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27話
しおりを挟むサーシャの婚約者、ユリウスは次期宰相と言われている。
父親であるノヴァ侯爵が現在、陛下の右腕として活躍しているのもあって期待されている1人だ。
モニカと絡む前の評価は、
メガネの奥の切れ長の目がとてもクールでカッコいい。
真面目で誠実そう。
という感じだったらしい。
でもそれはサーシャ曰く、表の顔で、裏では自分より頭の悪い人を見下していて、宰相候補というのが自分の中で自慢ならしく、常に人を馬鹿にしているらしい。
サーシャは他と比べたら頭の良い方だが、ユリウスに言わせれば、頭の悪い鈍臭い女、だそうだ。
ちなみに、モニカと絡み出してからは、
常識があると思っていたのに、婚約者が居ながら他の人と浮気している。
最近は授業態度も最悪で一緒に受けたくない。
という感じで評価はガタ落ちしているみたい。
今回のテストの結果も38位だったらしく、自分より成績の良かったサーシャに八つ当たりしてたとか。
サーシャが鈍臭いとか......じゃあ、何も無いところでよく転ぶモニカはなんて言うんだろうね。
うちの天使を傷付けるなんて、ユリウス・ノヴァ、許すまじ!
私が密かに怒りの炎を燃やしていると、アリアは
「サーシャ様は、証拠とかは揃っていますの?」
と首を傾げた。
そうだよね。宰相候補に婚約破棄するんだから、それなりの証拠を揃えないと論破されるかも知れないし......
すると、サーシャは
「内緒ですよ~」
そう言って、微笑んだ。
私の中の宰相のイメージなんだけど、口だけはめっちゃ達者で、ああ言えばこう言う、って感じの人だと思っている。
なんかこう...口で上手く国を裏から操る.........みたいな?
陛下に直接話しやすい環境っていうのもあるかもしれないけど。
あ、いや、でも勝手なイメージだから!ね!
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