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〈別視点〉 ゲイルの思惑と実情
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「――くそっ!!なんなんだ、あの男は!!この俺を見下すなんて……。ルカも何故、俺達ではなく、あんな男と一緒にいるんだ!!」
ティモンは先程の一件を引き摺って、ずっと不機嫌で、
「あの人、ほんとカッコ良かったな~。なんて名前なのかなぁ。…まさか結婚とかしてないよね?まぁ、してても関係ないけど。あ~、もしお金持ちだったら、ほんと最高なんだけどな~」
ベロニカはあれだけ敵意を向けてきた初対面の男に、彼氏の目も憚らず懸想し、
「また恥をかかされた…っ。しかも今度はあんな大勢の前で!なんで私がこんな目に遭うのよっ!世の中おかしいわ……っ」
カミラは爪を噛みながら、部屋の中を行ったり来たりを繰り返している。
オレはその様子を笑いを噛み殺しながら眺め、ティモンに声をかける。
「なぁ、ティモン。今日は依頼受けんじゃねぇのか?」
「うるさいな。もうそんな気分じゃない」
子供かよ…。補償金はどうすんだ。
「んなこと言ったって、やらなきゃ支払いの目処も立たねえだろ。さっさと済ませちまおうぜ」
じゃねえと、オレがいつまで経ってもオマエらのお守りしねぇとなんねえだろ。
オレが促すと、しぶしぶといった感じでティモン達は腰を上げた。
ついさっき引き返してきた通りを再び通って、オレ達は冒険者ギルドへ来た。
朝の一番混雑する時間は過ぎているため、依頼書が張り出してある掲示板の前はガラ空きだ。
「――よし。これにしよう!」
ティモンが手にしたのは、魔物討伐の依頼書だった。その内容を見たオレは吹き出しそうになった。
マジか、コイツ。Aランクパーティー向けの依頼じゃねーか。
馬鹿なのは分かっていたが、ここまで馬鹿だとは思わなかった。誰か止めてやれ。
「ん~?モデストラビット…?聞いたことないけど、ラビットっいうくらいなら、ホーンラビットみたいなやつでしょ?ヨユーじゃん」
「報酬がいいなら、なんでもいいわよ。さっさと済ませましょ」
なんでだよ。馬鹿ばっかなのか?
モデストラビットはホーンラビットとは似ても似つかねえし、報酬がいいのは適正ランクが高いからだっての。
基本、コイツらがやる事に適度にノッて、ある程度は口出しをしない予定のオレも、さすがに何も言わないわけにはいかなかった。
「あー…、その依頼、Aって書いてあるぜ?」
「ん?…そうだな。それがどうした?」
ティモンだけでなく、他の二人も同じ反応。
えぇ…。通じねぇのかよ…。
「オレらのパーティーランクって、E、だよな?」
そう。[真なる栄光]のパーティーランクは下から数えたほうが早いEだ。下から二番目。コイツら個人のランクもE。今受けようとしている依頼の適正ランクであるAとは、雲泥の差がある。
本当に不思議だ。三年以上冒険者やってて、Eから一向に上がれないってのに、なんでこんなに、自分達に実力があると思っているのか。
しかしティモンはムッとして、
「そんなもの、他人が勝手につけた評価だ!俺達の真の実力を、ギルドや周りの人間は分かってない!」
そりゃそうだろ。そもそも無いものは分かりようがない。
「ほんとそれ!あたしなんて、十歳の頃には魔法が使えて、王都の学園にも通ってたのに!」
成績不振と素行不良で、一年経たずに退学処分になってんだろーが。
「貴重な回復魔法が使える私は、聖女として重用すべきだというのに」
お前の回復魔法、やたら詠唱に時間がかかるうえに、擦り傷程度しか治せねぇじゃねーか。だからオレら、普段は治癒薬しか使わねえし、お前も攻撃に回ってんだろ。
ティモンも他の二人も謎の自信を展開して、依頼を受けるため受付カウンターに向かう。
今日の受付は……。あーぁ…。よりによってモニカじゃねえか…。
オレは受付を見て頭を抱えた。モニカは仕事熱心で覚えもいいが、気が弱く、気性の荒い冒険者に何度か泣かされている。
「これを受ける。手続きをしろ」
カウンターに叩きつけるように依頼書を渡すティモン。モニカは跳び上がりそうになりながら、その依頼書に目を通し、眉を下げる。
「あのぅ…。この依頼、皆さんのランクでは、ちょっと……」
あー、言い辛いよな。分かる分かる。でもはっきり言ってやってくれ。じゃないとこいつら分からねえから。いや、言っても理解しねぇけど。
「何をぐだぐだ言ってるんだ。さっさとしろ」
「で、ですからその、皆さんのランクでは受注できませんので……」
エライぞ、モニカ。頑張ったなー。
しかしティモンはカウンターを力任せに叩き、
「またランクか!ランクがなんだって言うんだ!」
「ひえっ」
モニカは今にも泣き出しそうだ。だがティモンはそんな事はお構いなしに声を荒げる。
「相応しい実力のある者がやればいい。それだけだろう!」
実力が無ぇんだって。だからEなんだよ。
このままだと、昨日アリスに詰め寄った時の二の舞いだ。昨日は運良く免れたが、下手したら、ギルド長から説教をくらうことになる。
そう頭を抱えていると、
「ふん。もういい」
なぜかティモンはあっさり諦め、そのままギルドを出たので、オレ達は呆気にとられながらも後を追った。
「ちょっと!どうしたの?ティモン。依頼は?」
「依頼はいい。このまま魔窟へ行く」
うげっ。嫌な予感……。
「さっきの依頼、西のドラナト魔窟が目的地だ。今から向かって、討伐対象のモイストラビットを仕留める」
ほらなー。オマエはそう言うよなー。勘弁しろよ……。あと、モデストな。モデストラビット。なんだ湿ったウサギって。湿地にでも棲んでるのか?
オレの心の内など知るはずもなく、ティモンは名案だとばかりに胸を張っている。
「なにも依頼を受けなくとも、魔物は狩れるし、魔窟にも入れる。モイストラビットを持ち帰って、俺達への評価を改めさせよう」
「それいいじゃん!きっとギルドのヤツら、びっくりするよね!」
「そういう趣向も悪くないわね」
なんでベロニカもカミラも乗り気なんだよ。揃いも揃って、ドMかなんかなのか?
コイツらは理解していないが、依頼として受ける事自体にも、立派な意味がある。
依頼を冒険者ギルドや依頼主から正式に受諾することで、その冒険者の行き先を把握することができる。例えば依頼の期限を過ぎても音沙汰が無い場合には、救助や捜索の手配をしてもらえるし、異常事態などで呼び戻す必要がある時には、大まかな居場所が分かる。
冒険者ライセンスを取った時の講習で、説明されただろうに。
面倒な事この上ないが、オレが宥めるしかない。
「待て待て、ティモン。どうやってモデストラビットを持ち帰るんだよ」
「どうって…、手で持つに決まってるだろ。魔法鞄は用意してないんだから」
頭痛くなってきた……。
「あのな。モデストラビットはホーンラビットとは、強さもデカさも比べものにならないんだよ。このメンバーだと、四人でも勝てねえし担げねえっての」
「か、勝てないはずがないだろう!俺達は[真なる栄光]だぞ!!……そのまま運べないなら、証拠になりそうな部位を持ち帰ればいいだろう!」
「ゲイルってば、なぁんか弱気じゃない?」
「足を引っ張られるのは嫌よ?」
こりゃダメだな……。
もはや話にならない。オレは肩を竦めてきっぱり告げる。
「オレは降りるぜ。死にに行くのは御免だ」
いくら仕事でも、これ以上は付き合いきれない。それに、オレが行かないとなれば、前衛のティモンと後衛の魔法職二人だけになる。ティモン一人で攻撃役と盾役をこなすのは不可能だ。
と思ったのに。
「勝手にしろ!俺達三人で充分だ!」
「ウサギの魔物くらい、あんたがいなくてもヨユーだし!」
「とんだ意気地無しね。見損なったわ」
口々に言い捨てると、三人で魔窟へ向かってしまった。
殴ってでも止めるべきか?いや、これはもうアイツらの自己責任だよな。オレにそこまでする義務無くね?
そう結論を出し、オレはこの仕事のシメのつもりで、ティモン達の暴走を冒険者ギルドに報告に向かった。
ティモンは先程の一件を引き摺って、ずっと不機嫌で、
「あの人、ほんとカッコ良かったな~。なんて名前なのかなぁ。…まさか結婚とかしてないよね?まぁ、してても関係ないけど。あ~、もしお金持ちだったら、ほんと最高なんだけどな~」
ベロニカはあれだけ敵意を向けてきた初対面の男に、彼氏の目も憚らず懸想し、
「また恥をかかされた…っ。しかも今度はあんな大勢の前で!なんで私がこんな目に遭うのよっ!世の中おかしいわ……っ」
カミラは爪を噛みながら、部屋の中を行ったり来たりを繰り返している。
オレはその様子を笑いを噛み殺しながら眺め、ティモンに声をかける。
「なぁ、ティモン。今日は依頼受けんじゃねぇのか?」
「うるさいな。もうそんな気分じゃない」
子供かよ…。補償金はどうすんだ。
「んなこと言ったって、やらなきゃ支払いの目処も立たねえだろ。さっさと済ませちまおうぜ」
じゃねえと、オレがいつまで経ってもオマエらのお守りしねぇとなんねえだろ。
オレが促すと、しぶしぶといった感じでティモン達は腰を上げた。
ついさっき引き返してきた通りを再び通って、オレ達は冒険者ギルドへ来た。
朝の一番混雑する時間は過ぎているため、依頼書が張り出してある掲示板の前はガラ空きだ。
「――よし。これにしよう!」
ティモンが手にしたのは、魔物討伐の依頼書だった。その内容を見たオレは吹き出しそうになった。
マジか、コイツ。Aランクパーティー向けの依頼じゃねーか。
馬鹿なのは分かっていたが、ここまで馬鹿だとは思わなかった。誰か止めてやれ。
「ん~?モデストラビット…?聞いたことないけど、ラビットっいうくらいなら、ホーンラビットみたいなやつでしょ?ヨユーじゃん」
「報酬がいいなら、なんでもいいわよ。さっさと済ませましょ」
なんでだよ。馬鹿ばっかなのか?
モデストラビットはホーンラビットとは似ても似つかねえし、報酬がいいのは適正ランクが高いからだっての。
基本、コイツらがやる事に適度にノッて、ある程度は口出しをしない予定のオレも、さすがに何も言わないわけにはいかなかった。
「あー…、その依頼、Aって書いてあるぜ?」
「ん?…そうだな。それがどうした?」
ティモンだけでなく、他の二人も同じ反応。
えぇ…。通じねぇのかよ…。
「オレらのパーティーランクって、E、だよな?」
そう。[真なる栄光]のパーティーランクは下から数えたほうが早いEだ。下から二番目。コイツら個人のランクもE。今受けようとしている依頼の適正ランクであるAとは、雲泥の差がある。
本当に不思議だ。三年以上冒険者やってて、Eから一向に上がれないってのに、なんでこんなに、自分達に実力があると思っているのか。
しかしティモンはムッとして、
「そんなもの、他人が勝手につけた評価だ!俺達の真の実力を、ギルドや周りの人間は分かってない!」
そりゃそうだろ。そもそも無いものは分かりようがない。
「ほんとそれ!あたしなんて、十歳の頃には魔法が使えて、王都の学園にも通ってたのに!」
成績不振と素行不良で、一年経たずに退学処分になってんだろーが。
「貴重な回復魔法が使える私は、聖女として重用すべきだというのに」
お前の回復魔法、やたら詠唱に時間がかかるうえに、擦り傷程度しか治せねぇじゃねーか。だからオレら、普段は治癒薬しか使わねえし、お前も攻撃に回ってんだろ。
ティモンも他の二人も謎の自信を展開して、依頼を受けるため受付カウンターに向かう。
今日の受付は……。あーぁ…。よりによってモニカじゃねえか…。
オレは受付を見て頭を抱えた。モニカは仕事熱心で覚えもいいが、気が弱く、気性の荒い冒険者に何度か泣かされている。
「これを受ける。手続きをしろ」
カウンターに叩きつけるように依頼書を渡すティモン。モニカは跳び上がりそうになりながら、その依頼書に目を通し、眉を下げる。
「あのぅ…。この依頼、皆さんのランクでは、ちょっと……」
あー、言い辛いよな。分かる分かる。でもはっきり言ってやってくれ。じゃないとこいつら分からねえから。いや、言っても理解しねぇけど。
「何をぐだぐだ言ってるんだ。さっさとしろ」
「で、ですからその、皆さんのランクでは受注できませんので……」
エライぞ、モニカ。頑張ったなー。
しかしティモンはカウンターを力任せに叩き、
「またランクか!ランクがなんだって言うんだ!」
「ひえっ」
モニカは今にも泣き出しそうだ。だがティモンはそんな事はお構いなしに声を荒げる。
「相応しい実力のある者がやればいい。それだけだろう!」
実力が無ぇんだって。だからEなんだよ。
このままだと、昨日アリスに詰め寄った時の二の舞いだ。昨日は運良く免れたが、下手したら、ギルド長から説教をくらうことになる。
そう頭を抱えていると、
「ふん。もういい」
なぜかティモンはあっさり諦め、そのままギルドを出たので、オレ達は呆気にとられながらも後を追った。
「ちょっと!どうしたの?ティモン。依頼は?」
「依頼はいい。このまま魔窟へ行く」
うげっ。嫌な予感……。
「さっきの依頼、西のドラナト魔窟が目的地だ。今から向かって、討伐対象のモイストラビットを仕留める」
ほらなー。オマエはそう言うよなー。勘弁しろよ……。あと、モデストな。モデストラビット。なんだ湿ったウサギって。湿地にでも棲んでるのか?
オレの心の内など知るはずもなく、ティモンは名案だとばかりに胸を張っている。
「なにも依頼を受けなくとも、魔物は狩れるし、魔窟にも入れる。モイストラビットを持ち帰って、俺達への評価を改めさせよう」
「それいいじゃん!きっとギルドのヤツら、びっくりするよね!」
「そういう趣向も悪くないわね」
なんでベロニカもカミラも乗り気なんだよ。揃いも揃って、ドMかなんかなのか?
コイツらは理解していないが、依頼として受ける事自体にも、立派な意味がある。
依頼を冒険者ギルドや依頼主から正式に受諾することで、その冒険者の行き先を把握することができる。例えば依頼の期限を過ぎても音沙汰が無い場合には、救助や捜索の手配をしてもらえるし、異常事態などで呼び戻す必要がある時には、大まかな居場所が分かる。
冒険者ライセンスを取った時の講習で、説明されただろうに。
面倒な事この上ないが、オレが宥めるしかない。
「待て待て、ティモン。どうやってモデストラビットを持ち帰るんだよ」
「どうって…、手で持つに決まってるだろ。魔法鞄は用意してないんだから」
頭痛くなってきた……。
「あのな。モデストラビットはホーンラビットとは、強さもデカさも比べものにならないんだよ。このメンバーだと、四人でも勝てねえし担げねえっての」
「か、勝てないはずがないだろう!俺達は[真なる栄光]だぞ!!……そのまま運べないなら、証拠になりそうな部位を持ち帰ればいいだろう!」
「ゲイルってば、なぁんか弱気じゃない?」
「足を引っ張られるのは嫌よ?」
こりゃダメだな……。
もはや話にならない。オレは肩を竦めてきっぱり告げる。
「オレは降りるぜ。死にに行くのは御免だ」
いくら仕事でも、これ以上は付き合いきれない。それに、オレが行かないとなれば、前衛のティモンと後衛の魔法職二人だけになる。ティモン一人で攻撃役と盾役をこなすのは不可能だ。
と思ったのに。
「勝手にしろ!俺達三人で充分だ!」
「ウサギの魔物くらい、あんたがいなくてもヨユーだし!」
「とんだ意気地無しね。見損なったわ」
口々に言い捨てると、三人で魔窟へ向かってしまった。
殴ってでも止めるべきか?いや、これはもうアイツらの自己責任だよな。オレにそこまでする義務無くね?
そう結論を出し、オレはこの仕事のシメのつもりで、ティモン達の暴走を冒険者ギルドに報告に向かった。
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