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あんたも敵かぁぁぁぁ!!
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「じゃあこれ解いていい?」
【四方結界】を指さしてフオートさんに聞いてみると首を振られる。
「もう一つ・・・この際ですから聞いておきたい・・・・・護衛隊の中にいると思いますか?裏切り者は?」
「・・・・・・居ないと信じたいね、けど確かに情報は漏洩している」
「・・・・はい」
「まず討伐者は外していいと思う、旅の予定は知りようがないからね」
進路を知ってから連絡、待ち伏せでは無理がある、となると護衛騎士団の方になるんだけど、これも情報を知る者はごく少数、隊長クラスのはず。
「あたしでも思いつくんだ、フオートさんが思いつかないわけはないよね?」
「隊で全ての情報を知るのは私と私の副官のミゲルです」
「・・・あたしも会ったことある?」
「もちろん、模擬戦でお相手していただいてます」
ごめんんさい!脳筋の顔は全部同じに見えてました!!なので覚えてません!!
冷や汗が背筋を流れるけど気付かれちゃだめだ!
「・・・・名前と顔が一致しません」
視線をそらしながら誤魔化す・・・・・・気付かないでフオートさん!!
「そうですかそれは仕方ないですね」
良かった!気付かれなかったよ!!
「でもフオートさんはここに彼を連れて来てない・・・・半信半疑って所?」
「・・・・・はい」
まあ同じ騎士として信じたいんだろうけど今の状況だとそれは厳しくなってるんだろうね。
「ならばこれからの事を決めるときはこうしてあたしと決めよう、あたしはケインに頼まれてるから裏切る事は無いからね」
あと数日だからあまりそういう心配はしなくても大丈夫だし、帰路をいきなり変えたら敵さんも対応できないとともうしね。
「わかりました」
「じゃあ解くよ」
【四方結界】を解いてフオートさんに向き合い【アイテムボックス】からお好み焼きを渡して仕上げにソースとマヨネーズをかける。
「これ今日の夕飯!あたしの国の代表食の一つだよ!堪能しておくれ!」
「・・・・ありがとうございます」
「辛気臭い顔しなさんな!なんとかなるよ!」
フオートさんの背中を思いっきり叩いてニヤリと笑う。
「みんなも聞きな!美味いもん食って、騒いで、しっかりと寝な!そうすれば明日も楽しめる!まずは美味い飯だ!!あたしのお薦めだ楽しみな!!」
「「「「おおおお!」」」」
うむ!皆ノリがいいね!やっぱりこうでなくっちゃね!!
フオートさん!あんたも叫ぶなんてストレス溜まりまくってたのね!!お疲れ会の時にはたくさん酒飲んで鬱憤晴らしをしてね!!
「明日の朝、しけた顔してたらぶっとばすぞぉ!!」
周りの皆が笑ってるのでよし!!と思っていたら騎士達がやってきて爆弾を一つ落としていった。
「では食事が終わったら共に騒ぎましょう!模擬戦で!!」
え?・・・・・・・・しまったぁぁぁぁぁぁ!これって自分で自分の首を絞めてしまったのではないか!!
「いやいや模擬戦をやらなくても騒げるでしょう?」
「いいえ!模擬戦が最適だと思います、なあ皆!!」
「「「「そのとおりですレン様!」」」」
騒ぐ=模擬戦って皆脳筋なの?・・・・・・・・脳筋だったよ!!
あれー?味方が誰もいない・・・・・何でさ!!って思っていたらフオートさんがあたしの肩を叩いて・・・・・
「お願いします、レン殿」
爽やかな顔で言ってきた・・・・・・あんたも敵かぁぁぁぁ!!
「それにレン殿が言ったのですよ?皆で騒げと?」
言い返せない!少し前のあたしを殴りたいよ!本当に!!・・・・・・・・【叡智の書】を使って時間を戻す魔法があるかどうかを確認したけどなかった・・・・・・・残念!!
【四方結界】を指さしてフオートさんに聞いてみると首を振られる。
「もう一つ・・・この際ですから聞いておきたい・・・・・護衛隊の中にいると思いますか?裏切り者は?」
「・・・・・・居ないと信じたいね、けど確かに情報は漏洩している」
「・・・・はい」
「まず討伐者は外していいと思う、旅の予定は知りようがないからね」
進路を知ってから連絡、待ち伏せでは無理がある、となると護衛騎士団の方になるんだけど、これも情報を知る者はごく少数、隊長クラスのはず。
「あたしでも思いつくんだ、フオートさんが思いつかないわけはないよね?」
「隊で全ての情報を知るのは私と私の副官のミゲルです」
「・・・あたしも会ったことある?」
「もちろん、模擬戦でお相手していただいてます」
ごめんんさい!脳筋の顔は全部同じに見えてました!!なので覚えてません!!
冷や汗が背筋を流れるけど気付かれちゃだめだ!
「・・・・名前と顔が一致しません」
視線をそらしながら誤魔化す・・・・・・気付かないでフオートさん!!
「そうですかそれは仕方ないですね」
良かった!気付かれなかったよ!!
「でもフオートさんはここに彼を連れて来てない・・・・半信半疑って所?」
「・・・・・はい」
まあ同じ騎士として信じたいんだろうけど今の状況だとそれは厳しくなってるんだろうね。
「ならばこれからの事を決めるときはこうしてあたしと決めよう、あたしはケインに頼まれてるから裏切る事は無いからね」
あと数日だからあまりそういう心配はしなくても大丈夫だし、帰路をいきなり変えたら敵さんも対応できないとともうしね。
「わかりました」
「じゃあ解くよ」
【四方結界】を解いてフオートさんに向き合い【アイテムボックス】からお好み焼きを渡して仕上げにソースとマヨネーズをかける。
「これ今日の夕飯!あたしの国の代表食の一つだよ!堪能しておくれ!」
「・・・・ありがとうございます」
「辛気臭い顔しなさんな!なんとかなるよ!」
フオートさんの背中を思いっきり叩いてニヤリと笑う。
「みんなも聞きな!美味いもん食って、騒いで、しっかりと寝な!そうすれば明日も楽しめる!まずは美味い飯だ!!あたしのお薦めだ楽しみな!!」
「「「「おおおお!」」」」
うむ!皆ノリがいいね!やっぱりこうでなくっちゃね!!
フオートさん!あんたも叫ぶなんてストレス溜まりまくってたのね!!お疲れ会の時にはたくさん酒飲んで鬱憤晴らしをしてね!!
「明日の朝、しけた顔してたらぶっとばすぞぉ!!」
周りの皆が笑ってるのでよし!!と思っていたら騎士達がやってきて爆弾を一つ落としていった。
「では食事が終わったら共に騒ぎましょう!模擬戦で!!」
え?・・・・・・・・しまったぁぁぁぁぁぁ!これって自分で自分の首を絞めてしまったのではないか!!
「いやいや模擬戦をやらなくても騒げるでしょう?」
「いいえ!模擬戦が最適だと思います、なあ皆!!」
「「「「そのとおりですレン様!」」」」
騒ぐ=模擬戦って皆脳筋なの?・・・・・・・・脳筋だったよ!!
あれー?味方が誰もいない・・・・・何でさ!!って思っていたらフオートさんがあたしの肩を叩いて・・・・・
「お願いします、レン殿」
爽やかな顔で言ってきた・・・・・・あんたも敵かぁぁぁぁ!!
「それにレン殿が言ったのですよ?皆で騒げと?」
言い返せない!少し前のあたしを殴りたいよ!本当に!!・・・・・・・・【叡智の書】を使って時間を戻す魔法があるかどうかを確認したけどなかった・・・・・・・残念!!
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