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17 わたしは‥‥‥
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この国の人が、聖樹のことを口にする時、この国の人々の顔には複雑な影が落ちるようになった。
聖樹への道の困難さが想像を超えていること。その道を整える道のりは果てしないことだと本当に理解して来たのだ。
わたしもそう思う。日本の技術でも大変だろうに、この世界で‥‥‥何代にも渡る困難な事業だろう。
それに今、聖樹は落ち着いている。わざわざややこしいことに手を出す必要はない。
でも、わたしは国や貴族を困らせたい。
だから、聖樹への道を整えることを示唆した。
すると面白いようにその提案を自分が言い出したことのように主張する貴族があらわれた。
侍女のひとりが憤慨して報告してくれたのは、そんな日のことだった。
「ユラリ様、あの方々、自分の案のように鼻高々に語っていました。『聖女様のために道を造るのだ』と。なんて厚かましい」
彼女の頬は赤く、拳を握りしめていた。
わたしは少し笑って、静かに首を振った。
「言うだけなら簡単よ。でも実行となれば足並みを揃えなければならない。派閥ごとに勝手に始めれば政治が混乱して、結局苦しむのは民衆だわ。でも、いつか現れる未来の聖女様は道が整えられていると助かるでしょうから、聖女様のためにって言うのは本当ね」
侍女は唇をかんで俯いたが、やがて小さく頷いた。わたしの言葉を聞いても怒りは消えなかったかもしれない。
それでも、彼女の胸の火を鎮めておきたい。
案の定、貴族たちは互いに「これは自分が言い出した」と競い合ったらしい。侍女を通して耳に入る話は滑稽でもあり、悲しくもあった。わたしが最初に呟いた「道を整えておけばいい」という言葉は、誰かの手によってすでに塗り替えられている。
侍女たちは憤りを隠さなかったが、わたしは気に留めなかった。功績などどうでもいい。ただ道ができればそれでいいのだから。
それに道を作ることで、貴族の我々にも‥‥‥・そう考えているのはわかっているから。
最近はわたしの絵姿がひそかに売られていると聞いている。妊婦は無事に出産し、産まれた子供は健やかに。
そんな願いを絵姿が受け止めているとか‥‥‥
◇
神殿に足を運ぶと、そこには静けさと、押し殺した熱があった。
祈りのざわめき。けれど人々の視線は女神の像に向かってはいない。ほとんどの瞳が、わたしを見上げていた。
「聖女様……どうか」「ユラリ様、子を……」
耳に入るのは切実な声ばかり。わたしの祈りに縋るような視線が、幾百も突き刺さる。
女神ではなく、わたしに。
神官たちの視線が痛かった。戸惑いと焦りが混ざった目。彼らは「女神こそがすべてだ」と繰り返すが、人々の祈りは聞かない。
彼らの祈りを聞くのはわたしだけ。 わたし自身は女神に祈りを捧げているのだが‥‥‥・
それが今日、久しぶりに女神が現れた。
「久しぶり」わたしから声をかけた。
「久しぶり。たいした手腕ね」
「褒めてくれてるの?ありがとう」
「お願いがあるの」と女神のお願いって?
「なに?それを聞いたら帰れる?」
「‥‥‥いいえ、意地悪、言わないで」
「わかったわ。なに?」
「人が聖樹のそばにいると瘴気がたまらないの」
「そう。わかったの?」
「ええ。最初の聖樹は本当に清らか」
「そういうことなら、人々が聖樹を見に行ったら、どの聖樹も清浄を保てるってことね」
「そういうことなの」
「それでなにがお願いなの?」
「その‥‥‥聖樹への道を整えるように言って欲しい」と女神が言うが、間抜けだ。
「神託で言えばいいでしょ」
「言うけど、ユラリからも言って欲しいの。あなたの言葉は力があるわ。正直ここまで力を持つとは」
「そうね、怒りって大きな力ね。今でも貴族は許せない」
「わたしも、あなたに対してあんなことをするとは」
「考えたくないことよ。でも希望の芽まで摘みたくないわ」と言うと女神は少しほっとしたようだ。
程なく、神託が発表された。
七本の聖樹の道を正し、整えよ。
その道は聖女の御力にすがりて開かれん。
汝らは一度は聖樹を目指し、祈りを捧ぐ旅を行え。
旅に挑む者を助け、弱きを支えよ。
かくして国は祝福に満ち、命の泉は再び湧き出でん。
この神託が出ると侍女たちが、大喜びで知らせてくれた。
「ユラリ様のお力にすがりなさいですって‥‥‥女神様もわかっているんですね」
「出来るだけの協力はするけど、七本。一本は整ってるから、残り六本。次の世代に期待だけど‥‥‥」
「やって貰いましょう」と侍女が厳かに言うのがちょっと可笑しい。
人々は、積む石を用意出来ずとも、道をふさぐ木を倒すなど、小さなことをやり初めたそうだ。
わたしはそう言った話を聞くたびに、居心地が悪い。わたしは被害者だ。これは間違いない。
だが、人々はなにもしてない。怒りに任せてわたしがやったことはなんだったのか?
弱いもの虐めをやった。そんな後悔が胸にあふれてどうしようもない日がある。
許すつもりはないが、幸せになるのを邪魔するのはやめだ。
人々は貴族たちが議論している間に動き出した。だからわたしは協力する。
「工事の人たちは安全にしてるんでしょうか?食事はちゃんととれてるのでしょうか?」
お茶の時、ふと話題を振ってみた。
「あぁそれですね。マクなんとかって商人が、いい人らしくて‥‥・えーーと全部は無理だけど、三番目の聖樹の道作りをやってると聞きました」
「そう、三番目ですか?」記憶をたどった。
「では、わたしも祈りに行きましょう。たいしたことは出来ないけど」
「ユラリ様、ご一緒します」
わたしは侍女と護衛を引き連れて工事を見に行った。
もちろん、連絡は行っているから人々が待っていた。
「皆様、ほんとうにご苦労様です。祈るしか出来ないわたくしですが、道の困難さは存じてます。あの時はただただ夢中でした。
皆様の指揮をとっておられるマクミラン様もありがとうございます。工事の無事をお祈りいたします」
そう挨拶するとわたしは祈り始めた。
道はなんとか整った。細い道ながら歩く場所があるのは楽だと思う。
また神託があった。これは女神が一人で出したものだ。
汝らよ、己が罪を贖わんと望むならば、迷うことなく聖樹のもとに歩み寄れ。
聖樹は汝の影を映し、心の奥底に潜む穢れを映し出すであろう。
逃げるなかれ。目を背けるなかれ。
罪を直視し、その重さを胸に抱き、悔い改めよ。
罪は時に大地を蝕み、時に人の絆を裂き、時に天の恵みを遠ざける。
されど聖樹の根は深く、枝は天に至る。
汝が涙と祈りを受け入れ、幾度倒れても立ち上がる姿を、聖樹は決して見捨てぬ。
やがて、悔い改めた者の耳に、かすかな囁きが届くであろう。
それは天の風。地の囁き。命の律動。
その導きに従うならば、新しき道が汝の前に開かれる。
それは罪に沈んだ旧き道ではなく、悔いと祈りによって築かれた、光に至る道である。
汝が歩む道が絶望に閉ざされぬように。
汝の祈りが虚空に散らぬように。
聖樹はここにあり、汝の反省を受け止め、再生への兆しを示さん。
残念ながら、意味がよくわからないが、この神託以降聖樹のもとで、長く滞在する者が出た。
神官も常駐するようになったらしい。
まぁ聖樹のものに人がいるように女神が工夫したってことかな?
この神託は無視されなかったと言うことね。
この国を許すことはいまだに出来ない。だが、恨みは薄くなってきている。
ずっと恨むのは疲れるし。
怒りにまかせて子供を取り上げた。
わたしと同じように不幸になれと思った。
だが、人々はわたしの恨みとは別に、自分の人生を切り開いていった。
そこにわたしの恨みは形をなくした。
そして――山へと続く細い道は、確かなものになった。
一人がやっと歩ける細い道だ。だが、人々の祈りと希望が紡ぐ道だ。
窓辺に立ち、遠くの山を眺める。夕陽が稜線を染めている。
わたしは両手を合わせ、静かに瞳を閉じる。
「ありがたいこと」
思わず口をついて出た言葉が、風に溶けた。ごく自然にそう思えた。
明日もまた、神殿では人々が女神ではなくわたしに祈るだろう。嫌がらせから始めたことだが、それがわたしにとっても自然なことになった。
祈りが人を結び、未来を紡ぐのなら、わたしは祈り続ける。
わたしの祈りは、もうこの国に根を下ろした。そしてわたしはこの国を愛している。
聖樹への道の困難さが想像を超えていること。その道を整える道のりは果てしないことだと本当に理解して来たのだ。
わたしもそう思う。日本の技術でも大変だろうに、この世界で‥‥‥何代にも渡る困難な事業だろう。
それに今、聖樹は落ち着いている。わざわざややこしいことに手を出す必要はない。
でも、わたしは国や貴族を困らせたい。
だから、聖樹への道を整えることを示唆した。
すると面白いようにその提案を自分が言い出したことのように主張する貴族があらわれた。
侍女のひとりが憤慨して報告してくれたのは、そんな日のことだった。
「ユラリ様、あの方々、自分の案のように鼻高々に語っていました。『聖女様のために道を造るのだ』と。なんて厚かましい」
彼女の頬は赤く、拳を握りしめていた。
わたしは少し笑って、静かに首を振った。
「言うだけなら簡単よ。でも実行となれば足並みを揃えなければならない。派閥ごとに勝手に始めれば政治が混乱して、結局苦しむのは民衆だわ。でも、いつか現れる未来の聖女様は道が整えられていると助かるでしょうから、聖女様のためにって言うのは本当ね」
侍女は唇をかんで俯いたが、やがて小さく頷いた。わたしの言葉を聞いても怒りは消えなかったかもしれない。
それでも、彼女の胸の火を鎮めておきたい。
案の定、貴族たちは互いに「これは自分が言い出した」と競い合ったらしい。侍女を通して耳に入る話は滑稽でもあり、悲しくもあった。わたしが最初に呟いた「道を整えておけばいい」という言葉は、誰かの手によってすでに塗り替えられている。
侍女たちは憤りを隠さなかったが、わたしは気に留めなかった。功績などどうでもいい。ただ道ができればそれでいいのだから。
それに道を作ることで、貴族の我々にも‥‥‥・そう考えているのはわかっているから。
最近はわたしの絵姿がひそかに売られていると聞いている。妊婦は無事に出産し、産まれた子供は健やかに。
そんな願いを絵姿が受け止めているとか‥‥‥
◇
神殿に足を運ぶと、そこには静けさと、押し殺した熱があった。
祈りのざわめき。けれど人々の視線は女神の像に向かってはいない。ほとんどの瞳が、わたしを見上げていた。
「聖女様……どうか」「ユラリ様、子を……」
耳に入るのは切実な声ばかり。わたしの祈りに縋るような視線が、幾百も突き刺さる。
女神ではなく、わたしに。
神官たちの視線が痛かった。戸惑いと焦りが混ざった目。彼らは「女神こそがすべてだ」と繰り返すが、人々の祈りは聞かない。
彼らの祈りを聞くのはわたしだけ。 わたし自身は女神に祈りを捧げているのだが‥‥‥・
それが今日、久しぶりに女神が現れた。
「久しぶり」わたしから声をかけた。
「久しぶり。たいした手腕ね」
「褒めてくれてるの?ありがとう」
「お願いがあるの」と女神のお願いって?
「なに?それを聞いたら帰れる?」
「‥‥‥いいえ、意地悪、言わないで」
「わかったわ。なに?」
「人が聖樹のそばにいると瘴気がたまらないの」
「そう。わかったの?」
「ええ。最初の聖樹は本当に清らか」
「そういうことなら、人々が聖樹を見に行ったら、どの聖樹も清浄を保てるってことね」
「そういうことなの」
「それでなにがお願いなの?」
「その‥‥‥聖樹への道を整えるように言って欲しい」と女神が言うが、間抜けだ。
「神託で言えばいいでしょ」
「言うけど、ユラリからも言って欲しいの。あなたの言葉は力があるわ。正直ここまで力を持つとは」
「そうね、怒りって大きな力ね。今でも貴族は許せない」
「わたしも、あなたに対してあんなことをするとは」
「考えたくないことよ。でも希望の芽まで摘みたくないわ」と言うと女神は少しほっとしたようだ。
程なく、神託が発表された。
七本の聖樹の道を正し、整えよ。
その道は聖女の御力にすがりて開かれん。
汝らは一度は聖樹を目指し、祈りを捧ぐ旅を行え。
旅に挑む者を助け、弱きを支えよ。
かくして国は祝福に満ち、命の泉は再び湧き出でん。
この神託が出ると侍女たちが、大喜びで知らせてくれた。
「ユラリ様のお力にすがりなさいですって‥‥‥女神様もわかっているんですね」
「出来るだけの協力はするけど、七本。一本は整ってるから、残り六本。次の世代に期待だけど‥‥‥」
「やって貰いましょう」と侍女が厳かに言うのがちょっと可笑しい。
人々は、積む石を用意出来ずとも、道をふさぐ木を倒すなど、小さなことをやり初めたそうだ。
わたしはそう言った話を聞くたびに、居心地が悪い。わたしは被害者だ。これは間違いない。
だが、人々はなにもしてない。怒りに任せてわたしがやったことはなんだったのか?
弱いもの虐めをやった。そんな後悔が胸にあふれてどうしようもない日がある。
許すつもりはないが、幸せになるのを邪魔するのはやめだ。
人々は貴族たちが議論している間に動き出した。だからわたしは協力する。
「工事の人たちは安全にしてるんでしょうか?食事はちゃんととれてるのでしょうか?」
お茶の時、ふと話題を振ってみた。
「あぁそれですね。マクなんとかって商人が、いい人らしくて‥‥・えーーと全部は無理だけど、三番目の聖樹の道作りをやってると聞きました」
「そう、三番目ですか?」記憶をたどった。
「では、わたしも祈りに行きましょう。たいしたことは出来ないけど」
「ユラリ様、ご一緒します」
わたしは侍女と護衛を引き連れて工事を見に行った。
もちろん、連絡は行っているから人々が待っていた。
「皆様、ほんとうにご苦労様です。祈るしか出来ないわたくしですが、道の困難さは存じてます。あの時はただただ夢中でした。
皆様の指揮をとっておられるマクミラン様もありがとうございます。工事の無事をお祈りいたします」
そう挨拶するとわたしは祈り始めた。
道はなんとか整った。細い道ながら歩く場所があるのは楽だと思う。
また神託があった。これは女神が一人で出したものだ。
汝らよ、己が罪を贖わんと望むならば、迷うことなく聖樹のもとに歩み寄れ。
聖樹は汝の影を映し、心の奥底に潜む穢れを映し出すであろう。
逃げるなかれ。目を背けるなかれ。
罪を直視し、その重さを胸に抱き、悔い改めよ。
罪は時に大地を蝕み、時に人の絆を裂き、時に天の恵みを遠ざける。
されど聖樹の根は深く、枝は天に至る。
汝が涙と祈りを受け入れ、幾度倒れても立ち上がる姿を、聖樹は決して見捨てぬ。
やがて、悔い改めた者の耳に、かすかな囁きが届くであろう。
それは天の風。地の囁き。命の律動。
その導きに従うならば、新しき道が汝の前に開かれる。
それは罪に沈んだ旧き道ではなく、悔いと祈りによって築かれた、光に至る道である。
汝が歩む道が絶望に閉ざされぬように。
汝の祈りが虚空に散らぬように。
聖樹はここにあり、汝の反省を受け止め、再生への兆しを示さん。
残念ながら、意味がよくわからないが、この神託以降聖樹のもとで、長く滞在する者が出た。
神官も常駐するようになったらしい。
まぁ聖樹のものに人がいるように女神が工夫したってことかな?
この神託は無視されなかったと言うことね。
この国を許すことはいまだに出来ない。だが、恨みは薄くなってきている。
ずっと恨むのは疲れるし。
怒りにまかせて子供を取り上げた。
わたしと同じように不幸になれと思った。
だが、人々はわたしの恨みとは別に、自分の人生を切り開いていった。
そこにわたしの恨みは形をなくした。
そして――山へと続く細い道は、確かなものになった。
一人がやっと歩ける細い道だ。だが、人々の祈りと希望が紡ぐ道だ。
窓辺に立ち、遠くの山を眺める。夕陽が稜線を染めている。
わたしは両手を合わせ、静かに瞳を閉じる。
「ありがたいこと」
思わず口をついて出た言葉が、風に溶けた。ごく自然にそう思えた。
明日もまた、神殿では人々が女神ではなくわたしに祈るだろう。嫌がらせから始めたことだが、それがわたしにとっても自然なことになった。
祈りが人を結び、未来を紡ぐのなら、わたしは祈り続ける。
わたしの祈りは、もうこの国に根を下ろした。そしてわたしはこの国を愛している。
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