魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ

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1 異世界転生

1ー6 護衛依頼

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 1ー6 護衛依頼

 「ところでお願いがあるのですが」
 アンドレア王女がちらっと見るとルシリアさんがこくりと頷いた。
 「エドワード様に王都リアラトスまでの護衛をお願いしたいのです」
 はい?
 俺は、突然の話に少し驚いていた。
 だって、俺なんかが護衛しなくてもアンドレア王女にはたくさんの騎士たちの護衛がついてるし!
 俺がそう言おうとしたとき、アンドレア王女が口を開いた。
 「お恥ずかしいお話なのですが私は、今の王家においては微妙な立ち位置にいるのです」
 今の王家には、次代の王となる王子はいない。
 そのため、第1王女であるセレディナードと第2王女ラミアルトが次期女王の座を争っている。
 その争いの中で第3王女であるアンドレア王女は、中立の立場をとっているのだが、しかし、臣下の中には、第3王女であるアンドレア王女を次期女王に推す者たちもいるのだという。
 確かに辺境の男爵家の3男だった俺ですら第3王女アンドレア様が国民から人気があることは知っているし。
 「知性的にも、能力的にも、将来の女王に相応しいと第3王女であるアンドレア様を推す者は少なくないのです。それが気に入らない者たちにアンドレア王女は、常に命を狙われているのです」
 アンドレア王女の側近でもあるルシリアさんが口を挟む。
 「それでこの度のようなことが起こるのです。今回は、エドワード様のおかげで無事でしたが、今のままでは、アンドレア王女を守りきることは難しく、お恥ずかしいことですがエドワード様のお力をお借りできたらと思います」
 王都かぁ。
 俺は、この世界に生まれてから1度もまだ王都に行ったことがなかった。
 どうせあてのない旅だ。
 俺は、王都までの警護を引き受けることにした。
 俺の返事をきいてアンドレア王女とルシリアさんは、顔を見合わせて微笑む。
 「どうか、よろしくお願いいたします、エドワード様」
 アンドレア王女が俺を潤んだ瞳で見つめられて俺は、顔が熱くなるのを感じていた。
 俺は、アンドレア王女の部屋と続き部屋になった隣の部屋を与えられることになった。
 そこは、王女の部屋に比べても遜色のない豪華な部屋だった。
 部屋の真ん中に置かれた天蓋付きのベッドに横になって俺は、ほっと一息つく。
 ベッドは、ふかふかで心地よかくて。
 俺が今まで使っていた男爵家の俺の部屋にあったベッドに比べると夢のように思われた。
 
  
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