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17話 墓参り *視点-竜胆優奈
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私と圭吾の結婚式、私たち家族だけでなく、親類たちにとって忘れられないものになった。皆、披露宴で起きた出来事を周囲に漏らすことはなく、会場関係者たちも口を噤んでくれた。1ヶ月経過した今でも、ネットとかにアップされていない。やっぱり、お姉ちゃんは私たちに迷惑が掛からないよう配慮してくれたのね。
そして、サプライズプレゼントは、あの披露宴での出来事だけじゃなかった。
結婚式から8日後、私の家にUSBフラッシュドライブが届いた。それも郵便ではなく、結婚式の司会を担当してくれた男性が直接持って来てくれた。
『実は…事前にお願いされていたんです。その時は半透明ではなく、普通の子供だったので引き受けたのですが……彼女との約束で、こちらに関しては厳重に管理しておいたのでご安心を。あと、私だけでなく、唯さんはカメラマンにも接触していました。今、彼は楽しみながら編集しているので、アルバムに関しては、しばらくお待ちください』
お姉ちゃんは、裏で色々と動いてくれていた。その中には、あの時の映像だけでなく、敷地内で撮った実体化したお姉ちゃんの写真が16枚も入っていたから驚いたわ。急いで母に伝えると、家の家宝にすると言い出すし、同じ病院に入院している父と義母のもとへ出向いて伝えると、義母がお姉ちゃんと結婚式前に会っていたことを明かしてくれた。
お見舞いの際、父と義母の体調が結婚式前よりも回復していたので、私も圭吾も驚きを隠せなかった。義母に至っては酸素吸入を必須としていて、意識混濁も時折あったのに、ここまで回復するものだろうかと疑問にすら思ったもの。
その答えは、4週間後に判明した。
父と義母を再検査してもらうと、全身に転移していた癌が前回の検査時よりも減少しており、私たち家族だけでなく、医者たちもこの結果に驚嘆していた。特に、義母の容態が回復することは、医学的にありえないことだとも言われたけど、私たちだけは、これがお姉ちゃんの言ってたサプライズプレゼントなんだと理解できた。
そして今、私と圭吾は母や義父と一緒に、御礼も兼ねて、お姉ちゃんの墓参りにやって来ている。お墓を綺麗に掃除し、花を新しくして、線香を手向け、4人でお祈りを済ませ立ち上がる。
「お姉ちゃん、どうやってあんな力を手に入れたのかな? 他の幽霊たちも同じ力を持っていたら、皆が病気で苦しむ肉親たちに力を振るうと思うんだけど?」
「こればかりは、本人に聞いてみないとわからない。ただ、これまでに重体の患者が、奇跡的に回復した症例に関しては、世界中で報告されているから、全てとは言わないけれど、そのうちのいくつかは、唯さんのような幽霊が絡んでいるのかもしれないね」
確かに、そういった事実はテレビとかで、時折紹介されているわ。圭吾の言うように、亡くなった人々が生きている人たちに力を与えているのかもしれないわね。
「まだ、お父さんも義母も完治したわけじゃないけど、もしかしたら私と圭吾の子供を2人に見せることができるかも」
「次の目標は、そこだね。まずは、俺が一人前の社会人として認めてもらわないとな」
私たちは大学2年生、まだまだ先のことだけど、2人には長生きしてほしい。
「イダダダダ」
圭吾がいきなり痛がりだしたので、そっちに顔を向けると、お母さんがお怒りモードで、彼のほっぺをつねっている。
「ちょっとお母さん、圭吾に何をやっているのよ!」
「あなたたち~、健康な私たちの存在を忘れてない?」
「そうだな」
「「あ…」」
お姉ちゃんのことばかり考えていたから、健康なお母さんと義父の存在をおろそかにしていたわ。
「勿論、僕たちに子供ができたら、真っ先にお知らせします!」
「当たり前でしょ!」「当たり前だろ!」
お姉ちゃんのおかげで、家の雰囲気が明るくなった。お父さんも義母も命を諦めていたけど、以前の元気な2人に戻りつつある。私たちは笑顔のまま、お姉ちゃんの墓参りを終え帰宅すると、丁度宅配便が来ていたので、荷物を受け取る。中身は結婚式で依頼しておいたアルバムとDVDが入っていて、私の家のリビングに移動して、圭吾さんと義父を加えた4人で微笑みながらアルバムに載っている写真を一枚一枚見ていくと、あるところで止まる。
「お…お姉ちゃん」
「唯ったら、こんなところでもサプライズしていたのね」
お母さんとお父さんたちの座るテーブルでの写真、そこには半透明なお姉ちゃんがお父さんの横にいて、カメラ目線でピースしている。まるで、生きているようだわ。お姉ちゃんは義父と義母の座るテーブルや祖父や祖母のいるテーブルでの写真にも映っていて、2枚とも笑顔でのVサインだった。そこからさらに進めていくと、お姉ちゃんは変なところに隠れながら、必ずカメラ目線で写っていたので、私たちは見落としがあるかもと思い、アルバムを何度も見返すことになった。そして、お姉ちゃんを見つける度に、私たちは笑い合う。
「父さん、一生の宝物だね」
「ああ、後で遙子にも見せてあげよう」
「お母さん、お父さんにも見せてあげようね」
あれ?
お母さんの方を見ると、何か考え込んでいるわ。
「ねえ、アルバムでこれだけ上手く映っているのだから、結婚式や披露宴の動画だと、色んなところに映り込んでいるんじゃないかしら?」
「「「あ」」」
ありえるわ。
お姉ちゃんは幽霊なんだから、動画だとどこから登場するのか予想できない。私たちはワクワクしながらDVDを起動させると、映像がテレビに映る。そこから、私たちはテレビに釘付けとなってしまう。
お姉ちゃんは、カメラマンとカメラだけを自分に干渉できる存在にしたようで、出席者たちが自分の姿を認識できないことをいいことに、テーブルクロスで覆われているテーブルの下、天井、スクリーン、床などから唐突に小さく登場する度に手を振り、カメラマンを驚かせていた。当初はカメラマンも驚いて、画面がビクッとしていたけど、お姉ちゃんが終始笑顔のおかげもあって、途中から安定して見れるようになった。そして、いつしか私たちも魅入られてしまい、お姉ちゃんが何処に隠れているのかを見つけ出すゲームを始めていた。一応、心霊映像になるんだけど、お姉ちゃんは常に笑顔で手を振ってくれているから、全然怖さを感じない。
お姉ちゃん、見てる?
私たちは、今幸福に満たされているよ。
全部、お姉ちゃんのおかげだよ。
ありがとう、お姉ちゃん。
そして、サプライズプレゼントは、あの披露宴での出来事だけじゃなかった。
結婚式から8日後、私の家にUSBフラッシュドライブが届いた。それも郵便ではなく、結婚式の司会を担当してくれた男性が直接持って来てくれた。
『実は…事前にお願いされていたんです。その時は半透明ではなく、普通の子供だったので引き受けたのですが……彼女との約束で、こちらに関しては厳重に管理しておいたのでご安心を。あと、私だけでなく、唯さんはカメラマンにも接触していました。今、彼は楽しみながら編集しているので、アルバムに関しては、しばらくお待ちください』
お姉ちゃんは、裏で色々と動いてくれていた。その中には、あの時の映像だけでなく、敷地内で撮った実体化したお姉ちゃんの写真が16枚も入っていたから驚いたわ。急いで母に伝えると、家の家宝にすると言い出すし、同じ病院に入院している父と義母のもとへ出向いて伝えると、義母がお姉ちゃんと結婚式前に会っていたことを明かしてくれた。
お見舞いの際、父と義母の体調が結婚式前よりも回復していたので、私も圭吾も驚きを隠せなかった。義母に至っては酸素吸入を必須としていて、意識混濁も時折あったのに、ここまで回復するものだろうかと疑問にすら思ったもの。
その答えは、4週間後に判明した。
父と義母を再検査してもらうと、全身に転移していた癌が前回の検査時よりも減少しており、私たち家族だけでなく、医者たちもこの結果に驚嘆していた。特に、義母の容態が回復することは、医学的にありえないことだとも言われたけど、私たちだけは、これがお姉ちゃんの言ってたサプライズプレゼントなんだと理解できた。
そして今、私と圭吾は母や義父と一緒に、御礼も兼ねて、お姉ちゃんの墓参りにやって来ている。お墓を綺麗に掃除し、花を新しくして、線香を手向け、4人でお祈りを済ませ立ち上がる。
「お姉ちゃん、どうやってあんな力を手に入れたのかな? 他の幽霊たちも同じ力を持っていたら、皆が病気で苦しむ肉親たちに力を振るうと思うんだけど?」
「こればかりは、本人に聞いてみないとわからない。ただ、これまでに重体の患者が、奇跡的に回復した症例に関しては、世界中で報告されているから、全てとは言わないけれど、そのうちのいくつかは、唯さんのような幽霊が絡んでいるのかもしれないね」
確かに、そういった事実はテレビとかで、時折紹介されているわ。圭吾の言うように、亡くなった人々が生きている人たちに力を与えているのかもしれないわね。
「まだ、お父さんも義母も完治したわけじゃないけど、もしかしたら私と圭吾の子供を2人に見せることができるかも」
「次の目標は、そこだね。まずは、俺が一人前の社会人として認めてもらわないとな」
私たちは大学2年生、まだまだ先のことだけど、2人には長生きしてほしい。
「イダダダダ」
圭吾がいきなり痛がりだしたので、そっちに顔を向けると、お母さんがお怒りモードで、彼のほっぺをつねっている。
「ちょっとお母さん、圭吾に何をやっているのよ!」
「あなたたち~、健康な私たちの存在を忘れてない?」
「そうだな」
「「あ…」」
お姉ちゃんのことばかり考えていたから、健康なお母さんと義父の存在をおろそかにしていたわ。
「勿論、僕たちに子供ができたら、真っ先にお知らせします!」
「当たり前でしょ!」「当たり前だろ!」
お姉ちゃんのおかげで、家の雰囲気が明るくなった。お父さんも義母も命を諦めていたけど、以前の元気な2人に戻りつつある。私たちは笑顔のまま、お姉ちゃんの墓参りを終え帰宅すると、丁度宅配便が来ていたので、荷物を受け取る。中身は結婚式で依頼しておいたアルバムとDVDが入っていて、私の家のリビングに移動して、圭吾さんと義父を加えた4人で微笑みながらアルバムに載っている写真を一枚一枚見ていくと、あるところで止まる。
「お…お姉ちゃん」
「唯ったら、こんなところでもサプライズしていたのね」
お母さんとお父さんたちの座るテーブルでの写真、そこには半透明なお姉ちゃんがお父さんの横にいて、カメラ目線でピースしている。まるで、生きているようだわ。お姉ちゃんは義父と義母の座るテーブルや祖父や祖母のいるテーブルでの写真にも映っていて、2枚とも笑顔でのVサインだった。そこからさらに進めていくと、お姉ちゃんは変なところに隠れながら、必ずカメラ目線で写っていたので、私たちは見落としがあるかもと思い、アルバムを何度も見返すことになった。そして、お姉ちゃんを見つける度に、私たちは笑い合う。
「父さん、一生の宝物だね」
「ああ、後で遙子にも見せてあげよう」
「お母さん、お父さんにも見せてあげようね」
あれ?
お母さんの方を見ると、何か考え込んでいるわ。
「ねえ、アルバムでこれだけ上手く映っているのだから、結婚式や披露宴の動画だと、色んなところに映り込んでいるんじゃないかしら?」
「「「あ」」」
ありえるわ。
お姉ちゃんは幽霊なんだから、動画だとどこから登場するのか予想できない。私たちはワクワクしながらDVDを起動させると、映像がテレビに映る。そこから、私たちはテレビに釘付けとなってしまう。
お姉ちゃんは、カメラマンとカメラだけを自分に干渉できる存在にしたようで、出席者たちが自分の姿を認識できないことをいいことに、テーブルクロスで覆われているテーブルの下、天井、スクリーン、床などから唐突に小さく登場する度に手を振り、カメラマンを驚かせていた。当初はカメラマンも驚いて、画面がビクッとしていたけど、お姉ちゃんが終始笑顔のおかげもあって、途中から安定して見れるようになった。そして、いつしか私たちも魅入られてしまい、お姉ちゃんが何処に隠れているのかを見つけ出すゲームを始めていた。一応、心霊映像になるんだけど、お姉ちゃんは常に笑顔で手を振ってくれているから、全然怖さを感じない。
お姉ちゃん、見てる?
私たちは、今幸福に満たされているよ。
全部、お姉ちゃんのおかげだよ。
ありがとう、お姉ちゃん。
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