その結婚は、白紙にしましょう

リュミエール王国が姫、ミレナシア。
彼女はずっとずっと、王国騎士団の若き団長、カインのことを想っていた。
念願叶って結婚の話が決定した、その夕方のこと。

浮かれる姫を前にして、カインの口から出た言葉は「白い結婚にとさせて頂きたい」
身分とか立場とか何とか話しているが、姫は急速にその声が遠くなっていくのを感じる。

けれど、他でもない憧れの人からの嘆願だ。姫はにっこりと笑った。

「分かりました。その提案を、受け入れ──」

全然受け入れられませんけど!?


形だけの結婚を了承しつつも、心で号泣してる姫。
武骨で不器用な王国騎士団長。

二人を中心に巻き起こった、割と短い期間のお話。



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