10 / 75
タマの進化?
しおりを挟む
私からタマに魔力が流れているのを感じる。タマは大丈夫だろうか?
過剰な魔力摂取は魔化に繋がる。植物が巨大化するのは魔化の影響と考えられる。
そうして、この世界には魔素がないから、回復にも時間がかかる…幼稚園が休みで良かった。
魔力の回復には、寝るのが一番だ。あとは食べる事だけど、朝ご飯は食べたばかりだ。
ダンジョン産の物は魔力を含んでいるから、それもいい。
塩茹でにしたむかごを食べながら、辞書を片手に冒険者の書を読む。
ダンジョンに連れて行ったペットが魔物になった話しは書いていない。ただ、注意事項として、ペットを連れ歩くのも限界がある事。相性の問題もあるし、武器を使えない為に、いつかは攻撃力に問題が出てくる事。
お。ペットが得たと思われる一覧が載っている。
高速移動、噛みつき…犬を連れ込む人が多いんだな。
確かに一番戦力になりそうではあるけど、ポチが得た咆哮弾を得た人はいない…少なくともここには書いてない。
私?書かないよ?見方は教えて貰ったけど、掲載の仕方も分からないし、ポチを拐って戦力にされたら大変だ。
怠い…魔素がある分、ダンジョンの方がましかな…吸われるのと回復するの、どっちが速いかだけど。
流石に1階層で狩りをしている人はいない。
ポチとピヨちゃんに守ってもらい、私は正座して神経を集中する。
目を閉じてじっとしていると、僅かに魔力が回復しているのが分かる。
ん…僅かに回復速度が上がったかな?
ステータスを見ると、瞑想のスキルが増えていた。
魔法系のスキルはやっぱり、覚えるのが速いな。回避なんて未だに覚えてないのに。
あれ…タマ?私の中にいたタマが出てくる?
スルリ、と出てきたタマは、尻尾が2本あった。
タマ(5)
藤林美優の従魔 猫又
威圧 感知 焔 念話 縮小
…ええと、猫又?随分大きくなったな…大丈夫なのかな?
それと、3番目は何て読むんだろう?あとで調べてみよう。
猫又って、猫の妖怪だよね?どうしよう!タマが妖怪になっちゃったよ!
(落ち着きなさい、大したことないわよ)
あ…念話?頭の中に声が聞こえる。
(あたしは強くなったのよ!だからこれは喜ぶべき事なの)
(そうなの?魔物になったんじゃないの?)
(あたしには変わりないもの。それよりも美優、ダンジョンに入ってから何か悩みでもあるの?)
(うん…前世の事、かな?美優になる前の私)
(ふうん?それって、大昔の事でしょ?今の美優に関係あるの?)
(あるような、ないような?でも、今考えても仕方ないかな)
(そう。ならいいじゃない。考えなくても)
確かに。ダンジョンで考えていたら、危険だもんね。
(そうだ。タマと話せたら言いたい事があったんだ。ネズミのお土産は要らないよ?)
(何言ってるの!狩りも出来ない美優にあたしが得物を持ってきてあげてるんじゃない!感謝されこそすれ、要らないなんて!)
えええ…
(それに、私はネズミなんて食べないし、ダンジョンで狩りしてるじゃない!)
(…そうね。家のネズミを捕まえると褒めてくれるから)
そりゃあね。猫は農家の味方だよね。
(でも、枕元に置くのは止めてね)
(はいはい)
(本当に止めてね。それと、タマは妖怪になったの?それとも魔物?)
(さあ?あたしはあたしよ)
まあいいや。今は大きな猫でも、縮小のスキルで縮むだろうし。
それに、タマとの繋がりを感じる。それは嬉しい事だ。
「ワ、ワン?」
「コッコッコ」
「シャー!」
3人?の関係は相変わらずだ。
ポチが遊んで、って行っても鬱陶しそうにタマが怒る。ピヨちゃんは我関せずだ。
タマが出たら、急に身体が楽になった。
冒険を再開しよう。
まずはポチ達が倒してくれたスライムのドロップアイテム、むかごの回収だね!
タマの様子を見ながら進み、4階層でやっとスキルが判明した。
焔は、火魔法みたいな物?ポッと火がついて、燃え上がる。
(タマも魔法が使えるようになったんだね!)
(魔法?美優の物とは違うと思うわ。あたしの能力みたいなものかしら?)
スキルって事かな?何にせよ凄いと思う。
ダンジョンで火を使ったら、普通は煙に巻かれて大変な事になると思うけど、ダンジョンには戻ろうとする力が働くのか、そういう心配はないんだよね。
力も強くなったから、ウルフ相手でも余裕で戦えるようになった。
私も負けてられないね!
魔法でタマのようにウルフを焼き払う。
魔法との違いなのか、タマの場合、魔力を使ってる様子が殆どないんだよね。
(いつもみたいに杖で叩いた方がいいんじゃないの?)
確かにその方が魔力は使わないけど、トレントの枝が短か過ぎるから、扱いにくいんだよね。
これ、もっと素早かったら、当てられない可能性もある。
私は、この身体でも運動は苦手なのかも…
予見で事前に分かっても、体がついてこなきゃどうしようもない。ないよりはましだけどね。
タマも強くなったし、私も頑張ろう。
過剰な魔力摂取は魔化に繋がる。植物が巨大化するのは魔化の影響と考えられる。
そうして、この世界には魔素がないから、回復にも時間がかかる…幼稚園が休みで良かった。
魔力の回復には、寝るのが一番だ。あとは食べる事だけど、朝ご飯は食べたばかりだ。
ダンジョン産の物は魔力を含んでいるから、それもいい。
塩茹でにしたむかごを食べながら、辞書を片手に冒険者の書を読む。
ダンジョンに連れて行ったペットが魔物になった話しは書いていない。ただ、注意事項として、ペットを連れ歩くのも限界がある事。相性の問題もあるし、武器を使えない為に、いつかは攻撃力に問題が出てくる事。
お。ペットが得たと思われる一覧が載っている。
高速移動、噛みつき…犬を連れ込む人が多いんだな。
確かに一番戦力になりそうではあるけど、ポチが得た咆哮弾を得た人はいない…少なくともここには書いてない。
私?書かないよ?見方は教えて貰ったけど、掲載の仕方も分からないし、ポチを拐って戦力にされたら大変だ。
怠い…魔素がある分、ダンジョンの方がましかな…吸われるのと回復するの、どっちが速いかだけど。
流石に1階層で狩りをしている人はいない。
ポチとピヨちゃんに守ってもらい、私は正座して神経を集中する。
目を閉じてじっとしていると、僅かに魔力が回復しているのが分かる。
ん…僅かに回復速度が上がったかな?
ステータスを見ると、瞑想のスキルが増えていた。
魔法系のスキルはやっぱり、覚えるのが速いな。回避なんて未だに覚えてないのに。
あれ…タマ?私の中にいたタマが出てくる?
スルリ、と出てきたタマは、尻尾が2本あった。
タマ(5)
藤林美優の従魔 猫又
威圧 感知 焔 念話 縮小
…ええと、猫又?随分大きくなったな…大丈夫なのかな?
それと、3番目は何て読むんだろう?あとで調べてみよう。
猫又って、猫の妖怪だよね?どうしよう!タマが妖怪になっちゃったよ!
(落ち着きなさい、大したことないわよ)
あ…念話?頭の中に声が聞こえる。
(あたしは強くなったのよ!だからこれは喜ぶべき事なの)
(そうなの?魔物になったんじゃないの?)
(あたしには変わりないもの。それよりも美優、ダンジョンに入ってから何か悩みでもあるの?)
(うん…前世の事、かな?美優になる前の私)
(ふうん?それって、大昔の事でしょ?今の美優に関係あるの?)
(あるような、ないような?でも、今考えても仕方ないかな)
(そう。ならいいじゃない。考えなくても)
確かに。ダンジョンで考えていたら、危険だもんね。
(そうだ。タマと話せたら言いたい事があったんだ。ネズミのお土産は要らないよ?)
(何言ってるの!狩りも出来ない美優にあたしが得物を持ってきてあげてるんじゃない!感謝されこそすれ、要らないなんて!)
えええ…
(それに、私はネズミなんて食べないし、ダンジョンで狩りしてるじゃない!)
(…そうね。家のネズミを捕まえると褒めてくれるから)
そりゃあね。猫は農家の味方だよね。
(でも、枕元に置くのは止めてね)
(はいはい)
(本当に止めてね。それと、タマは妖怪になったの?それとも魔物?)
(さあ?あたしはあたしよ)
まあいいや。今は大きな猫でも、縮小のスキルで縮むだろうし。
それに、タマとの繋がりを感じる。それは嬉しい事だ。
「ワ、ワン?」
「コッコッコ」
「シャー!」
3人?の関係は相変わらずだ。
ポチが遊んで、って行っても鬱陶しそうにタマが怒る。ピヨちゃんは我関せずだ。
タマが出たら、急に身体が楽になった。
冒険を再開しよう。
まずはポチ達が倒してくれたスライムのドロップアイテム、むかごの回収だね!
タマの様子を見ながら進み、4階層でやっとスキルが判明した。
焔は、火魔法みたいな物?ポッと火がついて、燃え上がる。
(タマも魔法が使えるようになったんだね!)
(魔法?美優の物とは違うと思うわ。あたしの能力みたいなものかしら?)
スキルって事かな?何にせよ凄いと思う。
ダンジョンで火を使ったら、普通は煙に巻かれて大変な事になると思うけど、ダンジョンには戻ろうとする力が働くのか、そういう心配はないんだよね。
力も強くなったから、ウルフ相手でも余裕で戦えるようになった。
私も負けてられないね!
魔法でタマのようにウルフを焼き払う。
魔法との違いなのか、タマの場合、魔力を使ってる様子が殆どないんだよね。
(いつもみたいに杖で叩いた方がいいんじゃないの?)
確かにその方が魔力は使わないけど、トレントの枝が短か過ぎるから、扱いにくいんだよね。
これ、もっと素早かったら、当てられない可能性もある。
私は、この身体でも運動は苦手なのかも…
予見で事前に分かっても、体がついてこなきゃどうしようもない。ないよりはましだけどね。
タマも強くなったし、私も頑張ろう。
86
あなたにおすすめの小説
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
ゲームちっくな異世界でゆるふわ箱庭スローライフを満喫します 〜私の作るアイテムはぜーんぶ特別らしいけどなんで?〜
ことりとりとん
ファンタジー
ゲームっぽいシステム満載の異世界に突然呼ばれたので、のんびり生産ライフを送るつもりが……
この世界の文明レベル、低すぎじゃない!?
私はそんなに凄い人じゃないんですけど!
スキルに頼りすぎて上手くいってない世界で、いつの間にか英雄扱いされてますが、気にせず自分のペースで生きようと思います!
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる