異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜

トンコツマンビックボディ

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第24話 魔導具と前世の宿敵 後編

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「なあ、京子。アンタは確か海外に住んでただろ?どんな経緯で死んだんだい?」
「ちょ!カスミ!あんたはいくら何でもド直球すぎるわよ!言い方!」

カスミの直球過ぎる質問に流石のアスナも気まずそうに京子を見たが京子自身は全く気にせず質問を返す

「あれは6年前。あの時、アタシは旦那と友人の結婚祝いのパーティーをやってたんだ。その祝いの最中に2人組の強盗が侵入してきて、強盗が友人に向かって拳銃を打とうとしたんだよ。アタシは友人を守るために盾になって拳銃に撃たれた」
「拳銃でって!射殺されたんですか?京子さんは!」

京子は笑いながらワタルの質問を否定した

「「生憎、アタシは大人しくやられるタチじゃないんでね。その強盗どもの首根っこをチョークスリーパーで決めながら、30階のマンションから強盗を道連れに心中してやったのさ」
「30階のマンションから心中って・・・無茶苦茶ね」
「やるねぇ。死なば諸共ってところに感心したよ」
「カスミさんは、何で感心してるんですか?」

それから、少しの雑談の後、京子がスーツの内ポケットから名刺を取り出してカスミに渡した

「そうだ。お前に名刺を渡しとくよ。そこにアタシ個人の連絡先が書いてあるから」
「なになに?『冒険者ギルド ミスティ支部 ギルドマスター:キョウコ・カンドリ』ね。そういえばアンタの固有スキルは何なんだい?」
「アタシのか?アタシの固有スキルは『変身メタモルフォーゼさ。ガキの頃からルパン3世が好きで特に『変装』に強い憧れがあったからね。死んだ後、天国らしき所に居た神様を名乗る怪しげなおっさんから、転生後の容姿と固有スキルの設定を聞かれたんだ。でも、その最中に若い女がやって来たんだ。そしたら急に痴話喧嘩を始めてね。アタシは巻き込まれたくないから、その場を離れたんだ。するとちょうどそこに神様の奥さんらしき人が神様を探してて、アタシは素直に教えたら、奥さんが鬼の形相で神様の居る所まで猛ダッシュして神様にめがけて、フライングクロスチョップを食らわせてたよ」
「神様が不倫って・・・・天国?も世の末ね」

キョウコは新しく煙草を取り出して煙草を吸って大きくため息をついた

「その後が大変だったよ。神様が奥さんと間女にフクロにされて、今度は奥さんと間女のキャットファイトが勃発して、成り行きでレフリーをやらされてね。なぜか、その後、3人でお茶することになって雑談してる最中にアタシだけがこの世界に飛ばされたみたいなんだ」
「飛ばされたって・・・それで、容姿や固有スキルの設定はどうなったのよ?」

キョウコはその質問を聞かれて首を傾げて煙草を吸いため息を吐く

「そこなんだよなぁ。設定しようとしたら、あのいざこざに巻き込まれたからな。いつの間にか誰かが設定したみたいなんだ。しかも、固有スキルが『変装』が『変身メタモルフォーゼ』に変えらて容姿もこんな感じになってたのさ。まあ、容姿は美人になったのは良しとしてるんだが・・・『変身』ってなぁ・・・一応、便利だけどさ・・・アタシはルパンみたいな『変装』スキルが欲しかったんだ」
「その『変身』スキルは何にでも変身出来るんでしょ?初めて会った時、何で大男に変身してたの?」
「それはカスミを試したのさ。長い事、会ってなかったし転生後の強さと洞察力をね。ところでカスミの固有スキルは何?」
「私の固有スキルは『スーパーマーケット召喚』と・・・あとなんだっけ?」

カスミは自分のステータスをキョウコに見せた
キョウコはクッキーを頬張りながら、固有スキルの覧を見るとスキルが5つあるに驚き食べていたクッキーを喉に詰まらせて慌てて紅茶を飲み干す

「なんだよコレ?スキルが5個(2個は未定)ってどう言う事だ?何でお前が優遇されてるんだ?」
「知らないよ。神様の代理の『ルナ』って娘が設定から全部やったみたいなんだ」
「ええっ!ル、ルナのヤツ!」

『ルナ』と聞いてワタルが急に声を荒げながら立ち上がる

「ワタル!いきなりな変な声出さないでよ!びっくりするでしょ!」
「ご、ごめん」
「・・・・そろそろ帰るよ。またね。キョウコ」
「お邪魔しました~」
「ああ。またな!おっと、言い忘れてた。カスミ!」

帰ろうとしたカスミをキョウコが呼び止めた

「もしも今後、『レガイア王国』に行く事があれば『コロッセオ』に行け!そこに行けばお前の『相棒』がいるぞ!」
「なんだって!あいつもこっちに転生されたかい!?」

相棒が転生されたと聞き、カスミの目の色が変わった

「いいねぇ!あいつも!楽しくなって来た!」

カスミは自分の『相棒』と言われる人物が転生されたと聞いた途端、目を血走り意気揚揚となりながらギルドを後にする
そして、帰りの道中、カスミとアスナは雑談していたがワタルはずっと沈黙していた

「ちょっと、ワタル!さっきからずっと黙り込んでいるけど!?『ルナ』って聞いてからおかしいわよ?」

アスナが話しかけてもワタルは気づく気配が見えないでいる
何度話しかけても反応がない為、遂に業を煮やしたアスナがワタルにコブラツイストをかける

「ワータールくーん!無視しないでくださるぅ!質問に答えてくださいましぃ!」
「ぐぇぇ!ギブ!ギブ!」
「なら答えなさいよ!『ルナ』って娘を知ってるみたいだけど、何か関係があるんでしょ?」
「そ、それは・・・」
「やめな!そうやって無理に聞くもんじゃあないよ。誰にだって言いたくない事はあるだろ?・・・なっ?ワタル?」

カスミに宥められてアスナは技を解く

「ふぅ・・・その、ごめん。今は答えることができないんだ」
「はいはい、わかったわよ。私の方こそごめんね。ついカッとなっちゃった」
「・・・さて、ちょっと早いけど夕飯の買い出しに行くよ」

➖ミスティ入口➖

「ここに来るのも久しぶりにね。まずはロメロのお墓に行かなくちゃね」

ミスティに1人の男?が訪れて来た

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