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22話 大病を患いし王女と医療の神童
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私たちが病室に到着すると、ロイドさんが扉にノックする。
扉が開き、中から現れたのは、赤髪で20歳くらいの女性だ。
「ロイド様、セリーナ様……リオンはともかく、そちらの女の子は?」
女性は警戒した目で、私を睨む。
「エミリア。レイナに憑いていたストーカーは、ここにいるユイによって討伐されました。あの時に感知した奇妙な気配は、彼女のスキルによるものです」
セリーナ様からレイナさんの無事を聞いたせいか、女性は私に対する警戒心を薄めていく。
「そうだったのですね。レイナや他の方々に怪我は?」
「ありません。というか、霊視持ちがいなかったこともあり、騒動が起きていたことに、全員気づいていませんでした。ユイの持つ特殊スキルのおかげですね」
「ユイ、私はセリーナ様直属護衛のエミリア、レイナとは親友で、一時期彼女の護衛をしていたのよ」
話に出ていた護衛って、エミリアさんのことだったんだ。
「あなたが、ゴースト討伐特有のスキルを持っていてくれて助かったわ。一般的な魔法や魔道具を使っていれば、皆に認識されて、大騒動になっていたもの。レイナを救ってくれてありがとう。セリーナ様と歳も近そうだし、良い話し相手になってくれそうね」
「セリーナの話し相手? ということは、リオン以外のお友だちね」
エミリアさんの後方から現れたのは、12、3歳くらいの青髪の女の子だ。もしかして、彼女がアリステア様?
「私はアリステア・エヴァンティーヌ。ここに連れてきたということは、セリーナの事情も把握しているのかしら?」
「はい、さっき聞きました」
「ふふ、なるほど。それなら、私の話相手になり得るのか試させてもらうわ」
アリステア様、変な笑みを浮かべているけど、どういう意味?
○○○
病室に入ると、そこはホテルのスイートルームのような広さがあり、私たちはリビングに入り、私とリオンはソファーに座り、エミリアさんの用意してくれた飲み物を飲んで寛ぐ。ロイドさんは私とリオンの後方、アリステア様が私たちの対面に座り、その後方にエミリアさんが立つ。さっき、アリステア様の護衛とされる男性ルシウスさんがいたけど、入れ替わりで病室の外に出て、今は入口を護衛してくれている。
「みんな、お待たせ」
セリーナ様は幽体離脱を解除して、生身の人間として、この場に現れ、アリステア様の横に座る。
「セリーナ様、大丈夫なんですか?」
私は心配して、彼女に声をかける。見た感じ、身体は少し細いかなと思う程度で、何処にも異常はないように見える。こうやって2人を眺めると、私にはない気品や優雅さを感じる。貴族令嬢って、みんながこうなのかな?
「数時間なら問題ないわ。今日、ロイド様が私のもとを訪れて、新たな霊視持ちの貴方の存在を教えてくれたの。私の話し相手になってもらおうと近日中に会いに行こうと思っていたのだけど、手間が省けたわ。同じ霊視持ち同士、仲良くしましょうね」
ロイドさんが何故ここにいるのか不思議に思っていたけど、そういうことだったのか。私の事情を聞かれた場合、前世の件は明かさず、事故で魔法を使えなくなったことだけを話す手筈になっているから、私も気をつけて話していこう。
「セリーナがお友達と認めたから、次は私の番ね」
アリステア様が話し出すと、セリーナ様は何故かやれやれと言った感じの表情になる。そういえば、王女様を呼び捨てで呼んでいるってことは、2人は相当仲の良いお友達なのかな。
「アリステア。リオンの時もそうだったけど、その方法だと友達を作りにくいわよ。普通に、仲良くすればいいじゃない」
「これが私の主義。話の合わない人はいらない。疲れるだけよ」
リオンの時、どんな話し合いがあったの? ちらっと彼を見ると、苦笑いを浮かべている。私もアリステア様とお友達になりたいけど、何を求めているのかが問題だ。
「ユイ、貴方はセリーナの症状を聞いて、何を思った?」
そう言われても、私は医学知識もないから、専門的なことはわからない。症状を聞いただけで、治療方法はないのが現状。それだけしか聞いていないから、何か意見を言っても、アリステア様に興味を持ってもらえるとは思えない。少しでも関心を持って欲しいから、私も何か言わないと。
「まだ、情報が足りません。セリーナ様、病気になって以降、ステータスに何か変化はありましたか?」
もっと、私でも引っ掛かる情報が欲しい。
病気になったのなら、ステータス欄にも何らかの変化が起こると思う。
「ステータスに? そうね…備考欄に『ステータス異常』という記載があって、あとは魔力量の欄が105から『???』へ変化したくらいね」
ステーテス異常? なんか、不明瞭な記載だ。私の場合、『強奪』『記憶喪失』という名称が明確に表示されているから、セリーナ様の場合は『ガイア・シック症候群』かな?そもそも、なんで魔力量が『???』なの?
……もしかして……
「聞いたばかりなので確証や根拠もありませんけど、セリーナ様の病気って、身体が悪いのではなく、ステータスが悪いのでは?」
全員が、きょとんとして私を見る。
「だって、『ステータス異常』って抽象的過ぎますよ。何故、病名が記載されていないのか気になります。そもそも、魔力量の表示が『???』というのもおかしいです。そんな表示なら、セリーナ様自身が現在の魔力量を測れないはず」
「言われてみれば……でも、感覚的に今の魔力量は6000程とわかるわ」
6000って、私の6倍!?
「これは私の勝手な憶測ですけど、セリーナ様のステータスを示すシステムに異常が発生して、それが身体に異常を及ぼしているのでは? 身体に異常がないから、どれだけ研究しても、治療法が見つからないのではないかと」
直感的に感じたことを、そのまま言葉にしちゃったよ。だって、50年間、研究されているのに、完治させる治療法が発見されていないんだもん。アリステア様を見ると、すっごく険しい表情となっていて、何か考え込んでいる。
「それ……ありえるかも」
「え!? アリステア、本気で言っているの!」
「本気よ、セリーナ。神が作ったとされるステータスシステム、これって魔法陣や魔道具の魔道回路のようなものよ。神が作ったと言われているシステムだから、それが故障するなんて、今まで誰も考えたこともないわ」
「それは…まあ…疑うだけで不敬となり、教会に睨まれるわ。そもそも、ユイの仮説を、どうやって証明するのよ?」
「私の力では無理ね。神の声を聞けると言われている聖女様なら、あるいは。ロイド様は、どう思います?」
「本来、身体の健康が阻害されて、その異常がステータスに表示される。それが逆…その発想は、誰も考えていないでしょう。システムに異常があるのなら、学園にいる聖女様に頼るしかありませんね。ただ…教会上層部に問い合わせないといけませんが」
みんな、私の仮説について興味を持ってくれているけど、アリステア様の話し相手の件は合格ってことでいいのかな?
「ユイ、感謝するわ。全員が、その発想を抱いていなかったのだから。私的にはリオンのように、これまでの情報を補足するかのような意見を求めていたのだけど、あなたは全てを覆す程の面白い意見を言ってくれた」
え、それって認めてくれたってこと?
「ふふ、私のお友達としてぴったりよ! 私は研究者として生きているから、どうしてもお話もそっち関係になってしまいがちなの。私的には、私の話を真剣に聞いてくれつつ、世間知らずの私を補助してくれる人が欲しかったの。ユイ、私のお友達になってくれませんか?」
「は、はい! 勿論、喜んで!」
やった、私のお友達が一気に2人も増えた!
扉が開き、中から現れたのは、赤髪で20歳くらいの女性だ。
「ロイド様、セリーナ様……リオンはともかく、そちらの女の子は?」
女性は警戒した目で、私を睨む。
「エミリア。レイナに憑いていたストーカーは、ここにいるユイによって討伐されました。あの時に感知した奇妙な気配は、彼女のスキルによるものです」
セリーナ様からレイナさんの無事を聞いたせいか、女性は私に対する警戒心を薄めていく。
「そうだったのですね。レイナや他の方々に怪我は?」
「ありません。というか、霊視持ちがいなかったこともあり、騒動が起きていたことに、全員気づいていませんでした。ユイの持つ特殊スキルのおかげですね」
「ユイ、私はセリーナ様直属護衛のエミリア、レイナとは親友で、一時期彼女の護衛をしていたのよ」
話に出ていた護衛って、エミリアさんのことだったんだ。
「あなたが、ゴースト討伐特有のスキルを持っていてくれて助かったわ。一般的な魔法や魔道具を使っていれば、皆に認識されて、大騒動になっていたもの。レイナを救ってくれてありがとう。セリーナ様と歳も近そうだし、良い話し相手になってくれそうね」
「セリーナの話し相手? ということは、リオン以外のお友だちね」
エミリアさんの後方から現れたのは、12、3歳くらいの青髪の女の子だ。もしかして、彼女がアリステア様?
「私はアリステア・エヴァンティーヌ。ここに連れてきたということは、セリーナの事情も把握しているのかしら?」
「はい、さっき聞きました」
「ふふ、なるほど。それなら、私の話相手になり得るのか試させてもらうわ」
アリステア様、変な笑みを浮かべているけど、どういう意味?
○○○
病室に入ると、そこはホテルのスイートルームのような広さがあり、私たちはリビングに入り、私とリオンはソファーに座り、エミリアさんの用意してくれた飲み物を飲んで寛ぐ。ロイドさんは私とリオンの後方、アリステア様が私たちの対面に座り、その後方にエミリアさんが立つ。さっき、アリステア様の護衛とされる男性ルシウスさんがいたけど、入れ替わりで病室の外に出て、今は入口を護衛してくれている。
「みんな、お待たせ」
セリーナ様は幽体離脱を解除して、生身の人間として、この場に現れ、アリステア様の横に座る。
「セリーナ様、大丈夫なんですか?」
私は心配して、彼女に声をかける。見た感じ、身体は少し細いかなと思う程度で、何処にも異常はないように見える。こうやって2人を眺めると、私にはない気品や優雅さを感じる。貴族令嬢って、みんながこうなのかな?
「数時間なら問題ないわ。今日、ロイド様が私のもとを訪れて、新たな霊視持ちの貴方の存在を教えてくれたの。私の話し相手になってもらおうと近日中に会いに行こうと思っていたのだけど、手間が省けたわ。同じ霊視持ち同士、仲良くしましょうね」
ロイドさんが何故ここにいるのか不思議に思っていたけど、そういうことだったのか。私の事情を聞かれた場合、前世の件は明かさず、事故で魔法を使えなくなったことだけを話す手筈になっているから、私も気をつけて話していこう。
「セリーナがお友達と認めたから、次は私の番ね」
アリステア様が話し出すと、セリーナ様は何故かやれやれと言った感じの表情になる。そういえば、王女様を呼び捨てで呼んでいるってことは、2人は相当仲の良いお友達なのかな。
「アリステア。リオンの時もそうだったけど、その方法だと友達を作りにくいわよ。普通に、仲良くすればいいじゃない」
「これが私の主義。話の合わない人はいらない。疲れるだけよ」
リオンの時、どんな話し合いがあったの? ちらっと彼を見ると、苦笑いを浮かべている。私もアリステア様とお友達になりたいけど、何を求めているのかが問題だ。
「ユイ、貴方はセリーナの症状を聞いて、何を思った?」
そう言われても、私は医学知識もないから、専門的なことはわからない。症状を聞いただけで、治療方法はないのが現状。それだけしか聞いていないから、何か意見を言っても、アリステア様に興味を持ってもらえるとは思えない。少しでも関心を持って欲しいから、私も何か言わないと。
「まだ、情報が足りません。セリーナ様、病気になって以降、ステータスに何か変化はありましたか?」
もっと、私でも引っ掛かる情報が欲しい。
病気になったのなら、ステータス欄にも何らかの変化が起こると思う。
「ステータスに? そうね…備考欄に『ステータス異常』という記載があって、あとは魔力量の欄が105から『???』へ変化したくらいね」
ステーテス異常? なんか、不明瞭な記載だ。私の場合、『強奪』『記憶喪失』という名称が明確に表示されているから、セリーナ様の場合は『ガイア・シック症候群』かな?そもそも、なんで魔力量が『???』なの?
……もしかして……
「聞いたばかりなので確証や根拠もありませんけど、セリーナ様の病気って、身体が悪いのではなく、ステータスが悪いのでは?」
全員が、きょとんとして私を見る。
「だって、『ステータス異常』って抽象的過ぎますよ。何故、病名が記載されていないのか気になります。そもそも、魔力量の表示が『???』というのもおかしいです。そんな表示なら、セリーナ様自身が現在の魔力量を測れないはず」
「言われてみれば……でも、感覚的に今の魔力量は6000程とわかるわ」
6000って、私の6倍!?
「これは私の勝手な憶測ですけど、セリーナ様のステータスを示すシステムに異常が発生して、それが身体に異常を及ぼしているのでは? 身体に異常がないから、どれだけ研究しても、治療法が見つからないのではないかと」
直感的に感じたことを、そのまま言葉にしちゃったよ。だって、50年間、研究されているのに、完治させる治療法が発見されていないんだもん。アリステア様を見ると、すっごく険しい表情となっていて、何か考え込んでいる。
「それ……ありえるかも」
「え!? アリステア、本気で言っているの!」
「本気よ、セリーナ。神が作ったとされるステータスシステム、これって魔法陣や魔道具の魔道回路のようなものよ。神が作ったと言われているシステムだから、それが故障するなんて、今まで誰も考えたこともないわ」
「それは…まあ…疑うだけで不敬となり、教会に睨まれるわ。そもそも、ユイの仮説を、どうやって証明するのよ?」
「私の力では無理ね。神の声を聞けると言われている聖女様なら、あるいは。ロイド様は、どう思います?」
「本来、身体の健康が阻害されて、その異常がステータスに表示される。それが逆…その発想は、誰も考えていないでしょう。システムに異常があるのなら、学園にいる聖女様に頼るしかありませんね。ただ…教会上層部に問い合わせないといけませんが」
みんな、私の仮説について興味を持ってくれているけど、アリステア様の話し相手の件は合格ってことでいいのかな?
「ユイ、感謝するわ。全員が、その発想を抱いていなかったのだから。私的にはリオンのように、これまでの情報を補足するかのような意見を求めていたのだけど、あなたは全てを覆す程の面白い意見を言ってくれた」
え、それって認めてくれたってこと?
「ふふ、私のお友達としてぴったりよ! 私は研究者として生きているから、どうしてもお話もそっち関係になってしまいがちなの。私的には、私の話を真剣に聞いてくれつつ、世間知らずの私を補助してくれる人が欲しかったの。ユイ、私のお友達になってくれませんか?」
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やった、私のお友達が一気に2人も増えた!
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