《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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センバでほのぼの?サバイバル

出来ることをオラオラと 2

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「勇者イツキの発案〝だんじょん〞なんだそうですが」
苦笑いしたお兄様がお母様に説明します。

「実戦練習が何よりの経験値じゃないですか。
結界を張り、その中で魔力で作り上げた実際と同じ動きをする敵と戦って作戦を立てる、しかも、結界内は致命傷を負っても死なないそうです。
大型魔獣と実際に戦って作戦を練ります。
ただ、死んじゃうような擬似体験をしてしまうので、それでもう戦えなくなる人も出ると思う、との事です。

その〝だんじょん〞を作り出すのに必要な種を主様から頂いて来ました。
これが結晶化するほど魔力を込めたら作れるそうです。
1週間後、主様がここに来て作る相談にのってくれるそうで、それまでに俺達が魔力を込めます」

話を聞いてるうちにお母様がだんだんと頭を抱えていきます。

「ええ、大型魔獣との対策が取れる、しかも、実質被害ゼロで事前練習が出来ると思えば、大変、非常に、有難い話ではあるの!!」
そこまでいうとお母様が、ドン!と机を叩いて立ち上がり

「本当に本当に助かる話ではあるの!!
でも、ニワトコが入ったまま、普通の仕事を全くしない未来しか見えないわ!!!」

「「あーー…」」
 お兄様と顔を見合わせて苦笑いです。

お父様含めチィちゃん達は、生粋のセンバですものねぇ。

「あのー」
お兄様とお母様の顔を見てお伝えします。

「チィちゃんとライ様も籠りたいと思いますの。
でも、戦うスタイルって違いますよね?

それで分ければ良いと思いますの。

午前中は一般センバチーム、お昼は勇者の再来お守り様チーム、夕方はお父様チーム。

3部構成で行けば、お父様にも、順番守って?皆入りたいのよ?って言ったら、順番までお仕事しません?」

「ディ天使!!」「リアちゃん天才!」
お兄様とお母様に抱きつかれましたわ!!

「3部構成良いわね!!東、南、西で分けたら良いのよ!夜は自主練習したい子達で集まるとか?そのための予約表を作るとか。
そして、戦わないけど救援隊の実戦練習も、ニワトコと一緒に入ったら練習できるかしら?」

確かに!!
夢は広がります。でもまずはダンジョンを作らないと、どうにもなりませんね。

「また4人でやったらいいかも?」というお兄様の提案を受けて
お昼ご飯前と、寝る前の2回、4人で魔力を込めまましたの。

1週間かけて、結晶化しましたわ。
「うん、4人でやってギリギリだったね?」

予想以上に魔力を持ってかれましたわ。
でもまぁそのお陰で、今日は主様が来るのです!!
朝からわくわくが止まりません。

「いや、ディは、だんじょん入れないからね?」


違いますのよ!ダンジョンマスターに私はナル!のですわ!!
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