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11 『観測者』
11ー5 ここ以外のどこかへ
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11ー5 ここ以外のどこかへ
「ならば!」
アンドレア様が俺の胸にすがりつく。
「今すぐ、私をここから連れ去ってくださいませ!」
「アンドレア様」
俺は、アンドレア様を強く抱き締めた。
「できることなら、今すぐにここから連れ去りたい!でも、俺は、ただの臣下でしかない。あなたに相応しくはない」
「あなたは、素晴らしい方ですわ、エドワード様」
アンドレア様が俺のことをその澄んだ美しい瞳に写して囁いた。
「私は…あなた以外のどなたのものにもなりたくはありません!」
マジですか?
俺は、アンドレア様に頷いた。
心を決めなくては!
俺は、アンドレア様にルカのくれたマントを被せると懐から『魔法書』を取り出した。
「しっかりつかまっていて」
「はいっ!」
俺は、その場から転移した。
俺とアンドレア様は、次の瞬間には、王立モスキュラード学園の寮の俺の部屋にいた。
「エドワード様?」
急に現れた俺にルカとルナが驚きを隠せない。
「ルカ!逃げるぞ!」
「はい!」
ルカは、俺の言葉に頷いた。
俺たちは、その部屋の空間ごと、どこかに移動した。
少し、暗い?
俺は、『魔法』で辺りを照らした。
そこは、どうやら地下の空間のようだった。
カビ臭い空気に俺は、顔をしかめる。
「もしかして『ラミーア・ダンジョン』か?」
「よくわかりましたね、エドワード様」
ルカがなぜか、どや顔で答えた。
「ここなら、何者も容易く踏み込むことはできません」
確かに、鉄壁の守りかも!
俺は、アンドレア様の手をひいて近くにあった平たい岩の方へと導き腰かけるように促した。
ここは、安全かもしれないがアンドレア様には相応しくない。
俺は、『魔眼』で辺りを確認するが周囲に魔物の姿はない。
どうやらここは、最下層にあるダンジョンのコアが置かれた場所のようだ。
俺は、はるか上空に浮かぶ青く澄んだ光を放つ石を見上げた。
かなり離れているからよくわからないが、中に人影がある?
「あれは、私です」
ルカがぽつりと呟く。
「私の本体は、あそこに眠っているのです」
俺は、うん、と頷く。
ここは、まずい。
ここを戦いの場にはしたくはない。
俺は、ルカを振り向いた。
「どこかに身を隠したい。できればここ以外のどこかに」
「わかりました」
ルカがふっと微笑む。
そのまま、一瞬、目の前が暗くなり、そして、俺たちは、見知らぬ場所にいた。
「ならば!」
アンドレア様が俺の胸にすがりつく。
「今すぐ、私をここから連れ去ってくださいませ!」
「アンドレア様」
俺は、アンドレア様を強く抱き締めた。
「できることなら、今すぐにここから連れ去りたい!でも、俺は、ただの臣下でしかない。あなたに相応しくはない」
「あなたは、素晴らしい方ですわ、エドワード様」
アンドレア様が俺のことをその澄んだ美しい瞳に写して囁いた。
「私は…あなた以外のどなたのものにもなりたくはありません!」
マジですか?
俺は、アンドレア様に頷いた。
心を決めなくては!
俺は、アンドレア様にルカのくれたマントを被せると懐から『魔法書』を取り出した。
「しっかりつかまっていて」
「はいっ!」
俺は、その場から転移した。
俺とアンドレア様は、次の瞬間には、王立モスキュラード学園の寮の俺の部屋にいた。
「エドワード様?」
急に現れた俺にルカとルナが驚きを隠せない。
「ルカ!逃げるぞ!」
「はい!」
ルカは、俺の言葉に頷いた。
俺たちは、その部屋の空間ごと、どこかに移動した。
少し、暗い?
俺は、『魔法』で辺りを照らした。
そこは、どうやら地下の空間のようだった。
カビ臭い空気に俺は、顔をしかめる。
「もしかして『ラミーア・ダンジョン』か?」
「よくわかりましたね、エドワード様」
ルカがなぜか、どや顔で答えた。
「ここなら、何者も容易く踏み込むことはできません」
確かに、鉄壁の守りかも!
俺は、アンドレア様の手をひいて近くにあった平たい岩の方へと導き腰かけるように促した。
ここは、安全かもしれないがアンドレア様には相応しくない。
俺は、『魔眼』で辺りを確認するが周囲に魔物の姿はない。
どうやらここは、最下層にあるダンジョンのコアが置かれた場所のようだ。
俺は、はるか上空に浮かぶ青く澄んだ光を放つ石を見上げた。
かなり離れているからよくわからないが、中に人影がある?
「あれは、私です」
ルカがぽつりと呟く。
「私の本体は、あそこに眠っているのです」
俺は、うん、と頷く。
ここは、まずい。
ここを戦いの場にはしたくはない。
俺は、ルカを振り向いた。
「どこかに身を隠したい。できればここ以外のどこかに」
「わかりました」
ルカがふっと微笑む。
そのまま、一瞬、目の前が暗くなり、そして、俺たちは、見知らぬ場所にいた。
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