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11 『観測者』
11ー2 約束
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11ー2 約束
俺は、前世とかのことははしょってそれ以外のことをざっくりと説明した。
アンディー様は、驚きを隠せなかった。
「『ラミーア・ダンジョン』の力を使うために王族の協力が必要なのですか?」
俺は、頷いた。
しかし、本心からアンディー様を巻き込むようなことにはなって欲しくないと思っていた。
だがアンディー様は、すでに『観測者』のターゲットになっている可能性がある。
俺と親しくしているからか?
それとも、『観測者』は、王族であるアンディー様が『ラミーア・ダンジョン』のコアの契約者となっているとおもっているのかもしれない?
もしも、『観測者』が王族でなければ本来は、『ラミーア・ダンジョン』のコアとは契約できないということを知っているのならばそれは、あり得る誤解なのかもしれない。
だから、ミリアーナ様を使ってアンディー様の後ろ楯であるルーゼント様を攻撃したのかもしれない。
そう考えればいろいろつじつまが合ってくるのかも。
俺は、アンディー様に頭を下げた。
「どうか、『観測者』からルカを守らなくてはいけなくなった時には、お力を貸していただけないでしょうか」
「頭を上げてくださいませ、エドワード様」
アンディー様がやんわりと俺を制した。
「エドワード様、一つだけ、お聞かせいただけますか?」
アンディー様が俺の目をまっすぐに見つめる。
「なぜ、そんなにしてまでルカを…『ラミーア・ダンジョン』のコアを守りたいのですか?」
「ルカは、俺にとって大切な人だからです」
俺は、アンディー様の問いに答える。
「命にかえても守りたい。それだけです」
「そうなのですね」
アンディー様が目を潤ませている?
みるみる内にアンディー様の目から涙が溢れてくる。
「アンディー様?」
「ごめんなさいっ!」
アンディー様が涙をそっと取り出した白いレースのハンカチで拭った。
「かしこまりました。私は、必ず、エドワード様がルカを守るために力を貸しましょう」
「ありがとうございます、アンディー様」
俺は、礼を述べる。
アンディー様は、涙を拭うと俺に口許だけの微笑みを浮かべてみせる。
「いいえ。よいのです。これまでのエドワード様の働きをかんがみれば当然のことですわ」
それから、俺とアンディー様は、当たり障りのない話をしばらくしてからお別れした。
それが俺たちが学園で共に過ごす最後の時になろうとは俺は、思いもしていなかった。
俺は、前世とかのことははしょってそれ以外のことをざっくりと説明した。
アンディー様は、驚きを隠せなかった。
「『ラミーア・ダンジョン』の力を使うために王族の協力が必要なのですか?」
俺は、頷いた。
しかし、本心からアンディー様を巻き込むようなことにはなって欲しくないと思っていた。
だがアンディー様は、すでに『観測者』のターゲットになっている可能性がある。
俺と親しくしているからか?
それとも、『観測者』は、王族であるアンディー様が『ラミーア・ダンジョン』のコアの契約者となっているとおもっているのかもしれない?
もしも、『観測者』が王族でなければ本来は、『ラミーア・ダンジョン』のコアとは契約できないということを知っているのならばそれは、あり得る誤解なのかもしれない。
だから、ミリアーナ様を使ってアンディー様の後ろ楯であるルーゼント様を攻撃したのかもしれない。
そう考えればいろいろつじつまが合ってくるのかも。
俺は、アンディー様に頭を下げた。
「どうか、『観測者』からルカを守らなくてはいけなくなった時には、お力を貸していただけないでしょうか」
「頭を上げてくださいませ、エドワード様」
アンディー様がやんわりと俺を制した。
「エドワード様、一つだけ、お聞かせいただけますか?」
アンディー様が俺の目をまっすぐに見つめる。
「なぜ、そんなにしてまでルカを…『ラミーア・ダンジョン』のコアを守りたいのですか?」
「ルカは、俺にとって大切な人だからです」
俺は、アンディー様の問いに答える。
「命にかえても守りたい。それだけです」
「そうなのですね」
アンディー様が目を潤ませている?
みるみる内にアンディー様の目から涙が溢れてくる。
「アンディー様?」
「ごめんなさいっ!」
アンディー様が涙をそっと取り出した白いレースのハンカチで拭った。
「かしこまりました。私は、必ず、エドワード様がルカを守るために力を貸しましょう」
「ありがとうございます、アンディー様」
俺は、礼を述べる。
アンディー様は、涙を拭うと俺に口許だけの微笑みを浮かべてみせる。
「いいえ。よいのです。これまでのエドワード様の働きをかんがみれば当然のことですわ」
それから、俺とアンディー様は、当たり障りのない話をしばらくしてからお別れした。
それが俺たちが学園で共に過ごす最後の時になろうとは俺は、思いもしていなかった。
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