように見える。
これを短剣だけで相手にするのは難しい。
出し惜しみは無し、だな。
僕は短剣を二本とも鞘に仕舞い、
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両掌に展開した淡く光る魔法陣から、魔法を取り出した。
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