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躾
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【 レイモンド・ローゼスの視点 】
私には結婚を誓った愛する恋人がいた。
婚約者もいなかったから恋愛婚をしてもいいということだと思っていた。
だが…
“ミリア・ペナと婚約させた”
突然父上に言われて理解が追いつかない。
結婚を約束した恋人がいると告げると1週間後には彼女から別れを告げられた。屋敷を訪ねても門前払いで会えなかった。
そしてミリアとの婚姻前に 愛する恋人が婚約したことを知った。
ヤケになり夜会で出会った女達と関係を持ち交際した。そして結婚式当日、初めて妻となる女と会った。美しい女だった。
だが恋人との関係を壊した女を受け入れてはいけないと自分に言い聞かせ、ミリアにも分かるように式後に教会から出ると指輪を捨てた。
その日の夜、酒を飲んで夫婦の寝室へ行くとミリアが待っていた。白い肌に美しい髪、華奢な身体を包むナイトドレス。胸が高まりミリアの頬に触れようとした。
だがミリアの指に結婚指輪が無かった。
カッとなって怒りに任せてミリアを抱いた。痛がり涙を流すミリアに益々腹を立てたが、終わってみるとシーツには血痕があった。
そうだ、忘れていた。
今まで関係を持った女達は全て経験者だったから失念していた。
ミリアが処女かもしれないなど微塵も思わず怒りに任せて抱いてしまった。個人差はあれ 初めてはすごく痛いと聞いていた。友人の中には その痛がる様と未使用の狭さと感触がいいと処女ばかり追いかける奴もいた。
ミリアが他の男を知らないのは嬉しかった。
嗚咽を漏らして泣くミリアを撫でて慰めようとした。
“いやっ!”
ミリアは私の手を払い除けた。
夫婦の寝室から出て自室へ戻った。
翌日はカレンを抱きに離れに行った。
私の姿を見て喜び、自ら私のモノを咥えて勃たせると、脚を開く。大した前戯をしなくとも濡れていた。
カレンに挿入するとモノが不満げに萎えようとするのが分かった。
そのまま使いものにならなくなり、本邸に戻った。
初夜から3日後、夫婦の寝室でミリアを前にすると痛いほど勃っているのが分かった。
だがミリアは逆に全く濡れない。唾を付けたが痛がるだけ。
またカレンの元へ行くが気分が乗らない。
だがカレンは期待に満ちた顔をしている。
解決方法は、ミリアに見立てて抱くこと。2回も求めた私にカレンは満足気だった。
ミリアもカレンくらいに求めるようになったらなと頭を過ぎる自分に驚いた。
それからは徹底した。
ミリアは次期公爵夫人になりたくて、私の愛する恋人との仲を引き裂き、私の妻になった女だから心を許してはいけないと。
ある日、散歩をするミリアを見かけた。すると若い庭師の助手も私兵もミリアを見つめていた。絡みつくような視線のような気がした。屋敷内の男の使用人もそんな視線を向けていた。
夜、私に抱かれても声を上げず耐えるようなミリアが気に入らなかった。
そうだ。だからだ。この女が誰に抱かれているのか知らしめないと。
しっかり注ぎ終わった後、呼び鈴でメイドを呼んだ。
『ミリア、ドアの外に立て』
『え?』
『ナイトドレスだけ身に付けていい。一枚だけだ』
『!!』
『下着をお持ちします』
『余計なことをするな!身に付けるのは一枚だけだ。ドロワーズを優先させてもいいが、それだけだ。胸が露わになるだけだぞ。
いいか、誰もミリアに触れたり話しかけたりするな。これは夫からの罰なのだからな』
ミリアはトイレに行こうとした。
『ミリア、そのままだ。夫の子胤を流すつもりか?日頃の心がけがなっていないから直ぐに孕めないんじゃないのか?』
『ですが、』
『早く部屋から出てドアの前に立て!』
『っ!』
『お前は見張れ。椅子を持って来て少し離れたところから見張れ。しゃがみ込んだり拭いたりする仕草をしたら私を呼びに来い。他の使用人にも聞くからな』
『か、かしこまりました』
そして一晩放置して朝食を持たせたメイドと夫婦の寝室の前に行くと、ミリアが泣きながら立っていた。脚には注いだものが伝い垂れていた。
『中に入れ』
メイドは朝食をテーブルに並べ、ずっと見張っていたメイドは布を手渡した。
『お前が男達を誘惑するからだ。押し黙って夫を受け入れるから男達が勘違いをするのだぞ。
だから立たせた。受けた精を垂れ流す姿を見せれば、誰の妻だか理解するだろう。
疲れただろう?食事は運ばせるから、明日の朝までゆっくり眠るなりして過ごせ』
『……はい』
それ以来ミリアは鳴くようになったが演技だと丸わかりだ。男女の情交をよく知らないのだろうか。
だから離れに連れて行きカレンとの交わりを立たせて見学させた。上手くなるまで。
だいぶ良くなったが、痛そうな素振りを見せる。何故だ?私に抱かれて嬉しいはずなのに。
医者から、中には濡れ難い女もいると教えてもらった。だから潤滑油を置かせた。だが、痛そうに顔を歪める。
そうか…また罰が必要なのだな。
終わると呼び鈴を鳴らした。
『浴槽に水を入れろ。ミリアが水浴びをするから4人集めてしっかりと磨き上げろ』
『水…でございますか?』
『そうだ』
『レイモンド様、私 水は、』
『アソコが痛いのだろう?冷やしてやろうという夫の心遣いだ』
『っ!!』
それからはだいぶ良くなった。
私の腕の中で声を上げて身を捩る。
いつしか忘れていた。コレが演技だということを。
私には結婚を誓った愛する恋人がいた。
婚約者もいなかったから恋愛婚をしてもいいということだと思っていた。
だが…
“ミリア・ペナと婚約させた”
突然父上に言われて理解が追いつかない。
結婚を約束した恋人がいると告げると1週間後には彼女から別れを告げられた。屋敷を訪ねても門前払いで会えなかった。
そしてミリアとの婚姻前に 愛する恋人が婚約したことを知った。
ヤケになり夜会で出会った女達と関係を持ち交際した。そして結婚式当日、初めて妻となる女と会った。美しい女だった。
だが恋人との関係を壊した女を受け入れてはいけないと自分に言い聞かせ、ミリアにも分かるように式後に教会から出ると指輪を捨てた。
その日の夜、酒を飲んで夫婦の寝室へ行くとミリアが待っていた。白い肌に美しい髪、華奢な身体を包むナイトドレス。胸が高まりミリアの頬に触れようとした。
だがミリアの指に結婚指輪が無かった。
カッとなって怒りに任せてミリアを抱いた。痛がり涙を流すミリアに益々腹を立てたが、終わってみるとシーツには血痕があった。
そうだ、忘れていた。
今まで関係を持った女達は全て経験者だったから失念していた。
ミリアが処女かもしれないなど微塵も思わず怒りに任せて抱いてしまった。個人差はあれ 初めてはすごく痛いと聞いていた。友人の中には その痛がる様と未使用の狭さと感触がいいと処女ばかり追いかける奴もいた。
ミリアが他の男を知らないのは嬉しかった。
嗚咽を漏らして泣くミリアを撫でて慰めようとした。
“いやっ!”
ミリアは私の手を払い除けた。
夫婦の寝室から出て自室へ戻った。
翌日はカレンを抱きに離れに行った。
私の姿を見て喜び、自ら私のモノを咥えて勃たせると、脚を開く。大した前戯をしなくとも濡れていた。
カレンに挿入するとモノが不満げに萎えようとするのが分かった。
そのまま使いものにならなくなり、本邸に戻った。
初夜から3日後、夫婦の寝室でミリアを前にすると痛いほど勃っているのが分かった。
だがミリアは逆に全く濡れない。唾を付けたが痛がるだけ。
またカレンの元へ行くが気分が乗らない。
だがカレンは期待に満ちた顔をしている。
解決方法は、ミリアに見立てて抱くこと。2回も求めた私にカレンは満足気だった。
ミリアもカレンくらいに求めるようになったらなと頭を過ぎる自分に驚いた。
それからは徹底した。
ミリアは次期公爵夫人になりたくて、私の愛する恋人との仲を引き裂き、私の妻になった女だから心を許してはいけないと。
ある日、散歩をするミリアを見かけた。すると若い庭師の助手も私兵もミリアを見つめていた。絡みつくような視線のような気がした。屋敷内の男の使用人もそんな視線を向けていた。
夜、私に抱かれても声を上げず耐えるようなミリアが気に入らなかった。
そうだ。だからだ。この女が誰に抱かれているのか知らしめないと。
しっかり注ぎ終わった後、呼び鈴でメイドを呼んだ。
『ミリア、ドアの外に立て』
『え?』
『ナイトドレスだけ身に付けていい。一枚だけだ』
『!!』
『下着をお持ちします』
『余計なことをするな!身に付けるのは一枚だけだ。ドロワーズを優先させてもいいが、それだけだ。胸が露わになるだけだぞ。
いいか、誰もミリアに触れたり話しかけたりするな。これは夫からの罰なのだからな』
ミリアはトイレに行こうとした。
『ミリア、そのままだ。夫の子胤を流すつもりか?日頃の心がけがなっていないから直ぐに孕めないんじゃないのか?』
『ですが、』
『早く部屋から出てドアの前に立て!』
『っ!』
『お前は見張れ。椅子を持って来て少し離れたところから見張れ。しゃがみ込んだり拭いたりする仕草をしたら私を呼びに来い。他の使用人にも聞くからな』
『か、かしこまりました』
そして一晩放置して朝食を持たせたメイドと夫婦の寝室の前に行くと、ミリアが泣きながら立っていた。脚には注いだものが伝い垂れていた。
『中に入れ』
メイドは朝食をテーブルに並べ、ずっと見張っていたメイドは布を手渡した。
『お前が男達を誘惑するからだ。押し黙って夫を受け入れるから男達が勘違いをするのだぞ。
だから立たせた。受けた精を垂れ流す姿を見せれば、誰の妻だか理解するだろう。
疲れただろう?食事は運ばせるから、明日の朝までゆっくり眠るなりして過ごせ』
『……はい』
それ以来ミリアは鳴くようになったが演技だと丸わかりだ。男女の情交をよく知らないのだろうか。
だから離れに連れて行きカレンとの交わりを立たせて見学させた。上手くなるまで。
だいぶ良くなったが、痛そうな素振りを見せる。何故だ?私に抱かれて嬉しいはずなのに。
医者から、中には濡れ難い女もいると教えてもらった。だから潤滑油を置かせた。だが、痛そうに顔を歪める。
そうか…また罰が必要なのだな。
終わると呼び鈴を鳴らした。
『浴槽に水を入れろ。ミリアが水浴びをするから4人集めてしっかりと磨き上げろ』
『水…でございますか?』
『そうだ』
『レイモンド様、私 水は、』
『アソコが痛いのだろう?冷やしてやろうという夫の心遣いだ』
『っ!!』
それからはだいぶ良くなった。
私の腕の中で声を上げて身を捩る。
いつしか忘れていた。コレが演技だということを。
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