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第96話・あなたに溶けていく夜
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車に乗り込んだ澪は、シートにもたれかかるようにして崇雅の方へ顔を向けていた。
「……ん、ねむいかも……」
「さっきまでテンション高かったのに」
崇雅は微笑みながらも、慎重に運転を開始する。
「ねぇ、崇雅さん……」
「ん?」
「……今日、楽しかったです。全部……すごく、幸せでした」
「それは、よかった」
バックミラー越しに澪の表情を盗み見る。
うっすらと頬が赤く、瞳はとろんとしている。
それでも、言葉のひとつひとつには確かな想いが込められていた。
「……崇雅さんが、だいすきです」
その一言で、崇雅の指先にぐっと力がこもった。
(……そういうのは、帰ってから言え)
「澪、家に着くまで黙ってろ」
「えぇ……なんでですかぁ……」
「俺の理性が持たない」
澪がくすくすと笑うのを感じながら、崇雅はそのまま無言でハンドルを握りしめた。
自宅に着くと、澪は玄関先でふらつきながらも、どうにか靴を脱ごうとする。
「靴、脱がせる」
「じぶんで、できます……」
「できてない」
ふらふらとしゃがみこんだ澪を支えながら、崇雅はしゃがんで丁寧にヒールを脱がせた。
そしてそのまま、澪の手を取って立たせる。
「寝室まで、連れていく。歩けるか?」
「歩けます……ほら……んっ」
澪の足元がぐらつくのを見て、崇雅は即座に抱き上げた。
「歩けてない」
「ぅ……はずかしい……」
「恥ずかしいのは、これからだ」
そう言って、寝室へ向かって静かに歩いていく。
ベッドに澪をそっと下ろし、毛布を整える。
「メイク、落とさないと」
「やります……自分で……」
「いい。俺がする」
メイク落としとコットンを持ってきて、澪の頬にそっと触れる。
その動作すらくすぐったくて、澪は目を細めて笑った。
「崇雅さん、やさしい……」
「酔っぱらってても可愛いの、ずるいな」
澪の髪を撫でながら、そっと毛布を引き寄せる。
落ち着いた頃には、澪は半分寝かけていた。
それでも、布団の中から小さな声で呟く。
「ねぇ、崇雅さん……」
「ん?」
「……キス、してほしいです……」
その一言に、崇雅の喉が鳴った。
「……甘やかしすぎたかもしれないな」
そう言いながら、崇雅はゆっくりと顔を近づけ、澪の唇にそっと口づけを落とした。
崇雅はしばらくその顔を見つめていたが、やがて静かにベッドへと身を滑り込ませる。
ふわりと澪を抱きしめたまま、崇雅は静かに息を吐いた。
澪の手が、胸元のシャツにそっと触れる。
「……崇雅さん……」
とろんとした声。
甘えたように瞳を潤ませて、澪が見上げてくる。
「……寝ないのか?」
「……眠い、けど……」
声が小さくなる。
そのまま崇雅の胸元に頬をすり寄せ、澪は囁くように呟いた。
「……好きだから……ぎゅってしてほしい……」
「……もう、しているだろ」
「もっと……ぎゅって……」
「……澪」
名を呼ぶだけで、喉が焼けつくようだった。
触れているだけなのに、彼女の体温がじんじんと伝わってくる。
そして――澪はさらに距離を詰めて、崇雅の頬にキスを落とした。
くすぐったいくらいの軽さで、唇を寄せる。
「……崇雅さんのこと、ちゃんと……感じたい、です」
ふわふわに酔った声で、でも言葉は澪なりの決意に満ちていた。
崇雅の瞳がゆっくりと細まる。
「俺を、試してるのか?」
「ちが、います……っ。あの、今日は……」
「もう遅い。さっきからずっと我慢してる。――覚悟はできてるんだろうな?」
布団の中、崇雅の手が澪の腰を引き寄せる。
「……そんな、甘えた顔して誘って……。俺に理性があるとでも?」
澪は何か言いかけたが、次の瞬間には崇雅の唇が落ちてきて、声はすべて塞がれた。
あたたかく、甘く、やさしいキス。
けれどその奥に秘めた熱が、今にもすべてを融かしてしまいそうで――。
(今日はもう寝かせよう――と思っていたのに)
その夜。
ふたりは何度も唇を重ね、言葉を交わす隙間も惜しいほどに、肌を重ね合った。
とろけるように甘くて、苦しいほど愛おしくて。
澪が望んだ「もっと、ぎゅって」は、朝まで続いた。
朝。
カーテンの隙間から差し込む光が、部屋の空気を静かに照らす。
澪が目を開けたとき、彼女は崇雅の腕の中にすっぽりと収まっていた。
昨夜、何度も「好き」と伝えて、何度も「大丈夫」と抱きしめられて、
気づけば体も心も、とろとろに溶けて――。
(……恥ずかしいくらい、甘えちゃったな……)
思い出してしまった瞬間、頬がじんわりと熱くなる。
昨夜は自分から触れたいと思って、触れて、感じて……。
ちらりと顔を上げると、崇雅はまだ眠っているようだった。
寝ているはずなのに、どこか気を張っているような、そんな表情。
「……おはようございます、崇雅さん……」
小さく囁いてみたが、反応はない。
けれど、次の瞬間――。
「……おはよう。……起きてたのか?」
「っ……!」
静かに返された声に、澪はびくりと肩を揺らす。
崇雅は目を開け、澪の頬に指を添えると、優しく撫でた。
「朝からそんなに可愛い顔して……。寝たふりしてたの、バレるだろう」
「え……っ」
「……ちゃんと見てた。昨夜も、今も」
甘い声と一緒に、額にそっとキスが落とされた。
「昨日は、澪から“甘えてくれた”から。俺にとって、最高の1日だった」
「……わたしこそ……その……」
言葉に詰まってしまう澪に、崇雅はくすりと笑い、再び腕を回して抱き寄せた。
「今日はもう少し、ゆっくり寝てていい。……お昼はどこか、行きたいところあるか?」
「……うーん……それより、もう少しだけ……このままが、いいです」
「……そうか」
布団の中、静かにふたりの体温が混ざり合う。
きっとこんなふうに、何気ない朝をふたりで迎えられることこそが、
一番幸せなことなのかもしれない――そんなことを思いながら、澪は目を閉じた。
「……ん、ねむいかも……」
「さっきまでテンション高かったのに」
崇雅は微笑みながらも、慎重に運転を開始する。
「ねぇ、崇雅さん……」
「ん?」
「……今日、楽しかったです。全部……すごく、幸せでした」
「それは、よかった」
バックミラー越しに澪の表情を盗み見る。
うっすらと頬が赤く、瞳はとろんとしている。
それでも、言葉のひとつひとつには確かな想いが込められていた。
「……崇雅さんが、だいすきです」
その一言で、崇雅の指先にぐっと力がこもった。
(……そういうのは、帰ってから言え)
「澪、家に着くまで黙ってろ」
「えぇ……なんでですかぁ……」
「俺の理性が持たない」
澪がくすくすと笑うのを感じながら、崇雅はそのまま無言でハンドルを握りしめた。
自宅に着くと、澪は玄関先でふらつきながらも、どうにか靴を脱ごうとする。
「靴、脱がせる」
「じぶんで、できます……」
「できてない」
ふらふらとしゃがみこんだ澪を支えながら、崇雅はしゃがんで丁寧にヒールを脱がせた。
そしてそのまま、澪の手を取って立たせる。
「寝室まで、連れていく。歩けるか?」
「歩けます……ほら……んっ」
澪の足元がぐらつくのを見て、崇雅は即座に抱き上げた。
「歩けてない」
「ぅ……はずかしい……」
「恥ずかしいのは、これからだ」
そう言って、寝室へ向かって静かに歩いていく。
ベッドに澪をそっと下ろし、毛布を整える。
「メイク、落とさないと」
「やります……自分で……」
「いい。俺がする」
メイク落としとコットンを持ってきて、澪の頬にそっと触れる。
その動作すらくすぐったくて、澪は目を細めて笑った。
「崇雅さん、やさしい……」
「酔っぱらってても可愛いの、ずるいな」
澪の髪を撫でながら、そっと毛布を引き寄せる。
落ち着いた頃には、澪は半分寝かけていた。
それでも、布団の中から小さな声で呟く。
「ねぇ、崇雅さん……」
「ん?」
「……キス、してほしいです……」
その一言に、崇雅の喉が鳴った。
「……甘やかしすぎたかもしれないな」
そう言いながら、崇雅はゆっくりと顔を近づけ、澪の唇にそっと口づけを落とした。
崇雅はしばらくその顔を見つめていたが、やがて静かにベッドへと身を滑り込ませる。
ふわりと澪を抱きしめたまま、崇雅は静かに息を吐いた。
澪の手が、胸元のシャツにそっと触れる。
「……崇雅さん……」
とろんとした声。
甘えたように瞳を潤ませて、澪が見上げてくる。
「……寝ないのか?」
「……眠い、けど……」
声が小さくなる。
そのまま崇雅の胸元に頬をすり寄せ、澪は囁くように呟いた。
「……好きだから……ぎゅってしてほしい……」
「……もう、しているだろ」
「もっと……ぎゅって……」
「……澪」
名を呼ぶだけで、喉が焼けつくようだった。
触れているだけなのに、彼女の体温がじんじんと伝わってくる。
そして――澪はさらに距離を詰めて、崇雅の頬にキスを落とした。
くすぐったいくらいの軽さで、唇を寄せる。
「……崇雅さんのこと、ちゃんと……感じたい、です」
ふわふわに酔った声で、でも言葉は澪なりの決意に満ちていた。
崇雅の瞳がゆっくりと細まる。
「俺を、試してるのか?」
「ちが、います……っ。あの、今日は……」
「もう遅い。さっきからずっと我慢してる。――覚悟はできてるんだろうな?」
布団の中、崇雅の手が澪の腰を引き寄せる。
「……そんな、甘えた顔して誘って……。俺に理性があるとでも?」
澪は何か言いかけたが、次の瞬間には崇雅の唇が落ちてきて、声はすべて塞がれた。
あたたかく、甘く、やさしいキス。
けれどその奥に秘めた熱が、今にもすべてを融かしてしまいそうで――。
(今日はもう寝かせよう――と思っていたのに)
その夜。
ふたりは何度も唇を重ね、言葉を交わす隙間も惜しいほどに、肌を重ね合った。
とろけるように甘くて、苦しいほど愛おしくて。
澪が望んだ「もっと、ぎゅって」は、朝まで続いた。
朝。
カーテンの隙間から差し込む光が、部屋の空気を静かに照らす。
澪が目を開けたとき、彼女は崇雅の腕の中にすっぽりと収まっていた。
昨夜、何度も「好き」と伝えて、何度も「大丈夫」と抱きしめられて、
気づけば体も心も、とろとろに溶けて――。
(……恥ずかしいくらい、甘えちゃったな……)
思い出してしまった瞬間、頬がじんわりと熱くなる。
昨夜は自分から触れたいと思って、触れて、感じて……。
ちらりと顔を上げると、崇雅はまだ眠っているようだった。
寝ているはずなのに、どこか気を張っているような、そんな表情。
「……おはようございます、崇雅さん……」
小さく囁いてみたが、反応はない。
けれど、次の瞬間――。
「……おはよう。……起きてたのか?」
「っ……!」
静かに返された声に、澪はびくりと肩を揺らす。
崇雅は目を開け、澪の頬に指を添えると、優しく撫でた。
「朝からそんなに可愛い顔して……。寝たふりしてたの、バレるだろう」
「え……っ」
「……ちゃんと見てた。昨夜も、今も」
甘い声と一緒に、額にそっとキスが落とされた。
「昨日は、澪から“甘えてくれた”から。俺にとって、最高の1日だった」
「……わたしこそ……その……」
言葉に詰まってしまう澪に、崇雅はくすりと笑い、再び腕を回して抱き寄せた。
「今日はもう少し、ゆっくり寝てていい。……お昼はどこか、行きたいところあるか?」
「……うーん……それより、もう少しだけ……このままが、いいです」
「……そうか」
布団の中、静かにふたりの体温が混ざり合う。
きっとこんなふうに、何気ない朝をふたりで迎えられることこそが、
一番幸せなことなのかもしれない――そんなことを思いながら、澪は目を閉じた。
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