裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~

あかる

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閑話 東京防衛隊2

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    今日は、山賊のみんなが遊びに来ている。
「あの子、何かドラマとか出てるのか?」
「一般人だよ。いや、冒険者か。あの子のスキルのお陰でドラゴンも倒せた」
    あの魔法とバフがなかったら、倒せていなかった。
    冒険者の個人情報は、仲介をお願いしたアドベンチャーショップからも、詳しい事は聞いていない。山賊もその辺は分かってるから、程々で引く。
    あとは各々がメインで行くダンジョン情報を交換して、チーム山賊は帰って行った。

    ドラゴンは、私達が到達した階層よりも、更に下層から上がってきた可能性がある。つまりは私達がこの先ドラゴンが普通に闊歩する階層に行くかもしれないのだ。

    確かに魔術スキルは一属性のみとか限定されてないけど、器用貧乏になりがちだ。そんな中で人を支援する魔法も使うミュウちゃんは、凄い子だ。訓練さえすれば私にも出来るって言ってた。
    魔力操作は、毎日10分と言わず、暇を見つけてはやっている。そのお陰か、今日は土魔法を使う事に成功した。
「咄嗟の時の壁にはなりそうだけど、硬さが微妙だな…これが通用するのは、一桁の階層…猪だと、そのまま貫通されて終わりだな」
「分かってるよ、リーダー。ミュウちゃんが使ってた不可視の壁には遠く及ばない。槍使いから転向する気はないよ」
    それでも、みんな魔力操作を地道に続けている事は知っている。
    竹の水筒に貯まる量が増えたとか、技の威力が増した気がするとか、小さな事で喜んでいる。
「はあ…また逢いたいな」
    ゲンさんの呟きに、みんな引く。
「妄想だけにしておけよ」
「当然だ。偶然逢えたとしても、尊過ぎて、俺は拝むしか出来ない」
「あー、分かる。俺も拝もう」
「こら、マシュー、お前まで止めてくれよ?」
「だって、今日の俺の空波斬、まっちゃんも見てただろう?あれは絶対、魔力操作のお陰だ!」
「そうね。私のスコープの調子もいいし、もう一階層下がる?」
「それはまだだな。夏だし、暫く海の方に行くか?」
「賛成!そしたらリーダー、またお造りが食べたいな!」
「煮付けも捨てがたいわよね…カナタ、魔力が上がったなら、兜焼き作れない?」
「えええ…ていうか、やっぱりみんな、食欲なんだね…」
    でも、本当に偶然逢えたりしたら嬉しいな。夏休みの間はネズミーランドのダンジョンに行くって書いてあったし。
    でも、ダンジョンじゃなくて、行くのはネズミーランドかも?

    
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