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第二章
23 side葉
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ーー薫が那と共に話していた頃
我が主人は今、猛烈に落ち込んでいる。理由は三日前のことだ。
私が薫様の部屋に行き、ノックをすると返事がない。不思議に思い、失礼とは分かっていながらも心配になりお部屋に入る。すると、机の上に薫様が書いたと思われる手紙が置いてあった。朝に獣人国の知り合いに書くと言ったいたので、その手紙だろうとは思われる。
しかし、私はお部屋をぐるりと見渡して、何か違和感を感じることに気づく。なんだろうと思って注意深く見ると、シーツがやけに乱れていることに気づく。薫様は真面目な方なので、いつも綺麗に整えていらっしゃるのに。そして私はベッドに金属製の鎖でつけたような傷がついているのを見つける。おかしい。このベッドは昨日悠様と薫様が買いに行ったもので、私が昨日お部屋に運んだ時には、傷なんてなかったはずだ。
「一体何があったんだ?」
急に私の心の中の不安が渦巻いてゆく。薫様に何かあったらどうしよう。彼と出会ってからまだ一ヶ月ほどしか経ってないのに、もうこんなに大切な人になっていることに驚きつつ、まだ何か手がかりがないかを探す。
「これは……!?」
思っていたよりもまずいことになってしまったかもしれない。私が見つけた銀髪。それを持っている方は王宮には二人しかいない。那様と、その母。どちらも獣人を憎んでいることで知られている。匂いを確かめると、微かに那様のつけている香水の香りがする。私は急いで悠様の元へと向かった。
我が主人は今、猛烈に落ち込んでいる。理由は三日前のことだ。
私が薫様の部屋に行き、ノックをすると返事がない。不思議に思い、失礼とは分かっていながらも心配になりお部屋に入る。すると、机の上に薫様が書いたと思われる手紙が置いてあった。朝に獣人国の知り合いに書くと言ったいたので、その手紙だろうとは思われる。
しかし、私はお部屋をぐるりと見渡して、何か違和感を感じることに気づく。なんだろうと思って注意深く見ると、シーツがやけに乱れていることに気づく。薫様は真面目な方なので、いつも綺麗に整えていらっしゃるのに。そして私はベッドに金属製の鎖でつけたような傷がついているのを見つける。おかしい。このベッドは昨日悠様と薫様が買いに行ったもので、私が昨日お部屋に運んだ時には、傷なんてなかったはずだ。
「一体何があったんだ?」
急に私の心の中の不安が渦巻いてゆく。薫様に何かあったらどうしよう。彼と出会ってからまだ一ヶ月ほどしか経ってないのに、もうこんなに大切な人になっていることに驚きつつ、まだ何か手がかりがないかを探す。
「これは……!?」
思っていたよりもまずいことになってしまったかもしれない。私が見つけた銀髪。それを持っている方は王宮には二人しかいない。那様と、その母。どちらも獣人を憎んでいることで知られている。匂いを確かめると、微かに那様のつけている香水の香りがする。私は急いで悠様の元へと向かった。
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