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第三章
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「さて、母上の元へ行くか」
そうだね、と頷いて椅子から立ち上がり、僕たちは再び王宮の長い長い廊下を歩き始める。
「薫、確認なんだが、本当に母上の趣味に付き合うのは嫌じゃないか?」
やっぱり悠は優しい。僕の気持ちをいつも考えてくれて、確認してくれる。そんなところも素敵だなぁ。
「全く! 悠はどう思ってるの?」
「正直に言うと、薫が嫌じゃなかったら見てみたいと思ってる……」
照れたような悠の言葉に、元々嫌ではなかったけど、俄然やる気が出てくる。
「めちゃくちゃ嬉しい! よし、頑張るぞ!」
気合を入れる僕に、楽しみにしてる、と悠が言ってくれて喜んでいると、あっという間に目的地に着いた。
「あれ? 何か張り紙がしてあるぞ」
部屋の前には誰もいなくて、ドアの一枚の紙が貼ってある。
ーー悠と薫ちゃんへ。荷物が多くなってしまったので、この場所へ来てね!
その下には地図が書いてある。そんなに大掛かりなことをするのかな? 僕に似合わなかったら申し訳ないな。
ちょっとネガティブな思考をしてしまったけど、悠が見てみたいと言ってくれたから、と自分を励ます。
「この場所なら知ってるぞ。行こう」
部屋からさほど遠くない場所に、大きな建物が王宮の敷地内にある。やっぱり人間国の王宮は広いな。
そうだね、と頷いて椅子から立ち上がり、僕たちは再び王宮の長い長い廊下を歩き始める。
「薫、確認なんだが、本当に母上の趣味に付き合うのは嫌じゃないか?」
やっぱり悠は優しい。僕の気持ちをいつも考えてくれて、確認してくれる。そんなところも素敵だなぁ。
「全く! 悠はどう思ってるの?」
「正直に言うと、薫が嫌じゃなかったら見てみたいと思ってる……」
照れたような悠の言葉に、元々嫌ではなかったけど、俄然やる気が出てくる。
「めちゃくちゃ嬉しい! よし、頑張るぞ!」
気合を入れる僕に、楽しみにしてる、と悠が言ってくれて喜んでいると、あっという間に目的地に着いた。
「あれ? 何か張り紙がしてあるぞ」
部屋の前には誰もいなくて、ドアの一枚の紙が貼ってある。
ーー悠と薫ちゃんへ。荷物が多くなってしまったので、この場所へ来てね!
その下には地図が書いてある。そんなに大掛かりなことをするのかな? 僕に似合わなかったら申し訳ないな。
ちょっとネガティブな思考をしてしまったけど、悠が見てみたいと言ってくれたから、と自分を励ます。
「この場所なら知ってるぞ。行こう」
部屋からさほど遠くない場所に、大きな建物が王宮の敷地内にある。やっぱり人間国の王宮は広いな。
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