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24話 フリードの優しさ
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今回、1週間限定で、忌む魔を2匹お世話することになった。
お試し期間ということもあり、1週間分の生活費をもらったけど、この子たちの心をどうやって開いていくかが問題だ。
さっきの喋り方から察するに、狐型の魔物さんは爆睡中の魔物ちゃんと違い大人だ。
今、こうして首輪を付けて、リードで繋いでいる状態で街中を歩いているけど、周囲にいる人たちに対して、異常な程の警戒心を抱いている。
ただ、この子は私から逃げようとせず、私にくっついて、大人しく私のペースに合わせて歩いてくれている。盲目なのに、スキルによる補助があるのか、違和感なく歩いている。
魔物や人からも嫌われる、そこにどんな理由が隠されているのかな?
そもそも、人から嫌われているという割には、周囲にいる人たちは、物珍しそうに2体を見ているだけで、忌避な視線を感じない。
これってどういうこと?
ルウリは精霊だから、ここは同じ魔物のフリードに意見を求めてみよう。なんせ、140年も生きている大ベテランだもん。
「フリード、あなたの目から見て、この子達が嫌われる理由って何かな?」
今、私が魔物ちゃんを抱きしめていることもあり、フリードは狐型の魔物さんの背中に乗っている。
『人だけでなく、仲間からも忌み嫌われる場合、何らかの大きな欠陥があるはずです』
「欠陥?」
『ええ。あなたに抱かれている毛むくじゃらについては不明ですが、そこのフォックス系は、ギルドで聞いた通りの呪いによる盲目が原因でしょうね』
狐じゃなくて、ここではフォックス系というんだね。
「盲目の割に、ちゃんと歩いているけど?」
『特殊なスキルで、視界を補助しているのでしょう。視界補助ができるようになるまで、かなりの年月を要しているはずです』
これまで盲目のせいで、虐められてきたってこと? 仲間なら助け合うのが普通なのに、虐めるって…。
『仲間たちから忌み嫌われ、群れからも追い出されてしまい、人族からも従魔として役立たずというレッテルを貼られたことで、ストレス発散による虐めが発生したのでしょうね』
いくら視界を補助できるスキルを得られても、そんな虐めが頻繁に起きる環境下にいれば、人や魔物を信用できるわけないよね。
『そっちの汚い毛むくじゃらから、一切の魔力を感知できません。おそらく、生きていく上で必要最低限の魔力しか持ち合わせていませんね。こちらも、フォックス系と似た理由で虐められた可能性が大きい』
こういった障害を長期間苛まされ続けていたら、テイマーギルドの職員たちがいくらお世話しても、すぐには心を開いてくれないわけだよ。
今はこの子たちを家に連れ帰って、きちんと話を聞いた方が良さそうだ。
○○○
私は家に帰宅して、テイマーギルドでの出来事をベイツさんに話すと、真剣な表情で2体を見つめた後、私を見る。
「事情はわかった。アヤナの決断である以上、2体のお世話に関しては、君に任せよう。現時点で俺から言えるアドバイスは、『物事をもう少し現実的に考えよう』だな」
現実的に?
どういう意味?
「それは、言えてるね」
ルウリも、ベイツさんと同じ事を言うの!?
「どういう事ですか?」
「それは自分で考えろ…と言いたいところだが、アヤナの苦しむ姿を見たくないし、今言っておこう」
何を言われるのだろう?
「お試し期間が終わり、ギルドマスターから合格を貰った場合、恐らく1ヶ月更新のお世話係に任命される。その間の食事をどうする?」
「え、ギルド側が払ってくれるのでは?」
保護魔物をお世話するにあたっての契約書を貰ったし、注意事項も色々と聞いておいた。2体にどれだけの費用がかかるかも、毎日家計簿として記載するよう言われている。
「契約書を、細部まで読んでいない証拠だ。この子たちの1週間分の食費は、これまでの1日あたりの平均値から算出されたものだ。今後は契約更新時に、この平均値をもとに、1ヶ月分の食費を貰える」
貰えるのなら、何もおかしい事ないよね。
「だが、こういった保護魔物たちの心がテイマーたちによって解きほぐされていくと、少しずつ食欲が増してくる。そうなると、どうなる?」
食欲が増すのだから、その分食費も増してくる…!
「貰った食費だけじゃあ足りない!」
「契約書を、よく読んでみろ。そうなった場合の対処が書かれているから」
私は慌てて契約書を見返すと、その事がしっかりと掲載されている。
【食費が足りなくなった場合、ギルドからの追加はありませんので、自分で賄って下さい。その分、報酬を上乗せしますのでご安心を】
「下の方に、しっかりと書かれていました…なんか騙された気分」
「ギルド側に、非はない。ちゃんと読まなかったアヤナが悪い」
う、心にグサっと刺さる。
「とはいえ、シンジェさんも、人が悪い。俺がいるからとはいえ、アヤナが重要事項を見落としているのに、あえて言わないのだから」
そういえば、書類関係はどんなものでも、しっかりと読んでおくようにと、いつも前世の両親に言われていたっけ。
「まあ、初めてにしてはギリ及第点といったところか。落ち込むな、落ち込むな、失敗なんてのは誰にでもある」
そうだ、落ち込んだら駄目。
間違いは誰にでも起こるもの。
こういった事を、二度と起きないよう対処していこう。
「今後書類関係に関しては、きちんと読んでおきます。当面の問題は、1ヶ月以内に食費が尽きるから、今後の生活費をどうやって稼ぐかが問題ですよね?」
「そうだな。俺に頼ることなく、どうやって稼ぐのか、時間もあるからしっかりと考えておくといい」
こういった事は、いくら能力があったとしても、軽々しく安請け合いしちゃダメって事か。
引き受けた以上は、最後まで責任を持って、この子たちの心を解きほぐしてからギルドに引き渡そう。
『少し良いだろうか?』
話しかけてきたのは、フォックス系の魔物だ。もしかして、話が落ち着いたところを見計らい、話しかけて来たのかな?
ていうか、いつの間にかこの子から警戒心が無くなっているような?
「どうしたの?」
『アヤナ、感謝します。仲間から嫌われ、人にも嫌われ、ずっと虐められ続け、死ぬことも恐れてできない、こんな情けない自分に手を差し伸べてくれて感謝します』
それ、精神的に病む一歩手前では?
『私は深い闇の底にいたが、貴方のそばにいることで、不思議と懐かしさと安らぎを覚え、私の抱えている闇が晴れていくのを感じた』
そんな酷い精神状態の魔物であっても、アニマルセラピーの効果は絶大なんだね。
『ただ、1つ解せない事がある』
「それは何?」
この子の抱える懸念事項を、少しでも払拭させてあげないとね。
『そこの子猫だ。私たちより明らかに歳下なのに、何故偉そうに話す? 何故、私たちの抱えている闇を見てもいないのに知っている? 年端のいかない子猫が…』
『子猫子猫、五月蝿いですよ! 私はこう見えて、140年生きている猫又です! 尻尾も3本あるでしょうに!』
フリードが尻尾を立てて怒っているのに、子猫のせいもあって、その姿が愛くるしい。
「そっか、まずはフリードのことを説明しないといけないね。経緯こそかなり違うけど、この子もあなたと同じような経験をしているんだよ」
『え…』
そう、私はフリードからここに来るまでの経緯を詳しく聞いている。傷ついた魂の影響で、魔力が少しずつ抜けていき、外見も少しずつ小さくなっていく。
そのせいで、同じ系統の魔物たちからも嫌われ、街に入っても、皆が気味悪がってしまい、中には乱暴を働く大人もいたらしい。
フリードは恥ずかしいのか、自分からそういったことを話さないまま、この子たちのフォローをしてくれた。
私が彼の境遇を話していくと、さっきまで不審がっていたのが嘘であるかのように、フォックス系の魔物はフリードに懐くようになる。
『ちょ…離れなさい。暑苦しいですよ!』
ふふ、言葉と違い、彼は2体を受け入れてくれている。出足は少し躓いたけど、みんなの助けもあって、なんとかやっていけそう。
お試し期間ということもあり、1週間分の生活費をもらったけど、この子たちの心をどうやって開いていくかが問題だ。
さっきの喋り方から察するに、狐型の魔物さんは爆睡中の魔物ちゃんと違い大人だ。
今、こうして首輪を付けて、リードで繋いでいる状態で街中を歩いているけど、周囲にいる人たちに対して、異常な程の警戒心を抱いている。
ただ、この子は私から逃げようとせず、私にくっついて、大人しく私のペースに合わせて歩いてくれている。盲目なのに、スキルによる補助があるのか、違和感なく歩いている。
魔物や人からも嫌われる、そこにどんな理由が隠されているのかな?
そもそも、人から嫌われているという割には、周囲にいる人たちは、物珍しそうに2体を見ているだけで、忌避な視線を感じない。
これってどういうこと?
ルウリは精霊だから、ここは同じ魔物のフリードに意見を求めてみよう。なんせ、140年も生きている大ベテランだもん。
「フリード、あなたの目から見て、この子達が嫌われる理由って何かな?」
今、私が魔物ちゃんを抱きしめていることもあり、フリードは狐型の魔物さんの背中に乗っている。
『人だけでなく、仲間からも忌み嫌われる場合、何らかの大きな欠陥があるはずです』
「欠陥?」
『ええ。あなたに抱かれている毛むくじゃらについては不明ですが、そこのフォックス系は、ギルドで聞いた通りの呪いによる盲目が原因でしょうね』
狐じゃなくて、ここではフォックス系というんだね。
「盲目の割に、ちゃんと歩いているけど?」
『特殊なスキルで、視界を補助しているのでしょう。視界補助ができるようになるまで、かなりの年月を要しているはずです』
これまで盲目のせいで、虐められてきたってこと? 仲間なら助け合うのが普通なのに、虐めるって…。
『仲間たちから忌み嫌われ、群れからも追い出されてしまい、人族からも従魔として役立たずというレッテルを貼られたことで、ストレス発散による虐めが発生したのでしょうね』
いくら視界を補助できるスキルを得られても、そんな虐めが頻繁に起きる環境下にいれば、人や魔物を信用できるわけないよね。
『そっちの汚い毛むくじゃらから、一切の魔力を感知できません。おそらく、生きていく上で必要最低限の魔力しか持ち合わせていませんね。こちらも、フォックス系と似た理由で虐められた可能性が大きい』
こういった障害を長期間苛まされ続けていたら、テイマーギルドの職員たちがいくらお世話しても、すぐには心を開いてくれないわけだよ。
今はこの子たちを家に連れ帰って、きちんと話を聞いた方が良さそうだ。
○○○
私は家に帰宅して、テイマーギルドでの出来事をベイツさんに話すと、真剣な表情で2体を見つめた後、私を見る。
「事情はわかった。アヤナの決断である以上、2体のお世話に関しては、君に任せよう。現時点で俺から言えるアドバイスは、『物事をもう少し現実的に考えよう』だな」
現実的に?
どういう意味?
「それは、言えてるね」
ルウリも、ベイツさんと同じ事を言うの!?
「どういう事ですか?」
「それは自分で考えろ…と言いたいところだが、アヤナの苦しむ姿を見たくないし、今言っておこう」
何を言われるのだろう?
「お試し期間が終わり、ギルドマスターから合格を貰った場合、恐らく1ヶ月更新のお世話係に任命される。その間の食事をどうする?」
「え、ギルド側が払ってくれるのでは?」
保護魔物をお世話するにあたっての契約書を貰ったし、注意事項も色々と聞いておいた。2体にどれだけの費用がかかるかも、毎日家計簿として記載するよう言われている。
「契約書を、細部まで読んでいない証拠だ。この子たちの1週間分の食費は、これまでの1日あたりの平均値から算出されたものだ。今後は契約更新時に、この平均値をもとに、1ヶ月分の食費を貰える」
貰えるのなら、何もおかしい事ないよね。
「だが、こういった保護魔物たちの心がテイマーたちによって解きほぐされていくと、少しずつ食欲が増してくる。そうなると、どうなる?」
食欲が増すのだから、その分食費も増してくる…!
「貰った食費だけじゃあ足りない!」
「契約書を、よく読んでみろ。そうなった場合の対処が書かれているから」
私は慌てて契約書を見返すと、その事がしっかりと掲載されている。
【食費が足りなくなった場合、ギルドからの追加はありませんので、自分で賄って下さい。その分、報酬を上乗せしますのでご安心を】
「下の方に、しっかりと書かれていました…なんか騙された気分」
「ギルド側に、非はない。ちゃんと読まなかったアヤナが悪い」
う、心にグサっと刺さる。
「とはいえ、シンジェさんも、人が悪い。俺がいるからとはいえ、アヤナが重要事項を見落としているのに、あえて言わないのだから」
そういえば、書類関係はどんなものでも、しっかりと読んでおくようにと、いつも前世の両親に言われていたっけ。
「まあ、初めてにしてはギリ及第点といったところか。落ち込むな、落ち込むな、失敗なんてのは誰にでもある」
そうだ、落ち込んだら駄目。
間違いは誰にでも起こるもの。
こういった事を、二度と起きないよう対処していこう。
「今後書類関係に関しては、きちんと読んでおきます。当面の問題は、1ヶ月以内に食費が尽きるから、今後の生活費をどうやって稼ぐかが問題ですよね?」
「そうだな。俺に頼ることなく、どうやって稼ぐのか、時間もあるからしっかりと考えておくといい」
こういった事は、いくら能力があったとしても、軽々しく安請け合いしちゃダメって事か。
引き受けた以上は、最後まで責任を持って、この子たちの心を解きほぐしてからギルドに引き渡そう。
『少し良いだろうか?』
話しかけてきたのは、フォックス系の魔物だ。もしかして、話が落ち着いたところを見計らい、話しかけて来たのかな?
ていうか、いつの間にかこの子から警戒心が無くなっているような?
「どうしたの?」
『アヤナ、感謝します。仲間から嫌われ、人にも嫌われ、ずっと虐められ続け、死ぬことも恐れてできない、こんな情けない自分に手を差し伸べてくれて感謝します』
それ、精神的に病む一歩手前では?
『私は深い闇の底にいたが、貴方のそばにいることで、不思議と懐かしさと安らぎを覚え、私の抱えている闇が晴れていくのを感じた』
そんな酷い精神状態の魔物であっても、アニマルセラピーの効果は絶大なんだね。
『ただ、1つ解せない事がある』
「それは何?」
この子の抱える懸念事項を、少しでも払拭させてあげないとね。
『そこの子猫だ。私たちより明らかに歳下なのに、何故偉そうに話す? 何故、私たちの抱えている闇を見てもいないのに知っている? 年端のいかない子猫が…』
『子猫子猫、五月蝿いですよ! 私はこう見えて、140年生きている猫又です! 尻尾も3本あるでしょうに!』
フリードが尻尾を立てて怒っているのに、子猫のせいもあって、その姿が愛くるしい。
「そっか、まずはフリードのことを説明しないといけないね。経緯こそかなり違うけど、この子もあなたと同じような経験をしているんだよ」
『え…』
そう、私はフリードからここに来るまでの経緯を詳しく聞いている。傷ついた魂の影響で、魔力が少しずつ抜けていき、外見も少しずつ小さくなっていく。
そのせいで、同じ系統の魔物たちからも嫌われ、街に入っても、皆が気味悪がってしまい、中には乱暴を働く大人もいたらしい。
フリードは恥ずかしいのか、自分からそういったことを話さないまま、この子たちのフォローをしてくれた。
私が彼の境遇を話していくと、さっきまで不審がっていたのが嘘であるかのように、フォックス系の魔物はフリードに懐くようになる。
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