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32話 隠された裏事情① *視点 ブライト
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「キッカケは、神童たちの出現だ。あの子たちが実績を上げる度に、エヴァンティーヌ家、ヴァンカース家、トルシーニ家の力が強くなっていき、貴族間に少なからず影響を与えていった」
まあ、それについてはわかるわ。医療、戦闘、魔道具、各分野の中でも、医療と魔道具の2つの功績は飛び抜けているもの。戦闘に関しても、ウィステリット嬢は強さを求めるあまり、意図なく未知なる新規スキルを7つも発見取得し、その取得方法もわかる範囲内で世間に開示され、冒険者や騎士たちの強さも底上げされたわ。
「彼女たちの功績を基に、高位貴族たちは新規事業を立ち上げ、次々と成功を収めていき、それに追随して、平民たちの暮らしも豊かになり、皆の笑顔が増えていった。今では民衆の誰もが、第一王子ユーグハルト様の婚約者は、3人の神童のうちの誰かと考えている」
まあ、正論ね。私的には、アリステア様が婚約者になってくれることを望むわ。身分的に問題ないし、社交性も高いし、人間性も良い。ウィステリット嬢は論外、王妃の器じゃない。もう1人の神童もアリステア様と同じくらい優秀と聞いているけど、面識がないからわからないのよね。
「この世間の考えと異なり、内部事情はかなり違う」
「どういうこと?」
「他の高位貴族たちが、王家側の想定した以上に力をつけてしまった。おまけに、どの貴族もユーグハルト様と歳の近い娘持ちで、王家にとってはどの娘を殿下の婚約者に選んでも、利がある。当然、高位貴族側もそれを理解しているから、現在多くが王家と繋がりを持ちたいと必死に娘たちに教育を施しているのが現状なのさ」
私もロイドもネルヘン樹海の件で、王都へは滅多に足を運ばないから、そういった事にはかなり疎い。王家が王子の婚約者として誰を選ぶのか、今大きな選択を迫られているわけね。
「はっきり言おう。王家が今の段階で誰を望んでも、奴らは不満を抱き、選ばれた婚約者に牙を向ける」
「いや、神童たちがいるでしょう?」
神童を選べば、誰もが納得するはずよ。
「これまでの功績だけを考慮すれば、選ばれても不思議ではない。だが、あまりにも他の令嬢とかけ離れている。重要視されるべきは王子妃になるための資質である以上、他の令嬢たちのことも考慮して見極めないといけない」
12歳前後であれだけの功績を上げる3人が、異常なのよね。何の功績もあげていない令嬢たちの中にも、優秀な子供は必ずいるはず。今決めるのは、時期尚早ってことね。
「今、神童を選んでしまうと、何らかの策略で家ごと没落させられるかもしれない」
ありえるわね。王家側も迂闊な判断で行動を起こすと、貴族からの信頼性を損ない、地盤が揺らぐことを恐れている。今は何も行動を起こさず、慎重に情報を集めて、タイミングを図っているところかしら。
「実績とかを度外視すれば、ハートニック公爵家のユリネア嬢が最有力候補になるわね」
「その通りだ。そして、お嬢様は既に何者かから被害を受けている」
「なんですって!」
高位貴族の誰かが、ハートニック公爵家に牙を向けたってこと?
「2ヶ月前、ハートニック公爵は休暇をとり、家族全員で別荘のある観光都市ラーシェンへ出向いた。そこには、私だけでなく、4名のメイドたちも同行している」
国内において、最も大きな湖に面している街のことね。清らかな自然もあり、魔物の生息数も少ないことから、観光名所として知られているわ。
「その時期だと、大規模な災害があったはずよね?」
「ああ。私たちは、それに巻き込まれた。あの日は夕暮れ時から酷い嵐となった。全員が寝静まった真夜中、突如轟音とも言える雷鳴が鳴り響き、激震が起きた」
状況から察するに、雷が邸に直撃したのね。雷は周囲の魔素を吸収することで、威力を増す性質を持つわ。あの辺りは、国内でも魔素濃度の低い街だから、そこまで威力も高くないけど、状況次第でいくらでも変化するわ。
「被害は?」
「全壊だ。全員が瓦礫の下敷きになったものの、ロベルト様たちや使用人たちも、護符を常備していたから軽傷で済んでいる。我々はスキル[身体強化]を行使することで、自力で這い上がり、互いの無事をすぐに確認できたが……ユリネア様の姿だけが見当たらなかった」
貴族たちは常に緊急時用の魔道具を各部屋に設置しているし、自身の身を守るための護符を携帯しているから、瓦礫に巻き込まれたとしても、[身代わり][衝撃緩和][物理障壁]などの効果で、短時間であれば、圧死することはありえない。
でも、公爵夫妻や使用人たちは、普段からある程度鍛えているから問題なくとも、成人していない11歳のユリネア嬢だけは別ね。スキルも発展途上の段階だから、自力で瓦礫を除去して這い上がるのは困難でしょう。
「暗闇、大雨、雷、暴風が我々の行手を邪魔し、お嬢様の捜索は難航を極めた」
「難航って、ユリネア嬢の部屋の位置くらい把握しているでしょ?」
「当然だ。だが、当時の我々は何故か手こずり、発見できたのは…発生から6時間後の早朝だ」
「はあ!?」
ユリネア様の近くにはメイドだって待機していたはず、どうして彼女の発見がそこまで遅れるのよ?
「夜が明ける手前で嵐が止み、雲の切れ間から光が差し込んだ時、1箇所だけ瓦礫の撤去されていない場所があった。そこは我々の目と鼻の先にあり、何故今まで撤去しなかったのか不思議に思いながらも、皆が必死になって慎重に瓦礫をどかしていくと……お嬢様はいた」
どう考えても、おかしいわね。
すぐ近くの瓦礫なんて、真っ先に撤去すべきものじゃないの。
「ユリネア様は酷い脱水症状を引き起こし、命の危機に陥っていたが……それ以上に、精神に大きな傷を負っていた」
「精神に?」
「我々を視認した瞬間、喜ぶどころか後退り、酷く怯えながら謝罪ばかりを繰り返していた」
ガイは怒りや悲しみの入り混じる表情になっているけど、ユリネア嬢の視点で物事を考えたら、命乞いする理由もわかるわ。自分は皆の目と鼻の先にいるのに、大雨、暴風、雷の轟音で、声が掻き消され、誰1人、自分の位置に気づいてくれない。護符で守られているとはいえ、その効果時間も限られている。効果が切れた瞬間、自分は瓦礫に押し潰されるという死の恐怖に囚われ続けていたのだから、その精神的負荷は計り知れない。
「このままでは危険と判断し、私は彼女を魔法で強引に眠らせ、街の病院へと入院させた。すぐに対応をとったことで一命を取り留めたものの、目覚めたお嬢様は、両親すら近づけさせない程の重度の人間不信に陥り、終始怯えた目で震えていた。2日経過しても、改善の余地が見られないため、ロベルト様とアレッサ様は、僅かな望みをかけて、お嬢様の親友アリエス嬢に助けを求めた」
そこで、ようやくユイが出てくるのね。
「アリエス嬢に事情を説明すると、お嬢様の当時着ていた衣服や使っていたバッグ類を見せてほしいと頼まれ、それらを見せてからお嬢様に会ってもらった。当初は若干の怯えこそあったものの、なんとか会話が成立したことで、アリエス嬢はお嬢様に当時の捜索状況を語ったのだが……」
ガイが何故か、話を中断させた。
「まさか、また錯乱したとか?」
「我々は、大切なことを見落としていた。アリエス嬢はそれを教えてくれたのさ。お嬢様には、[身代わり][衝撃緩和][物理障壁]3種の護符を常時持たせていたのだが、いつの間にかそこに……[認識阻害]が紛れ込んでいて、いずれかの護符が発動すると同時に、認識阻害が発動されるよう細工されていた」
【認識阻害】、所持者の存在感を希薄にさせることで、周囲から存在を認識されにくくなるわけだけど、あの状況で発動させるって……何者かの明確な悪意を感じるわね。
「アリエス嬢が証拠の護符を提示してくれたことで、我々は失っていたお嬢様との信頼関係を取り戻せた」
第三者の立場で考えているからこそ、違和感にすぐ気づけたのね。
ハートニック公爵家にとって、命の恩人に値するわ。
どうして、公爵はそんな女の子の力を強奪したのよ?
まあ、それについてはわかるわ。医療、戦闘、魔道具、各分野の中でも、医療と魔道具の2つの功績は飛び抜けているもの。戦闘に関しても、ウィステリット嬢は強さを求めるあまり、意図なく未知なる新規スキルを7つも発見取得し、その取得方法もわかる範囲内で世間に開示され、冒険者や騎士たちの強さも底上げされたわ。
「彼女たちの功績を基に、高位貴族たちは新規事業を立ち上げ、次々と成功を収めていき、それに追随して、平民たちの暮らしも豊かになり、皆の笑顔が増えていった。今では民衆の誰もが、第一王子ユーグハルト様の婚約者は、3人の神童のうちの誰かと考えている」
まあ、正論ね。私的には、アリステア様が婚約者になってくれることを望むわ。身分的に問題ないし、社交性も高いし、人間性も良い。ウィステリット嬢は論外、王妃の器じゃない。もう1人の神童もアリステア様と同じくらい優秀と聞いているけど、面識がないからわからないのよね。
「この世間の考えと異なり、内部事情はかなり違う」
「どういうこと?」
「他の高位貴族たちが、王家側の想定した以上に力をつけてしまった。おまけに、どの貴族もユーグハルト様と歳の近い娘持ちで、王家にとってはどの娘を殿下の婚約者に選んでも、利がある。当然、高位貴族側もそれを理解しているから、現在多くが王家と繋がりを持ちたいと必死に娘たちに教育を施しているのが現状なのさ」
私もロイドもネルヘン樹海の件で、王都へは滅多に足を運ばないから、そういった事にはかなり疎い。王家が王子の婚約者として誰を選ぶのか、今大きな選択を迫られているわけね。
「はっきり言おう。王家が今の段階で誰を望んでも、奴らは不満を抱き、選ばれた婚約者に牙を向ける」
「いや、神童たちがいるでしょう?」
神童を選べば、誰もが納得するはずよ。
「これまでの功績だけを考慮すれば、選ばれても不思議ではない。だが、あまりにも他の令嬢とかけ離れている。重要視されるべきは王子妃になるための資質である以上、他の令嬢たちのことも考慮して見極めないといけない」
12歳前後であれだけの功績を上げる3人が、異常なのよね。何の功績もあげていない令嬢たちの中にも、優秀な子供は必ずいるはず。今決めるのは、時期尚早ってことね。
「今、神童を選んでしまうと、何らかの策略で家ごと没落させられるかもしれない」
ありえるわね。王家側も迂闊な判断で行動を起こすと、貴族からの信頼性を損ない、地盤が揺らぐことを恐れている。今は何も行動を起こさず、慎重に情報を集めて、タイミングを図っているところかしら。
「実績とかを度外視すれば、ハートニック公爵家のユリネア嬢が最有力候補になるわね」
「その通りだ。そして、お嬢様は既に何者かから被害を受けている」
「なんですって!」
高位貴族の誰かが、ハートニック公爵家に牙を向けたってこと?
「2ヶ月前、ハートニック公爵は休暇をとり、家族全員で別荘のある観光都市ラーシェンへ出向いた。そこには、私だけでなく、4名のメイドたちも同行している」
国内において、最も大きな湖に面している街のことね。清らかな自然もあり、魔物の生息数も少ないことから、観光名所として知られているわ。
「その時期だと、大規模な災害があったはずよね?」
「ああ。私たちは、それに巻き込まれた。あの日は夕暮れ時から酷い嵐となった。全員が寝静まった真夜中、突如轟音とも言える雷鳴が鳴り響き、激震が起きた」
状況から察するに、雷が邸に直撃したのね。雷は周囲の魔素を吸収することで、威力を増す性質を持つわ。あの辺りは、国内でも魔素濃度の低い街だから、そこまで威力も高くないけど、状況次第でいくらでも変化するわ。
「被害は?」
「全壊だ。全員が瓦礫の下敷きになったものの、ロベルト様たちや使用人たちも、護符を常備していたから軽傷で済んでいる。我々はスキル[身体強化]を行使することで、自力で這い上がり、互いの無事をすぐに確認できたが……ユリネア様の姿だけが見当たらなかった」
貴族たちは常に緊急時用の魔道具を各部屋に設置しているし、自身の身を守るための護符を携帯しているから、瓦礫に巻き込まれたとしても、[身代わり][衝撃緩和][物理障壁]などの効果で、短時間であれば、圧死することはありえない。
でも、公爵夫妻や使用人たちは、普段からある程度鍛えているから問題なくとも、成人していない11歳のユリネア嬢だけは別ね。スキルも発展途上の段階だから、自力で瓦礫を除去して這い上がるのは困難でしょう。
「暗闇、大雨、雷、暴風が我々の行手を邪魔し、お嬢様の捜索は難航を極めた」
「難航って、ユリネア嬢の部屋の位置くらい把握しているでしょ?」
「当然だ。だが、当時の我々は何故か手こずり、発見できたのは…発生から6時間後の早朝だ」
「はあ!?」
ユリネア様の近くにはメイドだって待機していたはず、どうして彼女の発見がそこまで遅れるのよ?
「夜が明ける手前で嵐が止み、雲の切れ間から光が差し込んだ時、1箇所だけ瓦礫の撤去されていない場所があった。そこは我々の目と鼻の先にあり、何故今まで撤去しなかったのか不思議に思いながらも、皆が必死になって慎重に瓦礫をどかしていくと……お嬢様はいた」
どう考えても、おかしいわね。
すぐ近くの瓦礫なんて、真っ先に撤去すべきものじゃないの。
「ユリネア様は酷い脱水症状を引き起こし、命の危機に陥っていたが……それ以上に、精神に大きな傷を負っていた」
「精神に?」
「我々を視認した瞬間、喜ぶどころか後退り、酷く怯えながら謝罪ばかりを繰り返していた」
ガイは怒りや悲しみの入り混じる表情になっているけど、ユリネア嬢の視点で物事を考えたら、命乞いする理由もわかるわ。自分は皆の目と鼻の先にいるのに、大雨、暴風、雷の轟音で、声が掻き消され、誰1人、自分の位置に気づいてくれない。護符で守られているとはいえ、その効果時間も限られている。効果が切れた瞬間、自分は瓦礫に押し潰されるという死の恐怖に囚われ続けていたのだから、その精神的負荷は計り知れない。
「このままでは危険と判断し、私は彼女を魔法で強引に眠らせ、街の病院へと入院させた。すぐに対応をとったことで一命を取り留めたものの、目覚めたお嬢様は、両親すら近づけさせない程の重度の人間不信に陥り、終始怯えた目で震えていた。2日経過しても、改善の余地が見られないため、ロベルト様とアレッサ様は、僅かな望みをかけて、お嬢様の親友アリエス嬢に助けを求めた」
そこで、ようやくユイが出てくるのね。
「アリエス嬢に事情を説明すると、お嬢様の当時着ていた衣服や使っていたバッグ類を見せてほしいと頼まれ、それらを見せてからお嬢様に会ってもらった。当初は若干の怯えこそあったものの、なんとか会話が成立したことで、アリエス嬢はお嬢様に当時の捜索状況を語ったのだが……」
ガイが何故か、話を中断させた。
「まさか、また錯乱したとか?」
「我々は、大切なことを見落としていた。アリエス嬢はそれを教えてくれたのさ。お嬢様には、[身代わり][衝撃緩和][物理障壁]3種の護符を常時持たせていたのだが、いつの間にかそこに……[認識阻害]が紛れ込んでいて、いずれかの護符が発動すると同時に、認識阻害が発動されるよう細工されていた」
【認識阻害】、所持者の存在感を希薄にさせることで、周囲から存在を認識されにくくなるわけだけど、あの状況で発動させるって……何者かの明確な悪意を感じるわね。
「アリエス嬢が証拠の護符を提示してくれたことで、我々は失っていたお嬢様との信頼関係を取り戻せた」
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