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4 辺境スローライフ(誘拐編)
4ー2 料理当番
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4ー2 料理当番
屋敷の建設と同時に村の開発も行われた。
何しろ、村には、ほんのわずかな畑と家畜がいるだけだったから。
ロナは、まず、牛や馬を数頭購入して村の外の土地の開拓を始めた。
もともとが魔境の畔にある村だ。
土地は、悪くない。
魔境では、どんな植物や生物もよく育つらしい。
そこでロナは、村人を二手にわけそれぞれに土地の開拓と屋敷の建設に携わらせることにした。
もちろん、お給金は、支払われるものと思われる。
しかし、村人たちのロナを見る目がまるでご主人様を崇める犬のようで怖いし!
「僕たちも何か手伝えることがあれば言って欲しい」
僕は、ロナに申し出た。
ロナは、少し考えてから頷いた。
「では、マクシア様には食糧班を担当していただけますか?」
食糧班?
それは、要するにみんなの食事を用意するということだった。
「私が作れればいいのですがしっかり見張らなくては奴らがマクシア様に群がりかねないので」
うん?
ちょっとよくわからないところもあったけど僕は、村長の家で主にみんなのための食事を作ることになった。
村人全員の食事なのでかなりの量になるが、僕は、騎士団で調理の当番もしていたので問題ない。
ルドーさんから仕入れた食材を調理しているとヴェルデがそわそわと台所をうろつく。
ちらちらっと僕のことを見ているし!
「・・また、したいの?」
僕がきくとヴェルデがこくこくと頷く。
ええっと。
僕は、苦笑した。
そういえばこの前いたした時、ロナにまた見られて。
それでお仕置きとしてしばらくいたしてなかった。
「じゃ、今晩、する?」
僕は、顔が火照った。
うつむいて鍋をかき混ぜる。
ヴェルデが僕に飛び付いてくるので僕は、ヴェルデのことをぱしぱし、と叩いて引き離す。
「今じゃないから!夜だから!」
「わかってる!」
ヴェルデは、僕をぎゅっと抱き締めると嬉しそうに笑った。
その屈託のない笑顔にきゅんとなる。
反則だし!
ルーデニア兄上に似ているってだけでも胸が騒ぐのにその汚れのない笑顔!
僕は、胸がどきどきしてしまう。
「マクシアも楽しみ?」
ヴェルデが鍋をかき混ぜている僕を背後から抱き締めて耳元で囁く。
「どきどきしてる」
耳が侵される!
低い響きのいい声で囁かれると耳から侵されているみたいで身体の奥がずくん、と疼く。
僕は、手に持っていたお玉でぽこっとヴェルデの頭を叩いた。
「お仕事中、邪魔したらなしだからね!」
屋敷の建設と同時に村の開発も行われた。
何しろ、村には、ほんのわずかな畑と家畜がいるだけだったから。
ロナは、まず、牛や馬を数頭購入して村の外の土地の開拓を始めた。
もともとが魔境の畔にある村だ。
土地は、悪くない。
魔境では、どんな植物や生物もよく育つらしい。
そこでロナは、村人を二手にわけそれぞれに土地の開拓と屋敷の建設に携わらせることにした。
もちろん、お給金は、支払われるものと思われる。
しかし、村人たちのロナを見る目がまるでご主人様を崇める犬のようで怖いし!
「僕たちも何か手伝えることがあれば言って欲しい」
僕は、ロナに申し出た。
ロナは、少し考えてから頷いた。
「では、マクシア様には食糧班を担当していただけますか?」
食糧班?
それは、要するにみんなの食事を用意するということだった。
「私が作れればいいのですがしっかり見張らなくては奴らがマクシア様に群がりかねないので」
うん?
ちょっとよくわからないところもあったけど僕は、村長の家で主にみんなのための食事を作ることになった。
村人全員の食事なのでかなりの量になるが、僕は、騎士団で調理の当番もしていたので問題ない。
ルドーさんから仕入れた食材を調理しているとヴェルデがそわそわと台所をうろつく。
ちらちらっと僕のことを見ているし!
「・・また、したいの?」
僕がきくとヴェルデがこくこくと頷く。
ええっと。
僕は、苦笑した。
そういえばこの前いたした時、ロナにまた見られて。
それでお仕置きとしてしばらくいたしてなかった。
「じゃ、今晩、する?」
僕は、顔が火照った。
うつむいて鍋をかき混ぜる。
ヴェルデが僕に飛び付いてくるので僕は、ヴェルデのことをぱしぱし、と叩いて引き離す。
「今じゃないから!夜だから!」
「わかってる!」
ヴェルデは、僕をぎゅっと抱き締めると嬉しそうに笑った。
その屈託のない笑顔にきゅんとなる。
反則だし!
ルーデニア兄上に似ているってだけでも胸が騒ぐのにその汚れのない笑顔!
僕は、胸がどきどきしてしまう。
「マクシアも楽しみ?」
ヴェルデが鍋をかき混ぜている僕を背後から抱き締めて耳元で囁く。
「どきどきしてる」
耳が侵される!
低い響きのいい声で囁かれると耳から侵されているみたいで身体の奥がずくん、と疼く。
僕は、手に持っていたお玉でぽこっとヴェルデの頭を叩いた。
「お仕事中、邪魔したらなしだからね!」
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