200 / 276
5部 よみがえる月神編
虹の記憶2
しおりを挟む
「シオン?」
反応が返ってこない兄の方を覗き込めば、視線はエルフの女性へ向けられたまま。一瞬、誰を見ているのかわからなかった。
「シオン! なにボケーッとしてるんだよ!」
「クスクス。どこへ行きたいの? 森の出口まで案内しましょうか?」
二人を見ながら笑う女性の声に、リオン・アルヴァースはなにが起きたのか理解する。兄は見惚れたまま固まっているのだ。
どうやら、あの美しいエルフへ一目惚れしたらしいと知り、酷く驚かされた。
女神様にしか興味のなかった兄を惹きつけた存在。女神様と違う存在であるエルフに、兄は惚れてしまったのだ。
自分とは違うのだと、思い知らされた瞬間でもある。
「ふーん…俺、リオン・アルヴァース。あんたは?」
少し面白くなかった。兄を奪う存在が。
「イリティスよ。イリティス・シルヴァン」
これが、七英雄の一人と出会った瞬間なのだとクオンは知る。ここから、歴史に名を残すこととなる仲間達と出会っていく。
そして、その先には最初の悲劇が待っているのだ。七英雄達をどん底へ陥れる悲劇が。
さっさと森を出てしまおうと思っていたリオン・アルヴァースは、新たな登場人物によって行動を変える。
七英雄の一人である、リュークス・ユシル・ラーダの登場だ。
イリティス・シルヴァンと親しげな姿を見たとき、面白くなってきたと思ってしまった。これなら兄を取られないとまで。
「急ぎではないなら、うちに寄っていかないかしら?」
「行く行く! ほら、シオン!」
「えっ、えー!? いいのかよ、リオン」
自分達はやることがあるのだ。寄り道をしている場合ではない。
視線が問いかけているが、どう見ても本心がそちらではなかった。
「大丈夫だろ。こいつらも休息がほしいだろうしな」
『みゅー!』
『みゅみゅ!』
ピンク色の獣と水色の獣が嬉しそうに跳び上がれば、確かにそうだよな、とシオンも頷く。燃やされることも気にせずに休めるのなら、これほどいいことはない。
「楽しくなってきたな」
「全然楽しくない」
「しょうがないから、聞いてやるよ。イリティスー!」
「ちょっ、やめろよ!」
走って行くリオン・アルヴァースに、慌てるシオン・アルヴァース。
色々なことがあったが、それでもまだ、二人で笑い合えていた頃の懐かしい記憶。
案内されたエルフの里で過ごしたのは、ほんのわずかなこと。兄は自分達がするべきことを忘れてはいない。一時の安らぎを得たら、すぐにでも出ると決めていた。
だからだろうか。兄がどれだけイリティス・シルヴァンを気にかけていても、なんとも思わなくなったのだ。
むしろ、ここから出るのだから、いる間ぐらいはと思ったぐらいだったが、邪魔が入るのも面白がっていた。
そして、もう二度と会うことはないだろうと思いながら別れの日を迎えたのだ。それなのに、なぜか再び二人と会うことに。
「どうして…」
突然目の前に現れた女性に、二人ともが思った。なぜここにいるのかと。
「よくわかったな、ここが」
驚きで言葉の出ない兄の代わりに、リオン・アルヴァースが探るように見る。自分達の旅へ、彼女を連れて行くわけにはいかないのだ。
『リオン、虹の輝きだ』
惚れている兄では無理だろうから、追い返そうと鋭く見たときのことだった。相棒となる聖獣が、探している力だと告げる。
彼女から、女神の力である虹の輝きを感じると。
突然のことに、二人とも思考が止まってしまう。リオン・アルヴァースが次に考えたのは、なぜ、ということだった。
出会ったときには、相棒はまったく反応を示さなかったのに、なぜ今になって彼女が女神の力を持つと言うのか。自分達と出会ったことで、彼女が女神の力を得たのか、それとも目覚めたのかと考える。
「だから、追いかけて来たんだ。誰が来たくて来るか」
不機嫌そうに言うリュークス・ユシル・ラーダは、一人では危険だとついてきた。
外は魔物が出る。戦う術を持たない彼女が、一人で双子の元へ行けるわけがないと。
「リュークス……」
事情を知っている原因は、イリティス・シルヴァンが話したからだ。彼にならいいと思って、話したのかもしれない。
そして、彼女にそのことを告げたのは、金色に輝く聖鳥だった。
「この子はシャンルーンと言うそうよ」
『ルーン、イリティスのもの。イリティス、ルーンのもの』
胸を張って言う小鳥に、その場が凍りつく。なぜか凍りついたのだ。
原因はわかっている。シオン・アルヴァースとリュークス・ユシル・ラーダが睨みつけているのだ。
『ふえーん! この二人怖いよー!』
わざとらしくイリティス・シルヴァンへ甘える姿に、二人が苛立ったように見る。
この瞬間だけなぜか二人が協力体制になったな、とクオンは思いだす。困った二人だったと、思えたのだ。
「焼き鳥にしてやる!」
「捕まえるのは俺がやってやるから、焼くのはシオンだ」
逃げ出した小鳥を追いかけ回す姿を見ながら、クスクスと笑うだけのイリティス・シルヴァン。
「俺だけか? この先、すっげぇ不安なの」
『お前だけじゃねぇ。俺もだ』
このメンバーで旅をしていくことが不安だと言えば、同意するように聖獣が頷く。
これで女神を助けられるのか。本当の目的を果たしてくれるのかと、水色の聖獣が呆れた。
「お前ら、ふざけんなら先行くぞ!」
とりあえず、今日の野宿場所を探さなくてはいけないのだ。いつまでも鬼ごっこなどしていられない。
次の瞬間、野宿と聞かされたリュークス・ユシル・ラーダが別の騒ぎを起こすのだったが、それもリオン・アルヴァースの一喝で止められることとなる。
以降、彼はただただ苦労することとなった。
想定外のことが起きたとしたら、兄とイリティス・シルヴァンが両想いだったことだろうか。
次なる女神の力を探し出すのに、四人での旅は数年もかかった。なぜ見つからないのだろうかと思ったのは最初だけで、途中から疲れ切っていたリオン・アルヴァース。
「きれいな音だなぁ。なぁ、イリティス」
「えぇ、そうね」
仲良く話しながら歩く二人に、不機嫌そうな表情で見ているのはリュークス・ユシル・ラーダだ。
告白などしたわけではない。恋人同士ではないが、もう時間の問題だろうと思っている。わかっているからこそ、尚更に不機嫌なのだ。
「リュークスも、新しい出会い探せよ」
「うるさい」
不貞腐れたようにそっぽを向く姿を見ながら、どうしたものかと思う。
ここまできたら、さすがに兄を奪われるから嫌とも言えなくなっていたリオン・アルヴァース。むしろ、彼を見ているとその気持ちが消えていくほどだ。
「子供の頃から一緒だったんだぞ」
簡単に諦められるか、と不貞腐れる姿は子供のようだと思う。どうにも、イリティス・シルヴァンへ依存しているようだ。
・
反応が返ってこない兄の方を覗き込めば、視線はエルフの女性へ向けられたまま。一瞬、誰を見ているのかわからなかった。
「シオン! なにボケーッとしてるんだよ!」
「クスクス。どこへ行きたいの? 森の出口まで案内しましょうか?」
二人を見ながら笑う女性の声に、リオン・アルヴァースはなにが起きたのか理解する。兄は見惚れたまま固まっているのだ。
どうやら、あの美しいエルフへ一目惚れしたらしいと知り、酷く驚かされた。
女神様にしか興味のなかった兄を惹きつけた存在。女神様と違う存在であるエルフに、兄は惚れてしまったのだ。
自分とは違うのだと、思い知らされた瞬間でもある。
「ふーん…俺、リオン・アルヴァース。あんたは?」
少し面白くなかった。兄を奪う存在が。
「イリティスよ。イリティス・シルヴァン」
これが、七英雄の一人と出会った瞬間なのだとクオンは知る。ここから、歴史に名を残すこととなる仲間達と出会っていく。
そして、その先には最初の悲劇が待っているのだ。七英雄達をどん底へ陥れる悲劇が。
さっさと森を出てしまおうと思っていたリオン・アルヴァースは、新たな登場人物によって行動を変える。
七英雄の一人である、リュークス・ユシル・ラーダの登場だ。
イリティス・シルヴァンと親しげな姿を見たとき、面白くなってきたと思ってしまった。これなら兄を取られないとまで。
「急ぎではないなら、うちに寄っていかないかしら?」
「行く行く! ほら、シオン!」
「えっ、えー!? いいのかよ、リオン」
自分達はやることがあるのだ。寄り道をしている場合ではない。
視線が問いかけているが、どう見ても本心がそちらではなかった。
「大丈夫だろ。こいつらも休息がほしいだろうしな」
『みゅー!』
『みゅみゅ!』
ピンク色の獣と水色の獣が嬉しそうに跳び上がれば、確かにそうだよな、とシオンも頷く。燃やされることも気にせずに休めるのなら、これほどいいことはない。
「楽しくなってきたな」
「全然楽しくない」
「しょうがないから、聞いてやるよ。イリティスー!」
「ちょっ、やめろよ!」
走って行くリオン・アルヴァースに、慌てるシオン・アルヴァース。
色々なことがあったが、それでもまだ、二人で笑い合えていた頃の懐かしい記憶。
案内されたエルフの里で過ごしたのは、ほんのわずかなこと。兄は自分達がするべきことを忘れてはいない。一時の安らぎを得たら、すぐにでも出ると決めていた。
だからだろうか。兄がどれだけイリティス・シルヴァンを気にかけていても、なんとも思わなくなったのだ。
むしろ、ここから出るのだから、いる間ぐらいはと思ったぐらいだったが、邪魔が入るのも面白がっていた。
そして、もう二度と会うことはないだろうと思いながら別れの日を迎えたのだ。それなのに、なぜか再び二人と会うことに。
「どうして…」
突然目の前に現れた女性に、二人ともが思った。なぜここにいるのかと。
「よくわかったな、ここが」
驚きで言葉の出ない兄の代わりに、リオン・アルヴァースが探るように見る。自分達の旅へ、彼女を連れて行くわけにはいかないのだ。
『リオン、虹の輝きだ』
惚れている兄では無理だろうから、追い返そうと鋭く見たときのことだった。相棒となる聖獣が、探している力だと告げる。
彼女から、女神の力である虹の輝きを感じると。
突然のことに、二人とも思考が止まってしまう。リオン・アルヴァースが次に考えたのは、なぜ、ということだった。
出会ったときには、相棒はまったく反応を示さなかったのに、なぜ今になって彼女が女神の力を持つと言うのか。自分達と出会ったことで、彼女が女神の力を得たのか、それとも目覚めたのかと考える。
「だから、追いかけて来たんだ。誰が来たくて来るか」
不機嫌そうに言うリュークス・ユシル・ラーダは、一人では危険だとついてきた。
外は魔物が出る。戦う術を持たない彼女が、一人で双子の元へ行けるわけがないと。
「リュークス……」
事情を知っている原因は、イリティス・シルヴァンが話したからだ。彼にならいいと思って、話したのかもしれない。
そして、彼女にそのことを告げたのは、金色に輝く聖鳥だった。
「この子はシャンルーンと言うそうよ」
『ルーン、イリティスのもの。イリティス、ルーンのもの』
胸を張って言う小鳥に、その場が凍りつく。なぜか凍りついたのだ。
原因はわかっている。シオン・アルヴァースとリュークス・ユシル・ラーダが睨みつけているのだ。
『ふえーん! この二人怖いよー!』
わざとらしくイリティス・シルヴァンへ甘える姿に、二人が苛立ったように見る。
この瞬間だけなぜか二人が協力体制になったな、とクオンは思いだす。困った二人だったと、思えたのだ。
「焼き鳥にしてやる!」
「捕まえるのは俺がやってやるから、焼くのはシオンだ」
逃げ出した小鳥を追いかけ回す姿を見ながら、クスクスと笑うだけのイリティス・シルヴァン。
「俺だけか? この先、すっげぇ不安なの」
『お前だけじゃねぇ。俺もだ』
このメンバーで旅をしていくことが不安だと言えば、同意するように聖獣が頷く。
これで女神を助けられるのか。本当の目的を果たしてくれるのかと、水色の聖獣が呆れた。
「お前ら、ふざけんなら先行くぞ!」
とりあえず、今日の野宿場所を探さなくてはいけないのだ。いつまでも鬼ごっこなどしていられない。
次の瞬間、野宿と聞かされたリュークス・ユシル・ラーダが別の騒ぎを起こすのだったが、それもリオン・アルヴァースの一喝で止められることとなる。
以降、彼はただただ苦労することとなった。
想定外のことが起きたとしたら、兄とイリティス・シルヴァンが両想いだったことだろうか。
次なる女神の力を探し出すのに、四人での旅は数年もかかった。なぜ見つからないのだろうかと思ったのは最初だけで、途中から疲れ切っていたリオン・アルヴァース。
「きれいな音だなぁ。なぁ、イリティス」
「えぇ、そうね」
仲良く話しながら歩く二人に、不機嫌そうな表情で見ているのはリュークス・ユシル・ラーダだ。
告白などしたわけではない。恋人同士ではないが、もう時間の問題だろうと思っている。わかっているからこそ、尚更に不機嫌なのだ。
「リュークスも、新しい出会い探せよ」
「うるさい」
不貞腐れたようにそっぽを向く姿を見ながら、どうしたものかと思う。
ここまできたら、さすがに兄を奪われるから嫌とも言えなくなっていたリオン・アルヴァース。むしろ、彼を見ているとその気持ちが消えていくほどだ。
「子供の頃から一緒だったんだぞ」
簡単に諦められるか、と不貞腐れる姿は子供のようだと思う。どうにも、イリティス・シルヴァンへ依存しているようだ。
・
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる