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閑話 拠点を攻める為に
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私は自分の執務室に戻り事務仕事を再開し、書類に目を通しているとノック音が聞こえ、透き通った声がする。
「師団長、ライナシアです!お呼びと伺い参りました」
「入って」
私の言葉を聞きドアを開けて入って来た女性・・・・第2部隊長を務めるライナシア・ルナードだ。
魔術師団に入って来た時は幼さを残す女の子って感じがしていたが、今は『美人』と言われても違和感がないくらい美しい美貌とスタイルを持つ女性へと成長した。
「何かありましたか?」
私が黙っていたのを何かあったと察してそう聞いていた。やはりこの子は鋭い。
「ええ、キルアスキルの拠点が見つかったそうよ」
私のその言葉に眼を細めるライナシア。
「そこで魔術師団と騎士団合同でその拠点を叩きます、うちからは貴女の第2部隊から20人、騎士団からは第3部隊20人を出します」
「場所はどこですか?」
「アグリです」
その言葉に考え込むライナシアを見ながら話を続ける。
「アグリに行ってもらい拠点を叩いてもらうのですが。アグリで事を起こすから領主に話を通してそれからギルドにも話を持って行って欲しいのよ」
「ギルドを巻き込むのですか?」
そう聞かれたので私は苦笑しながら口を開く。
「ギルドもキルアスキルを危険視しているから話は通しておかないといけないわ、それに能力の高い探索者を紹介してもらい参加してもらって、我々には土地勘がないから、その人達を頼る場面が出てくるかもしれない」
「わかりました、それでいつ出発すればいいですか?」
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
アグリまで2ヶ月かかるかから早く出た方がいい。
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私達は誰も欠ける事が無く戻って来る事を願いながらライナシア達を見送った。
セレストーレを卒業して6年・・・私は王宮魔術師団の部隊長にまで上りつめる事が出来た。
部隊長を任されてからも様々な事件や王族の護衛などをこなしながら過ごしていると師団長であるオリアニア様から呼び出しを受けオリアニア様のいる執務室へと向かうとキルアスキルの拠点が見つかりその拠点をし騎士団と共に攻める事になったと聞き少し驚いた。
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
え?私が指揮を?これは頑張らないといけないわ!!
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私は旅の準備が終わり次第出発した。
「ここが辺境都市アグリ」
2ヶ月かけてやっと着いた目的地であるアグリについて少し驚いた、王都ほどではないがかなりの人が出入りし、市場や表通りにある店が凄い賑わいだ。
「どうするライナシア?」
私が表通りの賑わいに驚いていいると作戦を共にする騎士達のまとめ役であり幼馴染のアインハルト・リッツナーが声をかけてきたので私はこれからの事を考えて口を開く。
「アインハルトは騎士達と魔術師団を連れて辺境伯に会いにい合ってもらえるかしら?今回の件で少し騒がしくなるのをきちんと伝えてくれるかしら?」
「わかった、皆行くぞ」
騎士達と魔術師団を見送った後に私はもう一つの目的であるギルドに向かい歩き出し、そして何事も無く無事ににつく事が出きそのまま建物に入り、空いている受付へと進み受付嬢に声を掛ける。
「すいません」
「はい、ご依頼でしょうか?」
「ええ」
私はそう返事をした後に受付嬢に顔を近付け小声で話を続ける。
「私は王宮魔術師団の者です、ギルド長と話がしたいのですが会えるでしょうか?」
私の言葉に受付嬢は少しだけ驚いた顔をしたがその後微笑み口を開く。
「少しお待ちいただけますか?」
私が頷くと受付嬢は立ち上がり後ろにある通路へと歩いていき、私は設置してある椅子に座って待つ事にした。
それから5分も経たずにさっきの受付嬢が戻って来て私を見て微笑み口を開く。
「お会いになるそうです、ご案内しますので私についてきていただけますか?」
「わかりました」
受付嬢の後につていくと受付嬢が1つの部屋の前で足を止めて口を開く。
「こちらにギルドマスターがいらっしゃいます」
そう言ってドアをノックし口を開く。
「ギルドマスター、お客様をお連れしました」
「入れ」
私が中に入ると中には怖い顔をした男性・・・・・ギルドマスターが座っていた。
私はギルドマスターを見て直立不動の体勢を取り口を開く。
「私は王宮魔術師団所属、第2部隊長のライナシア・ルナードです。今回ここに来たのはとある組織の拠点を攻める為にアグリに来ました、是非ともご協力をお願いしたく参りました」
私がそう言うとギルドマスターは真剣な顔で口を開く。
「セスナ、地図を持って来てくれ」
「わかりました」
セスナと呼ばれた受付嬢が一度部屋から出ていき地図をもって戻っ来た。
「師団長、ライナシアです!お呼びと伺い参りました」
「入って」
私の言葉を聞きドアを開けて入って来た女性・・・・第2部隊長を務めるライナシア・ルナードだ。
魔術師団に入って来た時は幼さを残す女の子って感じがしていたが、今は『美人』と言われても違和感がないくらい美しい美貌とスタイルを持つ女性へと成長した。
「何かありましたか?」
私が黙っていたのを何かあったと察してそう聞いていた。やはりこの子は鋭い。
「ええ、キルアスキルの拠点が見つかったそうよ」
私のその言葉に眼を細めるライナシア。
「そこで魔術師団と騎士団合同でその拠点を叩きます、うちからは貴女の第2部隊から20人、騎士団からは第3部隊20人を出します」
「場所はどこですか?」
「アグリです」
その言葉に考え込むライナシアを見ながら話を続ける。
「アグリに行ってもらい拠点を叩いてもらうのですが。アグリで事を起こすから領主に話を通してそれからギルドにも話を持って行って欲しいのよ」
「ギルドを巻き込むのですか?」
そう聞かれたので私は苦笑しながら口を開く。
「ギルドもキルアスキルを危険視しているから話は通しておかないといけないわ、それに能力の高い探索者を紹介してもらい参加してもらって、我々には土地勘がないから、その人達を頼る場面が出てくるかもしれない」
「わかりました、それでいつ出発すればいいですか?」
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
アグリまで2ヶ月かかるかから早く出た方がいい。
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私達は誰も欠ける事が無く戻って来る事を願いながらライナシア達を見送った。
セレストーレを卒業して6年・・・私は王宮魔術師団の部隊長にまで上りつめる事が出来た。
部隊長を任されてからも様々な事件や王族の護衛などをこなしながら過ごしていると師団長であるオリアニア様から呼び出しを受けオリアニア様のいる執務室へと向かうとキルアスキルの拠点が見つかりその拠点をし騎士団と共に攻める事になったと聞き少し驚いた。
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
え?私が指揮を?これは頑張らないといけないわ!!
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私は旅の準備が終わり次第出発した。
「ここが辺境都市アグリ」
2ヶ月かけてやっと着いた目的地であるアグリについて少し驚いた、王都ほどではないがかなりの人が出入りし、市場や表通りにある店が凄い賑わいだ。
「どうするライナシア?」
私が表通りの賑わいに驚いていいると作戦を共にする騎士達のまとめ役であり幼馴染のアインハルト・リッツナーが声をかけてきたので私はこれからの事を考えて口を開く。
「アインハルトは騎士達と魔術師団を連れて辺境伯に会いにい合ってもらえるかしら?今回の件で少し騒がしくなるのをきちんと伝えてくれるかしら?」
「わかった、皆行くぞ」
騎士達と魔術師団を見送った後に私はもう一つの目的であるギルドに向かい歩き出し、そして何事も無く無事ににつく事が出きそのまま建物に入り、空いている受付へと進み受付嬢に声を掛ける。
「すいません」
「はい、ご依頼でしょうか?」
「ええ」
私はそう返事をした後に受付嬢に顔を近付け小声で話を続ける。
「私は王宮魔術師団の者です、ギルド長と話がしたいのですが会えるでしょうか?」
私の言葉に受付嬢は少しだけ驚いた顔をしたがその後微笑み口を開く。
「少しお待ちいただけますか?」
私が頷くと受付嬢は立ち上がり後ろにある通路へと歩いていき、私は設置してある椅子に座って待つ事にした。
それから5分も経たずにさっきの受付嬢が戻って来て私を見て微笑み口を開く。
「お会いになるそうです、ご案内しますので私についてきていただけますか?」
「わかりました」
受付嬢の後につていくと受付嬢が1つの部屋の前で足を止めて口を開く。
「こちらにギルドマスターがいらっしゃいます」
そう言ってドアをノックし口を開く。
「ギルドマスター、お客様をお連れしました」
「入れ」
私が中に入ると中には怖い顔をした男性・・・・・ギルドマスターが座っていた。
私はギルドマスターを見て直立不動の体勢を取り口を開く。
「私は王宮魔術師団所属、第2部隊長のライナシア・ルナードです。今回ここに来たのはとある組織の拠点を攻める為にアグリに来ました、是非ともご協力をお願いしたく参りました」
私がそう言うとギルドマスターは真剣な顔で口を開く。
「セスナ、地図を持って来てくれ」
「わかりました」
セスナと呼ばれた受付嬢が一度部屋から出ていき地図をもって戻っ来た。
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