魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ

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1 異世界転生

1ー7 王女の騎士

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 1ー7 王女の騎士

 エイボリー子爵領から王都リアラトスまでは、馬車で1週間ほどの旅だ。
 俺は、ベッドに横になってぼんやりと考えていた。
 その間に、これからのことをゆっくりと考えよう。
 ともかく俺には、『魔法書』がある。
 それに『魔眼』の力だってあるしな。
 これからどうするにしても困ることはないだろう。
 王都で冒険者になるのも悪くはないかもしれない。
 俺は、15年間のこの世界での人生において男爵領を出たのはこれが初めてだった。
 今までほとんど限られた小さな世界で生きてきた。
 だが、今は違う。
 俺の前には、限りない自由があった。
 そして、力も。
 俺は、これから何だってできるんだ。
 
 翌日から俺は、アンドレア王女の護衛として王女に付き従うことになった。
 当然、騎士たちは、いい顔をしなかったが、王女の前で面と向かって文句をいう者もいなかった。
 俺は、アンドレア王女のたっての希望で王女の乗る馬車に同乗することになった。
 広くて座り心地のいい馬車の中で、俺は、小さくなっていた。
 だって!
 王族と一緒の馬車で旅するなんてあり得ないし!
 俺が緊張しているのを知ってかアンドレア王女は、気さくに話しかけてくれた。
 ルシリアさんもいろいろと過ごしやすいように気を使ってくれるし。
 王都までの1週間の間に、俺とアンドレア王女の距離はぐっと縮まっていた。
 「では、王都に行ってからどうするかはまだ決めていないのですか?」
 アンドレア王女が顎に指をあてて考え込んだ。
 しばらくして、王女が口を開く。
 「エドワード様さえよければ、このまま私の騎士として私の側にいて仕えてはいただけないでしょうか?」
 俺は、耳を疑った。
 この俺が王女様の騎士?
 俺がどう答えればいいかわからずにいるのを見てルシリアさんが助け船を出してくれた。
 「エドワード様は、まだお若いですし、経験という面で不安があるかもしれません。きっと くちさがない者たちがうるさいことでしょうね」
 「しかし」
 アンドレア王女がルシリアさんに抗議する。
 「今、ここでエドワード様とのご縁を得ることは、私にとっては、重要なことだと思うのです」
 「私もそう思います」
 ルシリアさんが頷く。
 「どうでしょう?今の季節ならちょうど、王立学園の入学試験がある頃では?エドワード様には、王立学園にてしばらく研鑽をつんでいただいてから正式にアンドレア王女の騎士として取り立てられては?」
 
 
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