257 / 277
最終章【ハーゴンズパレス−試される7日間】
試験1日目の洗礼
しおりを挟む
転移された人数は12名、現在判明しているのは、私・ネルマ・ルクスさんの3名。残り9名が、遺跡内の何処かにいる。私と知り合いなのか他人なのかは不明だけど、ハーゴンズパレスの主人によって転移されたとみて間違いない。
あの時の機械音声が主人?
それとも、別にいる?
わからないけど、試験を受け合格すれば、主人との謁見が可能となる。。
「ルクスさん、いつから【試験】を始めるのですか?」
「試験に関しては、既に始まっております。試験内容はいくつかの項目に分かれており、期間は7日となっています。試験時間は起床後から夕食後まで、夕食後にはその日の試験内容をお知らせする予定です」
試験期間が7日もあるんだ。
その間、私とネルマは【行方不明】となるのだけど、部屋の中の誰かが1人でも残っていれば、状況を国王陛下やお父様に伝えてくれるはず。私達は、試験に集中しよう。
「なお、本日は転移直後ということもあるので、自由行動とさせて頂きます。1時間後、3階応接室にてデザートをお出ししますので、屋敷内を自由に散策してください。こちらが屋敷の見取り図となります」
試験が始まっているのに、自由行動していいの? 1日目の試験課題が気になるけど、夕食後まで教えてくれないのだから気にしても仕方ないか。
「それと……シャーロット様、主人様の情報について1つだけお教え致します」
え? いいの!?
試験が始まったばかりなのに!!!
「主人様は、転移者や転生者でもなければ神でもありません。こう言えば、全て通じると仰っておりました」
なるほど、正真正銘この惑星ガーランドで生まれた人物と言いたいのね。その内容を全て信じるのであれば、今回の敵はユアラのような転移者でもなければ、フレヤのような転生者でもない。
そして、【神】でもない。
その3つの言葉とその意味を知っているということは、何らかの方法で情報を得たんだ。転生者に関しては私やフレヤだけじゃないから情報を収集しやすいと思うけど、ユアラの転移者の情報をどこで得たのだろう?
まさか……システムのハッキング?
いや、それはないか。
「あの~私には、それらの言葉の意味がさっぱりわかりません」
「ネルマ、《転生者》と《転移者》の意味については、いずれ教えてあげる」
彼女は、既に巻き込まれている。
3つの言葉の意味を知っておいた方がいい。
「やった! ありがとうございます!」
「それでは、一先ず失礼致します。1時間後、応接室までおいでください」
ルクスさんが部屋を出て行く。
重苦しい雰囲気が、一気に緩和されていく。
「シャーロット様、私…あの人苦手です。なんか、変な威圧感を感じますよ? メイドが貴族に対して、放つものではありませんよね?」
ネルマがそう感じるのも無理ないか。
ルクスさんは、私達を少しだけ威圧していた。
私自身、普通に動けるからスキルによる威圧じゃない。
「ネルマ、ルクスさんもさっき言ったでしょう? 全ての事象には理由があるの」
「う~ん、ということは威圧的に話していたのも、理由があるんですか? ……やっぱり、試験官だから? 《私達の選択次第で、死ぬ可能性があるから気をつけて》と警告もしてくれましたね」
「その通りだね。彼女も契約で命を縛られている以上、下手な言葉を喋れない。多分、主人と呼ばれている人物は、今も私達を見ているかもね」
1時間後、デザートが出される。ある意味、私達は客なのだから、そのスケジュールに合わせるしかない。それまで暇だから、屋敷内を散策してみよう。
○○○
この屋敷を3階から散策して行ったのだけど、とある部屋で足止めされてしまった。3階には、客人をもてなすための《寝室・応接室・浴室・遊戯室》が用意されており、足止めされている遊戯室には……なんと《カードゲーム・モグラ叩き・クレーンゲーム・格闘ゲーム・レーシングゲームなど》、日本のゲームセンターに設置されている様々なものが配備されていた。
私は見慣れているものの、違う意味で驚いたよ。配備されているものを1つ1つ観察し遊んでいくと、日本のものと寸分違わぬ形態と性能で、ゲーム内容も全く同じだ。こんな製品をこの惑星の技術で製作出来るわけがない。
【遺跡の主人は、転生者・転移者・神でもない】
その言葉は本当なのだろうか?
仮に転移者であっても、これらのゲーム本体を転移させることは不可能なはずだ。そんな事が可能であれば、ガーランド様やミスラテル様も絶対に気づく。
どうやって、これ程の製品を入手したのだろうか?
「シャーロット様! ちょっとこっちに来て下さい!」
「え、ちょっと!」
ネルマが私の右腕を掴み、強引にとある場所へと連れて行く。
「げ、これは!?」
「これ! このマ○オカート! 凄く面白いです!」
全キャラが個性的で、子供や大人達に大人気のゲームだ。
「早速、遊びましょう」
「こらこら! そろそろ応接室に移動しないといけないから、この○リオカートに関してはデザートを食べた後で楽しもうね」
「え~~~!? ここでもっと遊びたいですよ~~~!」
ネルマが愚痴るのも無理ないよ。
彼女にとって、全てが新鮮で面白いものばかり。
このゲームをやり始めたら面白すぎて嵌ってしまい、間違いなく不合格の烙印を押されてしまう。
この遊戯部屋、私達のゲーム欲を刺激させる危険な場所だ。マリ○カート、鉄○、バーチャ○イター、ツ○ンビー、ロード○ンナー、不朽の名作と呼ばれる新旧のゲームが多数置かれている。
長居すると、私も危ない。
ネルマの場合、ゲームに嵌りすぎて家に帰りたくないとごねるかもしれない。
「本来の目的を忘れてはダメ。下手したら、両親のいるエルディア王国に一生戻れないよ。それでもいいの?」
「う…嫌…です」
「もし合格したら、1台貰えるかもしれないよ」
「本当ですか!? 絶対、合格しましょう! 首席で合格して、○リオカートを貰ってみせます! さあ、応接室に行きましょう!」
本当に元気で変わった女の子だな~。
それにしても、この遊戯室は何のためにあるのだろうか?
試験の課題の1つ……そんなわけないよね。
結局、この部屋でほぼ1時間足止めされてしまったのだから、何らかの目的のために設置されたと思うんだけど?
とありあえず、応接に行こうか。
《3階応接室》
そこは20畳程の広さとなっており、壁際には絵画や壺といったアンティーク系の品物が所狭しと飾られている。応接室というよりも、小さな博物館といった印象を受ける。
西洋風のソファーとテーブルが部屋中央に設置されており、私達が座ると同時に、ルクスさんが銀色のカートを動かしながら、私達のもとへやって来る。カートの上にはデザートと飲み物が置かれている。
「デザートは、ズフィールド帝国でも有名な【プリンアラモード】となっております。お飲み物に、レントン(オレンジ)ジュースをご用意致しました」
カスタードプディングを中心に、様々な甘味を飾った色取り取りのデザートがお皿に盛り付けられている。色の異なる果物の配置、盛り付け方、全てがプロの域…だと思う。帰還して以降、エルバラン公爵家や教会、王城などのパーティーに参加していることもあって、その際に登場するデーザト類と全く遜色ないレベルだ。
ただ……
「美味しそう~」
デザートだけを見れば美味しそうだ。
でも、ルクスさんの様子が少しおかしい。
顔を下に向けたまま、何故か少し震えている。
「ルクスさん、どうかしたのですか?」
「い…いえ、どうぞ…お食べになって下さい」
私やネルマに目を合わせてくれない。
何故だろう?
「シャーロット様、食べましょうよ!」
「え…そうだね」
ネルマは美味しそうにプリンを食べていく!
「プルプルして美味しい! こんな食感始めて!」
ルクスさんの様子が気になるけど、とりあえずデザートを食べよう。
私はスプーンを使い、プルプルしたプリンを一口食べる。
「あ…確かに美味し…」
え…何この感じ?
口がピリピリする…舌が痙攣して言葉を出せない…視界が揺れる。
「シャ…ト様、ど…し…の?」
え?
ネルマの言葉の意味を理解できない。
「あ…ネ」
身体が…どんどん…弛緩していく。
座っている態勢を維持できそうにない。
こんな感覚を…味わったことがない。
でも…これって…まさか…毒?
毒を盛られた?
誰に?
まさか…ルクスさんが?
何故…どうして…ダメだ…目が霞んで…いく…誰…か…助け…て。
何も考えることができなくなり、私はそのまま床へと崩れ落ちた。
あの時の機械音声が主人?
それとも、別にいる?
わからないけど、試験を受け合格すれば、主人との謁見が可能となる。。
「ルクスさん、いつから【試験】を始めるのですか?」
「試験に関しては、既に始まっております。試験内容はいくつかの項目に分かれており、期間は7日となっています。試験時間は起床後から夕食後まで、夕食後にはその日の試験内容をお知らせする予定です」
試験期間が7日もあるんだ。
その間、私とネルマは【行方不明】となるのだけど、部屋の中の誰かが1人でも残っていれば、状況を国王陛下やお父様に伝えてくれるはず。私達は、試験に集中しよう。
「なお、本日は転移直後ということもあるので、自由行動とさせて頂きます。1時間後、3階応接室にてデザートをお出ししますので、屋敷内を自由に散策してください。こちらが屋敷の見取り図となります」
試験が始まっているのに、自由行動していいの? 1日目の試験課題が気になるけど、夕食後まで教えてくれないのだから気にしても仕方ないか。
「それと……シャーロット様、主人様の情報について1つだけお教え致します」
え? いいの!?
試験が始まったばかりなのに!!!
「主人様は、転移者や転生者でもなければ神でもありません。こう言えば、全て通じると仰っておりました」
なるほど、正真正銘この惑星ガーランドで生まれた人物と言いたいのね。その内容を全て信じるのであれば、今回の敵はユアラのような転移者でもなければ、フレヤのような転生者でもない。
そして、【神】でもない。
その3つの言葉とその意味を知っているということは、何らかの方法で情報を得たんだ。転生者に関しては私やフレヤだけじゃないから情報を収集しやすいと思うけど、ユアラの転移者の情報をどこで得たのだろう?
まさか……システムのハッキング?
いや、それはないか。
「あの~私には、それらの言葉の意味がさっぱりわかりません」
「ネルマ、《転生者》と《転移者》の意味については、いずれ教えてあげる」
彼女は、既に巻き込まれている。
3つの言葉の意味を知っておいた方がいい。
「やった! ありがとうございます!」
「それでは、一先ず失礼致します。1時間後、応接室までおいでください」
ルクスさんが部屋を出て行く。
重苦しい雰囲気が、一気に緩和されていく。
「シャーロット様、私…あの人苦手です。なんか、変な威圧感を感じますよ? メイドが貴族に対して、放つものではありませんよね?」
ネルマがそう感じるのも無理ないか。
ルクスさんは、私達を少しだけ威圧していた。
私自身、普通に動けるからスキルによる威圧じゃない。
「ネルマ、ルクスさんもさっき言ったでしょう? 全ての事象には理由があるの」
「う~ん、ということは威圧的に話していたのも、理由があるんですか? ……やっぱり、試験官だから? 《私達の選択次第で、死ぬ可能性があるから気をつけて》と警告もしてくれましたね」
「その通りだね。彼女も契約で命を縛られている以上、下手な言葉を喋れない。多分、主人と呼ばれている人物は、今も私達を見ているかもね」
1時間後、デザートが出される。ある意味、私達は客なのだから、そのスケジュールに合わせるしかない。それまで暇だから、屋敷内を散策してみよう。
○○○
この屋敷を3階から散策して行ったのだけど、とある部屋で足止めされてしまった。3階には、客人をもてなすための《寝室・応接室・浴室・遊戯室》が用意されており、足止めされている遊戯室には……なんと《カードゲーム・モグラ叩き・クレーンゲーム・格闘ゲーム・レーシングゲームなど》、日本のゲームセンターに設置されている様々なものが配備されていた。
私は見慣れているものの、違う意味で驚いたよ。配備されているものを1つ1つ観察し遊んでいくと、日本のものと寸分違わぬ形態と性能で、ゲーム内容も全く同じだ。こんな製品をこの惑星の技術で製作出来るわけがない。
【遺跡の主人は、転生者・転移者・神でもない】
その言葉は本当なのだろうか?
仮に転移者であっても、これらのゲーム本体を転移させることは不可能なはずだ。そんな事が可能であれば、ガーランド様やミスラテル様も絶対に気づく。
どうやって、これ程の製品を入手したのだろうか?
「シャーロット様! ちょっとこっちに来て下さい!」
「え、ちょっと!」
ネルマが私の右腕を掴み、強引にとある場所へと連れて行く。
「げ、これは!?」
「これ! このマ○オカート! 凄く面白いです!」
全キャラが個性的で、子供や大人達に大人気のゲームだ。
「早速、遊びましょう」
「こらこら! そろそろ応接室に移動しないといけないから、この○リオカートに関してはデザートを食べた後で楽しもうね」
「え~~~!? ここでもっと遊びたいですよ~~~!」
ネルマが愚痴るのも無理ないよ。
彼女にとって、全てが新鮮で面白いものばかり。
このゲームをやり始めたら面白すぎて嵌ってしまい、間違いなく不合格の烙印を押されてしまう。
この遊戯部屋、私達のゲーム欲を刺激させる危険な場所だ。マリ○カート、鉄○、バーチャ○イター、ツ○ンビー、ロード○ンナー、不朽の名作と呼ばれる新旧のゲームが多数置かれている。
長居すると、私も危ない。
ネルマの場合、ゲームに嵌りすぎて家に帰りたくないとごねるかもしれない。
「本来の目的を忘れてはダメ。下手したら、両親のいるエルディア王国に一生戻れないよ。それでもいいの?」
「う…嫌…です」
「もし合格したら、1台貰えるかもしれないよ」
「本当ですか!? 絶対、合格しましょう! 首席で合格して、○リオカートを貰ってみせます! さあ、応接室に行きましょう!」
本当に元気で変わった女の子だな~。
それにしても、この遊戯室は何のためにあるのだろうか?
試験の課題の1つ……そんなわけないよね。
結局、この部屋でほぼ1時間足止めされてしまったのだから、何らかの目的のために設置されたと思うんだけど?
とありあえず、応接に行こうか。
《3階応接室》
そこは20畳程の広さとなっており、壁際には絵画や壺といったアンティーク系の品物が所狭しと飾られている。応接室というよりも、小さな博物館といった印象を受ける。
西洋風のソファーとテーブルが部屋中央に設置されており、私達が座ると同時に、ルクスさんが銀色のカートを動かしながら、私達のもとへやって来る。カートの上にはデザートと飲み物が置かれている。
「デザートは、ズフィールド帝国でも有名な【プリンアラモード】となっております。お飲み物に、レントン(オレンジ)ジュースをご用意致しました」
カスタードプディングを中心に、様々な甘味を飾った色取り取りのデザートがお皿に盛り付けられている。色の異なる果物の配置、盛り付け方、全てがプロの域…だと思う。帰還して以降、エルバラン公爵家や教会、王城などのパーティーに参加していることもあって、その際に登場するデーザト類と全く遜色ないレベルだ。
ただ……
「美味しそう~」
デザートだけを見れば美味しそうだ。
でも、ルクスさんの様子が少しおかしい。
顔を下に向けたまま、何故か少し震えている。
「ルクスさん、どうかしたのですか?」
「い…いえ、どうぞ…お食べになって下さい」
私やネルマに目を合わせてくれない。
何故だろう?
「シャーロット様、食べましょうよ!」
「え…そうだね」
ネルマは美味しそうにプリンを食べていく!
「プルプルして美味しい! こんな食感始めて!」
ルクスさんの様子が気になるけど、とりあえずデザートを食べよう。
私はスプーンを使い、プルプルしたプリンを一口食べる。
「あ…確かに美味し…」
え…何この感じ?
口がピリピリする…舌が痙攣して言葉を出せない…視界が揺れる。
「シャ…ト様、ど…し…の?」
え?
ネルマの言葉の意味を理解できない。
「あ…ネ」
身体が…どんどん…弛緩していく。
座っている態勢を維持できそうにない。
こんな感覚を…味わったことがない。
でも…これって…まさか…毒?
毒を盛られた?
誰に?
まさか…ルクスさんが?
何故…どうして…ダメだ…目が霞んで…いく…誰…か…助け…て。
何も考えることができなくなり、私はそのまま床へと崩れ落ちた。
11
あなたにおすすめの小説
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。