魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ

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1 異世界転生

1ー8 王立モスキュラード学園

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 1ー8 王立モスキュラード学園

 王立学園。
 正式名、王立モスキュラード学園は、由緒正しい貴族の子弟が学ぶための学園だ。
 最近では、裕福な平民の子供たちも入学を許可されることがあるが、大半の生徒は、貴族家の者たちだった。
 15才以上の貴族の子弟は、春のこの次期にある王立モスキュラード学園の入学試験を受験しその中でも合格者のみが学園に入学することを許される。
 貴族においてもこの学園を卒業するということは、ちょっとしたステイタスになっていて、卒業生には、エリートとしての恵まれた人生が保証されていた。
 ちなみに俺の兄たちもこの学園を受験したことがあるが、どちらも不合格だったらしい。
 しかし。
 俺は、アンドレア王女たちの申し出に躊躇していた。
 なぜなら、俺は、この年になるまでまともに勉強をしたことがなかったので。
 読み書きは、なんとか執事のファーガスが教えてくれたんだが、それ以外は、まったく教わっていない。
 まあ、本を読むことは好きだったから男爵家の書斎にある本は、時々、借りてきて読んでいた。
 もちろん、父たちの許可は得ていなかった。
 俺が勝手に本を持ち出して読んでいたことは、おそらく執事のファーガスとメイド頭のミラしか知らなかったのだろう。
 もし、父たちが知っていたらえらいことになっていただろうし。
 あいつらは、俺が字を読めることも知らなかったかもしれない。
 まあ、例え、読書をしていたにしても王立学園の入学試験を受けるようなレベルでは、当然ないし!
 俺は、恥ずかしかったが正直にすべてをアンドレア王女たちに話した。
 アンドレア王女は、俺の話をきくとにっこりと笑みを浮かべた。
 「大丈夫ですわ。エドワード様ならきっと合格できます」
 何を根拠に?
 俺は、ひきつった笑みを浮かべる。
 だが、ルシリアさんもアンドレア王女に同意した。
 「よいお考えだと思いますわ。ちょうどアンドレア様も王立学園にご入学される予定ですし」
 ええっ?
 俺は、アンドレア王女をまじまじと見た。
 アンドレア王女は、俺と同い年なんですか?
 ルシリアさんは、俺の疑問にすぐに気づいた様子で説明してくれた。
 「王立モスキュラード学園の入学資格は、15才以上ということですので通っている生徒たちの年齢は、まちまちですから。たいていは、17才頃を目安に入学試験を受験されます。でも、15才で受験される方がいないわけではありませんから」
 
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