【完結】どうやら私は婚約破棄されるそうです。その前に舞台から消えたいと思います

りまり

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 「本当にごめんなさい」

 「俺たちが悪かったです」

 後日ルーカスさまとキースさまが謝りに来た。

 「……」

 「ごめんなさい、本当にごめんなさい」

 私は本気で怒っていた。

 大体私抜きで話決めた挙句、閉じ込めてくれたんだ!!!!

 「……」

 「それぐらいしか思いつかなかったんだ」

 「それぐらいしないと諦めないと思ったんだ」

 「知りません、酷いじゃないですか!!!!!
 大体、言っていただければそれなりに対処しました!!!!!」

 「だが、あの人は並大抵な対処では……」

 「それでもそれなりに対処するつもりでした」

 それから、当分は怒りが収まらず私は最近はまっている剣術で素振りをしていた。

 「ふざけんじゃないわよ!!!!」

 もともと前世を含めて活発な方だったので、夢のことがあり、おとなしくしていたのだ。

 「そもそも、母と同じ年の人となんて結婚するわけないでしょ!!!!」

 怒りに任せて剣を振っていたので、後々手首を痛め医師に当分剣術の練習を禁止されてしまったのは、この後数日のことである。

 「お願いだから許してくれ、もうしないから!!!!!」

 これだけ反省してくれればということで私は二人を許すことにしたのだ。

 もちろん家にいるザンザたちも、反省してくれ今後はしないと誓ってくれた。

 女なめんなよ!!!!!

 もちろんこれからみっちり働いてもらいますよ。

 自分勝手な思い込みで回りを不幸にしていったんだから、それなりの報復は覚悟の上ですよね?

 お義母さま!!!!!

 私たちは駆けずり回り証拠を集めていった。

 義母のやった証拠をそれなりに集め終わると、次の段階に進んだのだ。

 義母はばれていないと思っているだろうが、それは同じ穴のムジナだ。

 ちょっと脅しただけで下呂ってくれた。

 あとは最終段階に突入だ!!!!!!

 


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