64 / 103
先生がお花屋さん
素直
しおりを挟む
鉄のぶつかる音と、男たちの怒号が炎天下に響く。
剣を構え、汗を滴らせながら打ち合う騎士たちの様子を、オルガは日陰から眺めていた。
目を細めて、目当ての人物を探す。見つけたその瞬間、彼女の顔にぱっと驚きの色が浮かぶ。
「……へえ。けっこう、強いんだねぇ……」
普段とはまるで違う、荒々しくも俊敏な身のこなし。片っ端から騎士たちを薙ぎ倒すその姿に、思わず口が開いた。
と、その隣から、間の抜けた大声が飛んでくる。
「オルガちゃーん!!久しぶりー!癒し成分が枯渇して、干からびそうだったよー!」
手を振るのは、例によって軽薄な笑みの団長・ルーカス。その声に反応して、彼の隣にいた男も振り向いた。
真面目一徹な顔をこちらに向け、静かに眉をひそめる副団長・レオニダス。
「……団長、気持ち悪いです」
「え? 今のはレオニダスの気持ちを代弁したつもりだったんだけどなあ?」
じゃれ合う二人を見ながら、オルガはくすりと笑みをこぼした。
最近、ギルドで開いた「高ランク冒険者向けの薬草講座」が思いのほか反響を呼び、次々と講座の依頼が舞い込んでいる。国全体に広がる魔物の異変のせいで、誰もが警戒心を高めているせいかもしれない。
そのせいで、しばらく騎士団塔の畑に顔を出す暇もなかったのだ。
「二人がこうして外で剣を振ってるの、ちょっと新鮮ー。いつも執務室で、書類とにらめっこしてるとこしか見てなかったから」
「やっと色々片付いてきたからね! 魔物討伐も本格化するし、鈍った体を動かしておかないと、“名ばかり団長”になっちゃうでしょ?」
自信満々に笑うルーカスを、レオニダスはじっと無言で見下ろしている。
その様子に、今度はオルガがレオニダスの方へと目を向けた。
「レオニダスが剣を振ってるとこ、初めて見たかも。うちのソファーで本読んでるか、ルーカス怒ってるか、書類の山と格闘してる姿しか思い出せないもん」
その一言に、ルーカスが飛びつくように食いついた。
「えー? 本を読むなら騎士団の寮でもできるのにー? なんでわざわざオルガちゃんちで読んでるのー? ねぇねぇ、それ以外のこともしてないのー? もーいくじなしっ」
頭に拳骨が落ちたのは、言うまでもない。
ルーカスの頭を軽く殴って黙らせると、レオニダスは少しだけ表情を和らげ、オルガへと向き直った。
「……忙しさは落ち着いたのか? 例の講座、俺も気になっていたが、時間が取れずにいてな」
「うん、少しずつはね。今日は畑の様子を見がてら、ルーカスとレオニダスに講座の話もしようと思って来たんだよ」
オルガはにこりと笑って続ける。
「レオニダス、うちで植物図鑑読んでたし。せっかくだから、魔物討伐の足しになればいいなって」
その言葉に、レオニダスは一瞬まばたきをしたのち、わずかに目を伏せた。
「……感謝する」
「レオニダス、いつからこんなに素直になっちゃったの?」
「いやー、オルガちゃん限定じゃないかなぁ」
と、ルーカスは意外と真面目な顔で笑った。
陽光の中、騎士たちの掛け声と剣の音が、風に乗って遠くへ消えていく。
***
騎士団塔の執務室で、オルガが作成した講座資料を広げたまま、ルーカスとレオニダスが唸り声をあげた。
「へー! 知らなかったよ、ルルの実にこんな使い道があるなんて」
「ドラゴン討伐はなかなか大変ですからね。鱗が固くて剣がダメになるので、やり合ったあとは騎士団の経費が吹き飛ぶ。……ルルの実一つで、こんな効果があるとは思わなかった」
レオニダスの言葉に、オルガは「えへへ」と照れくさそうに笑う。
「んー、これはね、母さまと父さまが森を歩いてる時に、魔物と出くわした時の話を教えてくれたの。母さまたちも、はばさまとじじさまに教えてもらったって」
「なるほどね。代々受け継がれてきた知恵かぁ。種をつくる生成本もそうだって言ってたし、やっぱり植物系の家って、他と一味違うなぁ」
ルーカスが感心したようにうなずく。その横で、レオニダスがふと表情を曇らせ、口を開いた。
「……弱い魔物は寄ってこないとは言っていたが。もしかして、オルガの両親は高レベルの魔物と何度も遭遇していたのか? それも、オルガを連れてる時に?」
「うん、ドラゴンとも何回か会ったよ。父さまがサクッと倒してた。ルルの実がなかったらどうなってたかわかんないけどねぇー」
さらっと笑いながら、あり得ないことを言う娘。
その無邪気な顔を見て、ルーカスとレオニダスは同時に視線を交わした。
(……今、サラッと“ドラゴンを何度も倒した”って言わなかったか?)
(しかも子連れで冷静に?)
二人とも声には出さないが、心の声が聞こえるかのようだった。
オルガの両親、ただの花屋ではなかった。むしろ“あえて花屋をやっている何か”である可能性が高まっただけである。
「……君のお父上、実は騎士団より強い説あるんだけど」
「むしろ騎士団の方が教えを乞うべきかもしれませんね」
二人の呟きをよそに、オルガはのんびりと次の資料を取り出していた。
「あとね、トゲヌキ草ってのも便利なんだよー。魔物の毒棘を溶かしてくれるの。母さまがぶっ刺されたときに役立ってたー」
再び走る寒気を、ルーカスとレオニダスはただ黙って見守るしかなかった。
日が傾きはじめた頃、講座の話を終えたオルガは、騎士団塔の前でレオニダスと並んで歩き出した。
塔の門をくぐり、外に出たところで、彼がふいに立ち止まった。すると、その傍に、いつの間にか一頭の馬が引かれてきていた。
「……送る。乗れ」
「え、馬? ほんとに? 徒歩じゃなくて?」
「この時間、街道は人通りも少ない。あまり遅くなるな」
それだけ言って、彼はオルガの手から抱えていた資料を取り、自分の鞍袋に入れてしまった。
「そっかー、じゃあお言葉に甘えて!」
オルガはひょいっと軽やかに鞍にまたがった。ほんの少し体が揺れて、「おっとっと」と声を上げた瞬間、後ろからレオニダスが支えるように乗ってくる。
「わっ、近っ……!」
「動く。掴まれ」
言葉通り、馬が静かに歩き出した。ひづめの音が、夕方の石畳に響いていく。
背後から伝わるレオニダスの体温と、手綱を握る腕が、自分を囲うように差し出されていることに、オルガは内心少しだけそわそわした。
(うわー……なんか距離、近いなあ……)
そのとき、不意に耳元で彼の声が落ちてきた。
「最近……あまり顔を見なかった」
「え?」
「講座で忙しかったんだろうが、……少し気になっていた」
オルガは目を丸くし、そしてふっと笑った。
「もしかして寂しかった?」
「……少しな」
即答だった。
その正直すぎる言葉に、思わず吹き出してしまう。
「じゃあ今度、うちの庭でお茶でもどう? 新しく育てた甘い葉っぱ、味見してほしいんだよねー」
「ああ。行く」
「ふふっ、ほんとに今日のレオニダスは素直だね」
「俺はいつも素直だが?」
そう言いながら、彼の腕がそっと手綱を引いて、オルガの体がより安定するように支えられる。
夕暮れの風が心地よく吹き抜け、騎士団塔が遠ざかっていく。
オルガの頬に当たる風は、どこか甘くてやわらかかった。
剣を構え、汗を滴らせながら打ち合う騎士たちの様子を、オルガは日陰から眺めていた。
目を細めて、目当ての人物を探す。見つけたその瞬間、彼女の顔にぱっと驚きの色が浮かぶ。
「……へえ。けっこう、強いんだねぇ……」
普段とはまるで違う、荒々しくも俊敏な身のこなし。片っ端から騎士たちを薙ぎ倒すその姿に、思わず口が開いた。
と、その隣から、間の抜けた大声が飛んでくる。
「オルガちゃーん!!久しぶりー!癒し成分が枯渇して、干からびそうだったよー!」
手を振るのは、例によって軽薄な笑みの団長・ルーカス。その声に反応して、彼の隣にいた男も振り向いた。
真面目一徹な顔をこちらに向け、静かに眉をひそめる副団長・レオニダス。
「……団長、気持ち悪いです」
「え? 今のはレオニダスの気持ちを代弁したつもりだったんだけどなあ?」
じゃれ合う二人を見ながら、オルガはくすりと笑みをこぼした。
最近、ギルドで開いた「高ランク冒険者向けの薬草講座」が思いのほか反響を呼び、次々と講座の依頼が舞い込んでいる。国全体に広がる魔物の異変のせいで、誰もが警戒心を高めているせいかもしれない。
そのせいで、しばらく騎士団塔の畑に顔を出す暇もなかったのだ。
「二人がこうして外で剣を振ってるの、ちょっと新鮮ー。いつも執務室で、書類とにらめっこしてるとこしか見てなかったから」
「やっと色々片付いてきたからね! 魔物討伐も本格化するし、鈍った体を動かしておかないと、“名ばかり団長”になっちゃうでしょ?」
自信満々に笑うルーカスを、レオニダスはじっと無言で見下ろしている。
その様子に、今度はオルガがレオニダスの方へと目を向けた。
「レオニダスが剣を振ってるとこ、初めて見たかも。うちのソファーで本読んでるか、ルーカス怒ってるか、書類の山と格闘してる姿しか思い出せないもん」
その一言に、ルーカスが飛びつくように食いついた。
「えー? 本を読むなら騎士団の寮でもできるのにー? なんでわざわざオルガちゃんちで読んでるのー? ねぇねぇ、それ以外のこともしてないのー? もーいくじなしっ」
頭に拳骨が落ちたのは、言うまでもない。
ルーカスの頭を軽く殴って黙らせると、レオニダスは少しだけ表情を和らげ、オルガへと向き直った。
「……忙しさは落ち着いたのか? 例の講座、俺も気になっていたが、時間が取れずにいてな」
「うん、少しずつはね。今日は畑の様子を見がてら、ルーカスとレオニダスに講座の話もしようと思って来たんだよ」
オルガはにこりと笑って続ける。
「レオニダス、うちで植物図鑑読んでたし。せっかくだから、魔物討伐の足しになればいいなって」
その言葉に、レオニダスは一瞬まばたきをしたのち、わずかに目を伏せた。
「……感謝する」
「レオニダス、いつからこんなに素直になっちゃったの?」
「いやー、オルガちゃん限定じゃないかなぁ」
と、ルーカスは意外と真面目な顔で笑った。
陽光の中、騎士たちの掛け声と剣の音が、風に乗って遠くへ消えていく。
***
騎士団塔の執務室で、オルガが作成した講座資料を広げたまま、ルーカスとレオニダスが唸り声をあげた。
「へー! 知らなかったよ、ルルの実にこんな使い道があるなんて」
「ドラゴン討伐はなかなか大変ですからね。鱗が固くて剣がダメになるので、やり合ったあとは騎士団の経費が吹き飛ぶ。……ルルの実一つで、こんな効果があるとは思わなかった」
レオニダスの言葉に、オルガは「えへへ」と照れくさそうに笑う。
「んー、これはね、母さまと父さまが森を歩いてる時に、魔物と出くわした時の話を教えてくれたの。母さまたちも、はばさまとじじさまに教えてもらったって」
「なるほどね。代々受け継がれてきた知恵かぁ。種をつくる生成本もそうだって言ってたし、やっぱり植物系の家って、他と一味違うなぁ」
ルーカスが感心したようにうなずく。その横で、レオニダスがふと表情を曇らせ、口を開いた。
「……弱い魔物は寄ってこないとは言っていたが。もしかして、オルガの両親は高レベルの魔物と何度も遭遇していたのか? それも、オルガを連れてる時に?」
「うん、ドラゴンとも何回か会ったよ。父さまがサクッと倒してた。ルルの実がなかったらどうなってたかわかんないけどねぇー」
さらっと笑いながら、あり得ないことを言う娘。
その無邪気な顔を見て、ルーカスとレオニダスは同時に視線を交わした。
(……今、サラッと“ドラゴンを何度も倒した”って言わなかったか?)
(しかも子連れで冷静に?)
二人とも声には出さないが、心の声が聞こえるかのようだった。
オルガの両親、ただの花屋ではなかった。むしろ“あえて花屋をやっている何か”である可能性が高まっただけである。
「……君のお父上、実は騎士団より強い説あるんだけど」
「むしろ騎士団の方が教えを乞うべきかもしれませんね」
二人の呟きをよそに、オルガはのんびりと次の資料を取り出していた。
「あとね、トゲヌキ草ってのも便利なんだよー。魔物の毒棘を溶かしてくれるの。母さまがぶっ刺されたときに役立ってたー」
再び走る寒気を、ルーカスとレオニダスはただ黙って見守るしかなかった。
日が傾きはじめた頃、講座の話を終えたオルガは、騎士団塔の前でレオニダスと並んで歩き出した。
塔の門をくぐり、外に出たところで、彼がふいに立ち止まった。すると、その傍に、いつの間にか一頭の馬が引かれてきていた。
「……送る。乗れ」
「え、馬? ほんとに? 徒歩じゃなくて?」
「この時間、街道は人通りも少ない。あまり遅くなるな」
それだけ言って、彼はオルガの手から抱えていた資料を取り、自分の鞍袋に入れてしまった。
「そっかー、じゃあお言葉に甘えて!」
オルガはひょいっと軽やかに鞍にまたがった。ほんの少し体が揺れて、「おっとっと」と声を上げた瞬間、後ろからレオニダスが支えるように乗ってくる。
「わっ、近っ……!」
「動く。掴まれ」
言葉通り、馬が静かに歩き出した。ひづめの音が、夕方の石畳に響いていく。
背後から伝わるレオニダスの体温と、手綱を握る腕が、自分を囲うように差し出されていることに、オルガは内心少しだけそわそわした。
(うわー……なんか距離、近いなあ……)
そのとき、不意に耳元で彼の声が落ちてきた。
「最近……あまり顔を見なかった」
「え?」
「講座で忙しかったんだろうが、……少し気になっていた」
オルガは目を丸くし、そしてふっと笑った。
「もしかして寂しかった?」
「……少しな」
即答だった。
その正直すぎる言葉に、思わず吹き出してしまう。
「じゃあ今度、うちの庭でお茶でもどう? 新しく育てた甘い葉っぱ、味見してほしいんだよねー」
「ああ。行く」
「ふふっ、ほんとに今日のレオニダスは素直だね」
「俺はいつも素直だが?」
そう言いながら、彼の腕がそっと手綱を引いて、オルガの体がより安定するように支えられる。
夕暮れの風が心地よく吹き抜け、騎士団塔が遠ざかっていく。
オルガの頬に当たる風は、どこか甘くてやわらかかった。
7
あなたにおすすめの小説
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
魔法使いとして頑張りますわ!
まるねこ
恋愛
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
モブで可哀相? いえ、幸せです!
みけの
ファンタジー
私のお姉さんは“恋愛ゲームのヒロイン”で、私はゲームの中で“モブ”だそうだ。
“あんたはモブで可哀相”。
お姉さんはそう、思ってくれているけど……私、可哀相なの?
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる