おおぅ、神よ……ここからってマジですか?

夢限

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第09章 勇者召喚

07 勇者が召喚された!

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 コルマベイントから最初に返還された者たちは、あの後すぐに奴隷の首輪を外し、健康チェックなどを済ませたのち故郷へとそれぞれ戻している。その際幾度となく礼を言われたのは言うまでもないが、王として為政者としてやるべきことをやっただけだからそこまで礼を言われてもと思ってしまった。ほんと俺は礼を言われるのが苦手だ。まぁ、ありがたく受け取っておいたけどね。
 さて、そんなことが終わったのが昨日、本日は8月15日俺の誕生日である。しかも俺は今年で15歳、つまりこの世界では成人という節目となる。この世界、毎年誕生日を祝うのではなく、5年ごとに祝うことになっているわけだが、俺の場合生まれた時は言うまでもないが、5歳と10歳の時は虐待を受けており当然ながら祝ってなどもらっていない。それを知ったゾーリン村の面々は今か今かと今日を待ち望んでいたという。そして、それはここテレスフィリアの民も同じだったようで、今日はかなり盛大に祝うことになっている。

「スニル、準備するからこっち来なさい」
「わかったよ」

 母さんに呼ばれてそこに向かうわけだが、俺は辟易していた。というのもこの1か月ほどだろうか、俺の誕生日を祝うためにと、母さんをはじめノニスおばさん、ポリーにシュンナという俺に近しく時間のある女性陣とメイドたちがこぞって俺にどんな衣装を着せるかと盛り上がり、俺はその間着せ替え人形とかしていたからだ。
 なんでもみんな曰く、俺は幼いころからの虐待の影響で実年齢より幼く小さい、また村一番の美少女と謳われた母さんとそっくりな顔、つまり見事な女顔ということもあり、何を着ても似合うのだそうだ。というか中には女物まで交じっていた。さすがにそれは断固拒否させてもらった。当たり前だ男の成人になんで女装しなければならないのか。というかそれは元40手前のおっさんとしてもきついものがあるしな。うぉ、想像したらきもいな。
 とまぁ、それはともかくそんなこんなで決まったいくらかの衣装をこれから何着も着なくてはいけない。その最初の衣装を今から着るというわけだ。が、なぜ着替える場に母さんはともかくポリーやノニスおばさん、さらには伯母さんまでいるのか。そう思いながらもメイドたちがあっという間に俺を下着スタ型にして着替えさせ始めてしまった。ナニコレ?


 そうして始まった誕生式典、さすが魔王の誕生を祝うだけあり、とんでもなく豪勢に行われた。前世で友達もおらず常に一人だった俺は当然前世では友達を呼んだ誕生日会的なものを開いたことがない。というか開いたところで誰も来なかった俺からしたら、まさか今世でこんな盛大に祝われるとは思わなかった。しかし、照れくさくてしょうがないが、悪くない、危うく涙が出そうになってやばかったのは内緒だ。


 さて、そんな誕生式典も終わり、といいたいがまだ会場をはじめ町中がお祭り騒ぎであちこちで騒がれているが、式自体は終わった。すでに夜も遅く俺としては眠い。いくら成人したといっても体の小さい俺はいまだに通常時では夜更かしができないから、俺は明日に備えて1人眠りにつくことにした。



ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ



 気が付くとそこは真っ白な空間が広がっていた。

「これ、久しぶりだなぁ」

 眠りについたはずなのにこの真っ白空間、俺には個々の記憶がある。

「よぉ、スニル、いや、今はスニルバルドだったか」

 そんな声が聞こえてきたのでそちらを見ると、そこには思った通り神様が立っていた。

「お久しぶりです。スニルのままでいいですよ、神様」
「おうそうか、というかお前は会うたびに名前が変わるな」
「確かにそうですね」

 そう言って笑う俺と神様、確かに言われてみると、俺が神様とこうして会うのはこれで3回目、1回目はこっちに転生する前で、それは前世の名前だった。2回目は両親のことを聞いた時で、その時はまだスニルだけだったが、今はスニルバルド・ゾーリン・テレスフィリアとなっている。

「あっ、そういえば、両親のことありがとうございました」

 両親を転生させてくれたのはほんとうれしかったからだ。俺というより僕が特に喜んでいたからな。

「なに、いいってことよ。でも俺もあの時は焦っていたからな。本来ならその場で生き返らすとか、記憶を持った状態でゾーリン村で転生させるぐらいでもよかったんだが、それはできなかったからな。結局お前が記憶を取り戻してからだったから、あまり意味はなかったな」
「いえ、ありがたいことでしたよ」
「そっか、まぁそれならよかったが」
「えっと、それで神様今度はどんな?」

 神様は基本地上に関しないようにしているために、こうして俺に接触してくること自体が特例中の特例となる。前回は俺がたまたま両親の転生先近くにいたから、両親を転生させる特例のついでに接触してきた。となると今度は一体どんな特例なんだろうか。

「ああ、実はな。ちょいと困ったことになってな」

 神様は少し言いよどんだ。いったい何があったんだ。神様が困るってよほどのことだろ、ていうかそれ俺が聞いてもいいのか。

「お前が聞くこと自体は問題ない。というか知らせるためにこうして呼んだんだからな。んで、困ったことってのは、勇者が召喚されたってことだ」
「勇者? この世界にですか?」

 勇者というのは1万年に暴れていた先代魔王を討伐するために、当時の教会が呼び出した存在のことだ。伝説によると異世界から召喚された勇者は、人間連合軍とともに魔族軍と戦い激闘の末に魔王を討伐、その後勇者はもとの世界に帰っていったとある。

「えっと、もしかして俺ですか?」

 勇者が召喚される理由は魔王の討伐、そして魔王といえば当然俺のことだ。考えてみると今頃枢機卿が教皇と会い、いろいろと話をしていることだろう、おそらくその中に俺の存在も明かされたことで勇者が召喚されたということなのか。

「ああ、そういうことだな。俺もまさかお前が魔王になるとは思わなかったからな。でもま、確かにメティスルを持ってるんだから、魔族と接触すればそうなってもちっともおかしくないんだけどな」

 神様が言うように、メティスルという魔法特化のチートスキルを持って、魔族と接触すれば当然の結果だ。

「そうですか、まぁ確かに魔王を名乗った時点である程度の覚悟はしていましたからね」
「だろうな。だが俺も別にただそれだけで困ることもないし、こうしてお前に告げることもない」
「えっと、それでは?」

 ならなぜ俺をここに呼んだのだろうか。

「お前が魔王を名乗ろうが、それに対して教会が勇者召喚しようがそれはあくまで人間の営みに過ぎない。だから本来であればこうしてお前に知らせることなんてないんだが、今回はその出自が問題でな」
「出自、ですか?」

 勇者の出自が問題? それは俺と関係があるってことなんだろうか。となるともしかして、あれ?

「わかったか、そうだ勇者は日本人だ」

 まじで、まさかの事実。

「それって、俺が知る日本、ってことですよね」

 世界は広い、俺の知らない日本なんてものはいくらでもありそうだ。

「その通りだ、確かにお前の知らない日本は存在している。実際俺が管理する世界の中にも日本って国があるしな。でも、勇者たちは間違いなくお前のよく知る日本だ」
「はぁ、確かに厄介な話ですね。でも、なんで日本から」
「それなんだけど、俺からしてもあり得ないんだよ」

 神様がそういった。どういうことだ神様ですらありえないって。

「いいか、勇者召喚ってあの術式は本来俺が管理する世界の中から、勇者にふさわしい人間をランダムで選び出すってものなんだ。んで、俺が管理する世界ってのは全部で100ぐらいあるんだが、その1つの世界にどれほどの人間がいると思う?」

 話をしながらの質問だが、どう答えるか。正直言ってわからない。1つの世界の人間の数、例えば地球であれば、確か全人口が80億人を超えたという話を聞いた事がある気がする。

「それは違うぜスニル」

 考えているとそれは違うと神様は言った。

「お前が今考えたのはあくまで地球という1つの星の人口でしかない、しかし世界ってのはその星が無数にあるんだよ。それは地球で育ったお前なら想像はできるだろ」

 確かに神様の言う通り地球でも空を見上げれば無数の星があり、そのどこかには地球と同じように人間が住んでいる星があってもおかしくない。まぁ、地球の文明レベルでは会ったことないから、みんなはそんな存在無いと決めつけているけどな。それにしても、無数の星かとなるともしかして世界の人口って……

「気が付いたか、そうだ世界の人口はそれこそ無数の星々に住むすべてを表し、その数は俺でも把握しきれないほど、もはや無限といってもいいだろう。それこそお前がいつも言ってるお前の魔力よりもはるかに多い、な」

 俺も魔力量で無限という表現を使うが、それでもただ単に桁が多すぎて面倒だから無限という表現をしているだけだ。しかし、世界の人口に関する数値は間違いなく無限と表現しても問題ないだろう。そしてそれが100、無限に無限が100重なったところで無限。

「その中から選ばれるなんてもんは、当然1/∞となるわけだ」

 1/∞ってそれは確かにすごい確率だよな。あれ? でも、今勇者召喚の術式は神様の世界からって、俺の記憶が確かなら地球って神様とは別の神様の世界だよな。それじゃ、なんで日本から召喚されたんだ?
 そんな疑問が出てきて首をかしげる。

「それなんだけどよ。そいつは俺のミスでな」
「ミス、ですか?」
「ああ、俺の思い付きでお前をここに転生させただろ、その際に日本とこの世界の間にパスが出来ちまって、検索範囲に日本が含まれてしまったってわけだ」

 なるほど、確かにそれなら日本から召喚されたとしてもおかしくないか、それにしてもそれでたまたま日本からってその召喚された奴はどれだけ幸運なのか、いや、この場合不幸になるのか? どっちみち、運のステータス数値は高いのは間違いないだろうな。尤もそれがプラスなのかマイナスなのかは本人しかわからないが。

「でもな、たとえそれでも日本から選ばれることは万に一つもないはずなんだよ。なにせ、日本とのパスったって、一時的なものだからな。そうだなぁ、例えば俺の世界同士のパスがこのぐらいの太さだとするよな」

 そう言って神様は空中に直径1mほどのパイプを生み出した。

「それで、日本とのパスってのはこんぐらいだな」

 そう言って今度はシャーペンの先ぐらい細いパイプを作り出した。って、ほそっ!

「普通ならこっちの太い方に行くだろ、でも今回はなぜかこっちの細い方がつながった。意味が分からねぇよ」

 神様はそういうが、確かに俺にも意味が分からない。

「でもま、ともかく来てしまったものは仕方ない。ってことでスニル、悪いが勇者たちを保護してやってくれないか」
「保護?」
「ああ、俺としては返してやりたいんだけど、世界を渡るってことがどういうことか、以前話した通りで残念ながら無理だからな。同じ故郷であるお前が保護してやってくれ、どうせそのうちお前の所に行くんだからな」
「それは、かまいませんが、勇者ってどんな?」

 俺としても返せないのなら保護することはもちろん構わない、俺も向こうでは40手前のおっさんだったし、今は魔王、一国の王でもある。保護するぐらい訳もない。

「召喚されたのは勇者と聖女、それと勇者の姉なんだが、みんな高校生ってやつだ」

 高校生か、これまたテンプレなメンバーだな。というか、勇者の姉って、姉同伴の勇者壮観だったのか。

「わかりました、着たら保護しておきます」
「悪いな。それじゃそろそろ時間だし、ああそうそう、言い忘れてたが勇者たちが召喚されたのは俺のミスだから今回は特例で、勇者たちの意識だけは向こうに届けることができる。まぁ一度だけだが家族と夢の中で会話ぐらいはできるようにするつもりだ。それも併せて頼むぜ」
「わかりました伝えます」
「おう、それじゃな」

 そう言って神様は去っていったと同時に俺は覚醒した。



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「ふわぁ、はぁ、とんでもないことになったなぁ。さて、どうすっかなぁ」

 覚醒後俺は頭を抱えたのだった。



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 スニルが頭を抱える数時間前、時は8月15日午後2時頃のこと、ミザークレス聖教国聖都トリアール教会においてある儀式魔法が行使されていた。

「くっ」
「くぁっ」
「ぐっ」

 厳かな雰囲気が漂う中聞こえる苦悶の声、今も1人の神官が力尽きて倒れた。といってもかろうじてではあるが息があるようだ。
 そして、最後の神官が倒れたその瞬間、彼らが囲っていた魔方陣が光り輝いた。

「おぉ」

 誰かが感嘆の声を上げた。そして、その光が収まったとき魔方陣の中央に3人の男女が佇んでいた。

「えっ!? な、なにこれ?」
「ここ、どこ?」
「な、なんなの?!」

 それぞれ困惑の声を上げている。

「おお、勇者様! 勇者様がまいられたぞぉー」

 困惑する3人をよそに盛り上がる何やらエラそうな格好をしたおっさんであった。

「ちょっとっ! これはなに? というかここどこなの?」

 3人の中からひときわ背が高く、黒い髪を腰まで伸ばした少女が語気を強めて詰め寄った。

「これは申し訳ありません、勇者様」
「勇者? 何よそれ!」
「勇者だって!」

 エラそうなおっさんに勇者と呼ばれて困惑する少女と興奮しだす少年、よく見るとこの少年の顔立ちが少女に似ているおそらくは姉弟なのだろう。

「こ、孝輔こうすけ?」

 一方で少年のそばでおびえている少女がいる。この少女も黒髪で、髪は肩ぐらいまでしかなく幼い印象が残っている。

「那奈、勇者だって、勇者!」
「う、うん」

 興奮する少年といまだ状況が呑み込めず右往左往している少女であった。



 それから少し時間を置き、召喚された勇者たちは現在教会、中央に赤い絨毯が敷かれその先をたどると階段がありその上には先ほどいたエラそうなおっさんが立っているいわゆる謁見の間である。

「さて、まずは皆様をお呼びしたことをここにお詫びいたします」

 エラそうなおっさんがまず深々と頭を下げたのだった。これにて先ほどからおっさんをにらみつけていた、少年の姉の怒気が薄れたのだった。

「皆様をお呼びした理由ですが、魔王の討伐をしていただきたいのです」
「魔王!」

 魔王と聞き少年はさらなる興奮をしだした。少年はこうしたサブカルチャーに触れてひそかに自信が勇者召喚をされ、特別な力を得たのち魔王を討伐することを夢見ていたのだった。そう、この少年孝輔こそが勇者だった。
 そして、そんな孝輔の隣でいまだ右往左往している那奈は聖女、そして残った孝輔の姉麗香はまさにこの2人の召喚に巻き込まれただけの人物であり、そのスキルは格闘術である。
 これこそがスニルがよく知る日本から召喚されてしまった3人である。
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