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第23話 魔導具と前世の宿敵 前編
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カスミ達は先日の報酬をもらう為にギルドに行き、そのままギルドマスター室に呼び出されていた
「相変わらずですけど、この部屋に来ると緊張しますね?ここのギルドマスターって強面だから」
「緊張するってここに来るのはまだ2回目でしょ?それゃまあ、強面なのは認めるけどね」
「アンタ達は騙されてるよ。あのギルドマスターの姿はニセモノさね」
「それってどういうことよ?」
ガチャ
カスミは何かに気がついている様だがワタル達に話さず無言でギルドマスターを待っていると扉が開き1人の女性が入って来る
「遅くなって悪い待たせたね」
「えっ?誰よこの人?」
「このギルドにこんな美人なお姉さんって居ましたか?」
部屋に入ってきた女性は、目が釣り上がっていて緑色の髪をしたショートカットのキャリアウーマンといった感じの女性であった
「美人と言ってくれてありがとう。お世辞でも嬉しいよ」
「それで今回は何の様なんだい?『京子』」
「『京子』?カスミさん、この人の事を知っているんですか?」
カスミは『京子』と呼んだ女性をじっとにらみ続けた
「最初に会って握手した時に気づいたんだよ。アンタの手の握り方がある人物とそっくりなんでね。前世の私つまり女子プロレスラー『レオ宍戸』だった頃、よく試合をした相手『神取京子』の握り方に似てるのさ。京子、アンタは握手する時にいつも親指と人差し指だけに必要以上に、力を入れる癖があったからね。そして!!」
カスミが突然、立ち上がって、京子に向かって走り出して掴みかかろうとすると京子もそれに対して両手を広げて待ち構える
「ちょっとカスミさん!何やってるんですか!?いきなり京子さんに喧嘩を挑むなんて!やめ・・」
ガシッ!
激しい衝撃音とともに、2人ががっちりと組み合った
「これは!ロックアップね!カスミはロックアップする事で相手を確かめようとしたんだわ!」
カスミと京子は、力強く組み合いながらにらみ続けて次第に笑い出した
「相変わらず、お前はやることが荒っぽいね!カスミ!いや、『レオ宍戸』!」
「アンタは転生しても力加減出来てない様だね!『バイソン神取』!」
「『バイソン神取』ですって!あの《b》『4.・4 東京ドーム 無差別級タイトルマッチ』《/b》でカスミと激しい試合をやった宿敵の『バイソン神取』ね!」
「今更だけど、前世のカスミさんはどんな容姿だったのな?」
ワタルは今更と思いながらスマホで前世のカスミ、つまり女子プロレスラー時代の『宍戸香澄』こと『レオ宍戸』を検索するのであった
「・・・レオ宍戸・・レオ宍戸っと、あっ!あった!・・・ぷぉぉ!」
レオ宍戸を検索して前世のカスミの画像を見たワタルが思わず吹き出す姿を見てアスナがニヤニヤしている
「うっ!これは凄い・・・!前世のカスミさんはイカつい顔(と言ってもペイントしてるけど)にガッチリとしたレスラーらしい姿だね。髪型が金髪のオールバックがメスライオンみたいだ」
「びっくりした?転生後のカスミの容姿とは180度も違うから、ねえワタル、『バイソン神取』を検索してみてよ。見たら、絶対笑うから(笑)」
アスナに言われて『バイソン神取』を検索して画像を見た途端、さっきよりも激しく吹き出し大爆笑するのであった
「バイソン神取はっと・・・!!!くくくっ!だはははは!何コレ!か、顔がババ、バッファローマンそっくりじゃん!目に縦線メイクでアフロって完全に狙ってる!ツノがないのが残念だけど」
「でしょ!しかも試合前の入場の時には黒いフードを着て入場するのよ!明らかに寝るやってるわよね!そこら辺を考えるとカスミがキン肉マンじゃない?それなんだけど・・・」
2人が爆笑しながら前世のカスミ達の話をしている最中に背後からカスミと京子が腕組みをしながらワタル達を睨んでいる
「アンタ達!何、人の容姿を見て笑っているんだ!失礼だろ!」
「い、いや、あのですね!あの容姿のギャップを見たら誰でも・・・」
「アタシがバッファローマンなのが、そんなに面白いのか?ならお前たちにハリケーンミキサーを食らわせないとね!」
「ちょっと落ち着いてよ!これは、そう!ちょっとしたギャグよ!って何気に乗っかってない?」
「問答無用!」カスミ&京子
《b》《xbig》「ぎゃああああああ!」《/xbig》《/b》ワタル&アスナ
2人の容姿を笑ったワタルとアスナは2人から罰としてきついお仕置きをされるであった
お仕置きが終わり、ワタルとアスナが白目を向いて失神しているよこでカスミと京子はロアナの淹れた紅茶を飲みながら今回の本題に入っていた
「先日、ロックハート家の長男坊が逮捕されたことによって『ヘル・プラント』を密輸しているグループを一斉に摘発されたと昨日、レガイア騎士団から報告を受けたよ」
「そう言えばクリフが魔族と繋がっているって言ってだけど、その魔族とはどうやって連絡を取り合ってたんだい?」
「魔族とはこの魔導具『ケータイデンワ』で連絡を取り合ってたんだ」
テーブルに置かれた魔導具『ケータイデンワ』は折りたたみ式のガラケーに似ていた
「名前がそのまんまですね。しかもデザインが一昔前と言うより二昔前?」
「そもそも、この世界にも電話が存在していたの?魔導具言うけど、この街では見かけないわよ」
いつの間にか復活していたワタルとアスナが『ケータイデンワ』を眺めている
「この街は大陸の中で一番古いんだよ。魔導具も旧式か多くて、特に『ケータイデンワ』は普及が遅れているけど、旧式のものがごく僅かの人たちが持っているのさ」
「確かにこの間、ワタル達にせがまれて新しい冷蔵庫の魔導具を買いに行ったけど、その時に最新式がある中で大半が旧式だって言ってたね」
「お前たちは、何でミスティが『始まりの街』って呼ばれているか知らないだろ?」
京子が紅茶を飲んでクッキーを食べる
「今から1200年程前に神がこの大陸『クロノス』を創造して白亜紀の様な時代から始まり前途遼遠だったが大陸も発展して、最初の各種族を生み出しらしい。そこから各種族たちが知恵をつけ始めて、まず『村』を創ったと言う。それがこの『ミスティ』なのさ」
「へぇ、この世界にそんな歴史があったんですね。そう言えば京子さんは転生して何年になるんですか?」
「お前、ワタルって言ったね?それはアタシの年齢を聞こうとしてるのか?まぁ、いいけどね。アタシは転生されてから6年だ。ちなみに年齢は『17歳』だ」
「ぶぅぅ!」
京子が自分の年齢を『17歳』と言った瞬間、アスナが飲んでいる紅茶を吹き出して笑い出す
「あははは!じゅ、17歳って、最初に会った時から気になったけど、京子さんの声って井上喜久子にそっくりなのよ!年齢を聞いたら、多分『17歳』って答えると思ったけど案の定ね!」
「アスナちゃん、笑っちゃダメだよ!確かに声は似てるけど!」
爆笑しているアスナに京子が近寄ってきてアスナの腰に手を回して、そのままベアハッグを決める
「お前なぁ。そこは『おいおい!』だろ!それと今の言動は井上喜久子に失礼だろ!」
「ぎぃにゃぁぁぁ!なんで井上喜久子のこと知ってるのよぉぉ!17歳教万歳!ガクッ!」
再び京子からお仕置きをくらったアスナは泡を拭きながら気絶した
「やれやれ、ごめん、話の腰を折ったね。それで村だった『ミスティ』がその後、発展していき『街』になり、他の場所にも村や街が開拓され、そして今では7つの国が出来た」
「なるほど、それで、その魔族たちは、大陸全道を制服するってことかい?」
「単純な答えだな・・・。まあ、間違ってはないがね。魔族は手始めにミスティを制圧するために、1部の人間を自分たちの方に引き込んだと言うわけだ。その白羽の屋になったのが、ロックハート家の長男坊だったわけさ、クリフの供述によると魔族に『ヘル・プラント』をもらう条件でミスティ制圧の協力をしていたとの事だ」
「魔族から『ヘル・プラント』を?アレって魔界の花だったんですか?」
「アレは元々、魔界から密輸されて来たものなんだ。どこからか情報を聞いてきた人間がどうやったか知らないが魔族とコンタクトを取り、今に至ると言うわけだ」
京子は胸ポケットから煙草を取り出し火をつけて煙草を吸う
「まあ、結論から言うと奴らの今回の作戦は失敗に終わったワケだ。・・・ただ、終わっただけならよかったんだがな・・・魔族も馬鹿じゃない」
「何が言いたいんだい?」
「今回の件でカスミ、お前の事が魔族に知られた様だよ。これからはお前にも奴らの魔の手が来るぞ」
それを聞いたカスミは怯むどころか足を組み呑気に紅茶を飲み、ホッと息を整えてどや顔で京子を睨む
「それで、その魔族は当然、強いんだろうね?そうじゃなきゃ面白くないよ」
カスミの大胆の発言にワタルとアスナがあっけに取られてる中、京子は大爆笑した
「あっはっはっは!流石だよ!お前なら、そう言うと思ってたよ!確かに魔族にいい様されるのは癪だもんな!思いっきりぶっ飛ばしてやれ!」
「何、呑気な事を!魔族に狙われると言う事は、カスミさんだけじゃなくファミリアの子供たちにも被害が及ぶんですよ!京子さんも変に煽らないてください!」
ワタルがカスミと京子を激しく叱咤するも、当の2人は紅茶を飲みくつろいでいる
「安心しろ。このミスティ全体には、特殊な結界が施されて居るから滅多な事じゃない限り魔族は攻めて来ないよ」
「ワタルの言う事も一律あるね。なら、ロジー達に護身術を教えるのもいいね」
(京子さんは兎も角、カスミさんは妙にズレてる気がする・・・・)
(そこら辺は、カスミだしね。まさに『お母さんの理屈』ってヤツよ)
NEXT 「魔導具と前世の宿敵 後編」
「相変わらずですけど、この部屋に来ると緊張しますね?ここのギルドマスターって強面だから」
「緊張するってここに来るのはまだ2回目でしょ?それゃまあ、強面なのは認めるけどね」
「アンタ達は騙されてるよ。あのギルドマスターの姿はニセモノさね」
「それってどういうことよ?」
ガチャ
カスミは何かに気がついている様だがワタル達に話さず無言でギルドマスターを待っていると扉が開き1人の女性が入って来る
「遅くなって悪い待たせたね」
「えっ?誰よこの人?」
「このギルドにこんな美人なお姉さんって居ましたか?」
部屋に入ってきた女性は、目が釣り上がっていて緑色の髪をしたショートカットのキャリアウーマンといった感じの女性であった
「美人と言ってくれてありがとう。お世辞でも嬉しいよ」
「それで今回は何の様なんだい?『京子』」
「『京子』?カスミさん、この人の事を知っているんですか?」
カスミは『京子』と呼んだ女性をじっとにらみ続けた
「最初に会って握手した時に気づいたんだよ。アンタの手の握り方がある人物とそっくりなんでね。前世の私つまり女子プロレスラー『レオ宍戸』だった頃、よく試合をした相手『神取京子』の握り方に似てるのさ。京子、アンタは握手する時にいつも親指と人差し指だけに必要以上に、力を入れる癖があったからね。そして!!」
カスミが突然、立ち上がって、京子に向かって走り出して掴みかかろうとすると京子もそれに対して両手を広げて待ち構える
「ちょっとカスミさん!何やってるんですか!?いきなり京子さんに喧嘩を挑むなんて!やめ・・」
ガシッ!
激しい衝撃音とともに、2人ががっちりと組み合った
「これは!ロックアップね!カスミはロックアップする事で相手を確かめようとしたんだわ!」
カスミと京子は、力強く組み合いながらにらみ続けて次第に笑い出した
「相変わらず、お前はやることが荒っぽいね!カスミ!いや、『レオ宍戸』!」
「アンタは転生しても力加減出来てない様だね!『バイソン神取』!」
「『バイソン神取』ですって!あの《b》『4.・4 東京ドーム 無差別級タイトルマッチ』《/b》でカスミと激しい試合をやった宿敵の『バイソン神取』ね!」
「今更だけど、前世のカスミさんはどんな容姿だったのな?」
ワタルは今更と思いながらスマホで前世のカスミ、つまり女子プロレスラー時代の『宍戸香澄』こと『レオ宍戸』を検索するのであった
「・・・レオ宍戸・・レオ宍戸っと、あっ!あった!・・・ぷぉぉ!」
レオ宍戸を検索して前世のカスミの画像を見たワタルが思わず吹き出す姿を見てアスナがニヤニヤしている
「うっ!これは凄い・・・!前世のカスミさんはイカつい顔(と言ってもペイントしてるけど)にガッチリとしたレスラーらしい姿だね。髪型が金髪のオールバックがメスライオンみたいだ」
「びっくりした?転生後のカスミの容姿とは180度も違うから、ねえワタル、『バイソン神取』を検索してみてよ。見たら、絶対笑うから(笑)」
アスナに言われて『バイソン神取』を検索して画像を見た途端、さっきよりも激しく吹き出し大爆笑するのであった
「バイソン神取はっと・・・!!!くくくっ!だはははは!何コレ!か、顔がババ、バッファローマンそっくりじゃん!目に縦線メイクでアフロって完全に狙ってる!ツノがないのが残念だけど」
「でしょ!しかも試合前の入場の時には黒いフードを着て入場するのよ!明らかに寝るやってるわよね!そこら辺を考えるとカスミがキン肉マンじゃない?それなんだけど・・・」
2人が爆笑しながら前世のカスミ達の話をしている最中に背後からカスミと京子が腕組みをしながらワタル達を睨んでいる
「アンタ達!何、人の容姿を見て笑っているんだ!失礼だろ!」
「い、いや、あのですね!あの容姿のギャップを見たら誰でも・・・」
「アタシがバッファローマンなのが、そんなに面白いのか?ならお前たちにハリケーンミキサーを食らわせないとね!」
「ちょっと落ち着いてよ!これは、そう!ちょっとしたギャグよ!って何気に乗っかってない?」
「問答無用!」カスミ&京子
《b》《xbig》「ぎゃああああああ!」《/xbig》《/b》ワタル&アスナ
2人の容姿を笑ったワタルとアスナは2人から罰としてきついお仕置きをされるであった
お仕置きが終わり、ワタルとアスナが白目を向いて失神しているよこでカスミと京子はロアナの淹れた紅茶を飲みながら今回の本題に入っていた
「先日、ロックハート家の長男坊が逮捕されたことによって『ヘル・プラント』を密輸しているグループを一斉に摘発されたと昨日、レガイア騎士団から報告を受けたよ」
「そう言えばクリフが魔族と繋がっているって言ってだけど、その魔族とはどうやって連絡を取り合ってたんだい?」
「魔族とはこの魔導具『ケータイデンワ』で連絡を取り合ってたんだ」
テーブルに置かれた魔導具『ケータイデンワ』は折りたたみ式のガラケーに似ていた
「名前がそのまんまですね。しかもデザインが一昔前と言うより二昔前?」
「そもそも、この世界にも電話が存在していたの?魔導具言うけど、この街では見かけないわよ」
いつの間にか復活していたワタルとアスナが『ケータイデンワ』を眺めている
「この街は大陸の中で一番古いんだよ。魔導具も旧式か多くて、特に『ケータイデンワ』は普及が遅れているけど、旧式のものがごく僅かの人たちが持っているのさ」
「確かにこの間、ワタル達にせがまれて新しい冷蔵庫の魔導具を買いに行ったけど、その時に最新式がある中で大半が旧式だって言ってたね」
「お前たちは、何でミスティが『始まりの街』って呼ばれているか知らないだろ?」
京子が紅茶を飲んでクッキーを食べる
「今から1200年程前に神がこの大陸『クロノス』を創造して白亜紀の様な時代から始まり前途遼遠だったが大陸も発展して、最初の各種族を生み出しらしい。そこから各種族たちが知恵をつけ始めて、まず『村』を創ったと言う。それがこの『ミスティ』なのさ」
「へぇ、この世界にそんな歴史があったんですね。そう言えば京子さんは転生して何年になるんですか?」
「お前、ワタルって言ったね?それはアタシの年齢を聞こうとしてるのか?まぁ、いいけどね。アタシは転生されてから6年だ。ちなみに年齢は『17歳』だ」
「ぶぅぅ!」
京子が自分の年齢を『17歳』と言った瞬間、アスナが飲んでいる紅茶を吹き出して笑い出す
「あははは!じゅ、17歳って、最初に会った時から気になったけど、京子さんの声って井上喜久子にそっくりなのよ!年齢を聞いたら、多分『17歳』って答えると思ったけど案の定ね!」
「アスナちゃん、笑っちゃダメだよ!確かに声は似てるけど!」
爆笑しているアスナに京子が近寄ってきてアスナの腰に手を回して、そのままベアハッグを決める
「お前なぁ。そこは『おいおい!』だろ!それと今の言動は井上喜久子に失礼だろ!」
「ぎぃにゃぁぁぁ!なんで井上喜久子のこと知ってるのよぉぉ!17歳教万歳!ガクッ!」
再び京子からお仕置きをくらったアスナは泡を拭きながら気絶した
「やれやれ、ごめん、話の腰を折ったね。それで村だった『ミスティ』がその後、発展していき『街』になり、他の場所にも村や街が開拓され、そして今では7つの国が出来た」
「なるほど、それで、その魔族たちは、大陸全道を制服するってことかい?」
「単純な答えだな・・・。まあ、間違ってはないがね。魔族は手始めにミスティを制圧するために、1部の人間を自分たちの方に引き込んだと言うわけだ。その白羽の屋になったのが、ロックハート家の長男坊だったわけさ、クリフの供述によると魔族に『ヘル・プラント』をもらう条件でミスティ制圧の協力をしていたとの事だ」
「魔族から『ヘル・プラント』を?アレって魔界の花だったんですか?」
「アレは元々、魔界から密輸されて来たものなんだ。どこからか情報を聞いてきた人間がどうやったか知らないが魔族とコンタクトを取り、今に至ると言うわけだ」
京子は胸ポケットから煙草を取り出し火をつけて煙草を吸う
「まあ、結論から言うと奴らの今回の作戦は失敗に終わったワケだ。・・・ただ、終わっただけならよかったんだがな・・・魔族も馬鹿じゃない」
「何が言いたいんだい?」
「今回の件でカスミ、お前の事が魔族に知られた様だよ。これからはお前にも奴らの魔の手が来るぞ」
それを聞いたカスミは怯むどころか足を組み呑気に紅茶を飲み、ホッと息を整えてどや顔で京子を睨む
「それで、その魔族は当然、強いんだろうね?そうじゃなきゃ面白くないよ」
カスミの大胆の発言にワタルとアスナがあっけに取られてる中、京子は大爆笑した
「あっはっはっは!流石だよ!お前なら、そう言うと思ってたよ!確かに魔族にいい様されるのは癪だもんな!思いっきりぶっ飛ばしてやれ!」
「何、呑気な事を!魔族に狙われると言う事は、カスミさんだけじゃなくファミリアの子供たちにも被害が及ぶんですよ!京子さんも変に煽らないてください!」
ワタルがカスミと京子を激しく叱咤するも、当の2人は紅茶を飲みくつろいでいる
「安心しろ。このミスティ全体には、特殊な結界が施されて居るから滅多な事じゃない限り魔族は攻めて来ないよ」
「ワタルの言う事も一律あるね。なら、ロジー達に護身術を教えるのもいいね」
(京子さんは兎も角、カスミさんは妙にズレてる気がする・・・・)
(そこら辺は、カスミだしね。まさに『お母さんの理屈』ってヤツよ)
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