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12話 絶縁
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アイラの結婚相手の名前が出た瞬間、皆口々に話し始めた。
「え? 結婚相手ってレアード様だったの?」
「突然今日結婚の準備を伝えって言われて、言われるがままだったけど……」
ちらほらと聞こえてくる声を聞くと、どうやらアイラの結婚相手を知っている使用人と、知らなかった使用人がいるらしい。
知っていたであろう使用人を確認すると、勤務歴も長く、元お継母様もといカトリーヌと仲の良い使用人ばかりであった。
「レ、レアード様だと……!? なんてことだっ!」
「そんなっ……。なぜ私たちに隠して……」
執事長とメイド長は、今にも倒れそうなほどショックを受けた様子である。
私は、誰がどこまで知っていてこの結婚に関与していたのかを把握するという、1つ目のミッションをクリアしたため、話を次に進めた。
「私はあの2人に、家から出て行けという話はしてきたわ。あと、レアード・カーチェスとは婚約破棄したから……。今から、2人の荷物をこの邸宅内からすべて出す。推薦状が必要な者は、手伝ってちょうだい」
そう言うと、皆急いで我先にと、アイラとカトリーヌのモノを家の外に出す作業に取り掛かった。
――信頼関係が崩れてしまったから、一部の使用人以外もうこの家では雇えないわ。
けれど、カトリーヌに言われていたのなら、使用人たちは役目を果たすしか選択肢が無かったはず……。
カトリーヌと癒着関係にあった使用人は絶対に推薦状を出さない。
だけど、誰との結婚か知らなかった使用人には推薦状を出しましょう。
そんなことを計画しながら、私も荷物の運び出しの作業に着手した。
「クリスタ様、こちらはどうされますか?」
外に荷物を放り出している作業の際中、1人のメイドが声をかけてきた。
――何よ、この宝石の数は……!?
「これは誰のアクセサリーなの?」
「アイラ様のアクセサリーです」
――カトリーヌだけじゃなくて、アイラも家門のお金を湯水のように使っていたのね……!?
許せない……!
「あの人たちの宝石類は、すべて売りに出すから残しておいて。その他にも、奢侈品があればすべて売るから残しておいてちょうだい」
「承知いたしました!」
こうして、使用人と魔法の力によって、あっという間に根こそぎ2人のモノを邸宅から庭に放り出すことができた。
すると、そのタイミングで雨ざらしになりずぶ濡れになったカトリーヌとアイラが、見るも無残な姿で帰って来た。
そして、いきなりアイラが口を開いた。
「お姉様酷いじゃない! あんまりよ! どうしてこんなことを!?」
「酷いのは誰か胸に手を当てて考えなさい。ずっと私のことを騙していたあなたに、そんなことを言われる筋合いはないわ」
多少コントロールが出来るようになり、雷を無意識のうちに落とさないようにすることができ始めた。
だからか、アイラは油断した様子で怒りの感情をぶつけてきた。
「そもそも何で死んでないのよ? 死んでなさいよ! もうあんたのせいで計画がめちゃくちゃよ。何で生きて帰ってくるの!? あんたが死んでやっと結婚式ができたと思ったのに……!」
――やっとっていつから計画していたの……?
「レアード様はずっと言ってたわ! クリスタは何でもかんでも言うこと聞いて尽くすし、我慢して何も文句を言わない献身的で簡単な女だって! だから、私みたいなちょっとわがままで手のひらに収まらないくらいが可愛いって。せっかく良い思い出だけで終わらせてあげようと思って後押ししたのに……!」
そのアイラの感情に当てられてか、カトリーヌまでも一緒になって話し出した。
「1人になったあなたを、私がこれまでどんな思いで育ててきたか……! 誰のおかげで、ここまで育ってきたと思っているの!?」
このカトリーヌの発言に、私は反論せざるを得なかった。
「父のおかげですよ。あなたはずっと私に無関心でした。それに、私はほとんど家におらず、あなたに育てられたと言われるほどの覚えはありません。領地経営も私がしてきた。家計については、あなたの面子を立てるためにあなたに任せていましたが……。むしろ、私が稼いできたお金と、父の財産であなたたちの方が、今まで養われていたのよ?」
この私の発言に、2人とも苦虫を潰したような顔になる。そんな2人に、私は一気に言葉を捲し立てた。
「あなたたちは本来当主だったお父様が亡くなった時点で、この家を出て行くはずだった。だけど、それでは可哀想だからと思って私はあなたたちをこの邸宅に住まわせていたし、家族だと思っていたから養ってやっているなんて感覚は一切持っていなかった」
――カトリーヌは冷たくても、アイラは優しい子だと思っていた。
そんなアイラの実母であり、お父様が存命中は優しかった人だからこそ、カトリーヌも住まわせ続けたのよ。
それが、こうして仇で返されるなんて夢にも思わなかったわ。
「もう出て行きなさい。これは命令よ。あなたはカトリーヌの連れ子で、お父様と血がつながっているわけでもない。それに、あなたはちゃんと把握しているかどうか知らないけれど、法律上あなたの母親はお父様の正妻ではなく、内縁の妻よ」
当主になってすぐ、執事長がお父様からの手紙を渡してくれた。その手紙には、こう書かれていた。
『クリスタへ
君はお母様を失ってからも明るく振る舞っているね。だけど、君が今でもまだお母様を失い悲しみ続けていることに、実はお父様は気付いていたんだ。
お父様はクリスタのお母様のことが大好きだったし愛していた。だけど、お父様にはもう1人、君のお母様とは別に、大事にしたい人が出来たんだ。
その人には、子どもがいる。もちろん、お父様と血のつながった子どもではないよ。もし、お父様がその人と結婚したら、君のお母様はその人になる。
だけど、君にとってのお母様はオリビアしかいないという気持ちも分かる。だから、お父様は新しいお母様のことは正妻ではなく、内縁の妻として迎えることにしたんだ。
この手紙をクリスタが何歳で読むか分からないが、この言葉の意味が分かるときが来るだろう。この判断が君にとっての正解かは分からない。
君と君を生んでくれたオリビアの関係を守りたかった。そんな父の気持ちを、クリスタが汲んでくれることを願っているよ。
お父様より』
カトリーヌも私の発言で自身の立場を思い出したのだろう。一瞬で顔が青ざめた。そして、先ほどとは打って変わり、懇願を始めた。
「困るわ……っごめんなさい! 謝るっ……謝るからっ……! だから出て行けなんて、そんな薄情なことは言わないでちょうだい……!」
自分の母親の憔悴ぶりに何かを察したのだろう。アイラも母親につられるように、先ほどとは態度を豹変させた。
「さっきのことは言い過ぎたわ! ごめんなさいっ! レアード様もちゃんとお姉様に返すから。ね? それなら許してくれるでしょう? だから、こんなことはもう辞めて……」
私が夢にまで見たウェディングドレスを着て、ティアラをつけたままどの口が言っているのかと、はらわたが煮えくり返るような気持ちになる。
黒い涙を流しぐしゃぐしゃの顔でアイラとカトリーヌが叫んでいるが、その顔も声も何もかもすべてが癇に障る。
「騒々しい人たちね、煩わしい。2人が自分の足で出て行かないのなら、実力行使するまでよ」
指をパチンと鳴らし、2人をでかいシャボン玉のような空間に閉じ込めて、まずは自身の耳の安寧を保つことを優先した。
この2人を包んだシャボン玉は、私が魔法を解除しない限りどんな衝撃を与えても絶対に破れることは無い。
「その結婚指輪がある限り、レアード様があなたを受け入れてくれるはずよ。2人でだーいすきなレアード様の家にでも転がり込むことね……! 二度と目の前に現れないでちょうだい」
私は怒りのパワーに任せて、魔法でシャボン玉ごと持ち上げた。そして、ありったけの力を込め、ボールのように家の敷地外へと2人をまとめて放り出した。
――魔法が解けるまで、せいぜい2人で喧嘩してなさい!
衆人環視のもと恥でもかいてればいいのよ!
カーチェス家に受け入れてもらえなければ、路頭に迷うのね!
こうして、私は完全にこの2人と縁を切った。
―――――――――――――――――――――――――
アイラとレアードがこれ以上関わって来なければ良いですね。
「え? 結婚相手ってレアード様だったの?」
「突然今日結婚の準備を伝えって言われて、言われるがままだったけど……」
ちらほらと聞こえてくる声を聞くと、どうやらアイラの結婚相手を知っている使用人と、知らなかった使用人がいるらしい。
知っていたであろう使用人を確認すると、勤務歴も長く、元お継母様もといカトリーヌと仲の良い使用人ばかりであった。
「レ、レアード様だと……!? なんてことだっ!」
「そんなっ……。なぜ私たちに隠して……」
執事長とメイド長は、今にも倒れそうなほどショックを受けた様子である。
私は、誰がどこまで知っていてこの結婚に関与していたのかを把握するという、1つ目のミッションをクリアしたため、話を次に進めた。
「私はあの2人に、家から出て行けという話はしてきたわ。あと、レアード・カーチェスとは婚約破棄したから……。今から、2人の荷物をこの邸宅内からすべて出す。推薦状が必要な者は、手伝ってちょうだい」
そう言うと、皆急いで我先にと、アイラとカトリーヌのモノを家の外に出す作業に取り掛かった。
――信頼関係が崩れてしまったから、一部の使用人以外もうこの家では雇えないわ。
けれど、カトリーヌに言われていたのなら、使用人たちは役目を果たすしか選択肢が無かったはず……。
カトリーヌと癒着関係にあった使用人は絶対に推薦状を出さない。
だけど、誰との結婚か知らなかった使用人には推薦状を出しましょう。
そんなことを計画しながら、私も荷物の運び出しの作業に着手した。
「クリスタ様、こちらはどうされますか?」
外に荷物を放り出している作業の際中、1人のメイドが声をかけてきた。
――何よ、この宝石の数は……!?
「これは誰のアクセサリーなの?」
「アイラ様のアクセサリーです」
――カトリーヌだけじゃなくて、アイラも家門のお金を湯水のように使っていたのね……!?
許せない……!
「あの人たちの宝石類は、すべて売りに出すから残しておいて。その他にも、奢侈品があればすべて売るから残しておいてちょうだい」
「承知いたしました!」
こうして、使用人と魔法の力によって、あっという間に根こそぎ2人のモノを邸宅から庭に放り出すことができた。
すると、そのタイミングで雨ざらしになりずぶ濡れになったカトリーヌとアイラが、見るも無残な姿で帰って来た。
そして、いきなりアイラが口を開いた。
「お姉様酷いじゃない! あんまりよ! どうしてこんなことを!?」
「酷いのは誰か胸に手を当てて考えなさい。ずっと私のことを騙していたあなたに、そんなことを言われる筋合いはないわ」
多少コントロールが出来るようになり、雷を無意識のうちに落とさないようにすることができ始めた。
だからか、アイラは油断した様子で怒りの感情をぶつけてきた。
「そもそも何で死んでないのよ? 死んでなさいよ! もうあんたのせいで計画がめちゃくちゃよ。何で生きて帰ってくるの!? あんたが死んでやっと結婚式ができたと思ったのに……!」
――やっとっていつから計画していたの……?
「レアード様はずっと言ってたわ! クリスタは何でもかんでも言うこと聞いて尽くすし、我慢して何も文句を言わない献身的で簡単な女だって! だから、私みたいなちょっとわがままで手のひらに収まらないくらいが可愛いって。せっかく良い思い出だけで終わらせてあげようと思って後押ししたのに……!」
そのアイラの感情に当てられてか、カトリーヌまでも一緒になって話し出した。
「1人になったあなたを、私がこれまでどんな思いで育ててきたか……! 誰のおかげで、ここまで育ってきたと思っているの!?」
このカトリーヌの発言に、私は反論せざるを得なかった。
「父のおかげですよ。あなたはずっと私に無関心でした。それに、私はほとんど家におらず、あなたに育てられたと言われるほどの覚えはありません。領地経営も私がしてきた。家計については、あなたの面子を立てるためにあなたに任せていましたが……。むしろ、私が稼いできたお金と、父の財産であなたたちの方が、今まで養われていたのよ?」
この私の発言に、2人とも苦虫を潰したような顔になる。そんな2人に、私は一気に言葉を捲し立てた。
「あなたたちは本来当主だったお父様が亡くなった時点で、この家を出て行くはずだった。だけど、それでは可哀想だからと思って私はあなたたちをこの邸宅に住まわせていたし、家族だと思っていたから養ってやっているなんて感覚は一切持っていなかった」
――カトリーヌは冷たくても、アイラは優しい子だと思っていた。
そんなアイラの実母であり、お父様が存命中は優しかった人だからこそ、カトリーヌも住まわせ続けたのよ。
それが、こうして仇で返されるなんて夢にも思わなかったわ。
「もう出て行きなさい。これは命令よ。あなたはカトリーヌの連れ子で、お父様と血がつながっているわけでもない。それに、あなたはちゃんと把握しているかどうか知らないけれど、法律上あなたの母親はお父様の正妻ではなく、内縁の妻よ」
当主になってすぐ、執事長がお父様からの手紙を渡してくれた。その手紙には、こう書かれていた。
『クリスタへ
君はお母様を失ってからも明るく振る舞っているね。だけど、君が今でもまだお母様を失い悲しみ続けていることに、実はお父様は気付いていたんだ。
お父様はクリスタのお母様のことが大好きだったし愛していた。だけど、お父様にはもう1人、君のお母様とは別に、大事にしたい人が出来たんだ。
その人には、子どもがいる。もちろん、お父様と血のつながった子どもではないよ。もし、お父様がその人と結婚したら、君のお母様はその人になる。
だけど、君にとってのお母様はオリビアしかいないという気持ちも分かる。だから、お父様は新しいお母様のことは正妻ではなく、内縁の妻として迎えることにしたんだ。
この手紙をクリスタが何歳で読むか分からないが、この言葉の意味が分かるときが来るだろう。この判断が君にとっての正解かは分からない。
君と君を生んでくれたオリビアの関係を守りたかった。そんな父の気持ちを、クリスタが汲んでくれることを願っているよ。
お父様より』
カトリーヌも私の発言で自身の立場を思い出したのだろう。一瞬で顔が青ざめた。そして、先ほどとは打って変わり、懇願を始めた。
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自分の母親の憔悴ぶりに何かを察したのだろう。アイラも母親につられるように、先ほどとは態度を豹変させた。
「さっきのことは言い過ぎたわ! ごめんなさいっ! レアード様もちゃんとお姉様に返すから。ね? それなら許してくれるでしょう? だから、こんなことはもう辞めて……」
私が夢にまで見たウェディングドレスを着て、ティアラをつけたままどの口が言っているのかと、はらわたが煮えくり返るような気持ちになる。
黒い涙を流しぐしゃぐしゃの顔でアイラとカトリーヌが叫んでいるが、その顔も声も何もかもすべてが癇に障る。
「騒々しい人たちね、煩わしい。2人が自分の足で出て行かないのなら、実力行使するまでよ」
指をパチンと鳴らし、2人をでかいシャボン玉のような空間に閉じ込めて、まずは自身の耳の安寧を保つことを優先した。
この2人を包んだシャボン玉は、私が魔法を解除しない限りどんな衝撃を与えても絶対に破れることは無い。
「その結婚指輪がある限り、レアード様があなたを受け入れてくれるはずよ。2人でだーいすきなレアード様の家にでも転がり込むことね……! 二度と目の前に現れないでちょうだい」
私は怒りのパワーに任せて、魔法でシャボン玉ごと持ち上げた。そして、ありったけの力を込め、ボールのように家の敷地外へと2人をまとめて放り出した。
――魔法が解けるまで、せいぜい2人で喧嘩してなさい!
衆人環視のもと恥でもかいてればいいのよ!
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