レディース異世界満喫禄

日の丸

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そっちが気になったんかい!!

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あたしが首を左右に振ったのを見て不思議そうに見つめるエミリアにあたしは視線を向けて口を開く。



「モンドが今まで努力してきたからこの『味』が出せるんだよ、あたしが【銀狼の寝床】の店長に誘った時は此処までの腕はなかったよ、本当に頑張ったんだよ」



『継続は力』・・・・・・この言葉はよく聞くけどモンドは本当にこれまで研究して実践してを繰り返ししてきたから此処まで凄くなったんだと思う。

モンドと言う料理人を本当に尊敬するよ!!



「そうね・・・・さっきの言い方は料理長のこれまでの努力をないがしろにする発言だったわ、ごめんんさい」



エミリアのその言葉にあたしは苦笑しながら口を開く。



「別に責めてる訳じゃないよ?」



モンドが凄いのは本当の事だからね!!



「後で料理長にお詫びの品を送っておくわ、そうしないと私の気が済まないわ」



エミリアが真剣な顔でそう言って来たのであたしは頷く。

・・・・・・・・・・・きっとモンドは驚くだろうけどね!!『何で王族様からお詫びの品が送られてくるんだ?』ってね!!頑張れモンド!!



「失礼します、次の料理をお持ちしました」



ミランダさんが料理を持つメイドさんを連れてやってきたので話を中止し料理を見ると次はスープらしい。



「サンダードラゴンの骨と肉を煮込んで取ったスープとなります」



メイドさん達があたし達の前に深皿に入れられたスープが置かれて、その隣に何故か少量のパスタが置かれた。

コンソメスープみたいに澄んでいてスープだけで肉も野菜も入ってはいない。



「ミランダさん、この麵は?」



あたしがそう聞くミランダさんが頷きながら口を開く。



「皆様にはスープの半分ほどを召しあがって頂いた後にその麵を入れていただき、その後にお召し上がりください」



・・・・・・・・・・・・・・ラーメン?さっき『サンダードラゴンの骨と肉を煮込んで取ったスープ』って言ってたから豚骨ラーメンならぬドラゴンラーメン?になるのかな?でもスープの見た目がとても澄んでいてコンソメスープみたいなんだけど?まあ食べてみればわかるか!!



あたしはスプーンを使いスープを掬い口に運ぶ。



すんごい濃厚!!え?こんなに澄んでるのになんでこんなに濃厚な味が出るの?こってりまでは行かないけど癖のある肉の味と鼻をに残る少しの臭み、でも全然不快ではない。

味はクリームシチューに近い、んでもってチーズ特有の臭みにも近いのだ、マジ不思議!!

そして今度は面を投入して麵を口に運ぶとまた違った感覚が凄い!!

歯ごたえのある麺に絡まるスープがいい感じ!!これ一品だけでも満足できるよ!!!



ふとアリーヌを見てみると目を輝かせて幸せそうに食べてるのでほっとした、【ウルステア】の王都に行ってから時折考え込んでいたからね。



「ふぅ」



ドラゴンラーメンに満足しているとプレシアがあたしに話しかけて来た。



「今日は誘ってくれてありがとうレン、こんなに美味しい物を食べれて幸せよ」



ニコニコしながらそう言って来たのであたしは笑顔で頷く。

・・・・・・・・・・・・・・・が!!内心冷や汗ダラダラですよ!!

だって最初は家族だけで食べるつもりだったんだよ?んでもってケインだけを誘って『食べ物の恨みは恐ろしい!!』って事で皆を誘ったったんだよ?そりゃ冷や汗をかくべ!!



「ねえレン?」



そんな事を考えていたらアリーヌが真剣な顔であたしに声を掛けて来た。



「ん?」



何か気になる事でもあった?



「これって後でお替りできるのかしら?」



・・・・・・・・・・そっちが気になったんかい!!



「多分大丈夫じゃね?肉はたくさんあるんだし」



あたしがそう言うとアリーヌが嬉しそうに頷く。



「それ有難い!!俺も後でお替りさせてもらおう!!」



・・・・・・・・アンタもかアクス!!まああたしもお替りするかもしれないけどね!!

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