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16話 ユイからの御祝儀 *視点-竜胆優菜
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私は父と共に、ゆっくりと祭壇に繋がる花道を歩いていく。
私と圭吾は大学生で、貯金額も少ない。
結婚式や披露宴も親類だけで執り行う事もあって、出席者はそこまで多くない。ここにいる方々と顔見知りで、皆が笑顔で私たちを迎えてくれる。
私や圭吾にとって想定外の結婚式だけど、父が生きているうちに、花嫁姿を見せることが出来て良かった。圭吾の前へと辿り着き、祭壇へと向かう。そして、誓いの言葉、指輪の交換、ベールアップ、誓いのキス、結婚証明書への署名と互いに緊張しながらも、ようやく全ての工程を終わらせ退場しようと向きを変えると、出席者たちから祝福の拍手と言葉が贈られる。
「あ…」
「どうした?」
「ううん、なんでもない」
《おめでとう》という声があちこちから聞こえてきた時、不意に懐かしい声が聞こえた気がする。もう2度と聞くことのできない声が…。
義父と義母を見ると、2人は涙を流していて、車椅子に座る義母が何かに気づき、それを義父に話しているわ。義父はその内容に驚き、何故か視線を私の両親の方へ向ける。
「優奈…君の両親の間にいるあの子って…」
「え?」
圭吾が平静を装いながら、私に小声で何かを訴えているけど、両親の間に誰かいたっけ?
え…嘘…。
「お姉…ちゃん?」
亡くなった当時の服装のままの姉が、父と母の間にいる。半透明だけど、間違いなく…お姉ちゃんだ。父も母も気づいてないけど、お姉ちゃんが2人の服を触り引っ張ると、2人は何かなと思い、視線を向けて、そこで初めて気づく。姉が笑顔を見せた途端、父と母は互いの顔を見合わせ、大粒の涙を流す。
『優奈、圭吾さん、結婚おめでとう!』
「「え!?」」
お姉ちゃんの声が、頭の中に響いてきた! 視線を両親のもとへ戻すと、お姉ちゃんは消えていた。
○○○
圭吾の言った通り、お姉ちゃんはいつもの笑顔で私たちを優しく見つめ、祝福の言葉を贈ってくれた。披露宴も始まり、私はお姉ちゃんの言葉を聞けたことで、頭の中に残っている僅かな罪悪感も消え、しっかりと未来を見据えてウェディングケーキにナイフを入れる。そして、新郎新婦の席へと移動し、親族たちは料理を食べながら、スピーチが始まっていき、圭吾が義父と義母に、私が父と母に感謝を述べ、ようやく私たちも軽く料理を食べられる時間帯が訪れる。
「優奈、お姉さんはサプライズが好きと昔言ってたよね?」
「ええ。誕生日とかのイベントがあれば、私たちを毎回驚かせていたけど…まさか、ここで?」
「ありえるだろ?」
「でも、幽霊よ?」
「そうなんだけど、なんだかこのまま終わらないような気がするんだ」
圭吾のそういう第6感って、結構当たるのよね。今は、スクリーンに私と圭吾の写真が投影されていて、皆がそれを眺めて思い出話に耽っているわ。サプライズがあるのなら、何が起こるのだろう?
「ここで新婦様のご友人から、お祝いのビデオ付きメッセージが届きましたので、スクリーンに映します」
私の友人? サークル仲間たち全員に、一週間後にパーティーを開催することを伝えているから、何も送ってこないはずだけど?
「妙だな。あいつらから、何も聞いていない」
「私もよ」
全員がスクリーンに視線を向けると、画面が切り替わり、そこは部屋の角なのか、右側に壁があり、1つの椅子が用意されているだけで、誰もいない。
「あ、もう始まってる! こういうの初めてだから、使い方が…あ、この声も入っているんだ! これで大丈夫だよね」
この声!?
画面に現れたのは、チャペルで見た半透明のお姉ちゃんだ。
「皆さん、初めまして。私は竜胆唯、11年前に亡くなった優奈の姉です。出席者の半分くらいは、私のこと覚えているよね」
会場全体が、一気に静かになった。
「言っておきますけど、CGでもないし、生成AIでもないからね。その証拠に…ほら」
お姉ちゃんがカメラを動かしたのか、そこに映し出されたのは私と圭吾、そこから出席者たちが映されていく。というか、この会場内にいるの! しかも、その位置って司会者から近い! 全員が司会者の男性の方を見ると、壁際に1台のカメラと1脚の椅子があるだけで、お姉ちゃんはいないけど、カメラだけが勝手に動いている。それを目の前で見ている司会者の男性は、身体を震わせながらも、その場から逃げないでいる。
「カメラの幾つかを干渉できるようにしたけど、皆は私を直接認識できないの。スマホとかで撮っても、スクリーン上の私も撮れないよ。ごめんね。とある理由で、ここに長時間いられないの」
お姉ちゃん、何もそこまでしなくてもいいんじゃあ? もしかして、誰かがこの披露宴をネットに晒す可能性を考えての配慮なの?
「本当に唯なの?」
「そうだよ、お母さん。やっと、家族と話せる。結婚式という場だけど、不穏な言葉を使うことを許してね。優奈、お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、先に死んじゃってごめんね。私ね、何も言えず死んじゃった事を、ずっと後悔していたの。今回、お許しが出たから、特別にここへ来られたんだよ」
私が苦しんでいたように、お姉ちゃんも先に死んでしまったことを悔いていたの?
「優奈を庇っての死だから、優奈自身が苦しんでいないか気になっていたけど、こんな素敵な旦那様を見つけたのだから、もう大丈夫だね。圭吾さん、優奈を宜しくお願いします」
敵わないな。私の気持ちも、お見通しなんだね。
圭吾は立ち上がり、スクリーンに映っているお姉ちゃんを見る。
「唯さん、私は優奈と幸せな家庭を築いてみせます。必ず! ただ…」
圭吾が、浮かない顔をしている。義母と父の病気のことを考えているのね。こういった場所だから、言うに言えないから、どう伝えるべきか悩んでいるんだわ。
「圭吾さん、その先は言わなくていいよ。今この時期に、私を地上へ下ろしてくれた神様に感謝します。実はね、私からプレゼントがあるの。そして、それはもう渡しているわ。どんなものかは、1ヶ月程でわかると思う。私は、家族全員に幸せになってほしい。今は、それだけ言っておくね」
どういうこと? もしかして、お父さんと義母の体調が良くなったのも…。
「あ…」
お姉ちゃん、突然前方を見たまま固まっているけど、実際の場所を見ても、そこには何もない。でも、お姉ちゃんの表情がどんどん悲しみに満ちていく。
「あはは…早いよ。もう…お別れの時間なの?」
え、お別れ!?
「優奈、ごめんね。色々干渉しちゃったせいで、もう帰らないといけないの」
「そんな! 会ったばかりなのに!」
私は慌てて立ち上がり、お姉ちゃんの映るスクリーンを見ると、お姉ちゃんも別れたくないのか、泣いているわ。
「帰らないといけない。でも、別れたくない…別れたくないよ。頭で理解できているのに、手が動いてくれない。そっか、このことを言ってたんだ。まだ、いっぱい話したい…でも…みんなに迷惑かけたくない…」
どういうこと? お姉ちゃんは、右手で何をしようとしているの? わからないけど、何かに葛藤しているのは確かだわ。ここでお別れしないと、後になって私たちに迷惑がかかるってこと?
お姉ちゃんともっとお話ししたいけど、困らせたくない。
私が気丈に振る舞えば、きっと笑顔になってくれる!
「お姉ちゃん!」
私は立ち上がって、スクリーン上のお姉ちゃんを見る。
「優奈?」
「私…私…お姉ちゃんの分まで幸せになる! ほら、あの頃と違って、こんなしっかり者になったの! だから…天国で見守っていて!」
お姉ちゃんは私を見て驚いたけど、泣きながら笑顔になってくれたわ。何かを察してくれたのか、圭吾も立ち上がってくれた。
「唯さん、私が彼女の支えとなり、彼女が私を支えてくれます。幸せな家庭を築きますので、未練なく天国へ戻ってください。そこから、私たちの一生を見守っていて下さい!」
あ、そうか。未練を残したままだと、天国に戻れない。そうなったら、地上を彷徨うことになる。だから、お姉ちゃんは……。
「うん…うん…優奈と圭吾さん、お似合いだ。2人なら、お父さんとお母さんを任せられる。優奈、圭吾さん、私の分まで幸せに生きてね」
お姉ちゃんの右手が動くと、身体が少しずつ薄くなっていく。
「唯!」
「お父さん、何も心配することはないよ」
「しかし…」
「大丈夫、1ヶ月もすれば、みんなの心配も消えるから。お母さんや圭吾さんのご両親と仲良くね。あと、煙草とお酒は控えめに」
「ああ、わかった。誓う、誓うから…」
お父さん、お姉ちゃんと別れたくないんだ。
それは、私もお母さんも同じ気持ちだよ。
でも…。
「あなた、胸を張って! 唯に心配かけないの!」
お母さんが大粒の涙を零しながら、お父さんの背中を叩く。
「あ…ああ、そうだな!」
「ふふ、いつものお父さんとお母さんだ……みんな、さようなら」
お姉ちゃんが……消えた。私は自分の立場を忘れて、撮影場所に行ったけど、そこには誰もいなかった。
私と圭吾は大学生で、貯金額も少ない。
結婚式や披露宴も親類だけで執り行う事もあって、出席者はそこまで多くない。ここにいる方々と顔見知りで、皆が笑顔で私たちを迎えてくれる。
私や圭吾にとって想定外の結婚式だけど、父が生きているうちに、花嫁姿を見せることが出来て良かった。圭吾の前へと辿り着き、祭壇へと向かう。そして、誓いの言葉、指輪の交換、ベールアップ、誓いのキス、結婚証明書への署名と互いに緊張しながらも、ようやく全ての工程を終わらせ退場しようと向きを変えると、出席者たちから祝福の拍手と言葉が贈られる。
「あ…」
「どうした?」
「ううん、なんでもない」
《おめでとう》という声があちこちから聞こえてきた時、不意に懐かしい声が聞こえた気がする。もう2度と聞くことのできない声が…。
義父と義母を見ると、2人は涙を流していて、車椅子に座る義母が何かに気づき、それを義父に話しているわ。義父はその内容に驚き、何故か視線を私の両親の方へ向ける。
「優奈…君の両親の間にいるあの子って…」
「え?」
圭吾が平静を装いながら、私に小声で何かを訴えているけど、両親の間に誰かいたっけ?
え…嘘…。
「お姉…ちゃん?」
亡くなった当時の服装のままの姉が、父と母の間にいる。半透明だけど、間違いなく…お姉ちゃんだ。父も母も気づいてないけど、お姉ちゃんが2人の服を触り引っ張ると、2人は何かなと思い、視線を向けて、そこで初めて気づく。姉が笑顔を見せた途端、父と母は互いの顔を見合わせ、大粒の涙を流す。
『優奈、圭吾さん、結婚おめでとう!』
「「え!?」」
お姉ちゃんの声が、頭の中に響いてきた! 視線を両親のもとへ戻すと、お姉ちゃんは消えていた。
○○○
圭吾の言った通り、お姉ちゃんはいつもの笑顔で私たちを優しく見つめ、祝福の言葉を贈ってくれた。披露宴も始まり、私はお姉ちゃんの言葉を聞けたことで、頭の中に残っている僅かな罪悪感も消え、しっかりと未来を見据えてウェディングケーキにナイフを入れる。そして、新郎新婦の席へと移動し、親族たちは料理を食べながら、スピーチが始まっていき、圭吾が義父と義母に、私が父と母に感謝を述べ、ようやく私たちも軽く料理を食べられる時間帯が訪れる。
「優奈、お姉さんはサプライズが好きと昔言ってたよね?」
「ええ。誕生日とかのイベントがあれば、私たちを毎回驚かせていたけど…まさか、ここで?」
「ありえるだろ?」
「でも、幽霊よ?」
「そうなんだけど、なんだかこのまま終わらないような気がするんだ」
圭吾のそういう第6感って、結構当たるのよね。今は、スクリーンに私と圭吾の写真が投影されていて、皆がそれを眺めて思い出話に耽っているわ。サプライズがあるのなら、何が起こるのだろう?
「ここで新婦様のご友人から、お祝いのビデオ付きメッセージが届きましたので、スクリーンに映します」
私の友人? サークル仲間たち全員に、一週間後にパーティーを開催することを伝えているから、何も送ってこないはずだけど?
「妙だな。あいつらから、何も聞いていない」
「私もよ」
全員がスクリーンに視線を向けると、画面が切り替わり、そこは部屋の角なのか、右側に壁があり、1つの椅子が用意されているだけで、誰もいない。
「あ、もう始まってる! こういうの初めてだから、使い方が…あ、この声も入っているんだ! これで大丈夫だよね」
この声!?
画面に現れたのは、チャペルで見た半透明のお姉ちゃんだ。
「皆さん、初めまして。私は竜胆唯、11年前に亡くなった優奈の姉です。出席者の半分くらいは、私のこと覚えているよね」
会場全体が、一気に静かになった。
「言っておきますけど、CGでもないし、生成AIでもないからね。その証拠に…ほら」
お姉ちゃんがカメラを動かしたのか、そこに映し出されたのは私と圭吾、そこから出席者たちが映されていく。というか、この会場内にいるの! しかも、その位置って司会者から近い! 全員が司会者の男性の方を見ると、壁際に1台のカメラと1脚の椅子があるだけで、お姉ちゃんはいないけど、カメラだけが勝手に動いている。それを目の前で見ている司会者の男性は、身体を震わせながらも、その場から逃げないでいる。
「カメラの幾つかを干渉できるようにしたけど、皆は私を直接認識できないの。スマホとかで撮っても、スクリーン上の私も撮れないよ。ごめんね。とある理由で、ここに長時間いられないの」
お姉ちゃん、何もそこまでしなくてもいいんじゃあ? もしかして、誰かがこの披露宴をネットに晒す可能性を考えての配慮なの?
「本当に唯なの?」
「そうだよ、お母さん。やっと、家族と話せる。結婚式という場だけど、不穏な言葉を使うことを許してね。優奈、お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、先に死んじゃってごめんね。私ね、何も言えず死んじゃった事を、ずっと後悔していたの。今回、お許しが出たから、特別にここへ来られたんだよ」
私が苦しんでいたように、お姉ちゃんも先に死んでしまったことを悔いていたの?
「優奈を庇っての死だから、優奈自身が苦しんでいないか気になっていたけど、こんな素敵な旦那様を見つけたのだから、もう大丈夫だね。圭吾さん、優奈を宜しくお願いします」
敵わないな。私の気持ちも、お見通しなんだね。
圭吾は立ち上がり、スクリーンに映っているお姉ちゃんを見る。
「唯さん、私は優奈と幸せな家庭を築いてみせます。必ず! ただ…」
圭吾が、浮かない顔をしている。義母と父の病気のことを考えているのね。こういった場所だから、言うに言えないから、どう伝えるべきか悩んでいるんだわ。
「圭吾さん、その先は言わなくていいよ。今この時期に、私を地上へ下ろしてくれた神様に感謝します。実はね、私からプレゼントがあるの。そして、それはもう渡しているわ。どんなものかは、1ヶ月程でわかると思う。私は、家族全員に幸せになってほしい。今は、それだけ言っておくね」
どういうこと? もしかして、お父さんと義母の体調が良くなったのも…。
「あ…」
お姉ちゃん、突然前方を見たまま固まっているけど、実際の場所を見ても、そこには何もない。でも、お姉ちゃんの表情がどんどん悲しみに満ちていく。
「あはは…早いよ。もう…お別れの時間なの?」
え、お別れ!?
「優奈、ごめんね。色々干渉しちゃったせいで、もう帰らないといけないの」
「そんな! 会ったばかりなのに!」
私は慌てて立ち上がり、お姉ちゃんの映るスクリーンを見ると、お姉ちゃんも別れたくないのか、泣いているわ。
「帰らないといけない。でも、別れたくない…別れたくないよ。頭で理解できているのに、手が動いてくれない。そっか、このことを言ってたんだ。まだ、いっぱい話したい…でも…みんなに迷惑かけたくない…」
どういうこと? お姉ちゃんは、右手で何をしようとしているの? わからないけど、何かに葛藤しているのは確かだわ。ここでお別れしないと、後になって私たちに迷惑がかかるってこと?
お姉ちゃんともっとお話ししたいけど、困らせたくない。
私が気丈に振る舞えば、きっと笑顔になってくれる!
「お姉ちゃん!」
私は立ち上がって、スクリーン上のお姉ちゃんを見る。
「優奈?」
「私…私…お姉ちゃんの分まで幸せになる! ほら、あの頃と違って、こんなしっかり者になったの! だから…天国で見守っていて!」
お姉ちゃんは私を見て驚いたけど、泣きながら笑顔になってくれたわ。何かを察してくれたのか、圭吾も立ち上がってくれた。
「唯さん、私が彼女の支えとなり、彼女が私を支えてくれます。幸せな家庭を築きますので、未練なく天国へ戻ってください。そこから、私たちの一生を見守っていて下さい!」
あ、そうか。未練を残したままだと、天国に戻れない。そうなったら、地上を彷徨うことになる。だから、お姉ちゃんは……。
「うん…うん…優奈と圭吾さん、お似合いだ。2人なら、お父さんとお母さんを任せられる。優奈、圭吾さん、私の分まで幸せに生きてね」
お姉ちゃんの右手が動くと、身体が少しずつ薄くなっていく。
「唯!」
「お父さん、何も心配することはないよ」
「しかし…」
「大丈夫、1ヶ月もすれば、みんなの心配も消えるから。お母さんや圭吾さんのご両親と仲良くね。あと、煙草とお酒は控えめに」
「ああ、わかった。誓う、誓うから…」
お父さん、お姉ちゃんと別れたくないんだ。
それは、私もお母さんも同じ気持ちだよ。
でも…。
「あなた、胸を張って! 唯に心配かけないの!」
お母さんが大粒の涙を零しながら、お父さんの背中を叩く。
「あ…ああ、そうだな!」
「ふふ、いつものお父さんとお母さんだ……みんな、さようなら」
お姉ちゃんが……消えた。私は自分の立場を忘れて、撮影場所に行ったけど、そこには誰もいなかった。
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