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44 秘密にしない婚約者を
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「エヴァン、カタリナ、君達の目から見てアリシアの体調はどうだい?」
「大丈夫ですってば」
お父様が私ではなくてお兄様に聞いている、何でかしら?私は大丈夫なのに、答えても無視されちゃった。
「こんなになるまで我慢するからよ?アリシアちゃんの大丈夫は信用度ゼロよ、ゼロ」
「お母様まで」
お母様も怒っている……本当に隠していた訳じゃないのよ、やだなー感じ悪いなーと思ってたら精神より先に体が悲鳴を上げただけなのに。
「聖女ミオ様の力は本物です、問題ないかと思います」
「私も同意します。体調は問題ないでしょう……ただ元凶がいる限り同じことが起こると思います」
お兄様とカタリナのお墨付きでやっと信じて貰えたけれど、ホントもう困っちゃうわ。
「アリシア。やっぱりエヴァンと結婚しなさい」
「へ」
お父様突然何を!
「我が国では婚約者は本人の意志も尊重するとのことで決めるのが遅いのは通例だが、このまま王太子をのさばらせておくのはまた同じことが起こる。もっと強い事実で撃退しなければならない」
「そうね、婚約者になれば強く牽制することもできるし……エヴァンはどうかし「よろしくお願いします義父上、義母上」……まあいいわね」
「お兄様!?」
食い気味過ぎるわよ!
「僭越ながら私も賛成です。今回の事で私一人ではアリシア様をお守りすることができなかった……とても、とても悔しい……アリシア様の為にもエヴァン様、お願いします!」
カタリナまで推してきた!ちょ、ちょっと待って頂戴。今まで兄として接してきたのよ、そんな事突然言われても困ってしまうわ。
「アリシア……アリーは私の事、嫌いかい?」
「うっ、眩しい! 」
お兄様がキラキラ増した笑顔でこちらを見ている。元々攻略対象者だから、かっこいいのよ!ただ、ゲームではアリシアは嫌われていたから、兄妹として仲良くなりたいって思ったけれど……いや、まさか私?私なの??
「私はアリーのことが大好きだよ。アリーは私のことが嫌い? 」
ひえっ!そんなことある訳ないじゃないですか!嫌いになるところがないくらいパーフェクトなのに!でもお兄様よ?ずっとお兄様だったのに婚約者?結婚するの?!いやいや、無理無理!こんなイケメンが旦那様?素敵ー、じゃなくて!
「お、お兄様にはもっと素敵な女性が……あ、ほら聖女ミオさんとか」
ミオとラブラブするのがゲームだったでしょう?!どうなの?
「聖女ミオは頼りになるが、結婚したいとは思わないな」
「そ、そうなんですか……」
そりゃちょっと変わってるところもあるけれど、ミオさんはいい子よ?
「彼女に侯爵夫人は務まらないと思います。それなら、短時間でも休みながらでもアリシア様の方が良いですよ」
「そ、そうかしら?」
「最近は馬車に乗っていることも出来ていますし、大丈夫、私がお支えします!」
カタリナにも力強く言われてしまってどうにも断れない状況になってしまっている気がするわ……。
「大丈夫ですってば」
お父様が私ではなくてお兄様に聞いている、何でかしら?私は大丈夫なのに、答えても無視されちゃった。
「こんなになるまで我慢するからよ?アリシアちゃんの大丈夫は信用度ゼロよ、ゼロ」
「お母様まで」
お母様も怒っている……本当に隠していた訳じゃないのよ、やだなー感じ悪いなーと思ってたら精神より先に体が悲鳴を上げただけなのに。
「聖女ミオ様の力は本物です、問題ないかと思います」
「私も同意します。体調は問題ないでしょう……ただ元凶がいる限り同じことが起こると思います」
お兄様とカタリナのお墨付きでやっと信じて貰えたけれど、ホントもう困っちゃうわ。
「アリシア。やっぱりエヴァンと結婚しなさい」
「へ」
お父様突然何を!
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「そうね、婚約者になれば強く牽制することもできるし……エヴァンはどうかし「よろしくお願いします義父上、義母上」……まあいいわね」
「お兄様!?」
食い気味過ぎるわよ!
「僭越ながら私も賛成です。今回の事で私一人ではアリシア様をお守りすることができなかった……とても、とても悔しい……アリシア様の為にもエヴァン様、お願いします!」
カタリナまで推してきた!ちょ、ちょっと待って頂戴。今まで兄として接してきたのよ、そんな事突然言われても困ってしまうわ。
「アリシア……アリーは私の事、嫌いかい?」
「うっ、眩しい! 」
お兄様がキラキラ増した笑顔でこちらを見ている。元々攻略対象者だから、かっこいいのよ!ただ、ゲームではアリシアは嫌われていたから、兄妹として仲良くなりたいって思ったけれど……いや、まさか私?私なの??
「私はアリーのことが大好きだよ。アリーは私のことが嫌い? 」
ひえっ!そんなことある訳ないじゃないですか!嫌いになるところがないくらいパーフェクトなのに!でもお兄様よ?ずっとお兄様だったのに婚約者?結婚するの?!いやいや、無理無理!こんなイケメンが旦那様?素敵ー、じゃなくて!
「お、お兄様にはもっと素敵な女性が……あ、ほら聖女ミオさんとか」
ミオとラブラブするのがゲームだったでしょう?!どうなの?
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「そ、そうなんですか……」
そりゃちょっと変わってるところもあるけれど、ミオさんはいい子よ?
「彼女に侯爵夫人は務まらないと思います。それなら、短時間でも休みながらでもアリシア様の方が良いですよ」
「そ、そうかしら?」
「最近は馬車に乗っていることも出来ていますし、大丈夫、私がお支えします!」
カタリナにも力強く言われてしまってどうにも断れない状況になってしまっている気がするわ……。
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