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大学受験編
02.ピンクな望みとオメガブルー
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がんばるしかない、と決めたものの、学力って一朝一夕には上がらない。
一度下がった成績はなんとか持ち直したものの、第一志望の大学の判定は今一歩振るわず、模試の結果も一進一退だ。
とはいえ今まで以上に勉学に励んでいることはたしかで、ここにきて俺の「元アルファ」という特性が効いてきている。
母さんなんかは「地頭が違うのね」なんて言うけれど、たぶんそういうことなんだろう。
なんでもある程度は卒なくこなせてしまうのだ。
でも結局それは「ある程度」であって、ライバルも全国の優秀なアルファなんだから、並のアルファ脳ではダメ。
素材が良くても努力を怠ればすぐに鈍ってしまう。
「ついこないだ春期講習あったばっかなのに、もう夏期講習……」
毎日勉強ばっかりだからか時間が経つのが本当に早い。
テキストにかじりついているときは、ふと時計を見ても10分しか経ってないとかザラなのに。最近の時間感覚ほんとうに終わってる。
でも、夏期講習が終われば、颯真と夏祭りデートできるんだ。
ここ最近はただその一念だけで乗り越えて来た。
「今までは毎日のようにえっちしてたのに、今やデートの約束だけが支えだなんて、俺って健気……」
なんて自分を慰めてみたものの、虚しいだけだった。
慰めるといえば。
近頃自分でしてないなぁ、と思う。
もう勉強なんて手につかないのでペンを放り出し、スウェットのズボンをぺらっとめくった。
オメガになってからどんどん薄くなった下の毛は、今や産毛しかない。
その向こうの大事なイチモツも、かろうじて膨張率はそれほど変わっていないものの、若干色が薄く……というかピンクっぽくなってきてしまった。
あと、勃ったときに触るとわかるしこりのようなもの……アルファの生殖器特有の亀頭球がなくなった。
これがあることでアルファは相手を孕ませる確率が上がるらしい。
オメガになってしまったのでなくなったということなんだろうが、見てわかる自分の変化は、正直ちょっと怖かった。
でもその辺のことを神様に相談したら「心配せずとも子宮ができておる時点でやばいから手遅れじゃ」とか言われて、俺の気持ちとか不安とかを真面目に受け止めてくれるのは颯真だけだと痛感したのだった。
俺の周り、俺のことほんと雑に扱うんだからなぁ。
「あぁ~颯真に会いたい」
俺の通っている塾は日曜と月曜がお休みなんだけど、颯真の通ってる予備校は日曜しか休みがない。
だから月曜はこうして一人で勉強するしかない。
颯真は唯一の休みを俺との勉強に割いている。だから本当に大変なのは、俺じゃなくて颯真だ。
本当はわがまま言うべきじゃないって頭ではわかっているんだけど。
会いたい。抱きしめてほしい。そうじゃなきゃ、俺だけって思わせてくれなきゃ。
「あーブルーになってる。オメガブルー……」
時折買って読んでるオメガ向け雑誌で知った言葉、オメガブルー。
マリッジブルーと似たもので、オメガであることやオメガ特有の身体的特徴によって気分が落ち込んだり、逆に攻撃的になったりすることを言う。
今までも妙な精神状態になることがあると思っていたけど、そういう状態に名前があって、他のオメガも似たような悩みを抱えていると知れて、少しホッとした。
大学に行けば俺以外のオメガに出会える。
勉強は大変だけど、楽しみだ。
「……さて、もうひとふんばり勉強しますか」
放り出したペンを再び握って、テキストを進める。
先の楽しみがいくつもあるというのは、良いモチベーションだった。
それは夏期講習が間近に迫った、ある暑い日のことだった。
高校は夏休みに入って、受験生とは思えないのん気さの友人たちのメッセージをことごとく無視し、毎日のように塾の自習室へ通う日々。
颯真とはほとんど会えなくなってしまったけど、会うと触れ合いたくなるし、メッセージは毎日やりとりしてるからこれくらいの距離感がちょうどいいかもしれないと思い始めてる。
離れていても、颯真の存在が俺の中から薄れることはない。それが嬉しい。
颯真のほうはどうかわからないけど。
(いかん、オメガブルーだ)
こんな日は運動に限る。勉強すると余計に考え込んでしまうから。
俺はちょっとだけ久しぶりのジョギング用スニーカーを履いた。
この時間、建物の影がない場所は走りにくい。その点住宅街を通って、商店街の裏手を行けば混雑もなく走れるだろう。
しっかりストレッチをして走り出すと、少し体が重くなっている気がした。
思っているより走れないかもしれない。
でも、蒸し蒸しした暑い日陰を風切って走るのは爽快で楽しい。なるべく遠くまで行きたい。
そんなことだけ考えながら走っていたら、商店街の裏手にたどり着いた。
ここまで来るとちらほら人がいて、車なども横切るので時折立ち止まる。
額の汗をぬぐってふと視線を上げると、道路の反対側で立ち止まっていた女子と目が合った。
「あ、やっぱり雪ちゃんじゃ~ん」
「え、あ、 香耶ちゃん」
手を振りながらのんびりこちらへ渡ってきたのは、椿 香耶。
颯真の妹さんだ。
こんなところで会うなんて、と話しかけたら、塾の帰りらしい。そういえば彼女も今年は中3、受験生だ。
「颯真は元気? 最近忙しそうだよね」
「元気なさそぉ。塾にスケジュールぎちぎちに詰め込まれて、雪ちゃんと会うの禁止して、しょぼくれてるよ~」
「え、俺と颯真って会うの禁止なの?」
当事者のはずの俺が知らない新情報に目を丸くすると、香耶ちゃんはなにかを思い出しながらくすくす笑った。
「なんかね、塾生アルファばっかなんだって。それで一回、おにぃからオメガのにおいがして気が散るって、塾仲間に言われたらしくて。また文句言われるの嫌だし、なにより他のアルファが雪ちゃんの残り香を感じるっていう事実がめっちゃ嫌ってことで~、会わないようにすんだって」
雪ちゃんに会ったって知ったらきっと羨ましがるなぁ、とのんびり笑う香耶ちゃんをよそに、俺はなんとも言えなかった。
俺に会わないことをそっちで勝手に決めるなと文句を言いたい気がするし、残り香にまで独占欲発動すんのかよって呆れたい気もするし。
それよりも気になったのは、俺のにおいについて。
「やっぱ俺、オメガのにおいするんだ……」
「何言ってんの雪ちゃん、当たり前でしょ。今もいいにおいがすごくする」
「え、まじ? でもさ、俺、その」
発情期来てないのに、と言おうとして、よく知った相手とはいえアルファにそういうこと言っていいのだろうか、と思いためらったところ、香耶ちゃんはなにかを察して頷いた。
「うちは鋭いほうだからね~、オメガとすれ違うとすぐわかるよ。でもほとんどのオメガは抑制剤飲んでるし、誰かと番になってるとにおい消えるから、どっちもまだな雪ちゃんのにおいはレアなんだよ」
「そうなんだ……」
「雪ちゃんはすごくいいにおいする。汗かいてるからもっとかも。お薬、飲んでないんだよね?」
「うん」
オメガになってかかるようになった医者と都度相談してるけど、発情期が来てないオメガには基本的に抑制剤は出さないらしい。
発情期への将来的な影響とか、そもそも発情期が来てないイコール体の準備ができてないので、アルファを誘引する必要はないから、アルファからそういう目で見られることもほとんどない、という理由だそう。
急な発情のときに打つための薬だけは常時携帯してるけど、それだけ。
なのに今の俺はいいにおいがするらしい。
「薬、先生無理言って出してもらったほうがいいのかなぁ」
「えぇ~やめときなよ。あんまり薬飲むとおにぃと番になるとき困るかもしれないよ」
「でも、におうんだろ?」
「いいにおいだけど、オメガっぽいわけじゃないんだ。町で女の子とすれ違ったとき、いいにおいするな~ってなることあるでしょ? あの程度だよ。追いかけたい、触りたいってなるようなオメガのフェロモンとは違うかんじ」
「……うーん、そっか……」
それなら今すぐ薬でにおいを抑えなくてもいいかもしれない。
俺のものであると同時に颯真のものでもある俺の体には、なるべく負担かけたくないし。
にしても、第三者的に俺のことを冷静に分析してくれる香耶ちゃんの存在は貴重だ。
彼女の双子の姉妹である亜耶ちゃんは、一度だけ俺を「番にしたい」と発言したことがあり、香耶ちゃんほど気を許すことができないだけに、余計に。
ちょっと照れくさくもお礼を言ったら、香耶ちゃんも恥ずかしそうにしていた。
一度下がった成績はなんとか持ち直したものの、第一志望の大学の判定は今一歩振るわず、模試の結果も一進一退だ。
とはいえ今まで以上に勉学に励んでいることはたしかで、ここにきて俺の「元アルファ」という特性が効いてきている。
母さんなんかは「地頭が違うのね」なんて言うけれど、たぶんそういうことなんだろう。
なんでもある程度は卒なくこなせてしまうのだ。
でも結局それは「ある程度」であって、ライバルも全国の優秀なアルファなんだから、並のアルファ脳ではダメ。
素材が良くても努力を怠ればすぐに鈍ってしまう。
「ついこないだ春期講習あったばっかなのに、もう夏期講習……」
毎日勉強ばっかりだからか時間が経つのが本当に早い。
テキストにかじりついているときは、ふと時計を見ても10分しか経ってないとかザラなのに。最近の時間感覚ほんとうに終わってる。
でも、夏期講習が終われば、颯真と夏祭りデートできるんだ。
ここ最近はただその一念だけで乗り越えて来た。
「今までは毎日のようにえっちしてたのに、今やデートの約束だけが支えだなんて、俺って健気……」
なんて自分を慰めてみたものの、虚しいだけだった。
慰めるといえば。
近頃自分でしてないなぁ、と思う。
もう勉強なんて手につかないのでペンを放り出し、スウェットのズボンをぺらっとめくった。
オメガになってからどんどん薄くなった下の毛は、今や産毛しかない。
その向こうの大事なイチモツも、かろうじて膨張率はそれほど変わっていないものの、若干色が薄く……というかピンクっぽくなってきてしまった。
あと、勃ったときに触るとわかるしこりのようなもの……アルファの生殖器特有の亀頭球がなくなった。
これがあることでアルファは相手を孕ませる確率が上がるらしい。
オメガになってしまったのでなくなったということなんだろうが、見てわかる自分の変化は、正直ちょっと怖かった。
でもその辺のことを神様に相談したら「心配せずとも子宮ができておる時点でやばいから手遅れじゃ」とか言われて、俺の気持ちとか不安とかを真面目に受け止めてくれるのは颯真だけだと痛感したのだった。
俺の周り、俺のことほんと雑に扱うんだからなぁ。
「あぁ~颯真に会いたい」
俺の通っている塾は日曜と月曜がお休みなんだけど、颯真の通ってる予備校は日曜しか休みがない。
だから月曜はこうして一人で勉強するしかない。
颯真は唯一の休みを俺との勉強に割いている。だから本当に大変なのは、俺じゃなくて颯真だ。
本当はわがまま言うべきじゃないって頭ではわかっているんだけど。
会いたい。抱きしめてほしい。そうじゃなきゃ、俺だけって思わせてくれなきゃ。
「あーブルーになってる。オメガブルー……」
時折買って読んでるオメガ向け雑誌で知った言葉、オメガブルー。
マリッジブルーと似たもので、オメガであることやオメガ特有の身体的特徴によって気分が落ち込んだり、逆に攻撃的になったりすることを言う。
今までも妙な精神状態になることがあると思っていたけど、そういう状態に名前があって、他のオメガも似たような悩みを抱えていると知れて、少しホッとした。
大学に行けば俺以外のオメガに出会える。
勉強は大変だけど、楽しみだ。
「……さて、もうひとふんばり勉強しますか」
放り出したペンを再び握って、テキストを進める。
先の楽しみがいくつもあるというのは、良いモチベーションだった。
それは夏期講習が間近に迫った、ある暑い日のことだった。
高校は夏休みに入って、受験生とは思えないのん気さの友人たちのメッセージをことごとく無視し、毎日のように塾の自習室へ通う日々。
颯真とはほとんど会えなくなってしまったけど、会うと触れ合いたくなるし、メッセージは毎日やりとりしてるからこれくらいの距離感がちょうどいいかもしれないと思い始めてる。
離れていても、颯真の存在が俺の中から薄れることはない。それが嬉しい。
颯真のほうはどうかわからないけど。
(いかん、オメガブルーだ)
こんな日は運動に限る。勉強すると余計に考え込んでしまうから。
俺はちょっとだけ久しぶりのジョギング用スニーカーを履いた。
この時間、建物の影がない場所は走りにくい。その点住宅街を通って、商店街の裏手を行けば混雑もなく走れるだろう。
しっかりストレッチをして走り出すと、少し体が重くなっている気がした。
思っているより走れないかもしれない。
でも、蒸し蒸しした暑い日陰を風切って走るのは爽快で楽しい。なるべく遠くまで行きたい。
そんなことだけ考えながら走っていたら、商店街の裏手にたどり着いた。
ここまで来るとちらほら人がいて、車なども横切るので時折立ち止まる。
額の汗をぬぐってふと視線を上げると、道路の反対側で立ち止まっていた女子と目が合った。
「あ、やっぱり雪ちゃんじゃ~ん」
「え、あ、 香耶ちゃん」
手を振りながらのんびりこちらへ渡ってきたのは、椿 香耶。
颯真の妹さんだ。
こんなところで会うなんて、と話しかけたら、塾の帰りらしい。そういえば彼女も今年は中3、受験生だ。
「颯真は元気? 最近忙しそうだよね」
「元気なさそぉ。塾にスケジュールぎちぎちに詰め込まれて、雪ちゃんと会うの禁止して、しょぼくれてるよ~」
「え、俺と颯真って会うの禁止なの?」
当事者のはずの俺が知らない新情報に目を丸くすると、香耶ちゃんはなにかを思い出しながらくすくす笑った。
「なんかね、塾生アルファばっかなんだって。それで一回、おにぃからオメガのにおいがして気が散るって、塾仲間に言われたらしくて。また文句言われるの嫌だし、なにより他のアルファが雪ちゃんの残り香を感じるっていう事実がめっちゃ嫌ってことで~、会わないようにすんだって」
雪ちゃんに会ったって知ったらきっと羨ましがるなぁ、とのんびり笑う香耶ちゃんをよそに、俺はなんとも言えなかった。
俺に会わないことをそっちで勝手に決めるなと文句を言いたい気がするし、残り香にまで独占欲発動すんのかよって呆れたい気もするし。
それよりも気になったのは、俺のにおいについて。
「やっぱ俺、オメガのにおいするんだ……」
「何言ってんの雪ちゃん、当たり前でしょ。今もいいにおいがすごくする」
「え、まじ? でもさ、俺、その」
発情期来てないのに、と言おうとして、よく知った相手とはいえアルファにそういうこと言っていいのだろうか、と思いためらったところ、香耶ちゃんはなにかを察して頷いた。
「うちは鋭いほうだからね~、オメガとすれ違うとすぐわかるよ。でもほとんどのオメガは抑制剤飲んでるし、誰かと番になってるとにおい消えるから、どっちもまだな雪ちゃんのにおいはレアなんだよ」
「そうなんだ……」
「雪ちゃんはすごくいいにおいする。汗かいてるからもっとかも。お薬、飲んでないんだよね?」
「うん」
オメガになってかかるようになった医者と都度相談してるけど、発情期が来てないオメガには基本的に抑制剤は出さないらしい。
発情期への将来的な影響とか、そもそも発情期が来てないイコール体の準備ができてないので、アルファを誘引する必要はないから、アルファからそういう目で見られることもほとんどない、という理由だそう。
急な発情のときに打つための薬だけは常時携帯してるけど、それだけ。
なのに今の俺はいいにおいがするらしい。
「薬、先生無理言って出してもらったほうがいいのかなぁ」
「えぇ~やめときなよ。あんまり薬飲むとおにぃと番になるとき困るかもしれないよ」
「でも、におうんだろ?」
「いいにおいだけど、オメガっぽいわけじゃないんだ。町で女の子とすれ違ったとき、いいにおいするな~ってなることあるでしょ? あの程度だよ。追いかけたい、触りたいってなるようなオメガのフェロモンとは違うかんじ」
「……うーん、そっか……」
それなら今すぐ薬でにおいを抑えなくてもいいかもしれない。
俺のものであると同時に颯真のものでもある俺の体には、なるべく負担かけたくないし。
にしても、第三者的に俺のことを冷静に分析してくれる香耶ちゃんの存在は貴重だ。
彼女の双子の姉妹である亜耶ちゃんは、一度だけ俺を「番にしたい」と発言したことがあり、香耶ちゃんほど気を許すことができないだけに、余計に。
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