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番外編 ウィルヘルムの結婚
真相は
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今回の騒動は全てウィル様が後ろで糸を引いていた。
サイオトリス王国に狙いを定め、単独で動き出したそうだ。
まず、男爵令嬢をエルフリーデ嬢に近づけた。男爵令嬢はウィル様の手の者だ。ウィル様は暗部以外に直属の少数精鋭の影組織をいつのまにが作っていて、ハニートラップ専門の影を男爵令嬢としてサイオトリスに送り込んでいた。
そしてウォレス様もそのメンバーだった。
二人をエルフリーデ嬢に近づけ、男爵令嬢には「私が王太子に近づき、骨抜きにするのでエルフリーデ様はわざと断罪され、国外追放になり、地下組織と合流してください」と言わせ、ウォレス様には「一緒にこの国を変えよう。あなたの力が必要だ」と言わせ、エルフリーデ嬢が恋をするように仕向けた。
ウィル様の書いたシナリオ通り、ことが運ぶ横で、私達は属国に良い国を探せとか、妃にふさわしいような令嬢を探せとか、ウィル様のシナリオに気が付かないように色んな無駄な仕事をさせられていた。
ジェフリー様達が全てを知ったのはクーデターの少し前辺りらしい。どうも変だと気がついて、ウィル様に詰め寄ったら、けらけら笑いながら認めたという。
「お前らに任せていたら、いつまでも国は手に入らないからな」
「まだ他にもこんな手を使って取りに行っている国があるのですか?」
「さぁ、どうかな? まぁ、ギリギリになったら教えてやるよ」
ウィル様はいつものように悪い顔で笑っていたそうだ。
「エルフリーデ嬢はどうされているのですか?」
「彼女は自分がウィル様を利用しているつもりだったのだが、利用されたのは自分だったと知り、ショックを受けていたな。いちばんショックだったのはウォレスがウィル様の手の者だったことのようだ。彼女はウォレスが好きで、ウォレスを信じていたからな」
「ウォレス様は?」
「消えたよ。ウォレスも男爵令嬢も消えた。きっとまたどこかの国に潜入しているんじゃないかな?」
「エルフリーデ嬢、可哀想……」
ジェフリー様はふっと笑ったり。
「そうでもないさ。彼女と公爵も、元々王家を倒して国の実権を握ろうとしていた。そこをウィル様につけこまれたのさ」
つけこまれたか……。
「彼女は男爵令嬢の甘い言葉に引っかかり、地下組織に引き込まれ、そこで今度はウォレスのハニートラップに引っかかった。ウォレスには私もすっかり騙されたよ。あいつはどう見ても国を憂い、高い志を持つ男に見えた。最後は国を任せてもらっているのだからエルフリーデ嬢は傷ついたからもしれないが、終わりよければ全てよしと思うしかないのではないか?」
真実の愛も偽物だったのね。男爵令嬢は王太子を骨抜きにしたあと、国王や宰相もハニートラップをしかけ、見事にひっかけ、我が国の暗部の者を王宮に引き入れた。
セレスは「私はハニートラップは苦手なのよね。あれは絶対生まれつきの才能が必要だと思うわ」と常々言っているが確かにそれも一理あると思う。私なんて才能は皆無だろう。
国は落ち着き、ウィル様は次のターゲット国を定め、色々画策を始めているようだとジェフリー様は笑っている。
「私は最後の最後に報告を受けてから動くことにしておくよ。今回のように無駄に振り回されるのはごめんだ。ベルもウィル様には関わらない方がいいよ」
「そうね。なんだか私達、無駄ばたらきが多かったものね」
王太后様とのお茶会に呼ばれ、王宮に行くと、エルフリーデ嬢がいた。
「久しぶりでしょう? エルはサイオトリスの為によく働いてくれているから、今日はこちらでゆっくりしてもらおうと呼んだのよ」
王太后様もあの時から私の中では。すっかり腹黒たぬき認定をしている。
「じゃあ、私は所用があるので二人でゆっくりしてね」
しばらく他愛無い話をしたあと王太后様は席をだった。
「聖女様、あの時は色々ありがとうございました。全てをお知りになり、私の事を軽蔑されていますよね」
軽蔑? 時に何とも思わないけど……。
「いえ、エルフリーデ嬢はウィル様に陥れられて傷ついているのではないですか?」
私の言葉にエルフリーデ嬢は慌てたような顔をし、周りを見渡している。
「不敬ですわ。誰かに聞かれては大変です」
「大丈夫です。私の時に悪口を言われても陛下は痛くも痒くもありません」
「信頼されているのですね。羨ましいわ」
はぁ? 信頼? ないない。絶対ない。
「私は陛下を騙して近づきました。でも、本当はすっかり騙されていました。まだまだです。まだまだ甘いです」
目を伏せた。
「ウォレス様のことは?」
「好きでしたわ。本当にともにサイオトリスを作り直そうと思っていました。彼を信じていましたから。でも自業自得です」
いや、傷ついている。私の癒しアンテナにガンガン引っかかっている。
顔を上げたエルフリーデ嬢は笑顔を作った。
「良い国にします。私達が望んでやまなかった自由な国にします。聖女様も遊びに来てくださいませ」
「応援しているわ。また会いましょう」
エルフリーデ嬢と別れ、廊下を歩いていたら「ベル」と呼び止められた。この声はウィル様だ。
「怒ってるか?」
「いえ、今度は私は被害に遭っていないので怒っていませんよ」
「そうか。でも、謀った」
「謀られるのは慣れていますわ」
「そうだな」
陛下に聞いてみたかったことを投げかけた。
「なぜ、エルフリーデ嬢を妃にされなかったのですか? 妃にされた方がサイオトリス国を動かしやすいのではないですか?」
ウィル様はくすりと笑った。
「あんなにすぐに騙されてしまう令嬢は妃にはできない。それに彼女は惚れっぽい。ハニートラップに引っかかるやつは信用できないからな」
ハニートラップか。
「お妃様探しは前途多難ですね。ハニートラップに引っかからない令嬢なんているのかしら?」
「そうだな」
ウィル様は何かに気がついたように大きく手を打った。
「そうだ。お前達の娘を妃にする。産まれた時から、俺の意に沿うように鍛えるとするか。そうだな。それが良い。ジェフリーにもそう伝えておく。じゃあな」
ウィル様は言うだけで言って消えた。
私達の子供は息子だけだ。娘はまだいない。何を言っているのだろう? ウィル様は娘がいると思っているのだろうか?
屋敷に戻り、夕食のあと、ジェフリー様に宣言をした。
「私、もう子供は産みません。息子が二人いるしよろしいですわよね?」
「あぁ、構わないけど、急にどうしたの?」
ジェフリー様は不思議そうな顔で見つめる。
「今日、ウィル様にいわれたのです。妃は私達の娘にする。小さい頃から鍛えるって。だから娘が産まれたらウィル様に取られます。そんなの絶対に嫌」
「それは嫌だな。ヒューイ達にも娘を産まないように言っとかなきゃな。うちがダメならヒューイのところに火の粉が降りかかりそうだしな」
その後、ウィル様は沢山の国を属国にし、ファンベルグ王国はファンベルグ帝国となった。あれから私達は国取りには全く関与せず、見守る姿勢をとっている。ウィル様の精鋭を集めた影の軍団はいつのまにかヒューイ様達グラン家に吸収された。国が大きくなりすぎてウィル様は多忙になり、もう悪巧みをする時間がなくなったかららしい。
そして、私はあれ以来妊娠する事はなく、もちろん女児も産まれていない。セレスのところもだ。
そしてウィル様は相変わらず独身。王太后様はもう、耐えきれず仕事を、女官にふっている。我が国にはそのうち王妃という役職ができるかもしれない。
おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございました。これで本当におしまいです。
ウィルは結局まだ結婚しておりません。もう無理かなぁ~。
サイオトリス王国に狙いを定め、単独で動き出したそうだ。
まず、男爵令嬢をエルフリーデ嬢に近づけた。男爵令嬢はウィル様の手の者だ。ウィル様は暗部以外に直属の少数精鋭の影組織をいつのまにが作っていて、ハニートラップ専門の影を男爵令嬢としてサイオトリスに送り込んでいた。
そしてウォレス様もそのメンバーだった。
二人をエルフリーデ嬢に近づけ、男爵令嬢には「私が王太子に近づき、骨抜きにするのでエルフリーデ様はわざと断罪され、国外追放になり、地下組織と合流してください」と言わせ、ウォレス様には「一緒にこの国を変えよう。あなたの力が必要だ」と言わせ、エルフリーデ嬢が恋をするように仕向けた。
ウィル様の書いたシナリオ通り、ことが運ぶ横で、私達は属国に良い国を探せとか、妃にふさわしいような令嬢を探せとか、ウィル様のシナリオに気が付かないように色んな無駄な仕事をさせられていた。
ジェフリー様達が全てを知ったのはクーデターの少し前辺りらしい。どうも変だと気がついて、ウィル様に詰め寄ったら、けらけら笑いながら認めたという。
「お前らに任せていたら、いつまでも国は手に入らないからな」
「まだ他にもこんな手を使って取りに行っている国があるのですか?」
「さぁ、どうかな? まぁ、ギリギリになったら教えてやるよ」
ウィル様はいつものように悪い顔で笑っていたそうだ。
「エルフリーデ嬢はどうされているのですか?」
「彼女は自分がウィル様を利用しているつもりだったのだが、利用されたのは自分だったと知り、ショックを受けていたな。いちばんショックだったのはウォレスがウィル様の手の者だったことのようだ。彼女はウォレスが好きで、ウォレスを信じていたからな」
「ウォレス様は?」
「消えたよ。ウォレスも男爵令嬢も消えた。きっとまたどこかの国に潜入しているんじゃないかな?」
「エルフリーデ嬢、可哀想……」
ジェフリー様はふっと笑ったり。
「そうでもないさ。彼女と公爵も、元々王家を倒して国の実権を握ろうとしていた。そこをウィル様につけこまれたのさ」
つけこまれたか……。
「彼女は男爵令嬢の甘い言葉に引っかかり、地下組織に引き込まれ、そこで今度はウォレスのハニートラップに引っかかった。ウォレスには私もすっかり騙されたよ。あいつはどう見ても国を憂い、高い志を持つ男に見えた。最後は国を任せてもらっているのだからエルフリーデ嬢は傷ついたからもしれないが、終わりよければ全てよしと思うしかないのではないか?」
真実の愛も偽物だったのね。男爵令嬢は王太子を骨抜きにしたあと、国王や宰相もハニートラップをしかけ、見事にひっかけ、我が国の暗部の者を王宮に引き入れた。
セレスは「私はハニートラップは苦手なのよね。あれは絶対生まれつきの才能が必要だと思うわ」と常々言っているが確かにそれも一理あると思う。私なんて才能は皆無だろう。
国は落ち着き、ウィル様は次のターゲット国を定め、色々画策を始めているようだとジェフリー様は笑っている。
「私は最後の最後に報告を受けてから動くことにしておくよ。今回のように無駄に振り回されるのはごめんだ。ベルもウィル様には関わらない方がいいよ」
「そうね。なんだか私達、無駄ばたらきが多かったものね」
王太后様とのお茶会に呼ばれ、王宮に行くと、エルフリーデ嬢がいた。
「久しぶりでしょう? エルはサイオトリスの為によく働いてくれているから、今日はこちらでゆっくりしてもらおうと呼んだのよ」
王太后様もあの時から私の中では。すっかり腹黒たぬき認定をしている。
「じゃあ、私は所用があるので二人でゆっくりしてね」
しばらく他愛無い話をしたあと王太后様は席をだった。
「聖女様、あの時は色々ありがとうございました。全てをお知りになり、私の事を軽蔑されていますよね」
軽蔑? 時に何とも思わないけど……。
「いえ、エルフリーデ嬢はウィル様に陥れられて傷ついているのではないですか?」
私の言葉にエルフリーデ嬢は慌てたような顔をし、周りを見渡している。
「不敬ですわ。誰かに聞かれては大変です」
「大丈夫です。私の時に悪口を言われても陛下は痛くも痒くもありません」
「信頼されているのですね。羨ましいわ」
はぁ? 信頼? ないない。絶対ない。
「私は陛下を騙して近づきました。でも、本当はすっかり騙されていました。まだまだです。まだまだ甘いです」
目を伏せた。
「ウォレス様のことは?」
「好きでしたわ。本当にともにサイオトリスを作り直そうと思っていました。彼を信じていましたから。でも自業自得です」
いや、傷ついている。私の癒しアンテナにガンガン引っかかっている。
顔を上げたエルフリーデ嬢は笑顔を作った。
「良い国にします。私達が望んでやまなかった自由な国にします。聖女様も遊びに来てくださいませ」
「応援しているわ。また会いましょう」
エルフリーデ嬢と別れ、廊下を歩いていたら「ベル」と呼び止められた。この声はウィル様だ。
「怒ってるか?」
「いえ、今度は私は被害に遭っていないので怒っていませんよ」
「そうか。でも、謀った」
「謀られるのは慣れていますわ」
「そうだな」
陛下に聞いてみたかったことを投げかけた。
「なぜ、エルフリーデ嬢を妃にされなかったのですか? 妃にされた方がサイオトリス国を動かしやすいのではないですか?」
ウィル様はくすりと笑った。
「あんなにすぐに騙されてしまう令嬢は妃にはできない。それに彼女は惚れっぽい。ハニートラップに引っかかるやつは信用できないからな」
ハニートラップか。
「お妃様探しは前途多難ですね。ハニートラップに引っかからない令嬢なんているのかしら?」
「そうだな」
ウィル様は何かに気がついたように大きく手を打った。
「そうだ。お前達の娘を妃にする。産まれた時から、俺の意に沿うように鍛えるとするか。そうだな。それが良い。ジェフリーにもそう伝えておく。じゃあな」
ウィル様は言うだけで言って消えた。
私達の子供は息子だけだ。娘はまだいない。何を言っているのだろう? ウィル様は娘がいると思っているのだろうか?
屋敷に戻り、夕食のあと、ジェフリー様に宣言をした。
「私、もう子供は産みません。息子が二人いるしよろしいですわよね?」
「あぁ、構わないけど、急にどうしたの?」
ジェフリー様は不思議そうな顔で見つめる。
「今日、ウィル様にいわれたのです。妃は私達の娘にする。小さい頃から鍛えるって。だから娘が産まれたらウィル様に取られます。そんなの絶対に嫌」
「それは嫌だな。ヒューイ達にも娘を産まないように言っとかなきゃな。うちがダメならヒューイのところに火の粉が降りかかりそうだしな」
その後、ウィル様は沢山の国を属国にし、ファンベルグ王国はファンベルグ帝国となった。あれから私達は国取りには全く関与せず、見守る姿勢をとっている。ウィル様の精鋭を集めた影の軍団はいつのまにかヒューイ様達グラン家に吸収された。国が大きくなりすぎてウィル様は多忙になり、もう悪巧みをする時間がなくなったかららしい。
そして、私はあれ以来妊娠する事はなく、もちろん女児も産まれていない。セレスのところもだ。
そしてウィル様は相変わらず独身。王太后様はもう、耐えきれず仕事を、女官にふっている。我が国にはそのうち王妃という役職ができるかもしれない。
おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございました。これで本当におしまいです。
ウィルは結局まだ結婚しておりません。もう無理かなぁ~。
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ウィル様の嫁は、光源氏計画でもしない限り見つからないでしょうねww
楽しいお話をありがとうございました😊
感想ありがとうございます。ウィル様は色恋沙汰に全く興味がなく、自分以外は全て駒だと思っている人なので結婚はむずかしいですね。次の国王はどうなるのでしょうね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バタバタですわ
昔、王家が荒れていた頃に敵から逃げ、隠れるために作られた時いたことがある。 → 隠れるために作られたと聞いたことがある
あとは聖女様に結界を張っていただき、不認識魔法と防音魔法をかけていただくだけです」 → 隠蔽魔法と防音魔法をかけて の方が良くないかな?
私は南の離宮全体に癒しの魔法をかけた。皆の顔に正気が戻る。 → 皆の顔に生気が戻る
ありがとうございます。修正しました。
相変わらず陛下はクズですね〜ww
まぁ、ブレないのはイイコト…なのかな?(≧ω≦。)プププ
その内、近しい人に刺されそうですけどね!
感想ありがとうございます。
ウィルのクズさにも磨きがかかってきて、ますます嫌な奴になっております。
たのしんでもらえると嬉しいです。