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外伝 センバは続く
幕間 守ったのは…
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フレア公爵視点
「確保ぉぉぉ!!」
そう叫べば治安部隊の隊員達が一斉に行動に出る。
主犯各達を確保する者。
子供達の確保のため建物に突入する者。
まぁ、教会と孤児院併設しとったからな、2手に別れねばならんのは、ちょっと痛手だが、大勢の一斉捕獲に向いとる植物の奴に声を掛けといて良かった。
しかしまぁ、木を隠すには森の中、なんて言うが、子供を隠すのに孤児院とは、なぁ。
しかも、本物の孤児たちが甘ったれの子供の心を折るとか言っとったの。
親の助けを求めて泣く子供達を、本当に親の無い子供達がどう思うか。
寄り添えるような、心の余裕のある環境の子供達じゃなかったってことじゃ。
それもそうか。
人身売買のカモフラージュに使われてるような孤児院じゃ、良い場所なわけがない。
ワシらの行き届かぬ政が、こうして利用されとるのか…
なぁんて考えとったら
ズドゥーーーン!!!
轟音と地響きと共に砂嵐が襲ってくる。
なんじゃぁ?!!
思わずうずくまってしまうが
「ライ、ステイ!!」
そんな声で慌てて立ち上がると、教会があった場所には瓦礫の山。
そんでもって、その頂きに、足を蹴り上げた人影が、そのままの状態で固まっとる。
…怒りのあまり、センバの誰か、ライ、と聞こえたか?ぬぅ、勇者の再来の1人、シラヌイ・センバか。
まぁ、娘を囮にされちゃぁなぁ、教会を破壊したくもなるわなぁ?
「ライ様ー、怒りはわかるけどさぁ、人、死んでない?大丈夫?」
エミリオ、なんっちゅー、気の抜けた聞き方してるんじゃ。
「うむ。人間は放り投げてから壊した」
「投げられた人間はこっちで確保してまーす」
ちょっと離れた場所で、積み重なった人間と、その横で手を振る人間。
「マジか。っつーか、治安部隊の出番は?」
氷の。楽で良かったと思おうや。
声がきこえた方を見ると、気を失ってるであろう人間が、何人か積み重なっている隣で手を振っている男がいる。
うん。貰っておこう。
そうしていたら、孤児院の方から声がしてきた。
ほれ、治安部隊の出番あったじゃないか。
「ご助力、非常に感謝する!!教会は老朽化が進んでいて、今日、朽ちたようだ!!ご令嬢のケアに勤しんでくれ!後日、ご挨拶に伺う。ここはもう我々に任せられよ!」
孤児の中から誘拐された子供を見つけて、すでに売られた子供も居るんだろうか?ここの孤児院は閉院だな。孤児たちは、バラバラにはなるが、ワシらの領地の孤児院へ連れていこう。ここより人出も仕事もあるしな。なにより目が届く。
「バストンの小倅は残れよ?!」
「はいぃ?!」
いや逆に、なんでお前も帰る気でいるんじゃ?!
「いいいぃぃやッッ!!よーくさまは わたちません!あんじゅにごほうびくれるっていったもの!!」
「はいッ?!」
「おおぅ、そうじゃ、センバの唯一って言ってたか。うむ、バストンの小倅はご令嬢のケアの後、合流な!」
「ヨーク、後でな!」
土のも小倅に釘をさしておるし、ちゃんと後で来るじゃろう。
あの主犯各が言ってた黒髪の注文。
これの真意を掴まにゃ、エミリオもシラヌイ・センバも許しちゃくれないだろう?
さぁて、あの神父、どうやって口を割らせようか。
「確保ぉぉぉ!!」
そう叫べば治安部隊の隊員達が一斉に行動に出る。
主犯各達を確保する者。
子供達の確保のため建物に突入する者。
まぁ、教会と孤児院併設しとったからな、2手に別れねばならんのは、ちょっと痛手だが、大勢の一斉捕獲に向いとる植物の奴に声を掛けといて良かった。
しかしまぁ、木を隠すには森の中、なんて言うが、子供を隠すのに孤児院とは、なぁ。
しかも、本物の孤児たちが甘ったれの子供の心を折るとか言っとったの。
親の助けを求めて泣く子供達を、本当に親の無い子供達がどう思うか。
寄り添えるような、心の余裕のある環境の子供達じゃなかったってことじゃ。
それもそうか。
人身売買のカモフラージュに使われてるような孤児院じゃ、良い場所なわけがない。
ワシらの行き届かぬ政が、こうして利用されとるのか…
なぁんて考えとったら
ズドゥーーーン!!!
轟音と地響きと共に砂嵐が襲ってくる。
なんじゃぁ?!!
思わずうずくまってしまうが
「ライ、ステイ!!」
そんな声で慌てて立ち上がると、教会があった場所には瓦礫の山。
そんでもって、その頂きに、足を蹴り上げた人影が、そのままの状態で固まっとる。
…怒りのあまり、センバの誰か、ライ、と聞こえたか?ぬぅ、勇者の再来の1人、シラヌイ・センバか。
まぁ、娘を囮にされちゃぁなぁ、教会を破壊したくもなるわなぁ?
「ライ様ー、怒りはわかるけどさぁ、人、死んでない?大丈夫?」
エミリオ、なんっちゅー、気の抜けた聞き方してるんじゃ。
「うむ。人間は放り投げてから壊した」
「投げられた人間はこっちで確保してまーす」
ちょっと離れた場所で、積み重なった人間と、その横で手を振る人間。
「マジか。っつーか、治安部隊の出番は?」
氷の。楽で良かったと思おうや。
声がきこえた方を見ると、気を失ってるであろう人間が、何人か積み重なっている隣で手を振っている男がいる。
うん。貰っておこう。
そうしていたら、孤児院の方から声がしてきた。
ほれ、治安部隊の出番あったじゃないか。
「ご助力、非常に感謝する!!教会は老朽化が進んでいて、今日、朽ちたようだ!!ご令嬢のケアに勤しんでくれ!後日、ご挨拶に伺う。ここはもう我々に任せられよ!」
孤児の中から誘拐された子供を見つけて、すでに売られた子供も居るんだろうか?ここの孤児院は閉院だな。孤児たちは、バラバラにはなるが、ワシらの領地の孤児院へ連れていこう。ここより人出も仕事もあるしな。なにより目が届く。
「バストンの小倅は残れよ?!」
「はいぃ?!」
いや逆に、なんでお前も帰る気でいるんじゃ?!
「いいいぃぃやッッ!!よーくさまは わたちません!あんじゅにごほうびくれるっていったもの!!」
「はいッ?!」
「おおぅ、そうじゃ、センバの唯一って言ってたか。うむ、バストンの小倅はご令嬢のケアの後、合流な!」
「ヨーク、後でな!」
土のも小倅に釘をさしておるし、ちゃんと後で来るじゃろう。
あの主犯各が言ってた黒髪の注文。
これの真意を掴まにゃ、エミリオもシラヌイ・センバも許しちゃくれないだろう?
さぁて、あの神父、どうやって口を割らせようか。
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