ニューハーフヘルス体験

中田智也

文字の大きさ
5 / 51

05 マナミ嬢

しおりを挟む
〔注意〕この話には詳しいプレイ内容は書いていませんのであしからず

その日は出張先からそのまま休暇を取得してお店に向かった。

プレイルームを持たない派遣タイプの店で、客は一旦お店へ出向し、予約した旨を告げて料金を支払う。

次にホテルをどうするか聞かれるのでお店のオススメホテルを教えてもらい、1人で先にチェックイン。

電話で部屋番号をお店に告げ、しばらくするとキャストがやってくるという流れ。
なお、ホテル代は別途負担。

先にホテルへチェックインし、部屋でドキドキしながら待っていると喉が渇いた。

しまった!飲み物を持ってきていない!と部屋に備え付けの飲み物がないかと探していたらピンポ~ンとチャイムが鳴った。

扉を少し開けて確認するとマナミ嬢が立っていた。

若干ホームページの写真よりは年齢が上のように思うが(この業界の嬢たちは年を取らないのです)、髪は金色に脱色され緩くカーブを描いた長髪。

タイトなスカートを履いて、白色のシャツは胸の部分が不自然に前へ飛び出している。
俺は思わずおお~っと声が出そうになった。

マナミ嬢は口元に笑みを浮かべて小さな声で「はじめまして」とごあいさつ。
部屋へご案内した。

これは当たりだ!と嬉しいものの、このところ美人と会ったことがなかったので緊張してソワソワしてしまい、この段階では顔を直視できなかった。

50を過ぎたオジサンがベッドに座ってモジモジしていると、嬢がそっと横に座ってくれ、「私のどこが気に入って指名してくれたんですか?」としゃべりながら、俺の手を握ったりフトモモなどをさすってゆっくり緊張を解いてくれた。
こうした気遣いがありがたい。

ひと通り話をしてシャワーにいきましょうとなり、お互い裸になる。

嬢が「恥ずかしいから」と後ろを向いて服をゆっくりと脱ぐ。
これもサービスの1つだろう。

背中を向けたまま俯き加減で横顔が見える。
脱ぎ方も俺に見られていることを意識しているようでゆっくりと脱いでくれる。

シャツのボタンを外すとスルスルと衣擦れの音とともに、ツルっとした肩が顔を出し、続けてブラを着けたキレイな背中があらわになった。

背は高めだが身体つきはゴツくなく、腰はくびれている。

たまらずに「ブラ外していいですか?」と聞くと声に出さずにコクンと頷く。

緊張して手が震えながら背中のホックをはずす。

プチッと外れるとするりと肩紐がずれ落ち、そのままの勢いで腕をスルスルと滑っていき、大きなブラがボトッと床に落ちた。

両方の腕で胸を抱えるようにしながらこちらに向いてくれる。

掌で先端の突起を隠しているものの、腕では隠しきれない大きさの胸が目の前に現れた。
本当に小ぶりのメロンくらいあって腕からこぼれそう。

俺は客なのに反射的に見てはいけないと思ってしまったが、意に反して目を奪われ凝視してしまった。

これまでにも胸の大きい人は何人かお世話になったが、大きすぎると裸になったときにはタレぎみになり(俺は頭の中では座布団みたいだと思っている)、どうもエロさが感じられなかった。

好みの問題なのだろうが、ブラや着衣で胸の谷間が見えているくらいがいちばん興奮するのだが、マナミ嬢の胸は大きいだけでなく、峰不二子のようにプリンと張りがあってキレイな形だった。

触りたい衝動に駆られる。
ルパンの気持ちが分かる。

嬢は口元の笑みを絶やさぬまま、俺の目をじっと見つめる。
その雰囲気はSっぽいではないか!

するとマナミ嬢はまるで俺の心が読めるかのように「よくSっぽいと言われるんです。私はMなので最近お店の紹介ページは縛られた姿の写真に変えたんですけどそれでもMのお客さまが多いです。私、Sに見えますか?」

いやぁ、峰不◯子のような体型でボンテージのような写真だったから、いくら縛られた姿でもはじめての客はみんなSだと思うだろう。

ここで勇気を出して嬢の目をよくよく観察してみると、実はSっぽい挑発的な目ではなく、ウルウルとしていて泣き出しそうにも見える。

この時がおそらくはじめてMの人の目を覗き見たと思う。

なんだか心の中で獰猛なケモノがモゾリと動いた気がした。

俺はこれまで草食動物のように大人しく生きてきたつもりだったが、心にケモノが棲んでいたことに驚きを覚えた。

あ、これやばいやつだ。
のめり込んでしまうかもしれないと俺の理性が警告を発する。

なんとか嬢の目から視線をはずし、改めて全身に目をやった。

胸に気を取られていたけれど、もちろん下も含めて布は全て取り払われており、おまけに陰毛もないから俺の視界を遮るものは何もない。

脚は長くて贅肉のようなブヨブヨ感はなく健康的に引き締まっており、かと言って細すぎない。
いい太さだ。

たっぷり舐め回すように一通り眺めた。
嬢は恥ずかしさと興奮で脚をモジモジとしている。
どうやらMはホンモノ。
見られることにも興奮しているようだ。
おマタはきっと濡れそぼっているに違いない。

ここまで時間をかけて観察している客は他にいないのじゃないかと思い至ったところで、嬢が手を取りシャワールームへと誘導される。

なんだか動作のタイミングも俺と合っている。

というか、嬢が合わせてくれているんだなこれは。気遣いが嬉しい。

というようにこれまでの激安嬢と比べて何もかもが新鮮だった。

シャワーの後、ベッドで横になっていざプレイとなるが「今日は何がしたいですか?」と聞かれる。

これまでは何となくその場の流れに任せていたが、改めて聞かれると困る。
だいたいいつもノープランだったからだ。

とりあえず「いっぱいキスしてほしい」と言う。

「どんなフィニッシュがお望みですか?手?口?パイズリもできますよ」、「うーん、まずはフェラはして欲しいです」「パイズリもお願いしたいです」「あと、俺はイキにくいので最後は手で構いません」とこれで何となく流れが決まる。

スラスラ言ったかのように書いているがノープランだったので実際は1~2分かかった。

その間、真剣に考えたのでバキバキだった俺の珍珍は萎えてしまった。

したいことや流れは事前に考えておいた方がいい。

「お任せします」もアリとのことだが、「こんな流れ」や「コレとコレがしたい」など、妻やカノジョには言いにくいこともキャストはプロなのでしっかり受け止めてくれるし、嬢にとっても始めに伝えた方がやりやすいそうだ。


という感じでプレイは始まり、ソフトタッチから全身リップ、フェラ、その後はパイズリ、さらに正常位の素股、最後は仰向けに寝転んで乳首を攻められながら手コキでフィニッシュとなった。

これまでの激安嬢とは違って十分満足できた。

急に雑な表現になってしまって申し訳ない。
今回の話は大きな変化点になる重要な経験だったので記録しておきたかったのだ。
許されよ。

次回は人生初のニューハーフとの体験のお話。


【今回の学び】
・飲み物は事前購入
・単価を上げると良い嬢に会える確率は高くなる
・したいことやプレイの流れを事前に考えておく

※この「ニューハーフヘルス体験」は 体験談そのものは実話を元にしていますが、人名や組織名等は架空のものです。

(つづく)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...