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目覚めちゃった
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私が目覚めたのはクロフォード家のお屋敷の一室だった。
あの日魔力枯渇で倒れた私はハインリッヒ様の希望でクロフォード家に運ばれたそうだ。
宮廷医師からはいつ目覚めるかわからない。このまま目覚めないかもしれないと言われたらしい。
責任を感じたハインリッヒ様は私を連れてきたのだな。
私は魔力枯渇で死ぬはずだった。あれほど魔力を使ったのに死なずに回復する私っていったい???
「私のことなどお気になさらなくて良かったのに。あの時お別れしたではありませんか」
「別れなどした覚えはない」
「ハインリッヒ様は私がお嫌いでしょう。私が迷惑だったのではなかったのですか」
私は嫌われていた。避けられていたはず。
「そんなことはない」
今のハインリッヒ様の顔は私を嫌っている風ではない。
それどころか目の奥には熱いモノが溢れている気もする。
魅了の魔法なんてかけた覚えはないんですが……。
そもそも私は魅了の魔法なんて使えない。
「私は怖かったんだ。私の事など好いてくれる訳がないと思っていた。自分が傷つきたくないばかりにシャーロットを傷つけてしまった」
えっ? 嫌われてなかったの?
「嫌われてなかったのですか? ここに連れてきてくれたのは責任を感じたからではないのですか?」
「ああ、むしろ好ましく思っている」
ハインリッヒ様は顔を赤らめ私の手をぎゅっと握る。
「痛い……」
「すまない」
この人は力の加減ができないのか。
「許してやってくれ。ハインリッヒは女慣れしていない。力加減がわからんのだ」
部屋に入ってきたアーノルド殿下が苦笑している。
「結婚式は来月だ。間に合ってよかった。もう、ドレスもできてるしな」
結婚式が来月? えっ?
「私どれだけ眠っていたのですか」
まぁ、魔力枯渇で死ぬと思っていたのに、生きていたのだからそれにもびっくりした。どれだけ眠ったら魔力が戻ったのだろう。
「2ヶ月だ」
2ヶ月? 2ヶ月で戻ったの?
私は自分の魔力量に驚く。普通の魔導士なら絶対死んでるはずだ。
「ハインリッヒは目が覚めなかったらそのままウエディングドレスを着せて、抱っこして式をあげるって言ったけど、とりあえずよかったな」
アーノルド殿下は苦笑いしていた。
私は目覚めたもののまだ身体が思うように動かなかった。
小さい頃から私に着いてくれている侍女のミランダとクロフォード家のメイドが基本、色々世話をしてくれているが、騎士の仕事の合間をぬってハインリッヒ様も甲斐甲斐しく世話ん焼いてくれている。
ハインリッヒ様がこんなに世話好きだったとは全く知らなかった。
あの日魔力枯渇で倒れた私はハインリッヒ様の希望でクロフォード家に運ばれたそうだ。
宮廷医師からはいつ目覚めるかわからない。このまま目覚めないかもしれないと言われたらしい。
責任を感じたハインリッヒ様は私を連れてきたのだな。
私は魔力枯渇で死ぬはずだった。あれほど魔力を使ったのに死なずに回復する私っていったい???
「私のことなどお気になさらなくて良かったのに。あの時お別れしたではありませんか」
「別れなどした覚えはない」
「ハインリッヒ様は私がお嫌いでしょう。私が迷惑だったのではなかったのですか」
私は嫌われていた。避けられていたはず。
「そんなことはない」
今のハインリッヒ様の顔は私を嫌っている風ではない。
それどころか目の奥には熱いモノが溢れている気もする。
魅了の魔法なんてかけた覚えはないんですが……。
そもそも私は魅了の魔法なんて使えない。
「私は怖かったんだ。私の事など好いてくれる訳がないと思っていた。自分が傷つきたくないばかりにシャーロットを傷つけてしまった」
えっ? 嫌われてなかったの?
「嫌われてなかったのですか? ここに連れてきてくれたのは責任を感じたからではないのですか?」
「ああ、むしろ好ましく思っている」
ハインリッヒ様は顔を赤らめ私の手をぎゅっと握る。
「痛い……」
「すまない」
この人は力の加減ができないのか。
「許してやってくれ。ハインリッヒは女慣れしていない。力加減がわからんのだ」
部屋に入ってきたアーノルド殿下が苦笑している。
「結婚式は来月だ。間に合ってよかった。もう、ドレスもできてるしな」
結婚式が来月? えっ?
「私どれだけ眠っていたのですか」
まぁ、魔力枯渇で死ぬと思っていたのに、生きていたのだからそれにもびっくりした。どれだけ眠ったら魔力が戻ったのだろう。
「2ヶ月だ」
2ヶ月? 2ヶ月で戻ったの?
私は自分の魔力量に驚く。普通の魔導士なら絶対死んでるはずだ。
「ハインリッヒは目が覚めなかったらそのままウエディングドレスを着せて、抱っこして式をあげるって言ったけど、とりあえずよかったな」
アーノルド殿下は苦笑いしていた。
私は目覚めたもののまだ身体が思うように動かなかった。
小さい頃から私に着いてくれている侍女のミランダとクロフォード家のメイドが基本、色々世話をしてくれているが、騎士の仕事の合間をぬってハインリッヒ様も甲斐甲斐しく世話ん焼いてくれている。
ハインリッヒ様がこんなに世話好きだったとは全く知らなかった。
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