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7 マルムト攻防戦
7ー3 特別なのか?
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7ー3 特別なのか?
目映い光が辺りに広がっていく。
しばらく目を押さえていた俺は、光が静まった頃、目を開いた。
俺の目の前、フェンリルが居た場所には、銀色の髪の長い少女が座り込んでいた。
少女の顔は、痛々しく切り刻まれている。
俺は、裸で座り込んでいる少女の側に近づいていった。
「近寄るな!」
銀髪の少女が俺に向かって声を荒げた。
「近寄れば、死ぬ!」
「好きにすればいいさ」
俺は、歩み寄る足を止めることはない。
ざっざっと足音をたてて近づいていくと少女が突然、泣き出す。
「う…えっくっ…」
「何、泣いてんだよ?」
俺は、少女の前に立って見下ろした。
「こんなこと、お前がしたことに比べればなんてこともないだろうが!」
「お前たちが悪いんだ!」
少女がえぐえぐ、泣きながら叫ぶ。
「お前たちがこの世界の理を壊そうとするから!だから!あたしたちは、悪くない!すべては、『観測者』様のために!」
どこからか隠し持っていた丸薬を口に含もうとする少女を押さえつけて薬を吐かせる。
少女は、10才ぐらいの外見をしていたが裸の胸には、うっすらとあばらが浮いている。
あまり大切にはされてない?
俺は、ちょっと前までの自分を思い出していた。
俺は、暴れる少女を眠りの『魔法』で眠らせるとその体にマントをかけて抱き上げた。
神殿の方からラナさんが出てくる。
どうやら向こうも終わったらしい。
「どうしたんだ?何があった?」
ラナさんが俺の抱いている少女を見てぎょっとする。
「なぜ、そのお方がここに?」
「こいつのこと、知ってるのか?」
俺がきくとラナさんは、しまった、というような顔をした。
うん?
もしかして言えないようなお方なの?
「この子が今回の魔物襲撃事件の犯人だ!」
俺は、ちらっと視線で壊れた首輪を示す。
「この魔道具を使って魔物を操っていた」
「…そのお方は、死んでしまわれたのですか?」
ラナさんにきかれて俺は、頭を振る。
「眠らせているだけだ。ワアワア、うるさかったからな」
「そうですか。ともかく、そのお方をこちらへ」
ラナさんが手を伸ばすので俺は、ぎろっと彼を睨み付けた。
「こいつは、危険だ。今、あんたたちに渡したくない」
「しかし、そのお方は」
ラナさんが言い渋るので俺は、頭に来ていた。
「こいつがどこの誰であっても大変な罪を犯したことに変わりはない!」
俺は、じっとラナさんを見つめた。
「それとも王族は、特別なのか?」
目映い光が辺りに広がっていく。
しばらく目を押さえていた俺は、光が静まった頃、目を開いた。
俺の目の前、フェンリルが居た場所には、銀色の髪の長い少女が座り込んでいた。
少女の顔は、痛々しく切り刻まれている。
俺は、裸で座り込んでいる少女の側に近づいていった。
「近寄るな!」
銀髪の少女が俺に向かって声を荒げた。
「近寄れば、死ぬ!」
「好きにすればいいさ」
俺は、歩み寄る足を止めることはない。
ざっざっと足音をたてて近づいていくと少女が突然、泣き出す。
「う…えっくっ…」
「何、泣いてんだよ?」
俺は、少女の前に立って見下ろした。
「こんなこと、お前がしたことに比べればなんてこともないだろうが!」
「お前たちが悪いんだ!」
少女がえぐえぐ、泣きながら叫ぶ。
「お前たちがこの世界の理を壊そうとするから!だから!あたしたちは、悪くない!すべては、『観測者』様のために!」
どこからか隠し持っていた丸薬を口に含もうとする少女を押さえつけて薬を吐かせる。
少女は、10才ぐらいの外見をしていたが裸の胸には、うっすらとあばらが浮いている。
あまり大切にはされてない?
俺は、ちょっと前までの自分を思い出していた。
俺は、暴れる少女を眠りの『魔法』で眠らせるとその体にマントをかけて抱き上げた。
神殿の方からラナさんが出てくる。
どうやら向こうも終わったらしい。
「どうしたんだ?何があった?」
ラナさんが俺の抱いている少女を見てぎょっとする。
「なぜ、そのお方がここに?」
「こいつのこと、知ってるのか?」
俺がきくとラナさんは、しまった、というような顔をした。
うん?
もしかして言えないようなお方なの?
「この子が今回の魔物襲撃事件の犯人だ!」
俺は、ちらっと視線で壊れた首輪を示す。
「この魔道具を使って魔物を操っていた」
「…そのお方は、死んでしまわれたのですか?」
ラナさんにきかれて俺は、頭を振る。
「眠らせているだけだ。ワアワア、うるさかったからな」
「そうですか。ともかく、そのお方をこちらへ」
ラナさんが手を伸ばすので俺は、ぎろっと彼を睨み付けた。
「こいつは、危険だ。今、あんたたちに渡したくない」
「しかし、そのお方は」
ラナさんが言い渋るので俺は、頭に来ていた。
「こいつがどこの誰であっても大変な罪を犯したことに変わりはない!」
俺は、じっとラナさんを見つめた。
「それとも王族は、特別なのか?」
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