レディース異世界満喫禄

日の丸

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やるせないんだよ!!

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「本気出すって思ったのに・・・・・」


先行隊として意気込んで出発しておいて、何も起きずにキャンプ地に着きました。


「なんだろう・・・・このやるせない気持ちは・・・・」


思いっきり肩透かしを受けた気分だよ、なんかこの頃こういう事が多いよね。

戦闘がないのは喜ぶべきことだけど、やるせないんだよ!!


「ギンガーあたしを慰めて―!」


ギンガに抱き付きもふもふの体を堪能して自分を慰めつつどうしたものかと考えて・・・・・・


「考えるのやめ!」


これ以上考えるとさらに落ち込むことになるから、考えるのはやめだ!!

・・・・そうだ!料理をしよう!現実逃避じゃないよ?皆の為に料理を作らないとね!


「というわけで今日はお好み焼きを作りたいとお思います!」


久しぶりに食べたくなりました!というわけで用意するのは小麦粉、卵、天かす、山芋、猪のバラ肉。

お好み焼き用のソースは前に作ってあるので問題ありません!!

それを混ぜ合わせ一人前分くらいのの大きさでどんどん焼いて行き【アイテムボックス】に入れていき渡すときにソースをかけようと思う、そして最後にマヨネーズ!お好み焼きには欠かせませんよ!

今日は日本の代表食の一つ『お好み焼き』を皆様に楽しんでいただきましょう!!


ティータイムを楽しみながら本隊を待っていると魔物が10匹ほど現れたがギンガ達の遊び相手となってもらった。

夕方になりやっと本隊が到着してテントとかの準備を始めているとフオートさんがあたしの所にやって来る。



「どうしたのフオートさん?」



「レン殿にだけは伝えておきたいと思いまして」



周りを気にしつつフオートさんが小声で言ってくる。



「ちとまって」



ならば聞こえないようにした方がいいし見られない方がいい。



「シン、ミズキあたりの警戒を、出来ればあたしとフオートさんの口元が見えないように」



「畏まりました」



「畏まりました、では僭越ながら【ウォーターフィールド】」



あたしとフオートさんを水のドームが包み込む、外が見えないこれはいい。



「それと【四方結界】」



これで会話も外に漏れない、準備完了!!



「で?どうしたの?」



「・・・・・まさかここまで徹底的にしてくださるとは思いませんでしたよ」



苦笑しながらフオートさんが要件を話し出す。



「あと三日後辺りに進路を変えます」



「ん?何で?」



「レン殿の気ずかいの為にですよ」



「・・・・・・ああ!アズエルか」



「そうです、イセスを経由せずに行く道があるのです」



なるほどそれはいいね!なでも何で内緒話?



「わかったべさ、でも何で内緒話?」



「・・・・・討伐者の皆さんや我が騎士隊を信用していないわけではないのですが、情報漏れが酷すぎるのですよ、しかもこうも早くレン殿のゴーレム対策もされた・・・・・・・明らかにおかしいのです」



そこなんだよね-ゴーレムは旅を始めてから出したから事前に情報があるわけじゃないはずなんだけど、一月・・・・いやあたし達はアルセムで一月過ごしているから計二月、それだけあれば魔道具って揃えられるものなのかな?



「ねえ魔道具って二月で数を揃えられるものなの?」



「・・・・・物にもよります」



まあいいや!それよりもこれからの事だ!



「理解した、なら道を変える前日の夜に伝える?」



「いいえ当日の朝にしようと思います」



ギリギリまで言わないんだ、その方がいいかもね。



「道を変えたらローテーションは無くして皆で進むことになりますよ」



「あっ!そうか!」



もう【置き土産】の心配をする必要はなくなるんだ!・・・まあ今回の帰りの旅路に【置き土産】はなかったからあんまり気にしてなかったけど。



「フオートさん、本来のみちに道に【置き土産】はおいてあるとお思う?」



「ここまで一つもありませんでした、もうないと思います」



そうだよね!!心からそう思いたいよ!!

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