22 / 75
ダンジョン13階層と、新たなダンジョン
しおりを挟む
ムカデの素材を取りつつ、迷路を歩く。
黒光する身体に、たくさんの赤い足。
気持ち悪い見かけだけど、冒険者なら見かけに拘ってたらだめだよね。
12階層に居た時間は少ないけど、レベル的には充分だと思う。何よりピヨちゃん達が強いから、先に進もうと思う。
13階層は、火のブレスを吐く牛だ。しかも、予測不能な動きをしてきて、いつの間にか後ろにいたりして、油断は出来ない。
ドロップアイテムは…やった!牛肉だ!お母さん達が喜ぶだろう。
それと…牛の皮?魔石の時もある。一応魔物素材だし、売れるかな?
うん…予見のスキルが育ってるみたい。ムカデに火を吹く牛。こんなのと戦っていたら、自然に上がっていくだろう。
今日は焼き肉!しかも牛肉だ!まだ乳歯の多い私には、豚肉はきつかった。
自分で稼いだ牛肉だし、遠慮なく食べられる。
お野菜も好き。特にナスが好き。ピーマンは…苦手。それを知ってるお母さんが、ピーマンにウインナーを挟んだ物を私のお皿に入れる。
「ぶー」
「何でも食べた方が強くなれるわよ?」
大きくなる、に加えて強くなれるが食べさせる言葉に加わった。
食材豊富なこの世界では、少なくとも日本では、栄養失調で大きくなれないなんて事はない。偏食が良くないのは知ってるけど、無理してまで食べなきゃならないなんて事はあんまりないと思う。
たくさん入っているけど、一つだけはお母さんの見ている前で食べる…うぇ…苦いのは嫌い!
海人君には、苦くないマジックポーションをお願いしてるけど、砂糖や蜂蜜を入れると効果が落ちてしまう。
スーパーに行って果物を中心に鑑定をたくさんしたけど、満足いく効果が得られそうな素材は見つかっていない。
魔力を使い切るような事はしないし、進化の時だって、遠足なんかと被ったりしなければ、魔力回復スキルもあるから、これからも耐えられると思う。
進化なんてそうそうあるものでもないだろうし、収納庫に入っているマジックポーションをまた飲まなきゃならない事態にはならないだろう。
大人達は更に鉄板にゆでうどんを出して焼いてるけど、私はもうお腹いっぱい。
「魔物の肉とは思えないよな!牛肉そのものに思える。オークと豚肉は味が違うけど」
「オークは脂身が美味しいよね。オークのベーコン、また食べたいな」
「勿論。畑が忙しいのも今がピークだからな。それが終わったらまた儂が作ってやる。その代わり…毎日とは言わんが、儂は刺身が好物じゃ」
「うん。おじいちゃん。任せてよ!刺身にするのはおじいちゃんだしね」
私は魚の切り身を手に入れるだけだ。
刺身より焼き魚の方が好きだけど、魚の種類によって料理の仕方も違うもんね。
これからしばらくは牛肉が増えるだろうけど、違う階層にも行ってオーク肉とか魚も取りに行こう。
牛肉はピヨちゃん以外は喜んで食べた。ピヨちゃんは肉系はあんまり食べない。虫や野菜が好きだ。
(このお肉美味しい!)
(ポチはお肉好きだね)
タマがポチの器から肉を一切れ取って走って逃げた。
(あ!こらタマ!…もう。タマにもちゃんとたくさんあげてるのに)
(いいよ…タマ姉さんにあげて。後が怖いから)
(ポチも強くなったんだから、ちょっと言い返してみたら?)
(ううん…いい。威圧が怖いもん)
威圧スキルか…そんなに怖いのかな?威圧された事ないから分からないや。
喜んでくれて良かった。
ピヨちゃんにはむかごでもあげようかな。
もうすぐ夏休みだ。
夏休みはネズミーランド近くのダンジョンに行きたいと思っていたけど、当然許可は出なかった。
「ねえお願い!行くのは魔法で一瞬で行けるし、無理もしないから!」
「でも、ダンジョンの外で魔法は使えなかったんじゃないの?」
「亜空間は別なの。不思議だけど、亜空間内でなら魔法がつかえるの」
説明する為に亜空間を開いて家族を中に入れた。殆ど何もないけど、余っている布団も入れたから、休む事は出来る。
「ここが、美優の言っていた亜空間?」
「ほら、手を光らせてみたよ?普通なら出来ないよ。これから遠足でゲートを開いた場所に転移するから」
扉を開けばそこはネズミーランド駐車場内。そっか…今はバスがない。影に開いたつもりだったけど、何もないとこうなるのか。
「う…嘘みたい。でも音楽も聞こえるし、間違いないわ…」
「凄いな。いつでも遊びに来られるんだ」
「ゲートを開いた場所が記憶されるから、ダンジョン近くに開き直すつもりだよ。ね?何の心配も要らないでしょう?」
「そうね…一応ダンジョンも見てみましょう?」
夜だから誰もいないと思っていたけど、そうでもなかった。明らかに仕事帰りと思われるスーツ姿の人や、若者の姿等、多種多様な人達が出入りしている。
家の裏のダンジョンは夜は誰も入らないのに…たまに海人君の両親が入る位だ。
驚いた事に入り口近くには魔石買い取り所もあって、24時間いつでも買い取り可能だとか。
凄いな…おっと。感心してるだけじゃなくて、目立たない所にゲートも開いておかないと。
ダンジョン近くには公衆トイレもあって、その影になる所にゲートを開いた。
「今日はもう夜だけど、少なくともしばらくは大人と一緒。約束出来る?」
「どうして?」
「怖いのは魔物だけじゃないのよ。むしろ目立つ魔法を使って戦う美優の方が心配よ。いいわね?」
「…はあい。でも畑も忙しいし、あんまり来られないんじゃ?」
「それは仕方ないわよ。家の裏にもダンジョンはあるんだから、そこに行けばいいでしょう?」
心配する気持ちも分かるけど、もう少し信用して欲しいな。家族の誰よりもレベルは高いし、タマ達もいる。タマ達とは心が繋がっているから、はぐれる心配もない。
黒光する身体に、たくさんの赤い足。
気持ち悪い見かけだけど、冒険者なら見かけに拘ってたらだめだよね。
12階層に居た時間は少ないけど、レベル的には充分だと思う。何よりピヨちゃん達が強いから、先に進もうと思う。
13階層は、火のブレスを吐く牛だ。しかも、予測不能な動きをしてきて、いつの間にか後ろにいたりして、油断は出来ない。
ドロップアイテムは…やった!牛肉だ!お母さん達が喜ぶだろう。
それと…牛の皮?魔石の時もある。一応魔物素材だし、売れるかな?
うん…予見のスキルが育ってるみたい。ムカデに火を吹く牛。こんなのと戦っていたら、自然に上がっていくだろう。
今日は焼き肉!しかも牛肉だ!まだ乳歯の多い私には、豚肉はきつかった。
自分で稼いだ牛肉だし、遠慮なく食べられる。
お野菜も好き。特にナスが好き。ピーマンは…苦手。それを知ってるお母さんが、ピーマンにウインナーを挟んだ物を私のお皿に入れる。
「ぶー」
「何でも食べた方が強くなれるわよ?」
大きくなる、に加えて強くなれるが食べさせる言葉に加わった。
食材豊富なこの世界では、少なくとも日本では、栄養失調で大きくなれないなんて事はない。偏食が良くないのは知ってるけど、無理してまで食べなきゃならないなんて事はあんまりないと思う。
たくさん入っているけど、一つだけはお母さんの見ている前で食べる…うぇ…苦いのは嫌い!
海人君には、苦くないマジックポーションをお願いしてるけど、砂糖や蜂蜜を入れると効果が落ちてしまう。
スーパーに行って果物を中心に鑑定をたくさんしたけど、満足いく効果が得られそうな素材は見つかっていない。
魔力を使い切るような事はしないし、進化の時だって、遠足なんかと被ったりしなければ、魔力回復スキルもあるから、これからも耐えられると思う。
進化なんてそうそうあるものでもないだろうし、収納庫に入っているマジックポーションをまた飲まなきゃならない事態にはならないだろう。
大人達は更に鉄板にゆでうどんを出して焼いてるけど、私はもうお腹いっぱい。
「魔物の肉とは思えないよな!牛肉そのものに思える。オークと豚肉は味が違うけど」
「オークは脂身が美味しいよね。オークのベーコン、また食べたいな」
「勿論。畑が忙しいのも今がピークだからな。それが終わったらまた儂が作ってやる。その代わり…毎日とは言わんが、儂は刺身が好物じゃ」
「うん。おじいちゃん。任せてよ!刺身にするのはおじいちゃんだしね」
私は魚の切り身を手に入れるだけだ。
刺身より焼き魚の方が好きだけど、魚の種類によって料理の仕方も違うもんね。
これからしばらくは牛肉が増えるだろうけど、違う階層にも行ってオーク肉とか魚も取りに行こう。
牛肉はピヨちゃん以外は喜んで食べた。ピヨちゃんは肉系はあんまり食べない。虫や野菜が好きだ。
(このお肉美味しい!)
(ポチはお肉好きだね)
タマがポチの器から肉を一切れ取って走って逃げた。
(あ!こらタマ!…もう。タマにもちゃんとたくさんあげてるのに)
(いいよ…タマ姉さんにあげて。後が怖いから)
(ポチも強くなったんだから、ちょっと言い返してみたら?)
(ううん…いい。威圧が怖いもん)
威圧スキルか…そんなに怖いのかな?威圧された事ないから分からないや。
喜んでくれて良かった。
ピヨちゃんにはむかごでもあげようかな。
もうすぐ夏休みだ。
夏休みはネズミーランド近くのダンジョンに行きたいと思っていたけど、当然許可は出なかった。
「ねえお願い!行くのは魔法で一瞬で行けるし、無理もしないから!」
「でも、ダンジョンの外で魔法は使えなかったんじゃないの?」
「亜空間は別なの。不思議だけど、亜空間内でなら魔法がつかえるの」
説明する為に亜空間を開いて家族を中に入れた。殆ど何もないけど、余っている布団も入れたから、休む事は出来る。
「ここが、美優の言っていた亜空間?」
「ほら、手を光らせてみたよ?普通なら出来ないよ。これから遠足でゲートを開いた場所に転移するから」
扉を開けばそこはネズミーランド駐車場内。そっか…今はバスがない。影に開いたつもりだったけど、何もないとこうなるのか。
「う…嘘みたい。でも音楽も聞こえるし、間違いないわ…」
「凄いな。いつでも遊びに来られるんだ」
「ゲートを開いた場所が記憶されるから、ダンジョン近くに開き直すつもりだよ。ね?何の心配も要らないでしょう?」
「そうね…一応ダンジョンも見てみましょう?」
夜だから誰もいないと思っていたけど、そうでもなかった。明らかに仕事帰りと思われるスーツ姿の人や、若者の姿等、多種多様な人達が出入りしている。
家の裏のダンジョンは夜は誰も入らないのに…たまに海人君の両親が入る位だ。
驚いた事に入り口近くには魔石買い取り所もあって、24時間いつでも買い取り可能だとか。
凄いな…おっと。感心してるだけじゃなくて、目立たない所にゲートも開いておかないと。
ダンジョン近くには公衆トイレもあって、その影になる所にゲートを開いた。
「今日はもう夜だけど、少なくともしばらくは大人と一緒。約束出来る?」
「どうして?」
「怖いのは魔物だけじゃないのよ。むしろ目立つ魔法を使って戦う美優の方が心配よ。いいわね?」
「…はあい。でも畑も忙しいし、あんまり来られないんじゃ?」
「それは仕方ないわよ。家の裏にもダンジョンはあるんだから、そこに行けばいいでしょう?」
心配する気持ちも分かるけど、もう少し信用して欲しいな。家族の誰よりもレベルは高いし、タマ達もいる。タマ達とは心が繋がっているから、はぐれる心配もない。
86
あなたにおすすめの小説
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
ゲームちっくな異世界でゆるふわ箱庭スローライフを満喫します 〜私の作るアイテムはぜーんぶ特別らしいけどなんで?〜
ことりとりとん
ファンタジー
ゲームっぽいシステム満載の異世界に突然呼ばれたので、のんびり生産ライフを送るつもりが……
この世界の文明レベル、低すぎじゃない!?
私はそんなに凄い人じゃないんですけど!
スキルに頼りすぎて上手くいってない世界で、いつの間にか英雄扱いされてますが、気にせず自分のペースで生きようと思います!
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる